JP2007023695A - ホタル等生息水路用ブロックおよびこれを用いるホタル等生息水路 - Google Patents

ホタル等生息水路用ブロックおよびこれを用いるホタル等生息水路 Download PDF

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【課題】 ホタル等が水中と陸とを容易に行き来できるように、水路を流れる水の水面と陸とが接する場所、すなわち岸辺があるホタル等生息水路用ブロックおよびこれを用いるホタル等生息水路を提供すること。
【解決手段】 ホタル等生息水路用ブロックは、底部と、該底部上の相対する2つの、それぞれが内面を有する側部とを備え、前記側部の少なくとも一方に、前記側部の頂部分から底部分に亘って設けられた少なくとも1つの開口を有する。また、ホタル等生息用の水路は、それぞれが底部と該底部上の相対する2つの側部とを備えかつ該側部にその頂部分から底部分に亘って設けられた少なくとも1つの開口を有する複数の水路用ブロックを用い、前記底部は地表下にあり、前記側部の頂部分はほぼ地表にあり、前記水路を流れる水の水位は前記開口の範囲内にある。
【選択図】図2

Description

本発明は、水中と陸とを生息場所とするホタル、ゲンゴロウ、カエル、イモリ、カメなど(以下「ホタル等」という。)を生息させるためのホタル等生息水路用ブロックおよびこれを用いるホタル等生息水路に関する。
ホタル等は水中と陸との両方を生息場所とするため、水中と陸とを行き来する。したがって、ホタル等が生息する水路には水路を流れる水の水面と陸とが接する場所があることが好ましい。
例えば、ホタルは、ふ化した後その幼虫がすぐに水に接することができるように、水に近いところにある植物に産卵する。そして、ホタルはふ化してすぐに水に入り、幼虫時代は水中でカワニナという巻貝を餌にして成育し、さなぎになるとき、水中から陸に這い上がって適当な場所で土に潜り、土の中でさなぎになり、羽化して成虫になる。このようにホタルは水中と陸とを行き来するため、ホタルが生息する水路には水路を流れる水の水面と陸とが接する場所があることが好ましい。
従来、底部と、該底部上の相対する2つの側部とを有し、かつ前記底部に複数の貫通穴および凹所を設けた、水路用のコンクリートブロックがある。このコンクリートブロックは水中で生活する生物にとって好ましい環境を提供するために提案されたものであり、ホタル等の生息にとっても利点がある。すなわち、前記コンクリートブロックを用いた水路は、前記貫通穴から前記底部下の土に根を伸長させて生長した植物により水流を減勢することができるため、ホタル等は水中で移動しやすくなる。また、凹所内に溜まった土砂や石材の隙間にホタル等の隠れ処を提供することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−172941号公報
しかし、上記の水路は、そこを流れる水と陸とが前記側部によって隔てられているため、ホタル等が水中と陸とを行き来することは非常に困難で、ホタル等の生息にとって大きな障害となる。
本発明の目的は、ホタル等が水中と陸とを容易に行き来できるように、水面と陸とが接するようにすることができるホタル等生息水路用ブロックおよびこれを用いるホタル等生息水路を提供することである。
本発明は、側部に開口を有する水路用ブロックを用いることにより、前記水面と陸とが接するようにし、これによりホタル等の移動を容易にする。
本発明に係るホタル等生息水路用ブロックは、底部と、該底部上の相対する2つの、それぞれが内面を有する側部とを備え、前記側部の少なくとも一方に、前記側部の頂部分から底部分に亘って設けられた少なくとも1つの開口を有する。前記側部の高さ方向における前記開口の長さは前記側部の高さの2分の1以上である。前記開口が設けられることにより水路を流れる水と陸とが接するようになり、前記開口が前記側部の頂部分から底部分に亘り、前記側部の高さ方向においてある程度の長さを有することにより、前記水位が変動しても前記水面と陸とが接するようになる。また、前記開口に近接して少なくとも1つの他の開口を設けることができる。前記他の開口は前記側部の頂部分から底部分に亘り、前記側部の高さ方向における前記他の開口の長さは前記側部の高さの2分の1以上である。前記他の開口を前記開口に近接して設けることにより、水と陸とが接する場所を近接して設けることができる。
少なくとも前記側部の前記底部分において、前記側部の前記内面と前記底部の上面とのなす角度を鈍角とすることができ、これによりホタル等は前記内面を這い上がりやすくなる。ホタル等は前記底部の前記上面から前記側部の前記内面を這い上がり前記開口を通って土の上へ移動するため、前記内面を這い上がりやすくすることにより上陸が容易になる。
前記側部において、前記開口は前記頂部分と前記底部分と複数の壁部分とによって区画されており、前記壁部分の前記内面は前記水路用ブロックの軸線方向に対して傾斜させることができる。これにより、前記水路を流れる水に乱流を発生させ、水中に酸素を供給することができ、ホタル等の成育と水中の植物の生育とを促す。ホタル等は水流が強すぎると流されてしまうことがあるが、乱流の発生により水流が減勢されたり、水中の植物により水が滞留すれば止まっていられるようになり移動もしやすくなる。
前記ホタル等生息水路用ブロックは、前記底部の前記上面に凹凸を設けることができる。これにより前記底部近傍の水が滞留し、ホタル等は移動しやすくなる。
本発明に係る、ホタル等生息用の水路は、それぞれが底部と該底部上の相対する2つの側部とを備えかつ該側部にその頂部分から底部分に亘って設けられた少なくとも1つの開口を有する複数の水路用ブロックを用いる。前記底部は地表下にあり、前記側部の頂部分はほぼ地表にあり、前記水路を流れる水の水位は前記開口の範囲内にある。これにより前記水の水面と陸とは接することとなる。
本発明によれば、水路に流れる水の水面と陸とは接することができることから、ホタル等が水中と陸とを容易に行き来でき、ホタル等の生息にとって好ましい環境を設けることができる。
図1、2には、ほぼU字形の横断面を有する複数の水路用ブロック10を用いる、ホタル等生息用の水路12が示され、各水路用ブロック10は、底部14と該底部と一体をなす相対する2つの側部16とを有し、該側部の頂部分18が地表にあり、底部14が地表下にあるように設置されている。頂部分18はほぼ地表にあればよく、地表より高くても低くてもよい。
両側部16には、水路12を流れる水20が陸22に接するようにするために複数の長方形の開口24が設けられており、該開口により、水20と陸22とは側部16に隔てられることなく、開口24を通して接するようになる。また、水20の水位がある程度変動してもその水面26が陸22と接するように、開口24は側部16の底部分28から頂部分18に亘っている。開口24を底部分28まで設けることにより、水位26が低いときでも水20と陸22とが接し、かつ底部14から開口24までの高さが低いため、ホタル等は底部14から土の上へ容易に移動することができる。また、開口24を頂部分18まで設けることにより、水位26が高いときにおいても水路12に水面26と陸22とが接する場所を設けることができる。また、水20と陸22とが接する場所が近接して設けられるように、開口24は近接して配置されることが望ましい。水20と陸22とが接する場所が近接して設けられることにより、ホタル等は水20の中と陸22とを容易に移動できるようになる。
開口24は、側部16の約6分の1の高さから約6分の5の高さに亘る範囲に設けられているが、水20の水位がある程度変動しても水面26が開口24内にあるようにすれば、前記範囲に限定して設けなくてもよい。ただし、水20の水位がある程度変動しても水面26が開口24内にあるようにするためには、開口24は側部16の高さ方向においてある程度の範囲に亘っている必要があり、側部16の高さ方向における開口24の長さ29は側部16の高さ30の2分の1以上であることが望ましい。また、開口24は、長方形の例に代え、円形、楕円形、三角形、五角形、他の多角形でもよい。
各側部16に複数の開口24が設けられた図1に示した例に代え、図3に示す例では、各側部16に1つの開口31が設けられている。この場合においても、各側部16に複数の開口24が設けられた場合と同様に、水20の水位の変動に応じてその水面26と陸22とが接する場所を設けることができる。また、両側部16に開口24,31が設けられた図1、3に示した例に代え、どちらか一方の側部16に開口24,31を設けることもできる。
図1、2に示すように、側部16は、その底部分28まで土に接し、該底部分から頂部分18においては側部16と土との間に隙間32が設けられている。底部14から開口24を通って土の上に到達したホタル等は土の上を這って上陸するため、隙間32はホタル等が上陸するときの通り道となる。隙間32は、地盤の成形により設けることもできるし、土砂が崩れたり削られたりして形成されてもよい。
水路12には水20が流され、底部14上にホタル等の生活の場所を提供する。図2に示す例では、ホタルの幼虫34およびその餌であるカワニナ36が底部14上に生息しており、底部14に溜まった土砂に生育した植物38がホタルの幼虫34やカワニナ36の隠れ処となったり、カワニナ36の餌となる。また、水路12に流された水20の水位は開口24の範囲内にあるように維持されている。これにより、水路12には水面26が陸22に接する場所、すなわち岸辺40が設けられ、ホタル等は岸辺40を這い上がって容易に上陸することができるようになる。また、岸辺40に植物42が生育することにより、ホタルは、その幼虫がふ化してすぐに水20に接することができるような、水に接近した植物を産卵場所とすることができる。このように水面26は開口24の範囲内にあるのが好ましい。ただし、常に開口24の範囲内にある必要はなく、開口24の範囲を外れることがあってもよい。
側部16はそれぞれが内面44を有し、該内面と底部14の上面46とは鈍角をなして交わる。これにより、ホタル等は内面44を上りやすくなり、内面44を這い上がって容易に開口24に到達することができる。内面44と上面46とのなす角度48は、少なくとも側部16の底部分28において鈍角であればよい。側部16の全体、すなわち底部分28から頂部分18に亘って鈍角をなす図2の例に代え、図4に示す例では、側部16の底部分28のみにおいて鈍角をなす。このように角度48は鈍角であることが好ましいが、直角にすることもできる。また、角度48は大き過ぎると水路12の設置幅が大きくなることがあるため、90度から130度の範囲が好ましい。
側部16は、図1に示すように、頂部分18および底部分28と共に開口24を区画する複数の壁部分50を有し、壁部分50の内面44は水路用ブロック10の軸線方向52に平行である(図5)。内面44は、軸線方向52に平行である図5に示した例に代え、図6に示すように、軸線方向52の後方(図面右方)、すなわち水路12の上流に向けて一定の角度54で傾斜させることができる。これにより、水20に乱流を発生させ、水中に酸素を供給したり、水流を減勢することができるため、ホタル等が成育しやすくなり、水中の植物の生育も促される。水中の植物により水が滞留することにより、ホタル等は流されずに止まっていられるようになり、移動もしやすくなる。また、ホタルの場合、水中の植物が生育することにより、カワニナの餌となる水草が増え、カワニナが繁殖するため、ホタルの幼虫の成育がさらに促される。
角度54は大き過ぎると内面44の一部が欠けやすくなるため、20度以内が好ましい。各壁部分50の、軸線方向52の幅56は各壁部分50の厚さ58程度を目安とし、隣接する2つの壁部分50の間隔60は各壁部分50の厚さ58の0.5倍から5倍を目安とする。また、水路12の上流(図面右方)に向けて一定の角度で傾斜する図6に示した例に代え、水路12の下流(図面左方)に向けて一定の角度で傾斜させることもできる。また、各壁部分50の内面44を軸線方向52に対して任意の向きに傾斜させることもでき、この場合、各壁部分50の内面44の軸線方向52に対する傾斜の角度は一定でもよく、一定でなくてもよい。
水路用ブロック10はコンクリートにより形成され、上記の例では底部14の上面46は凹凸がなく平らであるが、底部14近傍の水を滞留させるために、上面46に凹凸62を設けることができる。上面46は平らである図1に示した例に代え、図7に示す例では、上面46にはそこに露出させた骨材により凹凸62が設けられている。これにより底部14近傍の水が滞留し、ホタル等は水に流されることなく止まっていられるようになり、移動もしやすくなる。また、凹凸62が設けられることにより、その隙間にホタル等の隠れ処を提供したり、凹凸62の隙間に溜まった土砂に植物を生育させたりすることができる。そして、ホタル等は植物の隙間を隠れ処にすることもできる。また、ホタルの場合、植物の生育によりカワニナの餌となる水草が増え、カワニナの繁殖が促されるため、ホタルの幼虫の成育が促される。また、凹凸62は、底部14の上面46に露出させた骨材により形成する例に代え、コンクリートの成型、または刷毛を用いてコンクリート表面を粗くすることにより形成することもできる。また、上面46に砂利を敷き詰めることにより、上面46を凹凸状にすることもでき、この場合、水路12を流れる水20を浄化することができる。
水路用ブロック10は、多孔性コンクリートを用いて形成することにより、骨材間の空隙(図示せず)にホタル等の隠れ処を提供することができる。また、骨材間の空隙に土砂が充填されてそこに植物が生育することにより、植物の隙間にもホタル等の隠れ処を提供することができる。また、ホタルの場合、骨材間の空隙や植物の隙間はカワニナの隠れ処にもなり、植物の生育によりカワニナの餌となる水草が増え、カワニナが繁殖し、ホタルの幼虫の成育が促される。また、水路用ブロック10は、軽量コンクリートを用いて形成することにより持ち運びを容易にすることができ、自然繊維である竹繊維により補強したコンクリートを用いて形成することにより産業廃棄物としての鉄筋の排出をなくすことができる。
水路用ブロック10は、コンクリートにより形成する上記の例に代え、プラスチック製とすることができる。これにより、廃棄されたプラスチックを再利用して水路用ブロック10を製作したり、水路用ブロック10を廃棄したあとにその材料であるプラスチックを再利用することが可能となり、資源の有効活用を図ることができる。水路用ブロック10をプラスチック製とした場合、底部14の上面46に、プラスチックの成型により凹凸62を設けることができる。これにより、コンクリート製の水路用ブロック10において上面46に凹凸62を設ける場合と同様、ホタル等の移動を容易にしたり、ホタル等の育成を促す環境を提供することができる。また、コンクリート製の水路用ブロック10と同様、上面46に砂利を敷き詰めることにより、水路12を流れる水20を浄化することができる。
図1、2に示す、ホタル等生息用の水路12の施工時、まず、地表に溝64を掘削し、その後、複数の水路用ブロック10を、底部14が地表下にあり側部16の頂部分18が地表にあるように溝64内に配置する。ただし、側部16の頂部分18はほぼ地表にあればよく、地表より高くても低くてもよい。また、水路用ブロック10を配置するとき、各水路用ブロック10を、水路12を流れる水20の水位が開口24の範囲内にあるように配置する。これにより、水路12に、水20の水面26と陸22とが接する場所、すなわち岸辺40を設けることができる。また、水位26と開口24との位置関係は、水路用ブロック10を配置するときに決まらなくても、水路12に水20を流したときにその水位26が開口24の範囲内にあればよい。また、水位26は常に開口24の範囲内にある必要はなく、開口24の範囲を外れることがあってもよい。
水路用ブロック10を配置したあと、側部16の底部分28から頂部分18に亘って側部16と土との間に隙間32が設けられるように地盤を成形する。隙間32があることにより、底部14から開口24を通って土の上に到達したホタル等は、隙間32を通って地表に出ることができる。地盤の成形は、水路用ブロック10を配置したあとに行う例に代え、水路用ブロック10の配置に先立って行うこともできる。また、地盤の成形により隙間32を設ける例に代え、地盤の成形を行わず、土砂が崩れたり削られたりして隙間32が設けられてもよい。
また、ブロックによる既設の水路(図示せず)を、図1、2に示す、ホタル等生息用の水路12に変更する場合は、まず、既設の水路を構成するブロック(図示せず)を撤去して溝64を形成し、その後、ホタル等生息用の水路12の施工と同様に、複数の水路用ブロック10を溝64内に設置する。これにより、既設の水路をホタル等生息用の水路12に変更することができる。
本発明によれば、側部16に開口24を有する水路用ブロック10を用いることにより、水路12に流れる水20の水面26と陸22とが接する場所、すなわち岸辺40を設けることができる。これにより、ホタル等は水中と陸とを容易に行き来でき、ホタル等の生息にとって好ましい環境を設けることができる。
本発明の第1の実施例に係るホタル等生息用水路の斜視図。 本発明の第1の実施例に係るホタル等生息用水路の横断面図。 本発明の第2の実施例に係るホタル等生息用水路の斜視図。 本発明の第3の実施例に係るホタル等生息用水路の横断面図。 図2の線5−5における水平断面図。 本発明の第4の実施例に係るホタル等生息用水路の水平断面図。 本発明の第5の実施例に係るホタル等生息用水路の斜視図。
符号の説明
10 水路用ブロック
12 水路
14 底部
16 側部
18 頂部分
20 水
24、31 開口
26 水面
28 底部分
44 内面
46 上面
52 軸線方向
62 凹凸

Claims (6)

  1. 底部と、該底部上の相対する2つの、それぞれが内面を有する側部とを備えたホタル等生息水路用ブロックであって、前記側部の少なくとも一方に、前記側部の頂部分から底部分に亘って設けられた少なくとも1つの開口を有し、前記側部の高さ方向における前記開口の長さは前記側部の高さの2分の1以上である、ホタル等生息水路用ブロック。
  2. 前記開口に近接して少なくとも1つの他の開口が設けられ、前記他の開口は前記側部の頂部分から底部分に亘り、前記側部の高さ方向における前記他の開口の長さは前記側部の高さの2分の1以上である、請求項1に記載のホタル等生息水路用ブロック。
  3. 少なくとも前記側部の前記底部分において、前記側部の前記内面と前記底部の前記上面とが鈍角をなす、請求項1に記載のホタル等生息水路用ブロック。
  4. 前記側部において、前記開口は前記頂部分と前記底部分と複数の壁部分とによって区画されており、前記壁部分の前記内面は前記ホタル等生息水路用ブロックの軸線方向に対して傾斜している、請求項1に記載のホタル等生息水路用ブロック。
  5. 前記底部の上面は凹凸を有する、請求項1に記載のホタル等生息水路用ブロック。
  6. それぞれが底部と該底部上の相対する2つの側部とを備えかつ該側部にその頂部分から底部分に亘って設けられた少なくとも1つの開口を有する複数の水路用ブロックを用いるホタル等生息水路であって、前記底部は地表下にあり、前記側部の頂部分はほぼ地表にあり、前記水路を流れる水の水位は前記開口の範囲内にある、ホタル等生息水路。

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