JP3060087U - タクシー表示灯 - Google Patents

タクシー表示灯

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JP3060087U
JP3060087U JP1998010116U JP1011698U JP3060087U JP 3060087 U JP3060087 U JP 3060087U JP 1998010116 U JP1998010116 U JP 1998010116U JP 1011698 U JP1011698 U JP 1011698U JP 3060087 U JP3060087 U JP 3060087U
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light
taxi
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JP1998010116U
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Inventor
健二郎 廣井
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サンオート 株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タクシー表示灯として、表示に使用する
色について何らの規制も受けることのない構造を提供す
る。 【解決手段】 光源3と、該光源3から表面に照射される
ことにより照明される第1表示部1と、前記光源3と第1
表示部1を外側から覆う第2表示部2とよって構成され
る。そして、該第2表示部2に、前記第1表示部1の表面
が外部から見えるような窓21を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、タクシーの屋根上に取り付けられるタクシー表示灯に関する。
【0002】
【従来の技術】
タクシーの屋根に取り付けられる表示灯には、自社の名前やマークを付したも のが一般的であるが、最近では、表示灯を比較的大型のサイズにし、自社の名前 やマーク以外のスペースを、他社の広告を表示するスペースとして利用する形態 のものも出てきている。
【0003】 もっとも、そのような広告表示付きのものでも、従来と同様に、タクシー表示 灯の一般的構造は、表示灯本体に透光部材を用い、内部の光源からの照射によっ て内部から表示部を照明させる形態となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、内部の光源からの照射によって表示部を照明させる表示灯において は、その表示部に用いる色に制約がある。例えば、赤は非常の意味を有している ので用途が限定され(タクシーの表示灯が赤く点滅する時は運転手の非常状態を 車外に知らせる場合と決められており、そのため赤は非常灯だけに用途が限定さ れる)、その色は自社の名前やマークを表示する部分には使えないのである。
【0005】 このため、従来より各タクシー会社は、自社本来の名前の記載やマークに赤を 用いないようにするか、赤が用られている場合でもタクシー表示灯に限って赤に 近い橙色や桃色等を使用するかして、不便を感じながらもその規制に対処してい る。
【0006】 また、最近の他社の広告を付する表示灯においては、広告依頼会社のイメージ カラーが純粋な赤であるような場合、他の色で代替するということが困難な場合 が多く、契約が成立しないケースも多いものとなっている。
【0007】 この考案は、従来技術の以上のような問題に鑑み創案されたもので、タクシー 表示灯として、表示に使用する色について何らの規制も受けることのない構造を 提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このため、この考案に係るタクシー表示灯は、光源と、該光源から表面に照射 されることにより照明される第1表示部と、前記光源と第1表示部を外側から覆 う第2表示部とからなり、該第2表示部に、前記第1表示部の表面が外部から見 えるような窓を形成したことを特徴とする。
【0009】 従来の構造において、色の規制を受けたのは、表示灯の構造が、内部から照明 される形態であることに基づく(例えば、内部から照明される構造の場合、表示 体として赤を用いた透光部材で形成すれば、一部でも非常用の赤ランプのように 光ることになる)。このため、光源からの照射を表示部表面で受けるようにし、 照射された表示部を外から見えるようにする構造であれば、どのような色を用い ても規制の対象外となる。この考案は、このような知見に基づき、表示灯を、光 源から表面に照射されることにより照明される第1表示部と、それを外側から覆 う第2表示部とからなる二重構造とし、少なくとも色の規制を受けたくない表示 については、第1表示部に表示するようにしたものである。第1表示部の表面は 第2表示部に覆われているが、第2表示部には窓が形成されているので(もちろ ん、窓に透明部材を配置してもよい)、外部から第1表示部表面を見ることがで きる。一方、特に規制を受ける色が用いられない表示については、第2表示部に 表示をすればよい。その場合、光源はその内部に位置することになるので、第2 表示部の表示体は透光部材を用いる必要がある。したがって、少なくとも広告表 示には色規制の制約を受けたくない場合は、第1表示部に広告表示、第2表示部 に自社表示というようなスペースの使い分けで対応ができるものとなる。
【0010】 また、前記光源としては、電球や蛍光灯など従来から用いられている種々のも のでよい。このような光源の位置は、照射された第1表示部の表面の明度によっ て決定すればよい。ここで、光源を第1表示部の上部に配置した場合、光が上方 に逃げると無駄になる。このため、第2表示部の頭部裏面を光反射面とすれば、 上方に向かう光が下方に反射され、第1表示部の表面の明度が上昇することにな って、より有意義である。頭部裏面を光反射面とする構成としては、光反射部材 (例えば骨白色のアクリル板)を頭部裏面に貼着ないし配置する等の他、光透過 性がなくかつ反射率の高い色の塗料を頭部裏面に塗布してもよい。
【0011】
【考案の実施の形態】
本考案の具体的実施形態例を図1乃至図3に基づき説明する。
【0012】 本形態例のタクシー表示灯は、図示のように、断面が略等脚台形となる長尺状 であり、その外形をなす第2表示部2と、該第2表示部2に覆われる第1表示部1 と、光源である蛍光灯3と、非常灯である赤電球4とから構成される。
【0013】 前記第1表示部1は、白色塗料が塗布された鉄板を、両端の底部フランジ10、 両側面11、頂部12がそれぞれ形成されるように山形状に折曲されてなる。長手方 向に沿った両側面11は、上方を向くように傾斜がつけられて折曲されている。ま た各側面11の中央下方部には、前記赤電球4を配置するための切欠13が形成され る。このような第1表示部1は、底部フランジ10を本体底板22にネジで締着され ることで固定される。
【0014】 第1表示部1の頂部12上方には、光源となる蛍光灯3が頂部長手方向に沿って、 第2表示部2の頭部20内で横架される。また、第1表示部1の前記切欠13内には、 点滅自在な赤電球4が配置される。
【0015】 前記第2表示部2は、第1表示部1を一回り大きくした、上述の断面略等脚台形 状のアクリル板よりなる。表面は青に、裏面は光反射率の高い白に着色されてい る。また、その長手方向に沿った両側面の表面が表示部となるが、その中間部に は前記第1表示部の側面が見えるような大きな窓21が形成され、そこに透明樹脂 が貼着されている。このような第2表示部2も、前記第1表示部1同様に、本体底 板22にネジで締着されることで固定される。
【0016】 なお、本体底板22裏面の前後左右の4箇所には、本体をタクシーの屋根に固着 するための吸盤5が取り付けられる。
【0017】 以上のような本形態例では、図2に示すように、第1表示部1の側面11に広告 用表示6を、第2表示部2の側面に自社表示7を付している。第1表示部1に付す表 示6は、裏面が粘着部となる通常のシールよりなる。第2表示部2に付す表示7も 、透明樹脂に貼着できるシール状よりなるが、その部材は光透過性のある素材よ りなる。
【0018】 第1表示部1に付した表示6は、上方に位置する蛍光灯3の光によって、その表 面である側面11を照らされることにより、第2表示部2の窓21を通じて外部から 見えることになる。特に本形態例では、図1(b)の構造を簡略的に模した図3に 示すように、蛍光灯3を第1表示部1の上方に配置させるとともに、第1表示部1 表面である側面11が上を向くように傾斜を付けて形成させることで、第1表示部 1の側面11に付す表示6に光(図中、太い矢印)をより多く照射させ、さらに蛍光 灯3の上部対向面となる第2表示部2の頭部20裏面を光反射率の高い白色に塗布す ることで、上に逃げる光を下方に反射させており(図中、細い矢印)、これら構 造の相乗的作用によって、前記表示6をより一層明るく表示させるものとしてい る。
【0019】 第2表示部2に付した表示7は、その裏面から照射される蛍光灯3の光によって 、明るく表示される。なお、非常の時に点滅される赤電球4が、図示上、表示7に よって外部からは見えないものとなっているが、表示7本体が光透過性の部材よ りなるため、その点滅時には表示7全体が赤く映り、非常時であることがわかる ものとなる。
【0020】 以上のように、本形態例では、第1表示部1が、蛍光灯3からの光を表面に照射 されることにより照明される構造となっているので、そこに用いる表示6は色の 規制をまったく受けない。したがって、本形態例においてそこに他社の広告用表 示7が用いられているが、どのような会社の表示であっても第1表示部1に貼付す ることができるものとなる。一方、第2表示部2の表示7は、その照明構造が従来 構造と同様に内部からの照射となり、そこで用いられる色については規制を受け るものとなるが、規制色を用いる必要がない場合や、規制色を他の色で代替でき る場合は、当該第2表示部2を、本形態例のように、例えば自社表示部分として 使用することができるものとなる。もっとも自社表示についても色の規制を受け たくなければ、それも第1表示部1に表示すればよいことは当然である。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案に係るタクシー表示灯によれば、第1表示部で は、自社表示及び広告表示の記載やマークに使用する色についてまったく規制を 受けることがない。
【0022】 このため、自社表示に規制色があっても、従来のように、あえて他の色に変え る必要がなくなる。一方、広告依頼会社の表示に規制色があっても表示すること ができるので、契約する会社の範囲が拡大し、経済的効果も格段に向上する。
【0023】 また、第2表示部には規制色を用いていない表示や、規制を甘受できる自社マ ーク等を表示することができるので、第1表示部と第2表示部とで表示のスペー スを種々使い分けすることができ、広範な利用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一形態例を示し、(a)は斜視図、(b)は
(a)中のA−A断面図である。
【図2】本形態例の一使用状態を示す斜視図である。
【図3】図1(b)に示す構造を簡略的に模した説明図で
ある。
【符号の説明】
1 第1表示部 2 第2表示部 3 蛍光灯 4 赤電球 21 窓

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、該光源から表面に照射されるこ
    とにより照明される第1表示部と、前記光源と第1表示
    部を外側から覆う第2表示部とからなり、該第2表示部
    に、前記第1表示部の表面が外部から見えるような窓を
    形成したことを特徴とするタクシー表示部。
  2. 【請求項2】 光源と、該光源から表面に照射されるこ
    とにより照明される第1表示部と、前記光源と第1表示
    部を外側から覆う第2表示部とからなり、該第2表示部
    に、前記第1表示部の表面が外部から見えるような窓を
    形成したタクシー表示灯であって、前記光源を前記第1
    表示部の上部に配置させるとともに、前記第1表示部の
    表面が上方を向くように傾斜をつけさせ、かつ前記第2
    表示部の頭部裏面を光反射面として形成させたことを特
    徴とするタクシー表示灯。
JP1998010116U 1998-12-21 1998-12-21 タクシー表示灯 Expired - Lifetime JP3060087U (ja)

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