JP2001226938A - 護岸構造 - Google Patents

護岸構造

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JP2001226938A JP2000038738A JP2000038738A JP2001226938A JP 2001226938 A JP2001226938 A JP 2001226938A JP 2000038738 A JP2000038738 A JP 2000038738A JP 2000038738 A JP2000038738 A JP 2000038738A JP 2001226938 A JP2001226938 A JP 2001226938A
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宏通 高橋
Shinsei Shigano
真正 志賀野
Kenichi Senda
賢一 千田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 護岸の緑化、河川生物の生育環境の保
全、河川の浄化を可能とし、産業廃棄物である貝殻の再
資源化を可能とする、護岸構造を提供する。 【解決手段】 複数のブロック体を積み上げて構成する
護岸構造において、前記ブロック体として上下面を開口
させた函型の護岸用ブロック体を用い、前記護岸用ブロ
ック体の中部に、浄化フィルター構造を兼ねた護岸緑化
用の土壌層と貝殻層とを階層的に形成したことを特徴と
する、護岸構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川等の護岸構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】河川等に構築される護岸としては、その
機能を重視し護岸をコンクリートで全面被覆するタイプ
や、コンクリートブロックを敷き詰めて全面被覆するタ
イプが知られている。コンクリート或いはコンクリート
ブロックにより全面被覆する護岸は、緑化や生息生物へ
の影響、即ち河川等の自然環境維持に支障を来す。そこ
で近年、護岸構造としての機能を維持しながらも、緑
化、或いは生物の生育環境保持に配慮すべく個別の技術
が提案されている。また、護岸構造の問題とは異なる
が、牡蠣や帆立等の貝類の海洋養殖の現場において大量
に使用される貝殻は、ある程度古くなると養殖に使用で
きなくなる。このため、不要となった大量の貝殻の処理
を巡って、処理場所の確保等の問題が提議されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の護岸構
造及び不要貝殻の処理には次のような問題点がある。 <イ> 護岸構造における植生と、護岸構造における生
物の生育環境の保持とを解決するための解決策が個別で
ある。 <ロ> 護岸構造における植生と生物の生息環境とを同
時に解決するための手段が無い。 <ハ> 牡蠣や帆立等の貝類の海洋養殖により大量発生
する不要貝殻は、再利用の道が乏しく、その処理問題解
決が急務となっている。
【0004】
【発明の目的】本発明は以上の問題点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、護岸の緑化、河川生
物の生育環境の保全、河川の浄化を可能とし、産業廃棄
物である貝殻の再資源化を可能とする、護岸構造を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、複数のブロック体を積み上げ
て構成する護岸構造において、前記ブロック体として上
下面を開口させた函型の護岸用ブロック体を用い、前記
護岸用ブロック体の中部に、浄化フィルター構造を兼ね
た護岸緑化用の土壌層と貝殻層とを階層的に形成したこ
とを特徴とする、護岸構造である。また本発明は、前記
した護岸構造において、少なくとも最下位の護岸用ブロ
ック体の中部に貝殻層を形成したことを特徴とする、護
岸構造である。また本発明は、前記した護岸構造におい
て、各護岸用ブロック体の中部上層を護岸緑化用土壌で
構成したことを特徴とする、護岸構造である。また本発
明は、前記したいずれかの護岸構造において、各護岸用
ブロック体の中部に、貝殻層、重量層、護岸緑化用土壌
層の複数の層を階層的に形成したことを特徴とする、護
岸構造である。さらに本発明は、前記したいずれかの護
岸構造において、各護岸用ブロック体を階段状に積み上
げて護岸を構成したことを特徴とする、護岸構造であ
る。
【0006】
【発明の実施の形態1】以下図面を参照しながら本発明
の護岸構造の一例について説明する。
【0007】<イ>全体の構成 図1に示すように本発明の護岸構造1は、複数の護岸用
ブロック体2を階段状に積層し、かつ河川3の長さ方向
に亘って連続するように配設して構成する。護岸構造1
は、階段状に積層された各護岸用ブロック体2に水平棚
部21が形成され、この水平棚部21に緑化用植物4を
植生させるための開口22を有する。護岸構造1の最下
位近傍の河川3中に位置する各護岸用ブロック体2に
は、その正面に河川に生息する魚類等を護岸構造1内の
魚洞23に導くための開口24が形成される。また前記
護岸用ブロック体2には、適宜必要となる充填材5が充
填される。以下、護岸構造1を構成する護岸用ブロック
体2並びに充填材5について説明する。
【0008】<ロ>護岸用ブロック体 護岸用ブロック体2は、例えば廃ガラス粒を混入した軽
量コンクリートより製造した、函型の軽量ブロック体で
ある。護岸用ブロック体2は、階段状となるように積層
させて用いるため、ブロック体同士の連結力を高める必
要性から、各ブロック体の上面及び底面に夫々嵌合関係
が得られるようなピンとピンに合致する孔を形成した連
結構造を付与することも可能である。護岸用ブロック体
2は、上下面に開口22が開設され、背面及び左右側面
に背面地山6或いは隣接する複数のブロック2同士と連
通させるための窓25が形成してある。これらのうち、
上面に形成された開口22は、護岸用ブロック体2を階
段状となるように積層させた際に形成される水平棚部2
1より露出するため、この開口22に護岸緑化用の植物
4を植生させて緑化を図ることが可能である。
【0009】背面に形成された窓25は、背面地山6と
連通することにより、例えば地山6からの雨水等の流入
を可能とし、逆に護岸構造1側からの河川3の水を流出
させることを可能とすることで、護岸構造1構築前の護
岸の機能を維持させ自然環境保持を図る。上下面に形成
された開口22及び左右側面に形成された窓25は、複
数の護岸用ブロック体2を連通させ、例えば護岸構造1
全体に亘って水の流入流出を可能とすることで、前記し
たように護岸構造1構築前の護岸の機能を維持させ自然
環境保持を図る。なお、各開口22或いは窓25は、後
述する充填材5の流出防止の観点から、金属製或いは樹
脂製等の公知のネット26を張ることも可能である。
【0010】護岸用ブロック体2の正面には、例えば間
伐材27等の自然素材を並べて配設することが可能であ
る。これにより、流木或いは流石等の衝突による衝撃を
間伐材27により吸収でき、護岸用ブロック体2を保護
すると共に、護岸構造1はコンクリートの地肌ではなく
間伐材27を露出することにより、河川周辺の自然環境
に適応した景観を得ることが可能となる。
【0011】また護岸構造1の最下位近傍の河川3の水
中に位置する護岸用ブロック体2の正面には、前記間伐
材27を配置せずに、開口24を露出させる部分を形成
する。前記開口24は、水中において生物の生息区域と
なる魚洞23への出入り口として機能させる。前記魚洞
23は、護岸用ブロック体2の中部に後述する貝殻52
を配設し、その上に公知の玉石28等を複数個載置して
構成し、玉石28同士の間に形成された隙間空間を生物
の生育区域として確保する。以上のようにして、護岸構
造1内部に生物の生育区域を造成することが可能であ
る。なお護岸構造1の最下位の護岸用ブロック体2は、
例えば他の護岸用ブロック体2の基礎として機能させ、
その内部には後述する貝殻52のみを充填しておくこと
も可能である。
【0012】<ハ>充填材 護岸構造1を構成する複数の護岸用ブロック体2の中部
には、充填材5を充填する。充填材5としては、例えば
2種類の素材を使用することが可能である。先ず一方の
充填材5として、緑化のために植生する植物4の生育環
境を整えるための緑化用土壌51を使用する。前記緑化
用土壌51は、例えば植生する植物4の生育環境に合わ
せて土、砂、小石、肥料等を適当な比率で配合し、植物
4の植生に好適となるように構成する。緑化用土壌51
は、護岸用ブロック体2の内部上面に層状に配設し、護
岸用ブロック体2の上面に開設した開口22より露出さ
せる。
【0013】更に他方の充填材5として、生物の生育環
境の造成及び石灰成分による河川の浄化を目的とする貝
殻52を使用する。貝殻52としては、貝類の養殖に用
いられていたが古くなり産業廃棄物として廃棄処分され
る予定のものを使用することで、産業廃棄物となった貝
殻52の再利用を促進する。貝殻52の充填箇所は、以
下の通りである。護岸構造1の最下位近傍の河川3の水
中に位置する部分の護岸用ブロック体2内に、貝殻52
のみを充填する。護岸構造1を構成する護岸用ブロック
体2群の全体に亘って、緑化用土壌51と貝殻52とを
交互に層状となるように充填する。これらの箇所への貝
殻52の充填により、河川3の水中に位置する護岸用ブ
ロック体2内に生物の生育環境を造成し、護岸構造1の
最下位近傍の河川3の水と、護岸用ブロック体2内を流
れ落ちる雨水等の河川3に流れ込む水の浄化が可能とな
る。護岸用ブロック体2への充填に際して、貝殻52は
一切加工せずに充填することも可能であるが、所定の形
状・寸法に加工して充填することも可能である。このよ
うにして護岸用ブロック体2内の貝殻(石灰成分)52
を通過する水の浄化を図る。以上より護岸構造1に、緑
化用土壌51を層状に配設して構成した植物生育区域
と、貝殻52を層状に配設して構成した水を濾過して浄
化するための浄化フィルター区域とを併有可能となる。
【0014】
【作用】以下、本発明の護岸構造が併有する護岸緑化機
能、生物の生育環境の保持機能、及び水の浄化機能につ
いて説明する。
【0015】<イ> 護岸緑化機能 護岸構造が併有する機能の一つとして、護岸の緑化機能
が挙げられる。護岸の緑化は、護岸構造を構成する護岸
用ブロック体の上面に開設した開口より行う。護岸用ブ
ロック体は、階段状となるよう積層させるが、この際、
ブロックとブロックとの段部に平面棚部が形成され、こ
こに上面開口が露出する。よって護岸用ブロック体の前
述平面棚部を植生ポットの如く使用することが可能とな
る。即ち、前述した開口に植物の生育に必要となる緑化
用土壌を充填し、植生植物を配設することで護岸の緑化
が図れる。護岸構造に緑化を施すことにより、河川等周
辺の自然環境に適応した護岸を提供することが可能とな
る。
【0016】<ロ> 生物の生育環境の保持機能 護岸構造は、河川等に元々生育する魚類等の生物の生育
環境を保持するための機能を併有する。護岸構造の最下
位近傍を構成する護岸用ブロック体の中部の水中に位置
する部分には、魚類等の生物が生息可能となる魚洞が形
成される。魚洞は、例えば貝殻層及び複数の玉石より構
成し、護岸用ブロック体中部に配設した玉石同士の隙間
空間が生物の生育区域となっている。護岸構造は、護岸
用ブロック体の中部に貝殻を充填することにより、水質
等の魚類等の生物が生育するために必要な環境を造成す
る。なお、前述した護岸用ブロック体内部に充填する貝
殻は、後述する水の浄化機能を併有させるために用いる
ものであり、貝殻に限らず生物の生育環境の保持機能を
高めるために公知の魚礁等に用いられるように各種の廃
棄物を再利用した構造を採用することも可能である。
【0017】<ハ>水の浄化機能 護岸構造は、河川を流れる水の浄化機能及び護岸構造の
周辺地山より河川に流れ込む雨水等の浄化機能を併有す
る。護岸構造を構成する護岸用ブロック体の中部には、
古くなり貝類の養殖に使用できなくなり産業廃棄物とな
った貝殻(石灰成分)を充填する。貝殻は、少なくとも
護岸構造を構成する護岸構造の最下位近傍に位置する護
岸用ブロック体に充填すると共に、護岸構造全体に亘っ
ても必要箇所に充填を行う。少なくとも護岸構造の最下
位近傍に貝殻(石灰成分)群を位置させることにより、
河川等を流れる流水又は護岸構造の周辺に滞留した水の
浄化を図ることが可能である。また護岸用ブロック体の
内部に貝殻を充填することにより、周辺地山から流入し
てきた雨水等を浄化して河川等に流すことが可能であ
る。この際本発明の護岸構造は、前述したように護岸の
緑化機能も併有しているので、護岸構造全体における所
定の位置(上面開口付近)に緑化用のスペースが確保し
てある。従って、護岸用ブロック体の前記緑化用のスペ
ースに配設する植生用の土壌間に貝殻を層状に配設する
ことが可能となる。これにより、護岸構造内を通過する
雨水等を浄化することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態2】本発明の実施の形態1において
は、護岸構造を構成する護岸用ブロック体の中部に貝殻
層と緑化用土壌層を配設する二層構造となるように構成
した一例について説明した。これに対し、貝殻層、緑化
用土壌層に加え、コンクリートガラ等の廃材、公知の砂
利や玉石等の骨材よりなる重量層を加えた三層構造とな
るように構成することが可能である。重量層を加えるこ
とにより、護岸用ブロック体に所定の重量を付与し、護
岸構造体として安定性を増すことができる。また三層の
組合せとしては、例えば最下位から順に貝殻層、重量
層、緑化用土壌層を積層することが望ましい。
【0019】
【発明の実施の形態3】発明の実施の形態1及び2にお
いては、護岸緑化に必要な土壌(土砂)及び生物育成環
境保全、水の浄化に必要な貝殻を充填する植生護岸用ブ
ロック体を護岸地山に沿って階段状に積み上げ及び隣接
させて構成した護岸構造について説明した。図1に示す
ように前記護岸構造1に加えて、前記護岸構造1と背面
地山6との間に、河川3に流入することが予想される水
の浄化を目的とする、浄化フィルター構造7を造成する
ことが可能である。浄化フィルター構造7としては、水
の浄化機能を得るために用いた、例えば産業廃棄物であ
る貝殻(石灰成分)52と土砂51を交互に配設して構
成する。なお、水の浄化機能を高めるために、前記貝殻
と土砂の積層構造に換えて活性炭等の公知の水浄化素材
を配設することも可能である。
【0020】
【発明の実施の形態4】発明の実施の形態1において
は、複数の護岸用ブロック体を階段状となるように積み
上げて構成する護岸構造について説明した。これに対し
て、図2に示すように階段状の替わりに斜面29を形成
するように構成することも可能である。本発明の実施の
形態においても、緑化用土壌51や貝殻52等の護岸用
ブロック体2への充填材5の充填は、前述した発明の実
施の形態1乃至3における説明と同様に行われるものと
する。図2に示した護岸構造は、本発明の実施の形態の
一例であり、発明の実施の形態1における階段状に積み
上げた護岸用ブロック体の水平棚部に替わる緑化スペー
スとして正面(斜面)側にも開口22を開設した。この
場合、緑化を施す部分のネット26を撤去することも考
えられる。前記護岸用ブロック体2の正面(斜面)側に
開設した開口22は、図2に示すように緑化用土壌51
を配設することにより、上半分を部分的に緑化しても良
いし、緑化用土壌51の充填を工夫することで開口22
全面を緑化に用いることも可能であり、さらに護岸構造
1上部の棚状部分のみに緑化を施すなど様々な形態の緑
化が可能である。図2に示された本発明の実施の形態の
一例に、護岸斜面に間伐材を適宜配設することや、水中
に位置する護岸用ブロック体の前面に魚洞となる開口部
を設けることが可能であることは勿論である以上より、
本発明の実施の形態より得られる機能も、発明の実施の
形態1の構成より得られる、「護岸緑化機能」、「生物
の生育環境の保持機能」、及び「水の浄化機能」の3つ
の機能を併有することが可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したようになるから
次のような効果を得ることができる。 <イ> 本発明の護岸構造は、従来例個別で解決してい
た、護岸構造における植生と、護岸構造における生物の
生育環境の保持とを同時に解決する。 <ロ> 前記に加え、河川や雨水等の水の浄化を可能と
する。 <ハ> 牡蠣や帆立等の貝類の海洋養殖により大量発生
する不要貝殻の再利用方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の護岸構造の説明図
【図2】 発明の実施の形態4に係る護岸構造の説明図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千田 賢一 東京都台東区西浅草3丁目20番14号 小岩 金網株式会社内 Fターム(参考) 2B003 AA04 BB01 CC04 DD01 2D018 DA06 EA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のブロック体を積み上げて構成す
    る護岸構造において、 前記ブロック体として上下面を開口させた函型の護岸用
    ブロック体を用い、 前記護岸用ブロック体の中部に、浄化フィルター構造を
    兼ねた護岸緑化用の土壌層と貝殻層とを階層的に形成し
    たことを特徴とする、 護岸構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の護岸構造において、
    少なくとも最下位の護岸用ブロック体の中部に貝殻層を
    形成したことを特徴とする、護岸構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の護岸構
    造において、各護岸用ブロック体の中部上層を護岸緑化
    用土壌で構成したことを特徴とする、護岸構造。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記
    載の護岸構造において、各護岸用ブロック体の中部に、
    貝殻層、重量層、護岸緑化用土壌層の複数の層を階層的
    に形成したことを特徴とする、護岸構造。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記
    載の護岸構造において、各護岸用ブロック体を階段状に
    積み上げて護岸を構成したことを特徴とする、護岸構
    造。
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