JPS5821220Y2 - カ−ステレオ等のダイヤルスケ−ル表示装置

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【考案の詳細な説明】本考案は、例えばカーステレオ等のダイヤルスケール装
置に関する。

従来、例えばカーステレオ等のダイヤルスケールを照明
するものとしてはホルダーに取付けたスケール板に対し
て照明用のランプの四方を覆うことなく別個に取付けて
いた。

従って、光漏れがし、スケールの照明が暗いものであっ
た。

しかも、ホルダーにスケール板及び照明用のランプを組
込むのに手間がかかった。

本考案は上述の如き点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところはスケール板及び照明用のランプの
ホルダーへの組込みが容易に行えると共に前記ランプの
光漏れを防止してスケール板を明るく照明するようにな
したカーステレオ等のダイヤルスケール表示装置を提供
するにある。

以下、本考案の詳細を図面に従って説明する。

１は前面開口部２を設けて内部両側には差込溝３．３を
形成したホルダ本体で、このホルダ本体１は合成樹脂可
塑物にて形成される。

前記差込溝３は略４５°の角度にて形成されている。

４は透明な合成樹脂弾性可塑物にて形成したスケール板
で、このスケール板４の両側には前記差込溝３゜３に嵌
着可能な差込段部５，５を形成している。

この差込段部５の自由端は前記差込溝３に応じて略４５
°の端面を形成している。

６は合成樹脂可塑物にて形成されて数個の取付用の溝部
６ａ、６ａを設けた取付基板で、この取付基板６には照
明用のランプ７を固定している。

そして、この取付基板６をホルダ本体１の背面に形成す
る数個の取付穴８に固着するには取付穴８の外縁部に数
個突設した突部９を前記溝部６ａ、６ａ内に嵌入して
熔着して行う。

１０はホルダ本体１の背板の上縁に摺動可能に掛辻した
指針である。

本考案の一実施例は上述の如き構成からなるものである
。

先ず、スケール板４と照明用のランプ７をホルダ本体１
に取付けるにはホルダ本体１の内部両側に形成した差込
溝３，３内に差込段部５゜５を嵌入することによりホル
ダ本体１にスケール板４を固着する。

そして、ホルダ本体１の前面開口部２をスケール板４に
て被覆する。

従って、スケール板４自体の接着やビスによる取付をす
る必要がない。

そしてランプ１をホルダ本体１に組込むにはホルダ本体
１の取付穴８の外縁部に突設した数個の突起９を溝部６
ａ、６ａ内に嵌入して熔着することによりホルダ本体
１の取付穴８に、ランプ７を固定している取付基板６を
固着する。

ランプ７は、取付基板６とホルダ本体１とスケール板２
とで四方を囲繞されるため光漏れを生ぜずにスケール板
４を明るく照明する。

上述の様に本考案はスケール板及び照明用のうンプのホ
ルダーへの組込みが容易に行えると共に前記ランプの光
漏れを防止してスケール板を明るく照明できる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す分解斜面図、第２図は
同じく組立後の断面図である。１・・・・・・ホルダ本体、２・・・・・・前面開口部
、３・・曲差込溝、４・・・・・・スケール板、５・・
・・・・差込段部、６・・・・・・取付基板、７・・・
・・・ランプ、８・・曲成付穴。

【実用新案登録請求の範囲】