JPS6296049A - 食用に適した穀物▲ふ▼の製造法 - Google Patents

食用に適した穀物▲ふ▼の製造法

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JPS6296049A
JPS6296049A JP60217409A JP21740985A JPS6296049A JP S6296049 A JPS6296049 A JP S6296049A JP 60217409 A JP60217409 A JP 60217409A JP 21740985 A JP21740985 A JP 21740985A JP S6296049 A JPS6296049 A JP S6296049A
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JP
Japan
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grain
gluten bread
twin
bread
gluten
Prior art date
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Pending
Application number
JP60217409A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yokota
横田 昭
Motoo Imayasu
今安 元男
Kazumasa Miyata
宮田 一正
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TECH RES ASSOC EXTRU COOK FOOD IND
Original Assignee
TECH RES ASSOC EXTRU COOK FOOD IND
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、小麦その他の穀物麺を、製菓、製パン等の二
次加工用途に適した品質に改良する方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に穀物麺すなわち穀物の皮部は、そのままでは食感
及び風味を減するものであり、したがっていかにこの皮
部を上手に分離するかが、穀類加工技術の主題であった
。しかしこの皮部には胚芽 ゛や皮部に隣接する胚乳部
の一部が混入し、蛋白質、ミネラル、ビタミンなどが豊
富に含まれている。
加えて近年この皮部に含まれるグイエタリーファイバー
(食物繊維)の生理的役割が注目されている。すなわち
、成人病等の文明病を疫学的に研究した結果、グイエタ
リーファイバーの重要性が認められるようになった。そ
のためグイエタリーファイバーに富む(セルロースは比
較的少ない)穀物麺すなわち穀類支部を含む食品が見直
されてきつつある。
ところで古くから、認を含むパンは全粒粉パンと呼ばれ
、グラハム、ハウザー等により栄養食といわれ推奨され
てきた。我国でも一部硯を含むいわゆる黒パンは販売さ
れてきたが、その量は微々たるものにすぎない。その理
由は単に硯本来の食味の悪さによるだけでなく、例えば
パンに配合すると、パンのボリウムを減じ、重い、風味
の悪いパンとなるためである。特に鉱の「のどごし」の
悪さは日本人の嗜好に合わないものである。
鉱を拡大して見るとその微細構造は谷板の構造に似て、
容易に粉砕し難いものである。一方胚芽及び硯と胚乳の
間には製パン性を害する物質や酵素が多く含まれている
。加えて硯本来の不快な臭気があり、これ等が食用に適
さない要因となっている。
このような鳳を食用に適したものとするため種々の方法
が提案されている。たとえば特公昭56−50546号
公報には、小麦厖を蒸煮した後、酸及び糖を加えて、加
熱乾燥する方法が記載されている。この方法によれば製
パン性、及びそのパンの食味の改善は顕著であったが、
なお、舐臭が残り、硯の硬さによる「のどごし」の悪さ
が感じられた。加えてこの方法は二工程からなり、後工
程の効果を上げるには第一工程後、粉砕することが必要
であった。
以上のように、題を配合したパンは、消費者の潜在的ニ
ーズにもかかわらず、厖臭、風味、「のどごし」の悪さ
等により、広く普及しているとはいい難い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
したがって本発明の目的は、二次加工性に優れ、照臭が
少なく、「のどごし」が良くすなわち風味、食味に優れ
、脆弱化し容易に粉砕できるような穀物硯を、単純化さ
れた工程で短時間に経済的に製造することができる方法
を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、穀物蕊を二軸型エクストルーダー
により加圧加熱処理することにより達成される。
本発明において、「穀物舐」とは、小麦、大麦、ライ麦
、燕麦その他の皮部を意味するものであり、純粋な皮部
のみからなるもののほか、胚芽、胚乳を含むいわゆる全
粒粉も含まれる。
本発明で使用する二軸型エクストルーダーは押出し推進
力に優れ、適度な剪断力をもち、外筒バレルから充分な
エネルギーが与えられるものであればよい。特に混合混
練性に優れた二軸型完全噛合同方向回転エクストルーダ
ーが望ましい。ここで重要なことは、強じんで、フレー
ク状の蔑は決して溶融状態にはならないので、−軸型の
、機能に劣るエクストルーダーを用いたばあいには、容
易に閉塞してしまうことである。
本発明では二軸型エクストルーダーを使用するので、こ
のような問題が起こることはない。
二軸型エクストルーダーのバレル温度は100℃〜20
0℃、望ましくは120℃〜160℃が適当である。穀
物舐の形状を残したいばあいには、低温領域に、また風
味食味を改良することを主眼とするばあいには高温領域
にバレル温度を設定すればよい。加水量は、穀物舐10
0重重部に対して10〜80重量部、好ましくは30〜
50重量部が適当である。加水量が低いと、剪断力が強
く厳しい条件となるが、後の乾燥が容易になる。グイオ
リフィスの開口率(スクリューの断面積に対するオリフ
ィスの開口部面積の割合)は1〜10%、好ましくは2
〜5%が適当である。L/D(Lはスクリューの有効長
、Dはスクリューの直径である。)は10〜30が適当
であり、大きい方が好ましい。加水量が高いばあいには
、バレル温度を高く、開口率を小さく、L/Dの値を大
きくし、また加水量が低いばあいには、バレル温度を低
く、開口率を大きく、L/Dの値を小さくすればよい。
原料供給量は二軸型エクストルーダーの最−大能力まで
可能である。供給量が多いばあいには、バレル温度を高
く、L/Dの値を大きくし、目的の温度が得られるよう
にする。
二軸型エクストルーダーにより加圧加熱処理された、す
なわちエクストルージョンクツキングされた穀物諒は、
水分の低いものはそのまま、また水分の高いものは直ち
に乾燥した後、解砕又は粉砕し、二次加工用の素材とす
ることができる。
乾燥は保存性を保てる水分く約10〜14%)にするの
が目的であり、あらゆる乾燥機が使用できる。粉砕は二
次加工用途に応じて粒度調整するのが目的であり、粗粒
を得る場合は解砕機、細粒の場合は粉砕機、粒度調整に
は篩機を用いればよい。
エクストルージョンクツキングにより、強じんな穀物厖
が脆弱化し、二次加工性が改善されるメカニズムについ
ては未だ明確ではないが、通常の加熱法に比べ高温、高
圧下の加熱により、二次加工性阻害物質が重合又は分解
するのではないかと考えられる。加えて二軸型エクスト
ルーダーのもつ強い剪断力の作用と共同して、穀物鉱の
強じんな構造が破壊されるものと考えられる。
高温、高圧、剪断力下での化学反応としてメーラード反
応が考えられる。この反応は食品に褐変と加熱臭を与え
る。この反応を促進させるためにはpHの調整と、反応
基質である還元糖の添加が考えられる。この反応はアル
カリ側セ促進され、Na叶不添加より穀物想の性状は大
巾に改善されるが食味が悪くなるので実質的に利用出来
ない。逆に処理後の穀物憩の二次加工性からp115〜
6の間に調整するのが最適であり、クエン酸、酢酸、リ
ンゴ酸、その他可食有機酸を0.5〜5.0重量%、望
ましくは1〜3重量%添加することにより調整される。
還元糖としてはグルコース、ガラクトース、シニークロ
ース等の非還元糖が用いられる。
添加量は10〜50重量%、望ましくは25〜35重量
%が適当である。
強じんな延を脆弱化し加工性を改良するためには酸化剤
の添加も有効である。例えばH20□を0.5〜5重量
%、望ましくは1〜2重景重重加することにより良質な
処理値が得られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、二次加工性に優れ、鉱車が少なくて風
味、食味に優れ、脆弱化し容易に粉砕できる穀物硯を、
短時間に経済的に製造することができる。
〔実施例〕
以下実施例ををって、本発明を具体的に説明する。
下記条件で種々の穀物琺を二軸型エクストルーダー(重
工TBM50  L/D= 22  グイ径4mmφX
2)にかけた後、水分10%程度に乾燥し、ピンミルに
て粉砕した。
処理した穀物舐を用い、下記の配合で常法によりパンを
つくり、その食感等を検査した。
小  麦  粉          90重量部穀  
物  に          10砂      糖 
           4食      塩     
       2油       脂        
    4イ   −  ス   ト        
        1.5水             
    68結果を次表に示す。
官能検査は15人のパネラ−により、10点満点で評価
し、その平均をとったものである。
以上の結果、本発明のエクストルージョンクツキングし
た穀物延はいずれも未処理のものより好ましいことがわ
かる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)穀物麺を二軸型エクストルーダーよりに加圧加熱
    処理することを特徴とする、食用に適した穀物麺の製造
    法。
  2. (2)穀物麺に、有機酸、糖類および酸化剤から成る群
    から選ばれる少なくとも1種を添加して加圧加熱処理す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の方
    法。
JP60217409A 1985-09-30 1985-09-30 食用に適した穀物▲ふ▼の製造法 Pending JPS6296049A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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