JPH0518659Y2 - - Google Patents

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JPH0518659Y2
JPH0518659Y2 JP11846987U JP11846987U JPH0518659Y2 JP H0518659 Y2 JPH0518659 Y2 JP H0518659Y2 JP 11846987 U JP11846987 U JP 11846987U JP 11846987 U JP11846987 U JP 11846987U JP H0518659 Y2 JPH0518659 Y2 JP H0518659Y2
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instrument
lighting
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printed wiring
case
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は主に自動車に搭載される種々の計器の照
明装置に関するものである。
(従来の技術) 計器の照明は表示部の背面に光源を配し、表示
部のマーク等の表示せんとする個所が透過光によ
つて他より明るく見えるようにするので一般的と
なつている。また表示部の指針等が容易に視認で
きるように指針等に反射塗料等を塗着しておくと
共に、表示部の前面を照明する装置が付設されて
いる前面照明計器もまた広く採用されている。
前面照明計器は、実開昭60−92120号公報や同
61−97715号公報等に示されているように、計器
ケースの上面手前部分に透窓を設け、該透窓に照
明装置を臨設するもので、照明装置は照明ランプ
及びランプを装着してなるケース体及び着色板よ
りなり、照明ランプの光が適宜な色彩に着色され
た着色板(樹脂成形品)を透過して計器表示部を
照らすものである。
また前記の表示部背面の照明ランプ或は前面照
明用の照明ランプへの配電等にはポリエステルフ
イルムベースに銅箔配線を施したフレキシブルプ
リント配線板を使用したものも知られている(実
開昭60−27319号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) 大量生産される物品に於てその部品数を減少せ
しめることは、コストの低下及び作業能率向上等
に多大に貢献するものである。即ち当該部品の製
造そのものが不要となる他、当該部品の組み込み
作業工程の不要等、部品の減少はそれに伴う種々
の事項が不要となるものである。本考案は前述し
た前面照明計器の照明装置に於て、その部品数を
少なくせんとしたものである。
(問題点を解決するための手段) 本案照明装置は計器本体及び表示部を内装した
計器ケースに、表示部前面を照明する照明装置を
付設してなると共に、前記照明装置若しくはその
他の配電用としてフレキシブルプリント配線板を
採用してなる前面照明計器に於て、前記フレキシ
ブルプリント配線板の一部を照明用レンズとした
ことを特徴とするものである。
従つて本案に在つては従来の照明装置に於ける
着色板が不要となり、それに併つて従来必要とし
ていた着色板の製造及び着色板の組み込み作業が
不要となつたものである。
(実施例) 次に本案の実施例を図面に基づいて説明する。
図は本案の実施例を示すもので、第1図は計器
全体の断面図、第2図は照明装置の拡大断面図、
第3図は同分解斜視図である。また第4図は別の
実施例を示す計器全体の断面図である。
一般的な前面照明計器は、計器ケースA内に計
器本体Bを収納固定し、計器本体Bの前面側に目
盛板C並びに指針Dからなる表示部を配設し、前
面に透明カバーEを装置してなる計器に於て、計
器ケースAの表示部と透明カバーEとの間の上面
部分に透窓1を形成し、当該透窓1に照明装置を
臨設してなるものである。
本案照明装置はフレキシブルプリント配線板2
及び照明ケース3及び照明ランプ4より構成され
ているもので、フレキシブルプリント配線板2
は、従来のものと同様にポリエステルフイルムベ
ースに所定の銅箔配線5を設け、カバーコート材
(絶縁体)や難燃材によるコーテイングを施して
なるものであるが、前記配線部分の他に前記透窓
1と対応する大きさのレンズ部6を形成すると共
に、適宜個所に止着用透孔7,7′を設ける。照
明ケース3は後述する照明ランプ4の装着基台と
なるもので、ランプ装着孔8を設けると共に、計
器ケースAへの止着手段例えば前記止着用透孔
7,7′と対応する掛止脚片9,9′を突設した
り、計器ケースへ固着するためのビス穴部10を
設ける等しているものである。照明ランプ4は止
着用ソケツト11に取り付けられているものであ
る。また計器ケースAの透窓1の周囲には、前記
した掛止脚片9,9′と対応した受孔12を設け
ると共に、照明ケース3のビス穴部10と対応す
るビス受部13を立設してなるものである。
前記構成部材を計器ケースAに装着するにはフ
レキシブルプリント配線板2のレンズ部6で透窓
1を覆うように配線板2を張り、照明ケース3の
掛止脚片9,9′を止着用透孔7,7′を通して計
器ケースAの受孔12に嵌入すると共に、止めビ
ス14をビス穴部10を通して計器ケースAのビ
ス受部13に螺合し、照明ケース3を計器ケース
Aに固着する。而かる後プリント配線板2を折曲
げて配線5部分を所定の所に位置せしめ、従来と
同様にランプ装着孔8に照明ランプ4を差し入
れ、プリント配線板2を固定しながら、照明ラン
プ4も照明ケース3に固定してなるものである。
而かして照明ランプ4に通電して点灯せしめれ
ば、光はプリント配線板2のレンズ部6を透過し
て計器の表示部表面を照らすもので、レンズ部6
を予め定めた色彩、光の屈折等がなされるように
カバーコート材や難燃コート材更にはフイルムベ
ース自体に細工を施しておけば、従来の着色板と
何等遜色ない照明機能を得ることができるもので
ある。
尚本案は前述した配線板や照明ケースの計器ケ
ースへの取付け手段に特定されるものではなく、
任意の手段を採用できるものである。更に前述し
た実施例のように前面照明装置用のフレキシブル
プリント配線板を利用せずに第4図に示すように
表示部背面照明ランプ用の配電を目的としたフレ
キシブルプリント配線板2′の一部をレンズ体と
して使用しても良い等、本案は計器に使用される
フレキシブルプリント配線板の一部が従来のレン
ズ体の役割が果せるものであれば良いものであ
る。
(考案の効果) 本案は以上のように計器の表示部前面を照明す
る計器に於て、照明ランプ配電用等のフレキシブ
ルプリント配線板の一部で前面照明用レンズを形
成し、従来の着色板に置換えて使用するようにし
たもので、特に着色板を別製しなくとも良いた
め、着色板製造の為の種々の工程並びに着色板自
体の計器への組み込み作業が不要となつたもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図は本案の実施例を示すもので、第1図は計器
全体の断面図、第2図は照明装置の拡大断面図、
第3図は同各部材の斜視図、第4図は別の実施例
を示す計器全体の断面図である。 1は透窓、2,2′はフレキシブルプリント配
線板、3は照明ケース、4は照明ランプ、5……
銅箔配線、6はレンズ部、7,7′は止着用透孔、
8はランプ装着孔、9,9′は掛止脚片、10は
ビス穴部、11は止着用ソケツト、12は受孔、
13はビス受部、14は止めビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 計器本体及び表示部を内装した計器ケースに、
    表示部前面を照明する照明装置を付設してなると
    共に、前記照明装置若しくはその他の配電用とし
    てフレキシブルプリント配線板を採用してなる。
    前面照明計器に於て、前記フレキシブルプリント
    配線板の一部を照明用レンズとしたことを特徴と
    する前面照明計器に於ける照明装置。
JP11846987U 1987-07-31 1987-07-31 Expired - Lifetime JPH0518659Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11846987U JPH0518659Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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Publication Number Publication Date
JPS6423621U JPS6423621U (ja) 1989-02-08
JPH0518659Y2 true JPH0518659Y2 (ja) 1993-05-18

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