JPS626556Y2 - - Google Patents

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JPS626556Y2
JPS626556Y2 JP13621878U JP13621878U JPS626556Y2 JP S626556 Y2 JPS626556 Y2 JP S626556Y2 JP 13621878 U JP13621878 U JP 13621878U JP 13621878 U JP13621878 U JP 13621878U JP S626556 Y2 JPS626556 Y2 JP S626556Y2
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JP
Japan
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base frame
diffuser plate
liquid crystal
crystal panel
plate
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JP13621878U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、特に液晶表示によるデジタル式電
子時計において、液晶パネルへの照明光を分散す
るための拡散板保持構造に関する。
一般に、液晶を用いて時刻表示するデジタル式
電子時計は、暗い場所では表示が見えないので、
時刻表示板である液晶パネルに光を照射するよう
にしている。そのため、電子時計内には照明用の
ランプおよび、そのランプの光を分散するための
拡散板を用いている。このような構造を有す従来
の液晶表示によるデジタル式電子時計を、第1図
で説明する。
第1図は電子腕時計の概略断面図であり、符号
1は時計側である。ガラス2を固着する時計側1
の内部に時計体3を挿入する。時計体3は、絶縁
性樹脂材で成形された基枠4に時計部品を収納し
てユニツト化したものである。基枠4には矩形を
有す収納空間部5を設けて液晶による時刻表示を
する液晶パネル6を挿入し、この液晶パネル6の
時刻表示を見やすくするための照明光拡散板7を
液晶パネル6に載置する。拡散板7の周囲には、
これを不動にするための弾性パツキン8を挿入す
る。拡散板7上には、基枠4・液晶パネル6等の
製作誤差によつて生じるガタを無くすために板ば
ね材を鋸歯状に形成する弾性押圧板9を載せる。
さらに、回路基板10を載置して弾性押圧板9の
弾性力に抗して押圧し、基枠4に固定する。基枠
4は、その下端部4aが裏蓋11の内面11aに
押されて固定される。
しかし、従来の保持構造によれば、弾性押圧板
9を使用するので収納空間部5を大きくしなけれ
ばならず、これを小さくしても弾性押圧板9の動
きを防止するための固定構造を新たに設けなけれ
ばならず、構造が複雑になるとともに部品数が多
くなる欠点がある。
この考案は、上記欠点を解消し、組立て作業が
簡易になり、低コストで固定が確実になる電子時
計の拡散板保持構造を提供する目的にある。
以下、この考案の実施例を図にもとづいてさら
に詳述する。第2図は、液晶表示によるデジタル
式の電子腕時計の概略断面図である。時計側12
の上端部にはガラス13が固着してあり、時計側
12の内側に時計体14が挿入される。時計体1
4は、基枠15に液晶パネル16・拡散板17・
ランプ18および回路基板19を挿入してユニツ
ト化したものである。基枠15は、たとえばナイ
ロン・ポリスチレン・ポリプロピレン・ポリアセ
タール等の曲げおよび引張りに強く、弾性を有す
熱可塑性樹脂材で一体に成形されたものであり、
その中央部に液晶パネル16等を挿入する収納空
間部20を設けている。この収納空間部20は矩
形状を有し、長方形板状を有す液晶パネル16を
最初に挿入してガラス13に近い位置になるよう
に設置する。液晶パネル16は、液晶によつて時
刻表示をするものであり、2枚のガラス16aと
16bとの間に液晶を介在させている。この液晶
パネル16に接面するように拡散板17を設け
る。拡散板17は、たとえばアクリル樹脂材を用
いる薄板の表面を砂打ち処理によつて細かい凹凸
部を施こしている。これは、拡散板17の近くに
設ける照明用ランプ18の光を当てたときに光を
拡散板17表面の凹凸部で乱反射させるためであ
り、その結果、光は液晶パネル16の表面上を拡
散して時刻表示を見やすくする。
基枠15には、第3図に示すように、収納空間
部20に突出する爪部15aを基枠15と一体に
設ける。この爪部15aは、基枠15の収納空間
部20内壁面15bに対して鋭角に延出し、爪部
15aの外面を斜面にして弾性を保持させてい
る。爪部15aの先端は拡散板17の端部を押圧
し、固定させる。基枠15には、さらにプリント
配線を施こした回路基板19を載置してねじ等で
固定する。回路基板19の表面にランプ18を固
定すると、拡散板17と回路基板19との間にラ
ンプ18が位置することになる。
時計体14を液晶パネル16の方から時計側1
2に挿入して裏蓋21を時計側12に螺合する
と、基枠15の端部15cは裏蓋21の内面21
aで押されて固定される。
ここで、この考案の保持構造における爪部15
aの作用を説明する。いま、基枠15に液晶パネ
ル16および拡散板17を爪部15aの弾性に抗
して挿入すると、爪部15aは弾性変形して基枠
15の内面、すなわち収納空間部20の内壁面1
5bに押し付けられる。液晶パネル16および拡
散板17をさらに押し込んで爪部15aを復元さ
せるか、または先鋭の工具で爪部15aを引き出
して復元させると爪部15aの先端部は、第3図
一点鎖線で示す如く、拡散板17の端部に圧接す
る。
以上の説明から、この考案によれば、拡散板を
固定するために別部品としての弾性体が不要にな
るので収納空間部が狭くなり、時計を小型化でき
る。また、拡散板の固定が確実になり、組立作業
が簡易になり、安価になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子腕時計の概略断面図、第2
図はこの考案の実施例を示す電子腕時計の概略断
面図、第3図は第2図の部分拡大断面図である。 15……基枠、15a……爪部、16……液晶
パネル、17……拡散板、18……照明用ラン
プ、20……収納空間部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時計側内周に沿つて弾性基枠を配置し、その基
    枠内の収納空間部に液晶パネルと重ね合わせて拡
    散板を収納し、その拡散板を該基枠内に位置決め
    固定する電子時計の拡散板保持構造において、前
    記基枠の前記拡散板挿入側周縁に爪部を、その拡
    散板挿入時は逃げてその拡散板の挿入を可能とし
    かつ挿入後は突つ張つて該拡散板の脱出を阻止す
    る方向に突出して一体に形成してなる、電子時計
    の拡散板保持構造。
JP13621878U 1978-10-04 1978-10-04 Expired JPS626556Y2 (ja)

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JP13621878U JPS626556Y2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04

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JP13621878U JPS626556Y2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04

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JPS5551783U JPS5551783U (ja) 1980-04-05
JPS626556Y2 true JPS626556Y2 (ja) 1987-02-14

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JP13621878U Expired JPS626556Y2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH052893Y2 (ja) * 1986-07-18 1993-01-25
JP3853297B2 (ja) 2003-02-12 2006-12-06 株式会社ソフィア 画像表示装置
FR2983675A1 (fr) * 2011-12-02 2013-06-07 Johnson Contr Automotive Elect Dispositif de positionnement et de fixation d'un element d'affichage et dispositif d'affichage
US10564749B2 (en) * 2017-01-09 2020-02-18 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. Display screen assembly, assembling method thereof and electronic device

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JPS5551783U (ja) 1980-04-05

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