JPS6261156B2 - - Google Patents

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JPS6261156B2
JPS6261156B2 JP54143376A JP14337679A JPS6261156B2 JP S6261156 B2 JPS6261156 B2 JP S6261156B2 JP 54143376 A JP54143376 A JP 54143376A JP 14337679 A JP14337679 A JP 14337679A JP S6261156 B2 JPS6261156 B2 JP S6261156B2
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JP
Japan
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display
circuit
enlarged
address
output
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JP54143376A
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Nagaharu Hamada
Yoshiki Kobayashi
Yoji Nishio
Seiji Konaka
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はラスタ・スキヤン方式のデイスプレイ
装置に係り、特に画面上に映出された任意部分を
任意倍率で拡大表示するに好適な制御回路を有す
るデイスプレイ装置に関するものである。 陰極線管(以下CRTと略称する)を用いたデ
イスプレイ装置は、計算機システムにおける最も
有効なマン・マシン・コミニユケーシヨン手段と
して広く普及している。このようなデイスプレイ
装置は種々の方式が提案されているが、最近はマ
イクロプロセツサを中心にしたラスタ・スキヤン
方式CRTによるものが主流となつている。この
ような方式によるデイスプレイ装置の一般的な構
成を第1図に示す。 すなわち、デイスプレイ装置は、装置全体のデ
ータの流れを制御するマイクロプロセツサ100
を中心に、そのアドレスバス110およびデー
タ・バス120を介して、中央処理装置(図示せ
ず)と接続するための回線アダプタ200、キー
ボードなどの入出力機器を接続するための入出力
アダプタ300、マイクロプロセツサ100の動
作を規定する命令群を格納するためのプログラム
メモリ400、少なくとも1画面分の表示データ
を格納するためのリフレツシユ・メモリ500、
CRT駆動用の各種タイミングなどデイスプレイ
の動作を制御する種々のタイミングを作り出すた
めのタイミング発生回路600、およびリフレツ
シユ・メモリ500の表示データからラスタ上の
映像信号を作り出すためのビデオ発生回路700
などが接続されている。 リフレツシユ・メモリ500は、通常第1図の
ようにマイクロプロセツサ100によるアドレス
バス110およびデータバス120を介してのデ
ータの出し入れと、タイミング発生回路600か
らの表示アドレス610による表示データ510
の読み出しができるデユアルポート構成となつて
おり、その中に記憶されているデータの形によつ
て2種類に大別される。 ひとつは、文字又は単位区画の画素パタンをコ
ード化したデータを記憶し、後続のビデオ発生回
路内に設けた文字又は画素パタン発生回路によつ
て所望のビデオ信号に変換する方式(コードメモ
リ方式)であり、いまひとつは、完全な画像イメ
ージをそつくりそのまま記憶する方式(フルドツ
ト・メモリ方式)である。 いずれの場合もリフレツシユ・メモリ500の
表示アドレス610とビデオ発生回路700の制
御タイミングなどを制御することによつて画面全
体を拡大することがある程度可能となつてきてい
るが、画面上の一部分が全画面に拡大表示される
ため、他の部分が画面から消失し、拡大した部分
とその他の部分との関連を把握しにくい。又、通
常の画面拡大においては、最小画面をCRTの分
解能にみあつた情報量(ドツト数)に設定してあ
り、拡大した図形は形が大きくなるだけで、情報
量が増える(見えなかつた部分が見えるようにな
る)ことはなかつた。 本発明の目的は、CRTの分解能の限界で表示
できなかつた細部の情報を拡大表示時に表示する
ように改良されたデイスプレイ装置を提供するこ
とである。 CRT管面の分解能以上の図形情報を記憶する
リフレツシユ・メモリを設けると同時に拡大表示
すべき部分を指定する制御レジスタ群(被拡大領
域指定レジスタ)と該被拡大領域を画面上のどこ
に表示すべきかを指定する制御レジスタ群(拡大
領域指定レジスタ)および拡大表示の倍率を指定
する倍率レジスタを設け、該レジスタ類に設定さ
れた制御データに応じてリフレツシユ・メツリの
読み出しアドレスおよびビデオ発生回路の並直変
換タイミングを制御することによつて、画面上の
任意の矩形ブロツクを他の部分に任意の倍率で表
示させる。 次に、本発明を具体的実施例によつてより詳細
に説明する。 第2図に本発明による拡大表示機能を有するデ
イスプレイ装置の全体構成を示す。 すなわち、第1図の従来例に対しタイミング発
生回路600の出力である表示アドレス610お
よびビデオ制御タイミング620を拡大表示に適
するよう変換制御するために拡大表示制御回路8
00を付加し、拡大表示に必要な制御パラメータ
をマイクロプロセツサ100からアドレスバス1
10及びデータバス120を介して設定すること
によつて、拡大表示のための表示アドレス61
0′およびビデオタイミング620′を発生し得る
ようらしている。(その他の第1図と同一番号は
第1図と同じものである。) 第3図にタイミング発生回路600と本発明に
よる拡大表示制御回路800のやや詳細な実施例
を示す。 タイミング発生回路600は通常、1ドツトタ
イミングを規定するクロツク信号631を発生す
るドツト・オツシレータ630、該クロツク信号
631をカウントダウンし文字幅あるいはブロツ
ク幅(ビデオ発生回路700が並直変換すべき並
列データを受けとるタイミング、以下文字表示を
例として説明する)を規定するロード信号641
と、該文字幅周期の文字クロツク642とを発生
する文字幅制御回路640、該文字クロツク64
2をカウントダウンし1本のラスタ(走査線上)
の表示文字位置、文字数、水平周期信号の周期、
パルス幅などを制御する水平タイミング制御回路
650、該水平制御回路650の1ラスタ表示終
了信号をカウントダウンし1行表示あたりのラス
タ・アドレス661を出力するラスタ・アドレス
制御回路600、該ラスタ制御回路660の1行
表示終了信号をカウントダウンし1画面の垂直方
向の表示行位置、行数、垂直同期信号の周期、パ
ルス幅などを制御する垂直タイミング制御回路6
70、該水平タイミング制御回路650の水平ア
ドレス信号と、該垂直タイミング制御回路670
の垂直アドレス信号とから連続した表示アドレス
610を作り出す表示アドレス発生回路680か
らなつている。このようなタイミング発生につい
ては、すでに多くの文献で紹介されているのでこ
れ以上の説明は省略する。特に水平タイミング以
降の部分については1個の部品で可能となるLSI
(日立HD46505など)が知られており、このよう
なLSIを使用することによつて容易にタイミング
発生回路600を実現できるようになつてきてい
る。 さて、本発明による拡大表示制御回路800
は、アドレスバス100およびデータバス120
を介してマイクロプロセツサ100からの制御パ
ラメータを受けとるための書き込み制御回路81
0、タイミング発生回路600からの表示アドレ
ス610を拡大表示用の表示アドレス610′に
変換する表示アドレス変換回路830、および該
タイミング発生回路600からのビデオ制御タイ
ミング620を拡大表示用のビデオタイミング6
20′に変換するビデオタイミング変換回路82
0からなつている。 書き込み制御回路810は、アドレスバス11
0のデコーダ、書き込みタイミング制御回路、デ
ータバス120の入力バツフアなどからなるが通
常の書き込み制御回路と同様な構成、機能なので
説明は省略する。 第4図にビデオタイミング変換回路820の詳
細な実施例を示す。すなわち、ビデオタイミング
変換回路820は、拡大制御レジスタ群875の
ひとつである倍率指定レジスタ621、ドツトタ
イミング制御回路628を構成するドツト倍率判
定回路622、ドツトカウンタ623、ドツトタ
イミング切換回路624、およびブロツクタイミ
ング制御回路629を構成するブロツク倍率判定
回路625、ブロツクカウンタ626、ブロツク
タイミング切換回路627からなつている。 倍率指定レジスタ621の入力端子Dおよびト
リガ端子Tには書き込み制御回路810からそれ
ぞれデータ811およびストローブ信号812が
接続されており、マイクロプロセツサ100から
任意の倍率が設定できるようになつている。 ドツトカウンタ623のクロツク入力端子CP
にはドツトクロツク631が接続されており、そ
の出力Qはドツト倍率判定回路622の入力端子
Bに接続されている。また、該ドツト倍率判定回
路622の入力端子Aには、倍率指定レジスタ6
21の出力Qすなわち倍率指示信号628が接続
されている。然して、該ドツト倍率判定回路62
2の出力端A=Bは、該ドツトカウンタ623の
値が該倍率指定レジスタ621の値に等しくなつ
たとき付勢される。該ドツト倍率判定回路622
の出力A=Bは、該ドツトカウンタ623のリセ
ツト端子Rに接続されているので、該ドツトカウ
ンタ623は指定された倍率分の1にドツトクロ
ツク631をカウントダウンすることになる。 従つてドツトタイミング切換回路624で、拡
大表示しない場合のドツトクロツク631と、拡
大表示する場合の倍率分の1にカウントダウンさ
れたドツト倍率判定回路622の出力A=Bとを
それぞれ入力端子AおよびBに接続し切換端子S
に拡大指示信号629を入力することによつて出
力端子Yにドツトクロツク631′を得ることが
できる。 全く同様にして、ブロツクタイミング切換回路
627の出力端子Yに指定倍率に従つて延長され
たブロツク単位のロードタイミング信号641′
を得ることができる。 第5図に表示アドレス変換回路830の詳細な
実施例を示す。すなわち、表示アドレス変換回路
830は拡大制御レジスタ群875を構成する被
拡大中心レジスタ851、補正定数レジスタ85
2、拡大開始レジスタ853、拡大終了レジスタ
854、拡大領域設定回路876を構成する拡大
開始切換回路856、拡大開始加算回路857、
拡大開始アドレスレジスタ858、拡大停止補正
回路859、拡大停止加算回路860、拡大開始
比較回路861、拡大停止比較回路862、水平
拡大指令フリツプフロツプ863、垂直拡大指令
フリツプフロツプ864、被拡大領域設定回路8
77を構成する被拡大開始演算回路865、被拡
大開始加算回路866、被拡大開始切換回路86
7、垂直拡大一致検出回路868、垂直拡大カウ
ンタ869、および拡大アドレス発生回路878
を構成する被拡大開始レジスタ870、被拡大ア
ドレスカウンタ871、表示アドレス切換回路8
72、リニアアドレス発生回路873からなつて
いる。 被拡大中心レジスタ851の入力端子Dおよび
トリガ端子Tには書き込み制御回路810からそ
れぞれデータ811およびストローブ信号812
が接続されており、マイクロプロセツサ100か
ら拡大すべき領域の中心アドレスEcが設定され
る。同様にして補正定数レジスタ852には1ラ
スタ上の表示ブロツク数Bnが、拡大開始レジス
タ853には拡大されたデータを表示すべき領域
の左上端のアドレスDsが、また拡大終了レジス
タ854には拡大されたデータを表示すべき領域
の右下端のアドレスDeが設定される。 リニア・アドレス発生回路873は表示アドレ
ス610およびラスタアドレス661を受け、ラ
スタ上にリニアにならんだアドレスに変換する回
路である。すなわち、表示アドレス610そのも
のがリニアであれば、リニア・アドレス発生回路
873では(表示アドレス610)+Bn×(ラス
タ・アドレス611)の演算が必要であり、表示
アドレス610がX,Yの2次元アドレスで与え
られる場合はX+BnY+Bn×(ラスタ・アドレス
611)の演算が必要となる。 以下表示アドレス変換回路830の詳細な動作
について第6図のような表示例、すなわち第6図
aに示すように1画面が12ブロツク/ラスタ×12
ラスタ/画面で構成され、その領域Aが領域Bに
2倍の大きさに拡大表示される場合を例にとつて
説明する。このような場合は、各レジスタ851
〜854に設定される値はEc=33、Bn=12、Ds
=73、De=138となる。 拡大開始切換回路856の一方の入力端子Aに
は拡大開始レジスタ853の出力Qが接続され、
もう一方の入力端子Bには拡大開始アドレスレジ
スタ858の出力Qが接続されている。また切換
制御端子Sには垂直拡大指令フリツプフロツプ8
64の出力Qが接続されている。従つて、拡大開
始切換回路856の出力には垂直拡大開始フリツ
プフロツプ864がセツトされるまでは拡大開始
レジスタ853の出力が表われ、該フリツプフロ
ツプ864がセツトされた後は拡大開始アドレス
レジスタ858の出力が表われる。 拡大開始加算回路857の一方の入力端子Aに
は補正定数レジスタ852の出力Qが接続され、
他方の入力端子Bには拡大開始切換回路857の
出力Yが接続されており、その出力Σには両入力
の和A+Bが得られる。また、該出力Σの出力制
制端子OEには垂直拡大指令フリツプフロツプ8
64の出力Qが接続されている。 拡大開始アドレスレジスタ858のデータ入力
端子Dは拡大開始加算回路857の出力Σが接続
され、トリガ入力端子Tには水平同期信号が接続
されており、1ラスタの表示が終了するたびに拡
大開始加算回路857の出力がラツチされるよう
になつている。 従つて、拡大開始切換回路856の出力Yに
は、拡大動作が始まる前は拡大開始レジスタ85
3の内容Dsがそのまま出力され、拡大動作に入
ると1ラスタ毎にDs+Bnの値が出力される。す
なわち第6図の例では、拡大開始前はDs=73が
そのまま出力され、拡大動作に入ると73+12=
85,85+12=97……と1ラスタ毎に拡大表示を開
始すべき左端のアドレスが出力される。 拡大停止補正回路859の一方の入力端Aには
拡大開始レジスタ853の出力Qが接続され、他
方の入力端子Bには拡大終了レジスタ854の出
力Qが接続されており、その出力端ZにはZ=
(A−B)−n×Bn+1が得られるようになつて
いる。ここでnは(A−B)−n×Bnが正となる
最大の整数である。即ち、第6図の例ではZ=
(138−73)−5×13+1=6となる。 拡大停止加算回路860の一方の入力端子Aに
は拡大開始レジスタ853の出力Qが接続され、
他方の入力端子Bには拡大停止補正回路859の
出力Zが接続されており、その出力ΣにはΣ=A
+Bが出力される。 従つて、拡大停止加算回路860の出力Σに
は、拡大動作が始まる前はDs+補正値が出力さ
れ、拡大動作に入ると1ラスタ毎にDs+Bn+補
正値が出力される。すなわち第6図の例では拡大
開始直後のラスタではDs+5=73+6=79が出
力され、以後順に73+12+6=91,85+12+6=
103……と1ラスタ毎に拡大表示を停止すべき右
端のアドレスが出力される。 拡大開取比較回路861の一方の入力端子Aに
は、リニア・アドレス発生回路873の出力Cが
接続され、他方の入力端子Bには拡大開始切換回
路856の出力Yが接続されており、その出力A
=Bは、両入力が一致したとき付勢される。 また拡大停止比較回路862の一方の入力端子
Aには、リニア・アドレス発生回路873の出力
Cが接続され、他方の入力端子Bには拡大停止加
算回路860の出力Σが接続されており、その出
力A=Bは両入力が一致したとき付勢される。 水平拡大指令フリツプフロツプ863のセツト
端子Sには拡大開始比較回路861の出力A=B
が接続され、リセツト端子Rには拡大停止比較回
路862の出力A=Bが接続されている。したが
つて、該フリツプフロツプ863は、1ラスタ上
の電子ビームが拡大表示すべき領域に入るときセ
ツトされ、その領域から出るときリセツトされる
ことになる。 垂直拡大指令フリツプフロツプ864のセツト
端子Sには拡大開始比較回路861の出力A=B
が接続され、リセツト端子Rには垂直同期信号が
接続されている。したがつて、該フリツプフロツ
プ864は、1画面のラスタが拡大表示すべき領
域に入るときセツトされ、次の画面が始まるとき
リセツトされることになる。 被拡大開始演算回路865の第1の入力端子A
には倍率指定レジスタ621(第4図)の出力6
28が接続され、第2の入力端子Bには拡大中心
レジスタ851の出力Qが接続され、第3の入力
端子Cには補正定数レジスタ852の出力Qが接
続され、最後の第4の入力端子には拡大停止補正
回路859の出力Zが接続され、その出力Xは、
【式】である。ここで
【式】 は
【式】以下で最も大きな整数である。 従つて第6図の例では となる。 被拡大開始加算回路866の一方の入力端子A
には被拡大開始レジスタ870の出力Qが接続さ
れ、他方の入力端子Bには補正定数レジスタ85
2の出力Qが接続され、その出力ΣはΣ=A+B
で与えられる。 被拡大開始切換回路867の一方の入力端子A
には被拡大開始演算回路865の出力Xが接続さ
れ、他方の入力端子Bには被拡大開始加算回路8
66の出力Σが接続され、さらに切換制御入力端
子Sには垂直拡大指令フリツプフロツプ864の
出力Qが接続されており、その出力Yには拡大動
作が始まる前は入力端子Aの値が出力され、拡大
動作中は入力端子B側の値が出力される。 垂直拡大一致検出回路868の一方の入力端子
Aには倍率指定レジスタ621(第4図)の出力
628が接続され、他方の入力端子Bには垂直拡
大カウンタ869の出力Qが接続されており、そ
の出力A=Bは両入力端子の値が一致したとき付
勢される。 垂直拡大カウンタ869のカウント許可端子
CEには垂直拡大指令フリツプフロツプ864の
出力Qが接続され、クロツクパルス入力端子CP
には水平同期信号が、またリセツト入力端子Rに
は垂直拡大一致検出回路868の出力A=Bが接
続されており、カウント動作が許可されている間
(すなわち垂直拡大指令フリツプフロツプ864
が付勢されている期間)はラスタ数を倍数にひと
しい数だけカウントすることになる。 被拡大開始レジスタ870のデータ入力端子D
には被拡大開始切換回路867の出力Yが接続さ
れ、一方のトリガ入力端子T1には垂直同期信号
が、他方のトリガ入力端子T2には垂直拡大一致
検出回路868の出力A=Bが接続されT1又は
T2のトリガ入力によりD端子の値が出力Qとし
てラツチされる。 従つて、被拡大開始レジスタ870の出力Qと
しては、拡大動作開始直前までは被拡大開始スタ
ードアドレス(第6図の場合20)がセツトされ
ておりそれ以後2ラスタ毎に32,44と更新さ
れることになる。 さらに、被拡大アドレスカウンタ871の入力
端子Dには被拡大レジスタ870の出力Qが接続
され、入力データ設定端子LDには水平同期信号
が、クロツク入力端子CPにはブロツク倍率判定
回路625(第4図)の出力A=Bであるブロツ
クロード信号628′が接続され拡大されたブロ
ツク毎のアドレス更新を行なう。 最後に、表示アドレス切換回路872の一方の
入力端子Aにはリニア・アドレス発生回路873
の出力Cが接続され、他方の入力端子Bには被拡
大アドレスカウンタ871の出力Qが、切換制御
端子Sには水平拡大指令フリツプフロツプ863
の出力Qが接続されており、該拡大指令フリツプ
フロツプ863がリセツトされている間すなわち
通常表示動作中はA端子側を出力し、該フリツプ
フロツプ863がセツトされている間すなわち拡
大表示動作中はB端子側を出力する。 従つて表示アドレス変換回路830の出力61
0′としては、第6図bに示すように、第6図a
の領域Aが領域Bに拡大されるようなアドレスを
得ることができる。 以上詳細に説明したように、本発明によれば、
拡大表示を必要とする画面上の任意の部分を同じ
画面上の他の部分に任意の倍率で表示させること
が可能となり、被拡大領域にはより詳細な情報を
表示できるため、マン・マシン性が大いに向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、マイクロプロセツサ制御による一般
的なデイスプレイの構成図、第2図は、本発明に
よる拡大表示制御回路を有するデイスプレイの構
成図、第3図は、本発明による拡大表示制御回路
を中心とするやや詳細な構成図、第4図は、本発
明によるビデオタイミング変換回路の詳細な実施
例図、第5図は、本発明による表示アドレス変換
回路の詳細な実施例図、第6図a,bは、本発明
による拡大表示アドレスの発生状況を説明する画
面アドレスの例を示す図である。 600……タイミング発生回路、700……ビ
デオ発生回路、800……拡大表示制御回路、8
10……書き込み制御回路、820……ビデオタ
イミング変換回路、830……表示アドレス変換
回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも1画面分の表示データを符号化コ
    ード又はビテオパターンとして記憶するリフレツ
    シユメモリ、該リフレツシユメモリの表示データ
    を走査線の移動に応じて読み出し該走査線上に可
    視像として映出するラスター・スキヤン方式の表
    示部を有するデイスプレイ装置において、 拡大表示に必要な倍率、表示画面上に拡大表示
    する拡大領域の少なくとも左上端,右下端のアド
    レス、該拡大領域に表示する拡大される被拡大領
    域の中心のアドレスをマイクロプロセツサから指
    定するための書き込み制御回路、 該書き込み制御回路を介して設定された該指定
    倍率に応じてビデオ信号の基本タイミングを変換
    するビデオ基本タイミング変換回路、 該表示画面上に拡大表示する拡大領域の少なく
    とも左上端,右下端のアドレスを設定する拡大領
    域設定回路、該拡大領域に表示する拡大される被
    拡大領域の中心のアドレスを設定する被拡大領域
    設定回路、該拡大領域に該被拡大領域のアドレス
    を該指定倍率に応じて発生し、該リフレツシユメ
    モリから該表示データを読み出すためのアドレス
    を変換する拡大アドレス発生回路よりなる表示ア
    ドレス変換回路、 を有し、 該リフレツシユメモリに保持するデータの情報
    量を表示部の分解能以上の高密度情報とし、拡大
    表示時に該高密度情報により高密度表示すること
    を特徴とするデイスプレイ装置。
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