JPS625554A - 電池用二重グル−ブ型ガスケツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は密封電池用ガスケットに関するものである。

〔従来技術と問題点］ 電池の製造における一つの問題点は、電池内部のスペー
スを最適度に利用する事である。他の問題点は、電池内
部の薬剤が電池の密封界面を浸透して電池から漏れ出な
いようにする事である。更に他の問題点は、ｙＺ物がシ
ールを通して電池内部に進・入しないようにする事であ
る。

電池内部の薬剤の宿はその電池の電気化学電池容量を決
定するので、電池内部スペースを有効に利用する事が重
要である。もしなんらかの理由で電池内部の薬剤が漏れ
れば、この漏出物が電池の寿命を短縮させる。この漏出
物は電池の外側面上に腐食性堆積物を形成させ、これが
電池の外観と商品価値を低下させる。同じくもし異物が
電池の中に進入すれば、この異物が電池の貯蔵寿命を短
縮させ、また電気化学的容量を低下さゼる。

電池寿命を短縮させる薬剤の漏出は電池の外側面上に腐
食性Ｍｉ積物を生じ、これらの腐食性塩が電池の放電を
生じると共に、電池を格納した装置に損害を与える。通
常漏出する薬剤は電池の電解質である。この電解質漏出
は、水性電解質を有する電池系についても、あるいは有
機溶媒を主成分とする電解質および液状無機正極−゛電
解質、例えば塩化チオニルと塩化スルフリルを主成分と
するものなどの非水性電解質を右する電池系についても
生じる事ができる。アルカリ性電解質などの電解質は金
属面を湿潤させ、電池の密封界面を通して浸透する事が
知られている。

一般に、電池は負極と、正極と：前記負極と正極との間
のセパレータ、正極および負極とイオン接触した電解質
溶液とを含み、これら全てが容器−カバー組立体の中に
収容され、この組立体は容器とカバーとの間に配置され
たガスケットなどの密封手段を備える。この密封ガスケ
ットは電解質の漏出に対する一次的バリヤを成す。密封
ガスケットの設計のために多くの努力が払われた。

業界公知のガスケットの１例は米国特許第４．４５７，
９９０号の第５図に示されている。

ガスケットが外周フランジを有し、これが容器内部に着
座している。次にカバーの外周縁がガスケットの外周７
ランジの中に嵌合するようにガスケットの上にカバーを
配置する。次に、容器の上縁をガスケットの７ランジと
カバーの縁に対して放射方向に圧縮する。次に容器の上
縁をガスケットの上に締め固めてカバーを容器に対して
確実に密着させる。ガスケットとカバーの配置および形
状の故に、活物質用の内部容積またはスペースが少なく
なる。本発明のガスケットは特にこの問題を取り扱うも
のであり、同一の外部寸法に対して有効内部容積または
スペースを実質的に増大す□るものである。

従って、電池の内部スペースを最適利用し、同時に有効
なシールを成す手段を提供する事は電池技術に対づ−る
実質的な貢献であろう。

〔発明の目的および効果） 従って本発明の目的は、最大限ωの活物質を内部に収容
するように内部容積を最大限にした密封型電池を提供す
るにある。

本発明の他の目的は、実゛質的に漏出防止型の電池を提
供するにある。

本発明の他の目的は、上側面と下側面においてそれぞれ
実質的にＵ形のグループを有する密封ガスケットを備え
た電池を提供するにある。

本発明の他の目的は、二重グループ型ガスケットにおい
て相異なるサイズのグループを提供するにある。

本発明の更に他の目的は、二重グループ型ガスケットに
おいて相異なるサイズのグループを提供するにある。

本発明の前記の目的およびその他の目的は、下記の説明
、付図および実施例から明らかとなろう。

〔発明の概要〕

本発明は、全てハウジングの中に組み込まれた負極、電
解質および正極を有する型の密封型電池に関するもので
ある。前記ハウジングは、少なくとも一つの垂下スカー
トを有する第１カバー部材と、少なくとも一つの垂下ス
カートを有する第２カバー部材とを含む。中心開口を有
する非導電性ガスケットの上側面にグループを備え、ま
たその下側面にグループを備える。ガスケットを両方の
カバーの間に配置し、第１カバー部材の垂下スカートが
ガスケットの下側面のグループの中に配置され、第２カ
バー部材の垂下スカートがガスケットの上側面のグルー
プの中に配置されるようになし、密封電池を形成する。

好ましくは、非導電性ガスケットがその上側面と下側面
においてそれぞれ実質的にＵ形のグループを有し、電池
カバーの外周垂下スカートがガスゲットのそれぞれの形
状によるグループの中に強く嵌合（例えばスナップばめ
）される事ができるよ、うにした電池用ガスケットを提
供するにある。

多くの用途において、好ましくは、カバー／ガスケット
継ぎ目において接着剤および／またはシーラントを使用
する。

接着剤とは、対ｎされた固体物品の面を湿潤させてこれ
らの面の間に耐久的な接合を成す事のできる一般に流体
またはゲル質の化合物または配合物とみなされる。接着
剤層は不完全で、ヒビ、空隙および／または亀裂を含み
、固体物品と接着剤層との界面を通して物質の移動を可
能としても、な１３有効な接着剤として分類される。

これに対して、シーラントは、対置された物品の面をｉ
！ｉａ潤させこれらの面間の間隙を完全に充填する事の
できる一般に流体またはゲル質の化合物または配合物と
みなされる。シーラントは機械的接合を成す必要はない
が、その充填する空隙を通しての望ましくない物質の泳
動を防止する。

公知のシーラントの例は、ポリアミド（例えば、米国特
許第３，９２２，１７８号に記載の物質を参照）および
アスファルトである。ある種のポリアミド（よ粘着性で
あって接着剤として作用する事ができるが、前記の物質
は一般に接着剤ではない。

エポキシドは代表的な接着剤であるが、その一部のもの
はシーラントとしても作用する。本発明の二重グループ
型ガスケットについて現在使用される物質は“’　Ｅ　
ＣＣＯｂ　Ｏｎ　ｄ　”エポキシである。

これは、米国マサチューセッツ、カントン、エマーツン
　アンド　カミング社の登録商標である。

Ｅ　ＣＣＯｂ　Ｏｎ　ｄ　”エポキシは接着剤としても
シーラントとしても使用される。シーラントとして、こ
のエポキシはＨ２０水蒸気を排除する（全固相電池にお
けるその主要機能）。一般に、電池に入りまた／あるい
は出ることを防止されるべき物質に応じて適当なシーラ
ントまたは接着剤を選ぶ事が重要である。

一般に本発明の二重グループ型ガスケットは、薄型ハウ
ジングを使用し任意の電気化学系、例えばアルカリ系ま
たは非水性系を含む電池に適用する事ができよう。本発
明は特にＬｉ／２．５Ｌｉ・Ｌｉ　　Ｐ　　Ｓ　　／Ｔ
ｉＳ２などの固相電池系に／Ｉ　　２　７ 適当であり、すぐれたシール強度と活物質の最大限電池
容積利用率とを与える。

一般に本発明のガスケットはその上側面および下側面に
それぞれグループまたは凹形チャンネルを有するように
構成されている。ガスケット中のグ）Ｖ−ブの形状は、
半円形、円形、楕円形、または三角形、長方形、台形ま
たはその他の多角形とする事ができる。付図の一部に示
したガスケットのグループは実質的にＵ形であって、ガ
スケットを実質的に垂直に配置した場合、実質的に１１
型の断面形状を有する。

カバーの垂下スカートは、好ましくは、第１図に示すよ
うにカバーの外周に配置され、または第２図に示すよう
にカバーの外周から内側に配置する事ができる。カバー
の垂下スカートの要件は、カバーの面に対して３０’〜
１５０°の角度に配置されなければならない事である。

好ましい角度は、カバーの面に対して９０°、すなわち
直角である。

第１図に示す実施態様は好ましい構造である。

カバーの縁部が電池を密封するためガスケットのグルー
プの中にスナップ嵌合される。カバー縁部の二重に折り
曲げられたスカート部分は、その金属成分の跳ねかえり
特性の故に、ガスケットグループと所望の高度に固いス
ナップ嵌合を成す。また好ましくは接着剤またはシーラ
ントが使用される。

ガスケットは、ポリスルフォン、ポリエステル、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、Ｔｅｆｚｅｌ（ＴｅｆＺｅｌ
は米国デュポン社の商標であり、エチレンとテトラフロ
オロエチレンと共重合体から成る〕またはその他の低酸
素−水透過性を有する物質などの種々の重合体物質によ
って構成される。ガスケットは、セラミックスまたはガ
ラスで製造する事もできる。このガスケットは、非水性
電池系の中に使用される時、低い有機溶媒蒸気透過性を
有する物質で構成する事ができよう。ガスケットを使用
しようとする電気化学的系と相容性のポリアミド、エポ
キシ、およびその他の型のシーラントを使用する事がで
きる。ガスケットをポリアミドで被覆する事もできる。

電池カバーは、適当な接着剤／シーラントと共に本発明
のガスケット内部に固着された時、長い漏れ通路と、引
き裂き方向においても剪断方向も優れた密封強度とを生
じる。

本発明の新規な電池から導かれるもう一つの利点は、種
々のバッテリー用にこれらの電池を容易に組み立て相互
に積み重ね得る事にある。またこの種の電池は、１つの
電池の底部を他の電池の頂部上にすべりばめするように
構成する事ができる。

これらの多数の電池は、従来の電池間の溶接ではなく、
外部から堆積圧を加える事により直列に連結する事がで
きる。これにより各電池のエネルギー密度を増大し、ま
た電池体積の効率的な堆積を可能とする。

本発明の新規な電池から導かれる池の利点は、この種の
電池の外部構造がバッテリーに対して容易に極性配向を
与え得る事である。すなわちバッテリーはその区画の中
に唯一配向をもって配置される。そのための１つの方法
は、゛電池をバッテリーに組立てた場合にこのバッテリ
ーが電子装置の中に唯一配向で配置されるように本発明
のガスケットを形成するにある。配向を決定する構造を
持つ電池を形成する他の方法は、バッテリーがそのソケ
ットまたは区画の中に不正確に配置されないように、電
池の上カバー、下カバーまたは外周垂下スカートを形成
するにある。

カバーは通常、二重グループ型ガスケットの内部にスナ
ップ嵌合され、摩擦作用によって保持される。カバーを
ガスケットに対して固定的に保持するため、接着剤また
はシーラントを使用する事もできる。本発明のガスケッ
トをカバーに接合するため、レーザ溶接またはその他の
類似技術を使用する事ができる。

カバーとガスケットを別個に製造し、電池の組立てに際
してこれらを相互にスナップ嵌合させる事ができる。ま
た本発明のガスケットを第１カバーの上に成形し、次に
第２カバーをこの組立体上にスナップ嵌合させる事がで
きる。

本発明のガスケットと共に使用されるカバーは、金属ま
たは導電性重合体などの誘導性物質で作る事ができる。

カバーを作るために非導電性物質が使用される場合、電
極に対する外部接点を備える事ができる。

本発明の二重グループ型ガスケットは、Ｚｎ／ＫＯＨ／
ＭｎＯ２，Ｚｎ／ＫＯＩ−１／Ａｑ２０゜Ｚｎ／ＮａＯ
Ｈ／Ａｑ２０およびＺｎ／ＫＯＨ／１−１　ｇＯ電池な
ど、水性アルカリ電解質を右する電池などの電池系に適
当に使用する事ができる。炭酸プロピレン、ジメトキシ
エタン、ジオキソラン、γ−ブチロラクトン、２−メチ
ルテトラヒドロフランなどのアルキル置換環式エーテル
などおよびその混合物と、ＬｉＣＦ３８０３．。

Ｌ　Ｉ　Ａ　Ｓ　Ｆ　　　Ｌ　ｉ　Ｂ　Ｆ　　　Ｌ　ｉ
　ＣＩ　０４ナト（Ｄ６・　　　　　　　４・ 溶質を主成分とする電解質と、Ｌｉ／Ｍｎ○２゜Ｌ　ｉ
　／　ＣＦ　　　Ｌ　ｉ／　Ｔ　ｉ　Ｓ　２など業界公
知の電Ｘ　′ 極対とを有する非水性電池も本発明の二重グループ型ガ
スケット構造を使用する事ができる。

下記の実施例は本発明を説明するためのものであって、
本発明はこれに限定されるものではない。

〔実施例〕

第１図乃至第１０図について述べれば、本発明による二
重グループ型ガスケットの種々の実施態様が図示されて
いる。

本発明による好ましい第１実施態様を第１図に示す。非
１？ｌｆ性素材から成るガスケット１はその上側面に実
質的にＵ字形のグループ２と、その下側面に実質的にＵ
字形のグループ３とを有する。

ガスケット１の外壁は、その直立内側面に内向き突起８
，９を右する。上カバー４は外周垂下スカート５を有す
る。スカート５はそれ自体の上に折り返され、カバー４
に対して近似的の直角を成す。

同様に下カバー６は外周垂下スカート７を有し、このス
カート７もそれ自体の上に折り返されている。組み立て
られた状態において、スカート５は上グループ２の中に
挿入され、突起８がカバー４の外周上に延在している。

グループ３は下スカート７を受けて強く保持し、突起９
がカバー６の外周部上に延在している。カバーと隣接の
活物質との間のずぐれた接触を成すように、上カバーま
たは下カバーまたは両方のカバーに対して下向き突起を
備える事ができる。

第２図は本発明によるガスケットの他の実施態様を示す
。ガスケット１０は、その上側面が実質的にＵ字形のグ
ループ１１を有し、その下側面が実質的にＵ字形のグル
ープ１２を有するように非導電性素材で作られる。カバ
ー１３を２つのスカートまたはフランジ１４と１５とを
有する。スカート１４は内側スカートであって、折り返
し部分を有し、追加的強度と表面積がこの内側スカート
１４に与えられる。カバー１３の第２スカートは外周か
ら垂下したスカートまたはフランジ１５である。下カバ
ー１６は内側スカー１〜１７をイｊ−シ、また外周スカ
ートを有する事ができる。これは図示されていないが、
特定の用途のためには好ましい。図示のように、内側ス
カート１４は実質的にＵ字形のグループ１１の中に組込
まれているが、外側スカート１５はガスケット１０の外
側縁上に垂れ下がっている。同様に、内側スカーｉ〜１
７は実質的にＵ字形のグループ１２の内部に配置されて
いる。７ランジ１５は、仕上がり電池に対して極性配向
を与えるために使用する事ができる。電子装置の中に電
池の底部輪郭または側面輪郭と合致する輪郭のバッテリ
ー配置用くぼみまたは区画を備え、電池がそのくぼみ、
区画またはキャビティの中に嵌合する＄により、前記の
極性配向が得られる。フランジ１５はバッテリーまたは
電池を、くぼみまたは区画の中に唯一の配向で配置する
事を可能にし、これにより装置を保護し、また極性配向
を固定する事がぐきる。

本発明によるガスケットの他の実施態様を第３図に示す
。非導電性素材から成るガスケツ（へ２０は、その上側
面に実質的にＵ字形のグループ２１を有し、その下側面
に実質的にＵ字形のグループ２２を有する。ガスケット
２０の二つのＵ字形のグループ２１と２２は相互に平行
となるように配置されている。カバー２３は外周垂下ス
カート２４を有し、カバー２５は外周垂下スカート２６
を存する。電池の組立て中に、外周スカート２４をグル
ープ２１の中に挿入し、そこに強く保持する。グル−プ
２２はカバー２５のスカー１〜２６を受は入れて、強く
保持する。仕上がり電池に対して極性配向を与えるため
に、この電池の非対称性が使用される。これは、第３図
の電池を唯一の配向で配置できるように構成されたソケ
ットまたは区画またはキャビティを電子装置に備える事
により達成される。

第４図は本発明によるガスケットのさらに他の実施態様
を示す。絶縁性素材から成るガスケット３０は、その上
側面に実質的にＵ字形のグループ３１を有し、その下側
面に実質的にＵ字形のグループ３２を有する。カバー３
３は、これに対して近似的に直角の外周垂下スカート３
４を有する。

カバー３５は、これに対して実質的に垂直に配置された
外周垂下スカート３６を有する。ガスケット３０のグル
ープ３１．３２がそれぞれ外周垂下スカート３４．３６
に係合する。

第５図に示ず本発明の他の実施態様はガスケット４０を
有し、このガスケットは非導電性素材から成り、その上
側面に実質的にＵ字形のグループ４１、その下側面に実
質的にＵ字形のグループ４２を有する。カバー４５は外
周垂下スカートまたはフランジ４６を有し、このスカー
ト４６はカバー４５の面に対して近似的に直角に折り返
された部分を有する。スカート４６の折り返しは、この
スカートに追加的強度と追加的接触面とを与える。この
電池の第２カバー４７は外周垂下スカートまたはフラン
ジ４８を有し、このフランジはカバー４７に対して近似
的に直角の折り返し部分を有する。外周垂下スカート４
６は実質的にＵ字形のグループ４１の中にスナップはめ
されて強（保持され、下外周垂下スカート４８は同様に
実質的にＵ字形のグループ４２の中に保持されている。

この電池の非対称性は、仕上がり電池に極性配向を与え
るため使用される。これは第５図の電池またはバッテリ
ーを唯一配向に配置する事ができるように構成されたキ
ャビティまたは区画またはくぼみを電子装置に備える事
により達成される。スカート４８の外側折り曲げ部分は
、ガスケット４０の外側部分の長さに等しくなるように
作る事ができる。

第６図は本発明のガスケットの他の実施態様を示す。ガ
スケット５０は絶縁性物質から成り、その上側面に実質
的にＵ字形のグループ５１、その下側面に実７１的にＵ
字形のグループ５２を右する。

カバー５４は、これに対して近似的に直角に折り曲げら
れた外周垂下スカート５５を有する。第２カバー５６は
カバー５４の鏡像である。上方の実質的にＵ字形のグル
ープ５１と下方の実質的にＵ字形のグループ５２は、そ
れぞれ外周垂下スカート５５．５７に係合してこれを保
持する。追加的非１１ｆｆｆ性部材５３をガスケット５
０の上側面に載置しまたは接着し、カバー５４の外周縁
の上まで延在させる事ができる。また部材５３をカバー
５４の外周縁に取りｆ」け、またはガスケット５０の外
側面に接着する事ができる。非導電性部材５３をガスケ
ット５０の外側上面に適当な手段で取り付ける場合、こ
の部材５３はカバー５４の上側面と同一面にある事がで
き、あるいはカバー５４の上側面の上方にある事ができ
る。部材５３はカバー５４の上側面の上方に突出してい
るとき、電池またはバッテリーに極性配向を与える。す
なわち、電池またはバッテリーは電子装置のキャピテイ
または区画の内部に唯一の配向で配置される。

ガスケット５０の外周外側面は部材５３の外周外側面と
同一面にある事ができる。類似の非導電性部材をガスケ
ット５０の下側面に取り付ける事ができる。非導電性部
材がガスケット５０の下側面に取り付（）られなければ
、バッテリーまたは電池に極性配向を与えるために電池
の非対称性を利用する事ができる。第６図に示す非対称
性は、電池の堆積のための嵌合ゼオメトリーを与える。

この型の堆積は、堆積中の電池の均一な極性配列を保証
する。

本発明の電池の組立てられた状態の部分断面斜視図を第
７図に示す。組立てられた電池６０はガスケット６つと
カバー６２．６５を示す。カバー６２と６５との間に、
非導電性ガスケット６１が配置され、このガスケットは
その上側面の下側面に実質的にＵ字形のグループを有す
る。カバー６２の密封面がガスケツ１へ６１の上側グル
ープの中に配置されて面間密１１接触し、カバー６５の
密封面がガスケット６１の下側グループの中に配置され
て面間蜜月接触している。カバー６２の内部に、これと
電気接触するように負極６３が配置され、カバー６２の
少なくとも一部を電池の負極端子と成す。カバー６５の
内部に、これと電気接触するように正極６６が配置され
、カバー６５の少なくとも一部を電池の正極端子と成す
。負極６３は正に！６６から、電解質６４によって分離
されている。所望ならば、負極と正極との間にセパレー
タを使用する事ができる。電池の極性配向を得るため、
ガスケット６１の非対称性を用いる事ができる。これは
、電池６０を唯一配向においてのみ配置できるように電
池６０の底部輪郭と合致した輪郭のキャビティまたは区
画を電子装置の中に備える事により達成される。このよ
うな輪郭を有する電池は、極性配向が一定であるから、
装置の保護を保証する。第７図に示す電池は円筒形を有
するが、このような構造特性は立柱状長方形電池につい
ても適用される。

第８図は本発明にＪ：るガスケットの他の実Ｍ態様を示
す。ガスケット７ｏは、その上側面に部分的円形断面の
グループ７１、その下側面に部分的円形断面グループ７
２を有する。これらのグループ７１または７２は同一の
断面積または相異なる断面積を有する事ができる。カバ
ー７３は外周垂下スカート７４を有する。この外周垂下
スカート７／ｌはグループ７１の中に挿入され、その内
部に好ましくは接着剤またはシーラントによって強く保
持されている。グループ７１の余分のスペースはシーラ
ントまた【よ接着剤の貯蔵部として使用される。第２カ
バー７５は外周垂下スカート７６を右し、このスカート
はグループ７２の中に挿入されて、その中に好ましくは
接着剤またはシーラントによって固く保持されている。

グループ７２はスカート７６との接触を改良するため平
面部７７を右りる。

本発明によるガスケツ１−の他の実茄態様を第９図に示
す。ガスケット８０は実質的に三角形断面の二つのグル
ープ８１と８２を有する。グループ８１はガスケット８
０の上側面に配置され、グループ８２はガスケット８０
の下側面に配置される。

カバー８３は外周垂下スカート８４を有し、このスカー
トはグループ８１の中に挿入されて、その内部に好まし
くは適当なシーラントまたは接着剤によって固着される
。グループ８１は平坦部８７を有し、この平坦部はスカ
ート８４に対する直接的接触を改良するために使用され
る。下カバー８５は外周垂下スカートまたはフランジ８
６を有し、このフランジは、カバー８５の面に対して近
似的に直角の折り返し部分を有する。グループ８２はス
カート８６を受け、このスカー１−がその内部に、好ま
しくは適当なシーラントおよび／または接着剤によって
強く保持される。グループ８１と８２の中の余分のスペ
ースは接勃剤またはシーラントの貯蔵部として役立つ事
ができる。

本発明によるガスケットの他の実施態様を第１０図に示
す。ガスケツ１−９０はその上側面に実質的半円形断面
のグループ９１、の下側面に実質的にＵ字形のグループ
９２を有する。カバー９３は外周垂下スカート９４とリ
ップ９７を右する。

隣接の活物質に対する接触を改良するため、カバー９３
に内側突起９８が備えられる。スカート９４はグループ
９１の中に挿入され、その内部に好ましくは適当な接着
剤および／またはシーラントによって強く保持される。

カバー９５は外周垂下スカート９６を有する。この外周
垂下スカート９６は実質半円形断面の輪郭を有する。ス
カート９６はグループ９２の中にスナップはめされ、そ
の内部に好ましくは適当なシーラントまたは接着剤によ
って強く保持される。

下記の実施例は本発明を説明するためのものであって、
本発明はこれに限定されるもので１よない。

１璽ユ 二重グループ型ガスケットとＬｉ／２．５１ｉｄ−Ｌｉ
　　Ｐ　　Ｓ　　／ＴｉＳ２電気化学的系を用いた固相
電池を作った。各電池はリチウム負極（箔）と、Ｔｌ５
２正極ベレツトと、２．５１ｉＩｌ−ｉ、＋Ｐ２Ｓ７固
体電解質とを含／υでいた。この電解質は米国特許第４
，３３１，７５０号に開示されている。正極と負極との
間に、前述の固体電解？：１層が配置される。正極ペレ
ツＩ・と接触したカバーの内側面は導電性炭素被覆を有
し、負極と接触したカバーはその内側面にエキスパンデ
ッド・メタル層を有していた。良好な電極−電解質面接
触を保証づるため、米国特許第４．４７７．５４５号の
等方圧′（ｉ　５ｏｓｔａｔ　ｉｃ　＞技術を用いて、
予備組立体（負極／固体電解質／正極）を作った。

前述の電気化学系を使用し第１図の二重グループ型ガス
ケットを有する２セツトの固相バッテリを組み立てた。

二重グループ型がスヶットはポリプロピレンで作られた
。電池カバーは３０４ステンレス鋼／ニツケル　バイク
ラッド素材で作られた。一方のロフトは、電池組み立て
に先立って各負極カバーの中に小さな凹形のくぼみを作
られた。

ガスケツ１−に対して電池カバーを接着する際に、電池
を圧縮するために垂直圧力を用いた。平坦な電池カバー
を有する第２０ツトを作った。いずれのロフトにおいて
も、カバーとガスケットは業界公知の方法によってプラ
ズマ処理によって予備浄化した。エマーツン　アンド　
カミング社製のエポキシ樹脂Ｅｃｃｏｂｏｎｄ　　４５
を以て、カバーをガスケットに接着した。これらの電池
は、それぞれ５７ｍＡｈｒの負極容量と正極容量とを有
するにうに設計された。放電に際して電解質漏れが観察
されなかった。電池の外観は変化せず、また電池のガス
漏れまたは膨張は見られなかった。

下記の表は、前２の電池の２１℃で １５．０００オーム連続負荷でテストした場合の使用特
性を示す。

表　　１ 入力　出力　効率 ７　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１Ｒ
Δｈｒ　　　ｍＡｈｒ　　　　％平坦カバーを有する　
　　　　　５７　　４０　７０．２二重グループ型電池 負極カバーにくぼみを有する　　５７　　４８　８４．
２二重グループ型電池 ７０．２％から８４．２％への効率の向上は、負極カバ
ーにくぼみを備えまた電池の接着密封中に垂直圧を加え
る事による接触の改良の結果であろう。効率％は、ミリ
アンペア時出力をミリアンペア時入力で割って１００を
掛けたものである。

炎五旦１ また本発明の二重グループ型ガスケツｉ−を使用する事
により、カバーの厚さが減少され、これにより活物質に
使用される有効内部容積が増大される事が発見された。

その理由の１つは、カバーのフランジまたはスカートが
カバーに対して直角であり、活物質に対して追加的カバ
ースペースが得られた事にある。他の理由は、米ｌ特許
第４．４５７，９９０号に記載されたものなどの業界公
知のカバーは電池密封するために放射方向に圧縮しなけ
ればならないので、これらのカバーは電池密封するため
に放射方向に圧縮しな（づればならないので、これらの
カバーは放射方向圧縮によるボウイングに耐えるために
、少なくとも０．０１０インチ（０，２５４ｍｍ）の厚
さを有しなければならない事にある。本発明による二ｍ
グループ型ガスケットと共にカバーを使用する場合、放
射方向応力が加えられず、従ってカバーを薄くする事が
できる。表■に示すように、カバー厚さを０．２５４履
（０，０１０インチ）から０．１５２ｍ＜０．００６イ
ンチ）に減少させる事により、有効内部容積が増大する
。

表　　■ シール構造　　　有効　　　有効　　　有効内部容積 （カバー厚さ）　内部直径　内部高さ　（ｃａｌ　）二
重グループ型　１７．９６　ｔｔｍ　　１．０７　ｍ　
　　０．２７（０，２５４ｍ） 二重グループ型　１７．９６履　１．２７ｍ　　　０．
３２（０，１５２ｍ） 本発明は前記の説明のみに限定されるものでなく、その
主旨の範囲内において任意に変更実施できる。例えば、
１つのカバーの厚さが他のカバーの厚さと相違する事が
でき、また／あるいは１つのカバーの直径が他のカバー
の直径と相違する事ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（よ本発明によるガスケットの好ましい実施態様
の断面図、第２図は本発明によるガスケットの好ましい
第２実施態様の部分断面図、第３図は本発明によるガス
ケットの好ましい第３実施態様の部分断面図、第４図は
本発明によるガスケットの好ましい第４実施例態様の部
分断面図、第５図は本発明によるガスケットの好ましい
第５実施態様の部分断面図、第６図は本発明によるガス
ケットの好ましい第６実施態様の部分断面図、第７図は
本発明によるガスケットの第７実施態様を示す組立てら
れた電池の部分断面を示す斜視図、第８図は本発明によ
るガスケットの好ましい第８実施態様の部分断面図、第
９図は本発明によるガスケットの好ましい第９実７Ａｉ
態様の部分断面図、第１０図は本発明によるガスケット
の好ましい第１０実施態様の部分断面図である。 １．１０，２０．３０，４０．５０，６１゜７０．８０
．９０・・・ガスケット、２，３，１１゜１２．２１，
２２．３１，３２，４１．４２゜５１、　５２．　７１
．　７２．　８１，８２，９Ｌ９２・・・グループ。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 ＦＩＧ、６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ハウジングの中に組み立てられた負極と電解質と、
   正極とを有し、前記ハウジングは、（ａ）少なくとも１
   つの垂下スカートを有する第１カバー部材と、 （ｂ）少なくとも１つの垂下スカートを有する第２カバ
   ー部材と、 （ｃ）開口を有し、また上側面にグループを配置され、
   下側面にグループを配置された非導電性ガスケットとを
   含み、 前記第１カバー部材の前記垂下スカートは前記ガスケッ
   トの前記下側面の前記グループの中に配置され、前記第
   ２カバー部材の前記垂下スカートは前記ガスケットの前
   記上側面の前記グループの中に配置され、これによって
   密封電池を成すようにした電池。 ２、前記ガスケットの素材は、ポリスルフォン、ポリエ
   チレン、ポリエステル、ポリプロピレン、およびエチレ
   ンとテトラフルオロエチレンとの共重合体から成るグル
   ープから選ばれる特許請求の範囲第１項記載の電池。 ３、前記カバー部材の少なくとも一方は、二重厚さを成
   すように折り返された部分を有する垂下スカートを持つ
   特許請求の範囲第１項記載の電池。 ４、前記第１カバー部材の直径は前記第２カバー部材の
   直径より小である特許請求の範囲第１項記載の電池。 ５、前記の第１カバー部材は負極物質と接触して負極端
   子として作用し、また前記第２カバー部材は正極物質と
   接触して正極端子として作用する特許請求の範囲第１項
   記載の電池。 ６、前記電池は円筒形状を有する特許請求の範囲第１項
   記載の電池。 ７、前記電池は立柱状長方形形状を有する特許請求の範
   囲第１項記載の電池。 ８、前記ガスケットはその上側面の外側部分上に追加的
   非導電性部材を取り付けられ、前記の追加的非導電性部
   材は前記ガスケットの前記上側面のグループの中に配置
   された前記第２カバー部材の垂下スカートの外周縁上に
   延在するようにした特許請求の範囲第１項記載の電池。 ９、前記電池を密封するために、カバー部材のスカート
   −ガスケット間の継ぎ目に適当なシーラント物質が使用
   される特許請求の範囲第１項記載の電池。 １０、前記シーラント物質は、アスファルト、ポリアミ
   ドおよびエポキシドから成るグループから選ばれる特許
   請求の範囲第９項記載の電池。 １１、前記電池を密封するために、カバー部材のスカー
   ト−ガスケット間継ぎ目に適当な接着剤物質が使用され
   る特許請求の範囲第１項記載の電池。 １２、前記接着剤物質は、アスファルト、ポリアミドお
   よびエポキシドから成るグループから選ばれる特許請求
   の範囲１１項記載の電池。 １３、前記第１カバー部材の第１スカートが前記ガスケ
   ットの前記グループの少なくとも一つの中に配置されて
   固着され、前記第１カバー部材の第２スカートが前記ガ
   スケットの外側壁面上に延在するようにした特許請求の
   範囲第１項記載の電池。 １４、前記スカートは実質的に相互に平行である特許請
   求の範囲第１３項記載の電池。 １５、前記ガスケットはポリアミドによつて被覆される
   特許請求の範囲第１項記載の電池。 １６、前記ガスケットの前記上側面に配置された前記グ
   ループの断面積が前記ガスケットの前記下側面に配置さ
   れた前記グループの横断面と異なる特許請求の範囲第１
   項記載の電池。 １７、前記ガスケットの前記グループの少なくとも一つ
   の断面形状は多角形である特許請求の範囲第１項記載の
   電池。 １８、前記ガスケットの前記グループの少なくとも一つ
   の断面形状は楕円形である特許請求の範囲第１項記載の
   電池。 １９、前記カバーの一方の厚さが他方のカバー部材の厚
   さと異なる特許請求の範囲第１項記載の電池。 ２０、少なくとも一方のカバー部材が内側に突出したく
   ぼみを有する特許請求の範囲第１項記載の電池。