JPH0211482Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0211482Y2 JPH0211482Y2 JP1985202165U JP20216585U JPH0211482Y2 JP H0211482 Y2 JPH0211482 Y2 JP H0211482Y2 JP 1985202165 U JP1985202165 U JP 1985202165U JP 20216585 U JP20216585 U JP 20216585U JP H0211482 Y2 JPH0211482 Y2 JP H0211482Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main plate
- plants
- concrete
- filled
- blocks
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- Expired
Links
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 13
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 8
- 241000238631 Hexapoda Species 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 3
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 3
- 241000254158 Lampyridae Species 0.000 description 2
- 235000015170 shellfish Nutrition 0.000 description 2
- 241001070941 Castanea Species 0.000 description 1
- 235000014036 Castanea Nutrition 0.000 description 1
- 235000013601 eggs Nutrition 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D29/00—Independent underground or underwater structures; Retaining walls
- E02D29/02—Retaining or protecting walls
- E02D29/025—Retaining or protecting walls made up of similar modular elements stacked without mortar
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01G—HORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
- A01G9/00—Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
- A01G9/02—Receptacles, e.g. flower-pots or boxes; Glasses for cultivating flowers
- A01G9/022—Pots for vertical horticulture
- A01G9/025—Containers and elements for greening walls
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D2600/00—Miscellaneous
- E02D2600/40—Miscellaneous comprising stabilising elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Revetment (AREA)
- Retaining Walls (AREA)
- Artificial Fish Reefs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、河川の護岸、道路擁壁等に使用する
ブロツクであつて、これを積上げると各ブロツク
の上面が開放され、この内部に土砂を充填し、草
木が植設できるようにした擁壁用ブロツクに関す
るものである。
ブロツクであつて、これを積上げると各ブロツク
の上面が開放され、この内部に土砂を充填し、草
木が植設できるようにした擁壁用ブロツクに関す
るものである。
「従来の技術」
従来この種のブロツクは、単にコンクリートブ
ロツクを積上げて構築するものであり、特に河川
などは三面張といつて、河川の床、両岸をコンク
リートで被覆してしまつている。したがつてそこ
に棲息している魚貝類、昆虫等の生物を土砂、植
物から遠ざけて生活環境を破壊しているし、植物
の繁茂を阻害している。
ロツクを積上げて構築するものであり、特に河川
などは三面張といつて、河川の床、両岸をコンク
リートで被覆してしまつている。したがつてそこ
に棲息している魚貝類、昆虫等の生物を土砂、植
物から遠ざけて生活環境を破壊しているし、植物
の繁茂を阻害している。
「考案が解決しようとする問題点」
前記のように従来の工法は、出来上りがコンク
リート面で囲まれている状態になつていて、生物
が生きて行く上に必要な土砂、植物等から遠ざけ
てられているので、ブロツクは、本来の護岸、擁
壁等の機能、土留機能を発揮させると同時にブロ
ツクを積上げても土砂を充填し、これに植物をも
植設し、この内部に魚貝類、昆虫等が生息できる
ようにする必要がある。
リート面で囲まれている状態になつていて、生物
が生きて行く上に必要な土砂、植物等から遠ざけ
てられているので、ブロツクは、本来の護岸、擁
壁等の機能、土留機能を発揮させると同時にブロ
ツクを積上げても土砂を充填し、これに植物をも
植設し、この内部に魚貝類、昆虫等が生息できる
ようにする必要がある。
「問題点を解決するための手段」
そこで本考案は、主板の前面に、主板より少し
幅狭く、そして上方が前方に、下方は内方にある
傾斜で断面コ字状の前面部を形成し、その内部は
貫通孔とし、両側上方には切欠部を設け、主板の
背部には、主板と同高であるが、幅が少しく狭い
背面部を設け、主板と背面部間の上下に溝部を形
成したものとし、これを積上げ、背面にはコンク
リートの裏込めを充填して背面部を裏込めコンク
リートと一体化し、ブロツクの内部には土砂を充
填して植物を植設し、魚貝類、昆虫類等の保護、
繁植させるようにしたものである。
幅狭く、そして上方が前方に、下方は内方にある
傾斜で断面コ字状の前面部を形成し、その内部は
貫通孔とし、両側上方には切欠部を設け、主板の
背部には、主板と同高であるが、幅が少しく狭い
背面部を設け、主板と背面部間の上下に溝部を形
成したものとし、これを積上げ、背面にはコンク
リートの裏込めを充填して背面部を裏込めコンク
リートと一体化し、ブロツクの内部には土砂を充
填して植物を植設し、魚貝類、昆虫類等の保護、
繁植させるようにしたものである。
次にその構造を図面について説明する。1は主
板であつて、その前面には、主板1より少しく幅
狭く、そして上方が前方に、下方に行くにしたが
つて内方となる傾斜で断面コ字状の前面部2を一
体に形成し、その内部は次第に狭くなる貫通孔3
となつている。4は、主板1と前面部2との境の
側面上部に設けた切欠部である。5は、主板1の
背面に一体に設けられた背面部であつて、主板1
と同高であるが左右が主板1より少しく幅狭であ
り、主板1と背面部5との間上下には溝部6が設
けられている。7は基礎コンクリート、8は裏込
め栗石、9は裏込めコンクリート、10は土砂、
11は植物である。
板であつて、その前面には、主板1より少しく幅
狭く、そして上方が前方に、下方に行くにしたが
つて内方となる傾斜で断面コ字状の前面部2を一
体に形成し、その内部は次第に狭くなる貫通孔3
となつている。4は、主板1と前面部2との境の
側面上部に設けた切欠部である。5は、主板1の
背面に一体に設けられた背面部であつて、主板1
と同高であるが左右が主板1より少しく幅狭であ
り、主板1と背面部5との間上下には溝部6が設
けられている。7は基礎コンクリート、8は裏込
め栗石、9は裏込めコンクリート、10は土砂、
11は植物である。
「作用」
本考案は前記のような構造であるので、基礎コ
ンクリート7の上に、主板1の側面を互に突合せ
て併列し第1段目を構成し、次で、第2段目は、
第1段目の2個の主板1,1の上に跨つて第2段
目の主板1を載置し、順次側面を突合せて主板1
の多数を併列し、順次上方に積上げ、そしてその
背部に裏込めコンクリート9を充填して溝部6に
も裏込めコンクリート9を打込み、貫通孔3内に
土砂10を充填し、土砂10には植物11を植設
して施工を終るものである。
ンクリート7の上に、主板1の側面を互に突合せ
て併列し第1段目を構成し、次で、第2段目は、
第1段目の2個の主板1,1の上に跨つて第2段
目の主板1を載置し、順次側面を突合せて主板1
の多数を併列し、順次上方に積上げ、そしてその
背部に裏込めコンクリート9を充填して溝部6に
も裏込めコンクリート9を打込み、貫通孔3内に
土砂10を充填し、土砂10には植物11を植設
して施工を終るものである。
「考案の効果」
本考案は、主板1の側面、上下面を突合せるこ
とによつて容易に組積することができ、裏込めコ
ンクリート9は、主板1と背面部5との間の溝部
6にも充填されて、背面部5は裏込めコンクリー
ト9と一体化されるので強固な護岸または擁壁と
なり、ブロツク個々は乱りに飛出したりすること
は全くないものである。また、内部の貫通孔3に
は土砂10が充填され、その上方は段状に露出し
て植物を植設することができ、これが生長する
と、ブロツクの表面を被つてコンクリートの肌が
隠れるので自然環境の保護になるし、植物11の
根部は下段左右のブロツクの貫通孔3の土砂10
にも達してこれによつても強固な壁体を構成され
るし、植物11は、左右、下段のブロツク内の水
分まで吸収して生育に良好である。また、水中に
没入しているブロツク間、上下間は魚類の棲息場
所となり、そして昆虫でみれば、例えばホタルの
幼虫は水中よりブロツクの壁を登り土砂に潜り込
み、やがて蛹化し、次で羽化して成虫となり、産
卵期になると草花に卵を産み付ける等し、産卵か
ら成虫までのサイクルを繰返すことができる。よ
つて本考案はホタル等の昆虫の生態系保全機能
や、護岸機能等を果す効果を奏する。
とによつて容易に組積することができ、裏込めコ
ンクリート9は、主板1と背面部5との間の溝部
6にも充填されて、背面部5は裏込めコンクリー
ト9と一体化されるので強固な護岸または擁壁と
なり、ブロツク個々は乱りに飛出したりすること
は全くないものである。また、内部の貫通孔3に
は土砂10が充填され、その上方は段状に露出し
て植物を植設することができ、これが生長する
と、ブロツクの表面を被つてコンクリートの肌が
隠れるので自然環境の保護になるし、植物11の
根部は下段左右のブロツクの貫通孔3の土砂10
にも達してこれによつても強固な壁体を構成され
るし、植物11は、左右、下段のブロツク内の水
分まで吸収して生育に良好である。また、水中に
没入しているブロツク間、上下間は魚類の棲息場
所となり、そして昆虫でみれば、例えばホタルの
幼虫は水中よりブロツクの壁を登り土砂に潜り込
み、やがて蛹化し、次で羽化して成虫となり、産
卵期になると草花に卵を産み付ける等し、産卵か
ら成虫までのサイクルを繰返すことができる。よ
つて本考案はホタル等の昆虫の生態系保全機能
や、護岸機能等を果す効果を奏する。
図面は、本考案の一実施例を示すものであつ
て、その第1図は本考案の斜視図、第2図は平面
図、第3図は側面図、第4図は縦断面図、第5図
は本考案の施工状態を示した斜視図、第6図はそ
の縦断側面図である。 1……主板、2……前面部、3……貫通孔、4
……切欠部、5……背面部、6……溝部である。
て、その第1図は本考案の斜視図、第2図は平面
図、第3図は側面図、第4図は縦断面図、第5図
は本考案の施工状態を示した斜視図、第6図はそ
の縦断側面図である。 1……主板、2……前面部、3……貫通孔、4
……切欠部、5……背面部、6……溝部である。
Claims (1)
- 主板1の前面に、主板1より少しく幅狭く、そ
して上方が前方に、下方は内方にある傾斜で断面
コ字状の前面部2を形成し、その内部は貫通孔3
とし、両側上方には切欠部4を設け、主板1の背
部には、主板1と高さは同じであるが、幅が少し
く狭い背面部5を設け、主板1と背面部5間の上
下に溝部6を形成したことを特徴とした擁壁用ブ
ロツク。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985202165U JPH0211482Y2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | |
KR2019860017965U KR910003025Y1 (ko) | 1985-12-25 | 1986-11-18 | 옹벽용 블록 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985202165U JPH0211482Y2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62110349U JPS62110349U (ja) | 1987-07-14 |
JPH0211482Y2 true JPH0211482Y2 (ja) | 1990-03-23 |
Family
ID=31166290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985202165U Expired JPH0211482Y2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0211482Y2 (ja) |
KR (1) | KR910003025Y1 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8345890B2 (en) | 2006-01-05 | 2013-01-01 | Audience, Inc. | System and method for utilizing inter-microphone level differences for speech enhancement |
US8744844B2 (en) | 2007-07-06 | 2014-06-03 | Audience, Inc. | System and method for adaptive intelligent noise suppression |
US9185487B2 (en) | 2006-01-30 | 2015-11-10 | Audience, Inc. | System and method for providing noise suppression utilizing null processing noise subtraction |
US8934641B2 (en) | 2006-05-25 | 2015-01-13 | Audience, Inc. | Systems and methods for reconstructing decomposed audio signals |
US8949120B1 (en) | 2006-05-25 | 2015-02-03 | Audience, Inc. | Adaptive noise cancelation |
US8849231B1 (en) | 2007-08-08 | 2014-09-30 | Audience, Inc. | System and method for adaptive power control |
US9008329B1 (en) | 2010-01-26 | 2015-04-14 | Audience, Inc. | Noise reduction using multi-feature cluster tracker |
JP2011163040A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Ibigawa Kogyo Kk | コンクリートブロック及び擁壁 |
US9536540B2 (en) | 2013-07-19 | 2017-01-03 | Knowles Electronics, Llc | Speech signal separation and synthesis based on auditory scene analysis and speech modeling |
-
1985
- 1985-12-25 JP JP1985202165U patent/JPH0211482Y2/ja not_active Expired
-
1986
- 1986-11-18 KR KR2019860017965U patent/KR910003025Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR870010268U (ko) | 1987-07-10 |
JPS62110349U (ja) | 1987-07-14 |
KR910003025Y1 (ko) | 1991-05-09 |
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