JPS626802B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS626802B2 JPS626802B2 JP52125531A JP12553177A JPS626802B2 JP S626802 B2 JPS626802 B2 JP S626802B2 JP 52125531 A JP52125531 A JP 52125531A JP 12553177 A JP12553177 A JP 12553177A JP S626802 B2 JPS626802 B2 JP S626802B2
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- JP
- Japan
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- heater
- lid
- diode
- heat
- lid heater
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 3
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 18
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 18
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 18
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Chemical compound O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Cookers (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は簡単な構成で良好なる保温を行なう保
温器に関するものである。
温器に関するものである。
従来より電子ジヤー、炊飯ジヤー等においては
種々の形態の保温回路が提案されているが、いず
れも一長一短があつた。例えば、第1図は保温性
能が最も良いと考えられるジヤー炊飯器の回路構
成を示すもので、蓋体に保温時連続通電されるヒ
ータ1と、制御整流素子2によりオン、オフ制御
されるヒータ3をそれぞれ設けると共に、中容器
の外側面に蓋ヒータ3と同様にオン、オフ制御さ
れる側面ヒータ4を設けたものであるが、この構
成においては、次のような欠点を有するものであ
つた。
種々の形態の保温回路が提案されているが、いず
れも一長一短があつた。例えば、第1図は保温性
能が最も良いと考えられるジヤー炊飯器の回路構
成を示すもので、蓋体に保温時連続通電されるヒ
ータ1と、制御整流素子2によりオン、オフ制御
されるヒータ3をそれぞれ設けると共に、中容器
の外側面に蓋ヒータ3と同様にオン、オフ制御さ
れる側面ヒータ4を設けたものであるが、この構
成においては、次のような欠点を有するものであ
つた。
すなわち、この種の保温器では蓋ヒータが保温
物に与える温度の影響は大きく、特に周囲の雰囲
気温度が低いときに保温を行なう場合、制御整流
素子2によりオン、オフ制御される蓋ヒータ3の
みを設けたものにおいては、制御整流素子2がオ
フしている間に、内蓋に蒸気が結露し、そしてこ
れがご飯の上に落下してご飯がふやけるという問
題があり、したがつて上記第1図に示す構成にお
いては、前記蓋ヒータ3とは別個に常時通電され
る蓋ヒータ1を設けて制御整流素子2がオフして
いる間に内蒸に蒸気が結露するのを防いでいる。
この際、蓋ヒータ1の電力容量が大きすぎると、
保温物の上部温度が上がりすぎるので、通常、上
部からの必要最大保温電力の2分の1程度に設定
し、残りの必要保温電力を制御整流素子2により
オン、オフ制御される蓋ヒータ3により発生させ
ている。しかしながら、この構成においては、蓋
ヒータ1,3の2本が必要であるため、構造物に
複雑になるという欠点があつた。
物に与える温度の影響は大きく、特に周囲の雰囲
気温度が低いときに保温を行なう場合、制御整流
素子2によりオン、オフ制御される蓋ヒータ3の
みを設けたものにおいては、制御整流素子2がオ
フしている間に、内蓋に蒸気が結露し、そしてこ
れがご飯の上に落下してご飯がふやけるという問
題があり、したがつて上記第1図に示す構成にお
いては、前記蓋ヒータ3とは別個に常時通電され
る蓋ヒータ1を設けて制御整流素子2がオフして
いる間に内蒸に蒸気が結露するのを防いでいる。
この際、蓋ヒータ1の電力容量が大きすぎると、
保温物の上部温度が上がりすぎるので、通常、上
部からの必要最大保温電力の2分の1程度に設定
し、残りの必要保温電力を制御整流素子2により
オン、オフ制御される蓋ヒータ3により発生させ
ている。しかしながら、この構成においては、蓋
ヒータ1,3の2本が必要であるため、構造物に
複雑になるという欠点があつた。
なお第1図において、5は炊飯用ヒータ、6は
炊飯完了時に自動的に開成する自動スイツチ、7
は保温容器の温度を検知して制御整流素子2の導
通を制御する制御回路である。
炊飯完了時に自動的に開成する自動スイツチ、7
は保温容器の温度を検知して制御整流素子2の導
通を制御する制御回路である。
本発明は上記従来の欠点に鑑みてなされたもの
で、以下本発明の一実施例を第2図、第3図を参
照して説明する。第2図において、11は円筒状
の外容器、12は有底筒状の中容器で、上端部で
外容器11に連結している。13は外容器11と
中容器12との間に介在させた断熱材、14は中
容器12の内底部に装備した炊飯用ヒータ、15
は炊飯用ヒータ14上に着脱自在に載置した有底
筒状の内容器、16は内容器15の温度を感知し
炊飯完了時に開成する自動スイツチ、17は一端
を外容器11に回動自在に枢支した断熱構造の蓋
体で、内面には内容器15の上方開口部を覆う放
熱板18が設けられている。19は蓋体17に設
けた保温用の蓋ヒータ、20は中容器12の外側
面に設けた保温用の側面ヒータ、21は温度制御
ユニツトである。
で、以下本発明の一実施例を第2図、第3図を参
照して説明する。第2図において、11は円筒状
の外容器、12は有底筒状の中容器で、上端部で
外容器11に連結している。13は外容器11と
中容器12との間に介在させた断熱材、14は中
容器12の内底部に装備した炊飯用ヒータ、15
は炊飯用ヒータ14上に着脱自在に載置した有底
筒状の内容器、16は内容器15の温度を感知し
炊飯完了時に開成する自動スイツチ、17は一端
を外容器11に回動自在に枢支した断熱構造の蓋
体で、内面には内容器15の上方開口部を覆う放
熱板18が設けられている。19は蓋体17に設
けた保温用の蓋ヒータ、20は中容器12の外側
面に設けた保温用の側面ヒータ、21は温度制御
ユニツトである。
第3図は回路構成を示すもので、蓋ヒータ19
と第1のダイオード22とを直列に接続し、この
回路に並列に側面ヒータ20を接続している。ま
たこの接続点には、制御回路23によりその導通
が制御されるサイリスタ等の制御整流素子24が
接続してあり、さらに前記蓋ヒータ19と第1の
ダイオード22との接続点に、制御整流素子24
に逆方向に第2のダイオード25を接続してい
る。
と第1のダイオード22とを直列に接続し、この
回路に並列に側面ヒータ20を接続している。ま
たこの接続点には、制御回路23によりその導通
が制御されるサイリスタ等の制御整流素子24が
接続してあり、さらに前記蓋ヒータ19と第1の
ダイオード22との接続点に、制御整流素子24
に逆方向に第2のダイオード25を接続してい
る。
以上の構成において、炊飯時には自動スイツチ
16は閉じており、炊飯用ヒータ14のみが発熱
し、内容器15を高ワツトの状態で加熱する。次
に炊飯が完了すると、自動スイツチ16が開成す
るため、自動スイツチ16に並列接続した保温回
路に通電が開始される。そして蓋ヒータ19に
は、電源ラインBが電源ラインAに対して正であ
るとき、第2のダイオード25→蓋ヒータ19→
側面ヒータ20→炊飯用ヒータ14の順で半波の
電流が流れ、蓋ヒータ19はその電気容量の約1/
2の電力で発熱することになる。一方、中容器1
2の周面に取付けた温度検出用センサー(図示せ
ず)が内容器15の温度を検出し、その検出温度
が設定温度より低くなると、制御整流素子24の
ゲートに制御回路23よりトリガ信号が印加され
て制御整流素子24をオンさせる。このオンによ
り、電源ラインAが電源ラインBに対して正とな
るときは、炊飯用ヒータ14→第1のダイオード
22→蓋ヒータ19→制御整流素子24の経路、
および炊飯用ヒータ14→側面ヒータ20→制御
整流素子24の経路を通して半波の電流が流れ
る。この場合、蓋ヒータ19の抵抗値は、炊飯ヒ
ータ14と側面ヒータ20との直列合算抵抗値の
約10倍以上あるため、ほとんどの電圧はこの蓋ヒ
ータ19に印加されることになり、かつ電流は半
波の電流であるため、蓋ヒータ19は常にその電
気容量の約1/2の電力で発熱し、そして制御整流
素子24のオン、オフにおけるオン時にその電力
を消費するものであるから、蓋ヒータ19の消費
電力は上記従来の蓋ヒータの消費電力と同じであ
り、蓋ヒータ19からの保温状態に与える影響も
従来と同様となる。
16は閉じており、炊飯用ヒータ14のみが発熱
し、内容器15を高ワツトの状態で加熱する。次
に炊飯が完了すると、自動スイツチ16が開成す
るため、自動スイツチ16に並列接続した保温回
路に通電が開始される。そして蓋ヒータ19に
は、電源ラインBが電源ラインAに対して正であ
るとき、第2のダイオード25→蓋ヒータ19→
側面ヒータ20→炊飯用ヒータ14の順で半波の
電流が流れ、蓋ヒータ19はその電気容量の約1/
2の電力で発熱することになる。一方、中容器1
2の周面に取付けた温度検出用センサー(図示せ
ず)が内容器15の温度を検出し、その検出温度
が設定温度より低くなると、制御整流素子24の
ゲートに制御回路23よりトリガ信号が印加され
て制御整流素子24をオンさせる。このオンによ
り、電源ラインAが電源ラインBに対して正とな
るときは、炊飯用ヒータ14→第1のダイオード
22→蓋ヒータ19→制御整流素子24の経路、
および炊飯用ヒータ14→側面ヒータ20→制御
整流素子24の経路を通して半波の電流が流れ
る。この場合、蓋ヒータ19の抵抗値は、炊飯ヒ
ータ14と側面ヒータ20との直列合算抵抗値の
約10倍以上あるため、ほとんどの電圧はこの蓋ヒ
ータ19に印加されることになり、かつ電流は半
波の電流であるため、蓋ヒータ19は常にその電
気容量の約1/2の電力で発熱し、そして制御整流
素子24のオン、オフにおけるオン時にその電力
を消費するものであるから、蓋ヒータ19の消費
電力は上記従来の蓋ヒータの消費電力と同じであ
り、蓋ヒータ19からの保温状態に与える影響も
従来と同様となる。
以上の説明から明らかなように本発明によれ
ば、蓋体に設けられた蓋ヒータに第1のダイオー
ドを直列接続し、この回路に中容器の外側面に設
けられた側面ヒータを並列接続し、前記蓋ヒータ
と前記側面ヒータの接続点に前記第1のダイオー
ドと同方向に制御回路によりその導通が制御され
る制御整流素子を接続し、前記蓋ヒータと前記第
1のダイオードの接続点に前記制御整流素子と逆
方向に第2のダイオードを接続したもので、この
ような構成とすることにより、保温性能を損うこ
となく、保温用の蓋ヒータの減少を図ることがで
き、その結果、大幅なコストダウンを図ることが
できるとともに、構造の簡略化による生産性の向
上を図ることができ、しかも前記側面ヒータだけ
でなく、前記蓋ヒータも制御整流素子のオン、オ
フにより制御されるものであるため、容器の温度
が徐々に下降した場合には、炊飯時に発生した水
蒸気は蓋の内面に付着することになつて、容器の
内部側面には付着せず、したがつて容器の内側面
周囲のご飯がふやけるということはなくなり、ま
た前記蓋の内面に付着した水蒸気は、制御整流素
子のオン時に蓋ヒータが発熱することによつて確
実に飛ばすことができるものである。
ば、蓋体に設けられた蓋ヒータに第1のダイオー
ドを直列接続し、この回路に中容器の外側面に設
けられた側面ヒータを並列接続し、前記蓋ヒータ
と前記側面ヒータの接続点に前記第1のダイオー
ドと同方向に制御回路によりその導通が制御され
る制御整流素子を接続し、前記蓋ヒータと前記第
1のダイオードの接続点に前記制御整流素子と逆
方向に第2のダイオードを接続したもので、この
ような構成とすることにより、保温性能を損うこ
となく、保温用の蓋ヒータの減少を図ることがで
き、その結果、大幅なコストダウンを図ることが
できるとともに、構造の簡略化による生産性の向
上を図ることができ、しかも前記側面ヒータだけ
でなく、前記蓋ヒータも制御整流素子のオン、オ
フにより制御されるものであるため、容器の温度
が徐々に下降した場合には、炊飯時に発生した水
蒸気は蓋の内面に付着することになつて、容器の
内部側面には付着せず、したがつて容器の内側面
周囲のご飯がふやけるということはなくなり、ま
た前記蓋の内面に付着した水蒸気は、制御整流素
子のオン時に蓋ヒータが発熱することによつて確
実に飛ばすことができるものである。
第1図は従来のジヤー炊飯器の回路構成を示す
図、第2図は本発明の一実施例を示すジヤー炊飯
器の断面図、第3図は同電気回路図である。 12……中容器、17……蓋体、19……蓋ヒ
ータ、20……側面ヒータ、22,25……ダイ
オード、24……制御整流素子。
図、第2図は本発明の一実施例を示すジヤー炊飯
器の断面図、第3図は同電気回路図である。 12……中容器、17……蓋体、19……蓋ヒ
ータ、20……側面ヒータ、22,25……ダイ
オード、24……制御整流素子。
Claims (1)
- 1 蓋体に設けられた蓋ヒータに第1のダイオー
ドを直列接続し、この回路に中容器の外側面に設
けられた側面ヒータを並列接続し、前記蓋ヒータ
と前記側面ヒータの接続点に前記第1のダイオー
ドと同方向に制御回路によりその導通が制御され
る制御整流素子を接続し、前記蓋ヒータと前記第
1のダイオードの接続点に前記制御整流素子と逆
方向に第2のダイオードを接続したことを特徴と
する保温器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12553177A JPS5458265A (en) | 1977-10-18 | 1977-10-18 | Heat-insulating vessel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12553177A JPS5458265A (en) | 1977-10-18 | 1977-10-18 | Heat-insulating vessel |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5458265A JPS5458265A (en) | 1979-05-10 |
JPS626802B2 true JPS626802B2 (ja) | 1987-02-13 |
Family
ID=14912478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12553177A Granted JPS5458265A (en) | 1977-10-18 | 1977-10-18 | Heat-insulating vessel |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5458265A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01117311U (ja) * | 1988-01-30 | 1989-08-08 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5944222A (ja) * | 1982-09-01 | 1984-03-12 | 松下電器産業株式会社 | ジヤ−炊飯器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50111080U (ja) * | 1974-02-21 | 1975-09-10 |
-
1977
- 1977-10-18 JP JP12553177A patent/JPS5458265A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01117311U (ja) * | 1988-01-30 | 1989-08-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5458265A (en) | 1979-05-10 |
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