JPS6255048A - 小麦粉の品質改良方法 - Google Patents

小麦粉の品質改良方法

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JPS6255048A
JPS6255048A JP60175642A JP17564285A JPS6255048A JP S6255048 A JPS6255048 A JP S6255048A JP 60175642 A JP60175642 A JP 60175642A JP 17564285 A JP17564285 A JP 17564285A JP S6255048 A JPS6255048 A JP S6255048A
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JP
Japan
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flour
wheat flour
quality
twin
screw extruder
Prior art date
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Pending
Application number
JP60175642A
Other languages
English (en)
Inventor
Misao Tabuchi
田淵 操
Tomiichi Kobori
小堀 富市
Hiroki Kimura
宏樹 木村
Kiyohiko Sawa
沢 清彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TECH RES ASSOC EXTRU COOK FOOD IND
Original Assignee
TECH RES ASSOC EXTRU COOK FOOD IND
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分IP) 本発明は、小麦粉を製菓用、バッター用、ルウ用等の二
次加工用途に適した品質に改良する方法に関する。
(従来の技術) 小麦粉の二次加工特性の改良を目的として、これを加熱
処理する方法は従来から知られていた。
たとえば、ケーキに用いる小麦粉の製造法として、小麦
粉をある品温とその品温における保持時間との関係式を
満足させる条件下で加熱処理する方法が提案されていた
(特公昭57−14828)。この方法を適用しtこ具
体的な加熱条件の例としては、たとえば90℃5時間、
90℃7時間、あるいは58℃94時間、62℃166
時間等があげられており、このような条件で加熱処理し
た小麦粉は、ケーキ焼成後の釜べりや、ケーキ表面の沈
み現象等が生じないものとなる旨が説明されていた。
また、別の例として、小麦粉を40〜70℃の環境下で
その水分を低下させることなく、2〜20日間保持する
小麦粉の改良方法も知られていた(特公昭53−151
38)。この方法もケーキ用粉として好適な小麦粉を得
るのが主目的であり、沈み防止効果や、内相、食感の改
良効果が得られる旨が説明されていた。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のような従来の加熱方法においては、特定温度に保
持すべき時間が数時間ないし20日間と極めて長く、作
業性、経済性等の観点から問題があった。本発明はこの
ような従来法の欠点を改良し、極めて短時間、かつ簡単
な操作により小麦粉の加熱押出し処理を行い、作業性、
経済性等における問題点を解決しようとするものである
(問題点を解決するための手段) 本発明は、小麦粉を二軸型エクストル−グーで加熱押出
し処理することにより、極めて短時間のうちに、所期の
二次加工に適した特性を有するものに品質改良する方法
である。
本発明て(重用する二軸型エクストルーダーは、二本の
スクリュー、フィーダー、バレル、ダイ等より構成され
るものであって、これにバレル部分の全体もしくはその
一部を加熱する装置、被加熱区域の加熱温度制御装置等
が備えられている。機器の種類により前記の各スクリュ
ーは更にいくつかの部分(たとえば3つ)に分割されて
おり、そのうち出口先端部に位置するスクリュ一部分を
、他の部分と反対方向に回転するリバーススクリューあ
るいはピンスクリューとして、押出し圧力を高める方策
がとられる場合もある。かかろ二軸型エクストル−グー
は、混合、圧縮、混線、粉砕、剪断、加熱、殺菌、冷却
等の各プロセスを単一のユニットによって処理できる機
能を有するもので、本発明に用いろ二軸型エクストル−
グーも、このような機能を備えたものであれば、どのよ
うなタイプのものを用いても差支えない。たとえば株式
会社神戸製鋼製の2EXT−60型エクストル−グー等
が好適である。
このような二軸型エクストルーダーのフィーダーより被
処理小麦粉を供給し、特定の品温となるよう加熱しつつ
、エクストル−グー内に一定時間滞留するようスクリュ
ーにより機内を移送させて、ダイより粉状のまま押し出
す。この処理により、小麦粉(よ加熱、加圧とともにス
クリュー回転による剪断力を受け、短時間で二次加工性
の改良が行われる。
処理条件は、目的とする二次加工特性によって異なるが
、小麦粉品温で40〜200℃、エクストルーダー内平
均滞留時間は5秒〜10分間の範囲が好適である。この
うち、ケーキ用など製菓用途に対する品質改良のために
は、通常40〜90℃程度の範囲の温度が最適のものと
して採用され、バッター、ルー等の用途に対しては80
〜200℃の範囲の温度が望ましい。
品温が40℃以下では処理に時間がかかりすぎて、短時
間での品質改良との点で充分とは云えず、また、品2B
 200℃以上の場合は小麦粉の焦げ等が生じて好適と
は云えない。
経済性、処理の安全性等を考慮して品温の上限は180
℃前後となるように設定することが多い。
所要滞留時間は、一般に品温の上昇とともに短か(し、
低温になる稈長時間を要するが、この関係は目的とする
小麦粉の特性、あるいは被処理小麦粉の種類、特性等に
より変動することはいうまでもない。
滞留時間が5秒以下では、品質改良効果の点で不十分で
あるうえ、処理作業上の困難が生ずる。また10分以上
では機械的な点で種々の困難が生じ、かつ経済性の面か
らも有効とは云丸ない。
小麦粉はエクストル−グー内で加熱をうけるにつれて特
性が変化する。処理品温の上昇にともなって、被処理小
麦粉は、水にといた際のスラリーの粘度が上昇し、かつ
、この上昇した粘度の経時的な低下は殆どない特性を有
する小麦粉へと品質が改良される。この現象は品温80
〜100℃のある温度を境に急激に生ずることが認めら
れ、これはa−アミラーゼ活性の失活が主たる原因と想
像されろ。
二軸型エクストルーダーによる処理は、通常グ・イを通
して押出すことにより行われるが、本発明においてはダ
イを用いずに押出し処理してもよい。すなわち、本発明
では開放のまま押出し処理しても、所期の小麦粉品質改
良効果が得られ、これは作業能率上も極めて有利である
もっとも、本発明においてはダイ直前の圧力はそれ程高
(する必要はなく、圧力をかけたとしても10kg/c
al以下で十分である。
なお、スクリュー回転度は10〜200 rpn+。
小麦粉原料供給lは前記2EXT−60型機では10〜
50kg/時の範囲が望ましい。
本発明の小麦粉の処理に際し、あらかじめ小麦粉に少量
の水分(例えば30%以下)を加えておくこともでき、
目的にもよるが、処理時間の短縮等に役たつ。また、処
理前の小麦粉に種々の添加物(たとえば酸化剤、乳化剤
、糊料、ピクミン顕、着色料等)を加えておくこともで
き、これによりさまざまの特性を有する小麦粉を作り出
すことも可能となる。
本発明の処理法により、小麦粉はケーキ、クツキーなど
の製菓用、あるいはバッター、ルーなどの用途にそれぞ
れ適した品質に改良されろ。
また、処理条件、原料小麦粉等の選択によりその他の用
途、たとえばパン用等に適した品質のものを得ることも
できる。
(実施例) 実施例1 薄刃小麦粉(水分14.0%)を二軸型エクストル−グ
ー(株式会社神戸製鋼所製2 EXT−60型)に10
kg/時で連続的に供給し、スクリュー回転数25rp
m、小麦粉品温45℃、滞留時間5分でダイを通して押
出し処理した。
本方法により得られた小麦粉はスポンジケーキテストを
行った結果、ケーキの沈みは認められず、ケーキ容積、
内相、食感等ともに1量れていると判定された。
実施例2 中力小麦粉(水分13.8%)を実施例1と同じ二軸型
エクストルーダーで、供給fi20kg/時、スクリュ
ー回転数50 rpm、小麦粉品温130℃、滞留時間
1分で、ダイを用いず開放のまま押出し処理した。
これによって得られた小麦粉(水分7.0%)は、バッ
ター、ルー用として好適であった。
(発明の効果) 本発明の方法によって、ケーキ容積、内相、食感等の品
質を改良した二次加工用小麦粉を得ることができる。
しかも、本発明によれば、従来よりも極めて短時間、か
つ簡単な操作で小麦粉を所期の二次加工特性のものに改
良できるので、作業性、経済性の点で極めて有利である
そのうえ、加熱処理条件、原料小麦粉、添加物等の選択
・組合わせにより、さまざまの特性を付与しうるので、
広い範囲の小麦粉用途に対応することが可能となる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)小麦粉を二軸型エクストルーダーにより加熱押出
    し処理を行うことを特徴とする小麦粉の品質改良方法。
  2. (2)加熱処理条件が小麦粉品温40〜200℃、滞留
    時間5秒〜10分間である特許請求の範囲第1項記載の
    小麦粉の品質改良方法。
  3. (3)加熱押出し処理に際し、先端ダイを装着しない二
    軸型エクストルーダーより小麦粉を押し出すことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の小麦粉
    の品質改良法。
  4. (4)小麦粉に水分および/または添加物を添加して加
    熱押出し処理を行う特許請求の範囲第1項ないし第3項
    記載の小麦粉の品質改良方法。
JP60175642A 1985-08-12 1985-08-12 小麦粉の品質改良方法 Pending JPS6255048A (ja)

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