JPS6250506A - 護岸用ブロック - Google Patents
護岸用ブロックInfo
- Publication number
- JPS6250506A JPS6250506A JP6550185A JP6550185A JPS6250506A JP S6250506 A JPS6250506 A JP S6250506A JP 6550185 A JP6550185 A JP 6550185A JP 6550185 A JP6550185 A JP 6550185A JP S6250506 A JPS6250506 A JP S6250506A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- blocks
- cavities
- revetment
- water
- Prior art date
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- Granted
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- Retaining Walls (AREA)
- Revetment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（イ） 産業上の利用分野
この発明は高水護岸用ブロックに関するものである。
（ロ） 従来の技術
従来、各種護岸用のブロックが発明・考案されているが
、いずれも、水流又は、波浪から岸を保護することのみ
を目的としており、水際の植生、及び水生動物等に対す
る配慮がなされてぃなかった。
、いずれも、水流又は、波浪から岸を保護することのみ
を目的としており、水際の植生、及び水生動物等に対す
る配慮がなされてぃなかった。
（ハ） 発明が解決しようとする問題点そのため、かか
る護岸用ブロックで護岸工事された河川等では、護岸の
目的は果したものの自然環境を保つための水際植生がな
く、従って自然が荒廃し、死の川に化してしまうという
欠点があった。
る護岸用ブロックで護岸工事された河川等では、護岸の
目的は果したものの自然環境を保つための水際植生がな
く、従って自然が荒廃し、死の川に化してしまうという
欠点があった。
（ニ） 問題点を解決するための手段
この発明では略直方体形状の高水護岸用ブロックの内部
に上下方向に開放した空洞を形成するとともに、同ブロ
ックの正面の上端縁に凹設部を形成して、空洞と同じブ
ロック正面の外部空間とを連通せしめ、更に、同ブロッ
クの左右側面それぞれ左右薄肉部を形成して、同薄肉部
の破砕穿孔により、空洞と同ブロックの左右側外部空間
とを連通可能に構成してなる真水護岸用ブロックを提供
せんとするものである。
に上下方向に開放した空洞を形成するとともに、同ブロ
ックの正面の上端縁に凹設部を形成して、空洞と同じブ
ロック正面の外部空間とを連通せしめ、更に、同ブロッ
クの左右側面それぞれ左右薄肉部を形成して、同薄肉部
の破砕穿孔により、空洞と同ブロックの左右側外部空間
とを連通可能に構成してなる真水護岸用ブロックを提供
せんとするものである。
（ホ） 作 用
この発明による真水護岸用ブロックでは、同ブロックを
積み上げた際上下各ブロックの空洞が相互に連通し、更
に同ブロック左右側面の薄肉部を破砕穿孔して左右各ブ
ロックの空洞を連通させることができ、かくのごとく縦
横に連通した空調内部に土壌を充填すれば°、同ブロッ
クで正面上端縁の凹設部から、充填した土壌が水際方向
に露出し、水際の植生に培地を与えることになり、しか
も、同ブロック内部の土壌は縦横に連結しているので水
分及び養分が一様にゆきわたり、土壌を常に肥沃な状態
に保持している。
積み上げた際上下各ブロックの空洞が相互に連通し、更
に同ブロック左右側面の薄肉部を破砕穿孔して左右各ブ
ロックの空洞を連通させることができ、かくのごとく縦
横に連通した空調内部に土壌を充填すれば°、同ブロッ
クで正面上端縁の凹設部から、充填した土壌が水際方向
に露出し、水際の植生に培地を与えることになり、しか
も、同ブロック内部の土壌は縦横に連結しているので水
分及び養分が一様にゆきわたり、土壌を常に肥沃な状態
に保持している。
また、同ブロックの背面は、後込めコンクリートによる
練り積みが可能であり、護岸の目的を充分に果すもので
ある。
練り積みが可能であり、護岸の目的を充分に果すもので
ある。
のように構成することにより護岸の目的を果しながら水
際の植生を繁茂させて水性動物の繁殖を促し、自然の荒
廃を防止して、蛍等の飛びかう情緒豊な自然を長く保存
することができる。
際の植生を繁茂させて水性動物の繁殖を促し、自然の荒
廃を防止して、蛍等の飛びかう情緒豊な自然を長く保存
することができる。
（ト） 実施例
本発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、（Ａ）は
真水護岸用ブロックを示し、同ブロック（Ａ）は、略直
方体形状であり、上側面（１）から下側面（２）にかけ
て、上下方向に開放した断面略方形状の空洞（３）を形
成しており、同ブロック（Ａ）正面（４）の上端縁中央
部に略半円状の凹設部（５）を形成して、空洞（３）と
同ブロック（Ａ）の正面外部空間とを連通させており、
同ブロック（Ａ）の左右側面（６）、（６）’ には、
それぞれ内側方に向って略円錐台形状の左右陥入部（７
）、（７）’ を形成して、同陥入部（７）、（７）’
の底面と空洞（３）の左右側面（８）、（８）’ との
間に、左右薄肉部（９）。
真水護岸用ブロックを示し、同ブロック（Ａ）は、略直
方体形状であり、上側面（１）から下側面（２）にかけ
て、上下方向に開放した断面略方形状の空洞（３）を形
成しており、同ブロック（Ａ）正面（４）の上端縁中央
部に略半円状の凹設部（５）を形成して、空洞（３）と
同ブロック（Ａ）の正面外部空間とを連通させており、
同ブロック（Ａ）の左右側面（６）、（６）’ には、
それぞれ内側方に向って略円錐台形状の左右陥入部（７
）、（７）’ を形成して、同陥入部（７）、（７）’
の底面と空洞（３）の左右側面（８）、（８）’ との
間に、左右薄肉部（９）。
（９）′を形成しており、同薄肉部（９）、（９）′は
護岸工事現場にて容易に破砕穿孔可能であり、空洞（３
）と同ブロック（Ａ）の左右側外部空間とをそれぞれ連
通可能としている。同ブロック（Ａ）の背面（１０）に
は、平面形が略鳩尾形状の突設部（１１）を形成してお
り、同プ［コック（Ａ＞を積み上げて同ブロック（Ａ＞
の背後に後込めコンクリート（１２）を充填した際の同
ブロック（Ａ＞と同コンクリート（１２）との結合を強
化しており、更に同ブロック（Ａ）の左右側面（６）、
（６）’の前端縁部に若干幅の当り面（１３）を形成し
当り面（１３）の後端縁から後方にかけて、左右側面（
６）、（６）’を内側方（Ａ）による護岸工事施工状態
を示しており、（１４）は同ブロック（Ａ）を支持する
ための床盤コンクートを示し、同コンクリート（１４）
の上面を若干外側方に傾斜せしめて積み上げた同ブロッ
ク（Ａ＞の正面（４）に適宜外側方傾斜を付与している
。同ブロック（Ａ）は正面から見て、上下互い違いの千
鳥状に積み上げられており、同ブロック（Ａ）の背後に
は、後込めコンクリート（１２）を充填して、一体の護
岸壁（１５）を構成し護岸の目的を果している。
護岸工事現場にて容易に破砕穿孔可能であり、空洞（３
）と同ブロック（Ａ）の左右側外部空間とをそれぞれ連
通可能としている。同ブロック（Ａ）の背面（１０）に
は、平面形が略鳩尾形状の突設部（１１）を形成してお
り、同プ［コック（Ａ＞を積み上げて同ブロック（Ａ＞
の背後に後込めコンクリート（１２）を充填した際の同
ブロック（Ａ＞と同コンクリート（１２）との結合を強
化しており、更に同ブロック（Ａ）の左右側面（６）、
（６）’の前端縁部に若干幅の当り面（１３）を形成し
当り面（１３）の後端縁から後方にかけて、左右側面（
６）、（６）’を内側方（Ａ）による護岸工事施工状態
を示しており、（１４）は同ブロック（Ａ）を支持する
ための床盤コンクートを示し、同コンクリート（１４）
の上面を若干外側方に傾斜せしめて積み上げた同ブロッ
ク（Ａ＞の正面（４）に適宜外側方傾斜を付与している
。同ブロック（Ａ）は正面から見て、上下互い違いの千
鳥状に積み上げられており、同ブロック（Ａ）の背後に
は、後込めコンクリート（１２）を充填して、一体の護
岸壁（１５）を構成し護岸の目的を果している。
上下各ブロック（Ａ＞内の空洞（３）は、上下方向にジ
グザグ状に連通しており、更に左右各ブロック（Ａ＞は
左右薄肉部（９）、（９）’の破砕穿孔により相互に連
通しており、換言すれば、同ブロック（Ａ）及び後込め
コンクリート（１２）により一体に構成された護岸壁（
１５）の内部に縦横に連通した内部空間を形成している
。（第４図参照） したがって、同内部空間に充填した土壌は縦横に連繋し
ており、水分、及び養分が全般にゆきわたり、常に肥沃
な状態を保持して正面（４）の凹設部（５）に植付けた
植生の好個の培養地となって草、水草、潅木等を繁茂せ
しめ、例えば、蛍等の水生動物の繁殖を促し、豊かな自
然環境を長く保護するものである。
グザグ状に連通しており、更に左右各ブロック（Ａ＞は
左右薄肉部（９）、（９）’の破砕穿孔により相互に連
通しており、換言すれば、同ブロック（Ａ）及び後込め
コンクリート（１２）により一体に構成された護岸壁（
１５）の内部に縦横に連通した内部空間を形成している
。（第４図参照） したがって、同内部空間に充填した土壌は縦横に連繋し
ており、水分、及び養分が全般にゆきわたり、常に肥沃
な状態を保持して正面（４）の凹設部（５）に植付けた
植生の好個の培養地となって草、水草、潅木等を繁茂せ
しめ、例えば、蛍等の水生動物の繁殖を促し、豊かな自
然環境を長く保護するものである。
なお、護岸壁（１５）側端の同ブロック＜Ａ）の外側に
当る薄肉部は破砕せずに閉塞状態のまま残しておき、内
部土壌の流口を防止することが可能である。
当る薄肉部は破砕せずに閉塞状態のまま残しておき、内
部土壌の流口を防止することが可能である。
また、同ブロック（Ａ）の正面に多数の凹凸を形成して
水苔等の発生を促し、上記効果を増強することも可能で
ある。
水苔等の発生を促し、上記効果を増強することも可能で
ある。
第１図は、本発明による高木護岸用ブロックの全体正面
図 第２図は、第１図Ｉ−Ｉ断面図 第３図は、同ブロックによる施工状態を示す断面図 第４図は、第３図■−■断面図 （Ａ）：高木護岸用ブロック （３）：空洞 （４）：正面 （５）：凹設部 （６）、（６）’ ：左右側面 （９）、＜９）’ ：左右薄肉部 特許出願人 株式会社北松セメント工業所（他１名） 代理人 松 尾 憲 −部 第１図 第４凶
図 第２図は、第１図Ｉ−Ｉ断面図 第３図は、同ブロックによる施工状態を示す断面図 第４図は、第３図■−■断面図 （Ａ）：高木護岸用ブロック （３）：空洞 （４）：正面 （５）：凹設部 （６）、（６）’ ：左右側面 （９）、＜９）’ ：左右薄肉部 特許出願人 株式会社北松セメント工業所（他１名） 代理人 松 尾 憲 −部 第１図 第４凶
Claims (1)
- １）略直方体形状の高水護岸用ブロック（Ａ）の内部に
上下方向に開放した空洞（３）を形成するとともに、同
ブロック（Ａ）の正面（４）の上端縁に凹設部（５）を
形成して、空洞（３）と同じブロック（Ａ）正面の外部
空間とを連通せしめ、更に、同ブロック（Ａ）の左右側
面（６）、（６）′にそれぞれ左右薄肉部（９）、（９
）′を形成して、同薄肉部（９）、（９）′の破砕穿孔
により、空洞（３）と同ブロック（Ａ）の左右側外部空
間とを連通可能に構成してなる高水護岸用ブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6550185A JPS6250506A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 護岸用ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6550185A JPS6250506A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 護岸用ブロック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6250506A true JPS6250506A (ja) | 1987-03-05 |
| JPH02488B2 JPH02488B2 (ja) | 1990-01-08 |
Family
ID=13288888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6550185A Granted JPS6250506A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 護岸用ブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6250506A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005248431A (ja) * | 2004-03-01 | 2005-09-15 | Fujimura Fume Kan Kk | 環境等を考慮した水路構造及び水路構築方法 |
| JP2013060755A (ja) * | 2011-09-14 | 2013-04-04 | Ihi Corp | 防液堤 |
-
1985
- 1985-03-28 JP JP6550185A patent/JPS6250506A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005248431A (ja) * | 2004-03-01 | 2005-09-15 | Fujimura Fume Kan Kk | 環境等を考慮した水路構造及び水路構築方法 |
| JP2013060755A (ja) * | 2011-09-14 | 2013-04-04 | Ihi Corp | 防液堤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02488B2 (ja) | 1990-01-08 |
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