JP2001152428A - 生態系全体を考慮した環境護岸及び水路の構築方法 - Google Patents
生態系全体を考慮した環境護岸及び水路の構築方法Info
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- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、コンクリート製品の良さは強靱で
恒久的な点にあるので、この点を生かし動植物の生態系
全体に配慮した環境護岸や水路の構築とすると共に地域
住民や見る人に安らぎを与えられる様にしてなる製品構
築の提供を課題とする。 【解決手段】 護岸に於いては、前面壁の貫通孔は横長
とし、自立して空積みが出来る様に複数の合端壁または
仮想背面版の製品とすると共にブロック天端に野鳥の営
巣も外敵から守られる構造で且つ容易に構築出来る様に
し、水路では深場を、側壁に複数個の貫通を、側壁背面
盛土下には魚貝類生息ボックスを、天端にはパラペット
滑面ブロックには野鳥営巣を構築出来る手段とする。
恒久的な点にあるので、この点を生かし動植物の生態系
全体に配慮した環境護岸や水路の構築とすると共に地域
住民や見る人に安らぎを与えられる様にしてなる製品構
築の提供を課題とする。 【解決手段】 護岸に於いては、前面壁の貫通孔は横長
とし、自立して空積みが出来る様に複数の合端壁または
仮想背面版の製品とすると共にブロック天端に野鳥の営
巣も外敵から守られる構造で且つ容易に構築出来る様に
し、水路では深場を、側壁に複数個の貫通を、側壁背面
盛土下には魚貝類生息ボックスを、天端にはパラペット
滑面ブロックには野鳥営巣を構築出来る手段とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、水中の貝類を含めた動
植物と陸上の鳥類を含めた動植物の生態系全体に配慮し
た環境護岸ブロックと環境水路の構築方法に関するもの
である。
植物と陸上の鳥類を含めた動植物の生態系全体に配慮し
た環境護岸ブロックと環境水路の構築方法に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来のコンクリート製品での生態系考慮
製品には、魚貝類なら魚貝類、草花の植栽なら草花の植
栽、野鳥の生息なら野鳥のみを考えた製品は有った。
製品には、魚貝類なら魚貝類、草花の植栽なら草花の植
栽、野鳥の生息なら野鳥のみを考えた製品は有った。
【０００３】しかし、これらの動植物、特に小魚や野鳥
の習性と本能を考慮した生態系全体の護岸ブロックや水
路製品はなかったる。
の習性と本能を考慮した生態系全体の護岸ブロックや水
路製品はなかったる。
【０００４】そこで、本発明者は、自然に恵まれた山と
川の有る秋田県の農村山間部で生まれ育ち、地域の川や
水路に生息する動植物の事を熟知し、加えて、コンクリ
ート製品の製造と施工に従事しながら本発明の解決課題
を次の様にしたものである。
川の有る秋田県の農村山間部で生まれ育ち、地域の川や
水路に生息する動植物の事を熟知し、加えて、コンクリ
ート製品の製造と施工に従事しながら本発明の解決課題
を次の様にしたものである。
【０００５】
【０００６】 水中小動物（魚貝類）には、大型の雷
魚、ブラックバスの外敵に配慮し、陸上での鳥類には
狐、イタチ、蛇等に配慮した製品とする。
魚、ブラックバスの外敵に配慮し、陸上での鳥類には
狐、イタチ、蛇等に配慮した製品とする。
【０００７】 繁茂させたい水陸植物の流失にも十分
配慮した製品とする。
配慮した製品とする。
【０００８】 護岸用、水路用パラペット滑面ブロッ
クは法長、勾配、水路の深さ、水路幅の変化があっても
同じ製品が使用出来る様に施工も特別な技術を要しない
様に配慮した解決課題の製品構築とする。
クは法長、勾配、水路の深さ、水路幅の変化があっても
同じ製品が使用出来る様に施工も特別な技術を要しない
様に配慮した解決課題の製品構築とする。
【０００９】 コンクリート製品の良さは強靱で恒久
的な点にあるので、この点を生かしながら水中 の貝類
を含めた動植物と陸上の鳥類を含めた動植物の生態系全
体に配慮した環境護岸や水路の構築とすると共に地域住
民や見る人に安らぎを与えられる様にしてなる製品構築
の提供を課題とする。
的な点にあるので、この点を生かしながら水中 の貝類
を含めた動植物と陸上の鳥類を含めた動植物の生態系全
体に配慮した環境護岸や水路の構築とすると共に地域住
民や見る人に安らぎを与えられる様にしてなる製品構築
の提供を課題とする。
【発明が解決しょうとする手段】 護岸ブロックに於
いては、前面壁の貫通孔は横長とし、自立して空積みが
出来る様に複数の合端壁または仮想背面版の製品とする
と共にブロック天端に野鳥の営巣も外敵から守られる構
造で且つ容易に構築出来る手段製品とする。
いては、前面壁の貫通孔は横長とし、自立して空積みが
出来る様に複数の合端壁または仮想背面版の製品とする
と共にブロック天端に野鳥の営巣も外敵から守られる構
造で且つ容易に構築出来る手段製品とする。
【００１０】 水路では、深場（落差工では静水池）
を設けて側壁に複数個の貫通を設けて側壁背面盛土下に
は魚貝類生息ボックスを設け天端にパラペット滑面ブロ
ックＬ型状の野鳥営巣を構築出来る手段とする。
を設けて側壁に複数個の貫通を設けて側壁背面盛土下に
は魚貝類生息ボックスを設け天端にパラペット滑面ブロ
ックＬ型状の野鳥営巣を構築出来る手段とする。
【００１１】 パラペット滑面ブロックに取り付けら
れる鳥類営巣には、地域に生息する鳥類の種類により、
仕切りを設けた連続営巣あるいは単独営巣を取り付けら
れる手段とする。
れる鳥類営巣には、地域に生息する鳥類の種類により、
仕切りを設けた連続営巣あるいは単独営巣を取り付けら
れる手段とする。
【００１２】 加えて、見る人にも安らぎを与えられ
る製品構築の手段とする。
る製品構築の手段とする。
【００１３】これを請求項の順序で実施例図で説明す
る。
る。
【００１４】
【００１５】「第１図」は「請求項１」の生態系全体を
考慮した環境護岸ブロックの構築方法である。 まず、
法勾配を有して（標準１：０．５）平水位以下の水中に
施工するブロックは複数の合端壁を有して自立するコン
クリート表面擬石模様環境型ブロックＡ．として前面合
端壁１．に魚貝類４．の横長貫通孔３．（生息する外敵
にもよるが高さ３０〜５０mm程度で横長さ１５０〜１８
０mm程度）を設ける。ブロックの前面には流速に応じた
質量の仕切り材１３．（自然石か擬石ブロック）を設け
て水生植物１４．を繁茂出来る様にする。
考慮した環境護岸ブロックの構築方法である。 まず、
法勾配を有して（標準１：０．５）平水位以下の水中に
施工するブロックは複数の合端壁を有して自立するコン
クリート表面擬石模様環境型ブロックＡ．として前面合
端壁１．に魚貝類４．の横長貫通孔３．（生息する外敵
にもよるが高さ３０〜５０mm程度で横長さ１５０〜１８
０mm程度）を設ける。ブロックの前面には流速に応じた
質量の仕切り材１３．（自然石か擬石ブロック）を設け
て水生植物１４．を繁茂出来る様にする。
【００１６】又、ブロックの前面合端壁１．と中間合端
壁２．との間を魚貝類４．の生息空洞部５．とし中間合
端壁２．と仮想背面版６．（図示してないが仮想背面版
に変えて前面合端壁１．中間合端壁２．よりやや輪郭の
小さい背面合端壁の製品としても良い）に裏込め材７−
１．を施工（土圧の大きい場合や輪荷重の大きい場合は
ここにコンクリートを施工する場合もある）する。
壁２．との間を魚貝類４．の生息空洞部５．とし中間合
端壁２．と仮想背面版６．（図示してないが仮想背面版
に変えて前面合端壁１．中間合端壁２．よりやや輪郭の
小さい背面合端壁の製品としても良い）に裏込め材７−
１．を施工（土圧の大きい場合や輪荷重の大きい場合は
ここにコンクリートを施工する場合もある）する。
【００１７】陸上部（平水位以上）に於いては、前面合
端壁１．と中間合端壁間２．に植栽土又は植袋７−２．
を詰め横長貫通孔３．より苔や草花、低木８．等の植物
が繁茂する様にした空積み構造とし、一部天端（ブロッ
ク天端コンクリートを施工）には外敵が這い登れ無い様
に滑面製品とした天端オーバーハングのパラペット滑面
ブロックＢ．に背面盛土を施工せずに垂直として少なく
とも１．２ｍ以上（普通１．５〜２．０ｍ）として施工
し、ここに野鳥９．の種類にもよるが仕切り連続擬木の
営巣Ｃ．か天然木の単独巣箱Ｄ−１．又はカプセル単独
営巣Ｄ−２．を取り付けて成る生態系全体を考慮した環
境護岸ブロックの構築方法である。
端壁１．と中間合端壁間２．に植栽土又は植袋７−２．
を詰め横長貫通孔３．より苔や草花、低木８．等の植物
が繁茂する様にした空積み構造とし、一部天端（ブロッ
ク天端コンクリートを施工）には外敵が這い登れ無い様
に滑面製品とした天端オーバーハングのパラペット滑面
ブロックＢ．に背面盛土を施工せずに垂直として少なく
とも１．２ｍ以上（普通１．５〜２．０ｍ）として施工
し、ここに野鳥９．の種類にもよるが仕切り連続擬木の
営巣Ｃ．か天然木の単独巣箱Ｄ−１．又はカプセル単独
営巣Ｄ−２．を取り付けて成る生態系全体を考慮した環
境護岸ブロックの構築方法である。
【００１８】実施例図の仕切り連続擬木の営巣Ｃ．の内
部的構造は図示してないが、スズメ、クマゲラ、コガ
ラ、シジュウカラ等では擬木丸太の前面に複数個の鳥の
出入り貫通孔を設け中を空洞として仕切りを設けたもの
とする。 無論天然木で横長箱を仕切ったものや天然木
単独営巣箱Ｄ−１．を複数個間隔をもつて設けても良い
が、カワセミやイワツバメの営巣では、外部をコンクリ
ートかエンビ材のカプセル状筒１０．として出入口１
１．を設け中に粘質土１２．を転圧して詰めて鳥にトン
ネル孔１７−１．と産卵広場１７−２．を掘らす様にし
た留木１８．を有するカプセル単独営巣Ｄ−２．とする
ものである。
部的構造は図示してないが、スズメ、クマゲラ、コガ
ラ、シジュウカラ等では擬木丸太の前面に複数個の鳥の
出入り貫通孔を設け中を空洞として仕切りを設けたもの
とする。 無論天然木で横長箱を仕切ったものや天然木
単独営巣箱Ｄ−１．を複数個間隔をもつて設けても良い
が、カワセミやイワツバメの営巣では、外部をコンクリ
ートかエンビ材のカプセル状筒１０．として出入口１
１．を設け中に粘質土１２．を転圧して詰めて鳥にトン
ネル孔１７−１．と産卵広場１７−２．を掘らす様にし
た留木１８．を有するカプセル単独営巣Ｄ−２．とする
ものである。
【００１９】又、コシアカツバメやイワツバメでは、図
示してないがパラペット滑面ブロックＢ．に数個の営巣
用の受台を設けたもりとするものである。
示してないがパラペット滑面ブロックＢ．に数個の営巣
用の受台を設けたもりとするものである。
【００２０】次に「請求項２」の水路製品について説明
する。
する。
【００２１】水路においては、コンクリート普通水路
Ｅ．の途中又は漁道付き落差工水路Ｆ．の下流端部に深
場水路Ｇ．を設け、この水路の側壁低部に魚貝類の貫通
孔４−１．（天端を円弧とすると美感的で良い）を少な
くとも２個以上（普通２．０ｍ製品で３個で中央を高
く）設け、この前面には仕切り土砂の流失防止の為に仕
切り材１３．を設けて水生植物１４．の生息の場とし、
この魚貝類貫通孔４−１．と連洞して魚貝類生息ボック
スＨ．を背面盛土１５．の下に設け、水路天端の要所要
所にはパラペット滑面ブロックＢ．（水路の場合はＬ型
状の製品が良い）を施工しここに野鳥の営巣を取り付け
て成る生態系全体を考慮した環境水路の構築方法。ま
た、用地が得られるのであれば、深場水路Ｇ．を普通水
路Ｅ．より広くし、ここに「図４」に図示する如く水路
に落ちた小動物が這い上がって助けられる小動物昇降道
１６．を設けたものとする。
Ｅ．の途中又は漁道付き落差工水路Ｆ．の下流端部に深
場水路Ｇ．を設け、この水路の側壁低部に魚貝類の貫通
孔４−１．（天端を円弧とすると美感的で良い）を少な
くとも２個以上（普通２．０ｍ製品で３個で中央を高
く）設け、この前面には仕切り土砂の流失防止の為に仕
切り材１３．を設けて水生植物１４．の生息の場とし、
この魚貝類貫通孔４−１．と連洞して魚貝類生息ボック
スＨ．を背面盛土１５．の下に設け、水路天端の要所要
所にはパラペット滑面ブロックＢ．（水路の場合はＬ型
状の製品が良い）を施工しここに野鳥の営巣を取り付け
て成る生態系全体を考慮した環境水路の構築方法。ま
た、用地が得られるのであれば、深場水路Ｇ．を普通水
路Ｅ．より広くし、ここに「図４」に図示する如く水路
に落ちた小動物が這い上がって助けられる小動物昇降道
１６．を設けたものとする。
【００２２】
【００２３】 水中ブロックでの横長の貫通孔は小魚
や小動物（魚貝類）には、出入り出来ても、大型の魚、
特に今猛烈に繁殖している淡水魚の外敵である雷魚や横
泳ぎの不得意とするブラックバスには出入り出来ない型
状と成っているばかりか、横長型状の孔は陸上でも土砂
の流失のしにくい型状であるし根付きした植物の取れに
くい型状である。
や小動物（魚貝類）には、出入り出来ても、大型の魚、
特に今猛烈に繁殖している淡水魚の外敵である雷魚や横
泳ぎの不得意とするブラックバスには出入り出来ない型
状と成っているばかりか、横長型状の孔は陸上でも土砂
の流失のしにくい型状であるし根付きした植物の取れに
くい型状である。
【００２４】 加えて、護岸ブロックでは複数の合端
壁（仮想背面版としても）を有している製品なので製造
工場でも自立させてストックが出来、自立する事は施工
が容易であるばかりか水中では魚貝類の生息空洞部、陸
上では植栽土や植袋をいれて背面に盛土する事により安
定した空積みが可能でありコスト低減にもなる。
壁（仮想背面版としても）を有している製品なので製造
工場でも自立させてストックが出来、自立する事は施工
が容易であるばかりか水中では魚貝類の生息空洞部、陸
上では植栽土や植袋をいれて背面に盛土する事により安
定した空積みが可能でありコスト低減にもなる。
【００２５】 野鳥の営巣の取り付けはパラペット状
で有り背面も盛土も無く垂直で空中に露出しているの
で、野鳥の外敵である狐、イタチ、蛇等が這いあがれな
いものである。
で有り背面も盛土も無く垂直で空中に露出しているの
で、野鳥の外敵である狐、イタチ、蛇等が這いあがれな
いものである。
【００２６】 水路製品では深場構成のために渇水期
でも動植物の生息水が確保出来ると共に深場での植物の
繁茂は通常の流水量にも支障は無いものであり、仕切り
材により植物の繁茂の場と水路面が区別され維持管理も
容易である。 加えて、水路に落ちた小動物の昇降道を
設ける事は陸上に生息する小動物を助けられるばかり
か、維持管理人の昇降も容易である作用、効果がある。
でも動植物の生息水が確保出来ると共に深場での植物の
繁茂は通常の流水量にも支障は無いものであり、仕切り
材により植物の繁茂の場と水路面が区別され維持管理も
容易である。 加えて、水路に落ちた小動物の昇降道を
設ける事は陸上に生息する小動物を助けられるばかり
か、維持管理人の昇降も容易である作用、効果がある。
【００２７】 コンクリート製品の良さである強靱で
恒久的な点を確保しつつ、水中の貝類を含めた動植物と
陸上の鳥類を含めた動植物の生態系全体に配慮した環境
護岸または水路構築であると共に地域住民や見る人に安
らぎをも与えられる作用、効果もある。
恒久的な点を確保しつつ、水中の貝類を含めた動植物と
陸上の鳥類を含めた動植物の生態系全体に配慮した環境
護岸または水路構築であると共に地域住民や見る人に安
らぎをも与えられる作用、効果もある。
【図１】生態系全体を考慮した環境護岸の実施例の施工
概要断面斜視図と一部拡大図。
概要断面斜視図と一部拡大図。
【図２】天然木単独営巣箱の概要斜視図。
【図３】カワセミやイワセミの留木の付いた単独営巣
（粘質土を詰め鳥に掘らす様にした）の断面概要斜視
図。
（粘質土を詰め鳥に掘らす様にした）の断面概要斜視
図。
【図４】落差水路工実施例の断面概要斜視図。
【図５】普通水路工実施例の断面概要斜視図。
【図６】環境水路で深場植栽部をバイパスとした実施例
断面概要斜視図。
断面概要斜視図。
１ 前面合端壁 ２ 中間合端壁 ３ 横長貫通孔 ４ 魚貝類 ４−１ 魚貝類貫通孔（水路） ５ 魚貝類生息空洞部 ６ 仮想背面版 ７−１ 裏込材（礫質土）又はコンクリート ７−２ 植栽土又は植袋 ８ 苔や草花、低木 ９ 野鳥 10 カプセル状筒 11 出入口 12 粘土質土（転圧中詰め土） 13 仕切り材（自然石か擬石ブロック） 14 水生植物 15 背面盛土 16 小動物昇降道 17−１ トンネル孔 17−２ トンネル産卵広場 18 留木 Ａ 表面擬石模様環境型ブロック Ｂ パラペット滑面ブロック（護岸は積みブロック、水
路はＬ型製品） Ｃ 連続擬木の営巣 Ｄ−１ 単独営巣箱 Ｄ−２ カプセル単独営巣 Ｅ 普通水路 Ｆ 落差水路（漁道付き） Ｇ 深場水路 Ｈ 魚貝類生息ボックス
路はＬ型製品） Ｃ 連続擬木の営巣 Ｄ−１ 単独営巣箱 Ｄ−２ カプセル単独営巣 Ｅ 普通水路 Ｆ 落差水路（漁道付き） Ｇ 深場水路 Ｈ 魚貝類生息ボックス
Claims (2)
- 【請求項１】水中に於いては、複数の合端壁を有して自
立するコンクリートブロックの前面合端壁に魚貝類の横
長貫通孔を設け中間合端壁との間を魚貝類の生息空洞部
とし中間合端壁と背面合端壁又は仮想背面版に中詰め材
を施工し陸上に於いては、前面合端壁と中間合端壁間に
植栽土又は植袋を詰め横長貫通孔より苔や草花、低木等
の植物が繁茂する様にし、延長方向の天端要所要所には
パラペット滑面ブロックを施工しここに野鳥の営巣を取
り付けて成る生態系全体を考慮した環境護岸ブロックの
構築方法。 - 【請求項２】コンクリート水路の途中又は落差工水路の
下流端部に深場水路を設け、この水路の側壁低部に魚貝
類の貫通孔を設け、この前面には仕切り材を設けて水生
植物の生息の場とし、この貫通孔と連洞して魚貝類生息
ボックスを背面盛土下に設け、水路の延長方向の天端要
所要所にはパラペット滑面ブロックを施工しここに野鳥
の営巣を取り付けて成る生態系全体を考慮した環境水路
の構築方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33295999A JP2001152428A (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | 生態系全体を考慮した環境護岸及び水路の構築方法 |
| KR10-2000-0069409A KR100413883B1 (ko) | 1999-11-24 | 2000-11-22 | 생태계 전체를 고려한 환경호안 및 수로의 구축방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33295999A JP2001152428A (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | 生態系全体を考慮した環境護岸及び水路の構築方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001152428A true JP2001152428A (ja) | 2001-06-05 |
Family
ID=18260736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33295999A Pending JP2001152428A (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | 生態系全体を考慮した環境護岸及び水路の構築方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001152428A (ja) |
| KR (1) | KR100413883B1 (ja) |
Cited By (5)
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| JP2007023695A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Kumagai Gumi Co Ltd | ホタル等生息水路用ブロックおよびこれを用いるホタル等生息水路 |
| KR200452081Y1 (ko) | 2009-02-18 | 2011-01-28 | 이동순 | 생태계 보호수로의 벽체시공용 거푸집판넬 |
| CN102704441A (zh) * | 2012-05-30 | 2012-10-03 | 中水东北勘测设计研究有限责任公司 | 一种生态石笼格室护岸型式的布置方法 |
| CN111172943A (zh) * | 2020-01-22 | 2020-05-19 | 中国科学院东北地理与农业生态研究所 | 一种北方低山丘陵区河流岸边带生态构建的方法 |
| CN115262589A (zh) * | 2022-07-25 | 2022-11-01 | 浙江数智交院科技股份有限公司 | 边坡地质灾害防护装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100475352B1 (ko) * | 2001-11-21 | 2005-03-10 | 배순순 | 생태환경 보호구조를 갖는 수로의 제조방법 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH067048Y2 (ja) * | 1986-08-30 | 1994-02-23 | ゼオン化成株式会社 | 護岸壁の修景構造 |
| JP2771828B2 (ja) * | 1989-01-28 | 1998-07-02 | ランデス株式会社 | 魚巣付ｌ形水路ブロック |
| JP3009949B2 (ja) * | 1991-10-25 | 2000-02-14 | ランデス株式会社 | 生態系保全水路ブロック |
| KR100336583B1 (ko) * | 2000-04-21 | 2002-05-24 | 변광섭 | 어소를 겸용하는 생태계 보호용 수로 |
-
1999
- 1999-11-24 JP JP33295999A patent/JP2001152428A/ja active Pending
-
2000
- 2000-11-22 KR KR10-2000-0069409A patent/KR100413883B1/ko not_active IP Right Cessation
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