JPS6252719A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS6252719A
JPS6252719A JP60193393A JP19339385A JPS6252719A JP S6252719 A JPS6252719 A JP S6252719A JP 60193393 A JP60193393 A JP 60193393A JP 19339385 A JP19339385 A JP 19339385A JP S6252719 A JPS6252719 A JP S6252719A
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Koreyoshi Saitou
斎藤 維良
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Tokyo Magnetic Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気定期券、回数券、IDカード、又はクレ
ジットカードなどに使用する磁気記録媒体に関する。
従来の技術 プラスチック又は紙などの非磁性基体の表面に磁気記録
層を設けた磁気カードは、磁気定期券、回数券又はクレ
ジットカードなどの用途に広く使われている。
これらの磁気カードは、磁気記録層部用外の基体表面の
余白部分又は裏面に文字、符号、図形などの印刷が施さ
れている。ところが磁気記録層の部分を拡げると、文字
、符号、図形などを印刷する面積が減少する。又その逆
の場合は、磁気記録可能な部分が減少するという問題が
ある。
このような問題を解決するため、従来、添付図面の部分
拡大断面図に示すように、基体1に形成した磁気記録層
2の上に白色層5を設け、その上に、文字、符号、図形
などをオフセット、グラビア又は凸版など通常の印刷方
式で印刷しく又は白色層5を設けずに、磁気記録層2の
上に直接に印刷することもあった)、さらにその上に保
護ニス層6を設けた磁気カードが提案され、使用されて
いる。第4図において、参照番号4は、印刷によって付
与された印刷インキを示している。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前述のような従来の磁気カードの如く、
磁気記録層2上に設けた通常の白色層5上又は磁気記録
層2上に直接に印刷したのでは、そこに付与された印刷
インキ層4は、第4図に誇張して示されるように、白色
層5(又は磁気記録層2)上に凸状に形成されてしまう
。従って、このような磁気カードの磁気記録層2に情報
を記録し再生を行なう場合の磁気記録層表面と磁気ヘッ
ドとの間にギャップ部の分離による信号出力の損失(ス
ペースロス)は、磁気記録層2上の場所によって凸状の
印刷インキ4が有ったり無かったりし、また、その凸状
の印刷インキ4の厚みに大小があるため、磁気記録層2
上の場所によって変動してしまうことになる。これが信
号ジッターや出力レベルの変動の原因となり、記録密度
向上及び信頼性向上の妨げとなってしまっていた。また
、前述したような従来の構成では、文字、符号、図形な
どを印刷した後に保護ニス6を施こす必要があるので、
近年要求が増大している多品種少量の印刷の要求に対し
ては、非常にコスト高となってしまうものであった。
本発明の目的は、前述したような従来の問題点を解消し
うる磁気記録媒体を提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、非磁性基体に磁気記録層を設け、その
上に印刷のための多孔質層を設けて磁気記録媒体が構成
され、多孔質層に印刷インキが充分に浸透し、印刷イン
キが多孔質層表面上に凸状とならないようにする。
実施例 次に、添付図面の第1図、第2図及び第3図に基づいて
本発明の実施例について本発明をより詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す磁気記録媒体の断面
図である。基体1の上に磁気記録層2を設け、さらにそ
の上に多孔質層3を設けたものである。
基体1には、ポリエチレンテレフタレート(PET)フ
ィルム、ポリ塩化ビニル(PVC)フィルム、などの合
成樹脂フィルム、又は上質紙、合成樹脂含浸紙などが使
用される。磁気記録層2は、r−Fezes 、Fea
○4、CO被被着−Fe20* 、Baフェライトなど
の酸化金属磁性粉、Fe、Fe−Go金合金どの金属磁
性粉が合成樹脂バインダーに均一に分散された形で使用
される。
磁気記録のスペースロスを極力少なくするためには、多
孔質層3を薄く、好ましくは1〜5μmの範囲とする必
要があり、又、文字、符号、図形等の印刷効果をより良
くするためには、磁気記録層2ができるだけ淡色である
ことが望ましい。このためには磁気記録層2のバインダ
ーの中に超微粉末シリカ及び酸化チタン(T10□ルチ
ル型)を添加することにより実現できる。
多孔質層3は、微粉末シリカ(湿式法シリカ)をフィラ
ーとする塗膜、又はニトロセルロースをバインダーとし
て炭酸カルシウムをフィラーとしたエマルジョン塗料等
がこの目的に適している。
〔具体例〕
公称188μm厚のPETフィルム基体1の表面に、下
記に示す磁性塗料を乾燥時の厚さで約10μmに均一に
塗布し磁気記録層2を得た。磁性塗料は、次のようにし
て得た。
磁性酸化鉄r−MR(チタン工業KK製)20重量部 酸化チタンKR−380(チタン工業KK製)1重量部 疏水性シリカアエロジルR−972 (日本アエロジル)         1重量部メチル
エチルケトン        3重遣部メチルイソブチ
ルケトン      3重量部ドルオール      
      3重量部以上の材料をニーダ−にて30分
間混合する。
一方、下記の組成のラッカーを作成し、前記ニーダーに
加え30分間混合する。
ポリウレタンラッカーN−3113 樹脂分;20%) (日本ポリウレタン工業製)    15重量部塩ビ系
耐樹脂スレックA(積木化学製)3重量部 メチルエチルケトン        7重tillメチ
ルイソブチルケトン      7重量部ドルオール 
           7重量部その後サンドミルに2
回通して磁気塗料を得た。
なお、塗布時にはさらにイソシアネート硬化剤デュラネ
ート 24A−100(旭化成工業製)1重量部を混合
して塗布する。
次に下記に示す組成の多孔質層用塗料(Δ又はB)を調
整し、前記磁気記録層2の上に約3〜4μm(乾燥時)
の厚さになるように、バーコーターにより均一に塗布し
、多孔質層3を形成した。
組成(A) サイロイド244(富士デヴイソン化学製)0.8重量
部 ポリウレタンラッカーN3113 (日本ポリウレタン製)1.0重重部 ニトロセルロースラッカーFM200(、;’イセル製
)(樹脂分:25%)3.2重傷部ステアリン酸ブチル
(滑剤)   0.05重量部メチルエチルケトン  
     20重量部メチルイソブチルケトン    
 20m1aKドルオール           20
重量部硬化剤 デュラネー)24A−100(旭化成工業製)0.4重
量部 硬化促進剤 ジブチル錫ジラウレート    0.03重量部の組成
物を高速インペラー分散機30分均−に分散して多孔質
層用塗料を得た。
組成(B) 硝化綿FQ−3SI/2  (ダイセル製)インプロピ
ルアルコール30%含有    17重量部ポリウレタ
ンラッカーN−3113 (日本ポリウレタン工業製)    15重量部メチル
エチルケトン       15重量部メチルイソブチ
ルケトン     15重1部ドルオール      
     13重量部の組成物を良く溶解させて硝化綿
ラフカーを作った。
さらに、 シラン処理炭酸カルシウム5L−101(KK白石中央
研究所製)    60重量部硝化綿ラッカー    
     33重量部の組成物をニーダーにて30分間
混練した。さらに ニーダ−混練物         93重責部硝化綿ラ
ッカー         42重量部メチルエチルケト
ン       45重量部メチルイソブチルケトン 
    45重量部ドルオール           
47重量部の組成物を高速インペラー分散機にて30分
間混合分散させ、続いて、 水                       2
00 重量部を加え、さらに10分間混合、分散を続け
ることにより、多孔質層用エマルジョン塗料を得た。上
記多孔質層3の上にグラビア印刷法によりカラー4色印
刷を施こし所望の大きさに打抜いて印刷ずみ磁気カード
サンプルを碍た。このカードの印1問部分は、第2図に
示すように、多孔質層3上に付与された印刷インキ4は
、多孔質層3に浸透し、表面の凹凸は、はとんど見受け
られなかった。この磁気カードサンプルに磁気エンコー
ド(300FCIの記録密度でMFM飽和記録)した後
自動改札機(東芝製)に繰返し1. OO0回通路させ
、印刷表面状態及び再生出力波形の観測を行なった。
その結果、印刷表面状態の変化もほとんどなく、出力レ
ベル変動も5%以下(従来のカラー印刷品は、20%以
上の出力変動がある)であることが確認された。
第3図は、本発明の別の実施例の磁気記録媒体の断面図
である。この実施例の磁気記録媒体では、基材1上に形
成した磁気記録層2に対してフライ予加工を施して磁気
記録層2を基材1へ埋設してから、その上に、多孔質層
3を形成している。磁気記録層2、多孔質層3自体の形
成については、前述した具体例と同様でよいので、繰り
返し説明しない。
前述した実施例は、カード状磁気記録媒体に本発明を適
用した場合であったが、本発明は、これに限らず、シー
ト状、テープ状、ディスク状の磁気記録媒体に同様に適
用して効果のあるものである。
発明の効果 本発明は、非磁性の基体の表面に磁気記録層を設け、さ
らにその上に印刷のための多孔質層を設けた構成である
ため、データ等の磁気記録情報と文字、符号、図形等の
印刷とを基体の一つの面に市ねて記録できる。又、印i
11インキが、多孔質層内に浸透して印刷されるため、
印刷後の保護ニスコート処理が不要となり、印刷工程を
最終の工程とすることが可能となるため、多品種少量品
の要求に対しても低コストで対応が可能となる。さらに
印刷インキが表面に突出しないため、スペーシングロス
はほぼ同一となり、データ等の磁気記録に対して、ジッ
ターや出力レベル変動が著しく少なくなり、信頼性のあ
る記録再生が可能となる。
さらに又媒体表面に捺印、署名なども容易に行えること
から、用途の拡大が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の磁気記録媒体を示す部分拡
大断面図、第2図は第1図の磁気記録媒体の多孔質層上
に印刷した印刷インキの様子を示す部分拡大断面図、第
3図は本発明の別の実施例の磁気記録媒体を示す部分拡
大断面図、第4図は従来の磁気記録媒体の一例を示す部
分拡大断面図である。 1・・・・・・基材、 2・・・・・・磁気記録層、3
・・・・・・多孔質層、  4・・・・・・印刷インキ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性基体に磁気記録層を設け、その上に印刷の
    ための多孔質層を設けたことを特徴とする磁気記録媒体
  2. (2)前記多孔質層の厚さは、1〜5μmの範囲である
    特許請求の範囲第(1)項記載の磁気記録媒体。
  3. (3)前記磁気記録層の色は、淡色である特許請求の範
    囲第(1)項又は第(2)項記載の磁気記録媒体。
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