JPS6246568A - 縦形半導体装置の製造方法 - Google Patents

縦形半導体装置の製造方法

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JPS6246568A
JPS6246568A JP60185604A JP18560485A JPS6246568A JP S6246568 A JPS6246568 A JP S6246568A JP 60185604 A JP60185604 A JP 60185604A JP 18560485 A JP18560485 A JP 18560485A JP S6246568 A JPS6246568 A JP S6246568A
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JP
Japan
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semiconductor layer
film
type semiconductor
polycrystalline silicon
source
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JP60185604A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Sasaki
芳高 佐々木
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/7801DMOS transistors, i.e. MISFETs with a channel accommodating body or base region adjoining a drain drift region
    • H01L29/7802Vertical DMOS transistors, i.e. VDMOS transistors

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、縦形半導体装置の製造方法に関し、特に、大
電力用高耐圧、高性能化を目的とした縦構造MIS型半
導体装置に適した製造方法に関するものである。
従来の技術 MIS型半導体装置のうち特に従来のMOSFETは、
低耐圧、低電力デバイスと考えられていたが、ここ数年
間の半導体製造技術、あるいは回路設計技術等の発展に
ともない、高耐圧、大電力設計が可能となた、現在では
パワーデバイスとしてその地位を確保するに至っている
そこで高耐圧パワーMO5FETの代表的なものとして
、(1)オフセットゲート構造、(2)■−Groov
eあるいはU−Groove構造、(3) D S A
(Diffusition 5elf−^1igr+n
+ent )構造等が知られているが、このうち構造技
術、高性能化に有利な従来のDSA構造パワーMO3F
ET(以下DSA−MO5)のAA電極形成後の平面図
と、平面図のAA’方向の断面構造図を添付図面の第5
図(A)及び(B)にそれぞれ示している。また、この
DSA−MOSの製造プロセス工程を第6図(A)〜(
F)に示している。
DSA−MOSは、二重拡散により、チャンネルを形成
するもので格子状のゲート多結晶シリコン電極6に囲ま
れた同一の拡散窓によりチャンネル領域形成の不純物拡
散(P型半導体層4)とソース領域形成の不純物拡散(
n+型型半体体層8をおこなっているのが特長である。
チャンネル長はP型半導体層4とn++導体層8の拡散
深さの差で決まっているので、数ミクロン以下の極めて
短いチャンネル領域を形成できる。ソース電極はn++
半導体層のソース領域8とチャンネル領域を形成するP
型半導体層4(あるいはP44型半導層3)・・・・・
・と両方にオーミック接触している。
ゲート電極形状は格子状のものとストライブ状が一般的
であるが、ここでは格子状のものを図示する。n++半
導体基板1がドレイン領域であり、nオンn+構造とな
っている。ドレイン電極はチップ裏面に形成されており
、ゲート−ソース間に正の電圧を加えてチャンネルをオ
ンさせると電流は基板より縦方向に流れ、チャンネルを
通ってソースに流れ込む。
以下、従来のDSA−MOSの製造方法を第6図(Δ)
〜(F)に従って説明する。
n++半導体基板1上にn型エピタキシャル成長層2を
例えば比抵抗10〜25Ωcm、厚み30〜60μm成
形後、表面からP+型半導体層3を形成する。その後、
ゲート酸化膜5aを約1000人形成した様子を第6図
(A)に示す。
次に、多結晶シリコン膜6を、例えば6000人堆積後
、選択的にパターンニングし、この多結晶シリコンパタ
ーンをマスクにしてイオン注入を施し、チャンネル領域
のP型半導体層4を自己整合的に形成する。この様子を
第6図(B)に示す。
続いてフォトエツチング技術にてフォトレジスト7を用
いてソース領域の01型半導体層形成予定部を選択的に
開口した様子を第6図(C)に示す。
次に、ソース領域のn1型半導体層8と酸化膜5bを形
成しく第6図(D>に示す。)、その上にCVD法にて
形成したPSG膜5cを約8000人堆積した様子を第
6図(E)に示す。そして各種熱処理を施した後に、コ
ンタクトホールを開口しAβ電極9を形成して完成とす
る。この様子を第6図(F)に示す。
発明が解決しようとする問題点 一般的に、MOS  FETは少数キャリアの蓄積がな
いため高速スイッチングが可能で負の温度特定のため熱
的安定性が高いほど大電力用素子として長所を持ってい
る反面、バイポーラトランジスタと比較して多数キャリ
ア素子であるため高耐圧化と大電力化の相反関係が著し
く高耐圧化に1要な基板抵抗層がそのまま飽和電圧の上
昇に結びつき、同一チップ面積ではオン抵抗が太き(プ
よるはいう欠点があった。これを解決するためにはFE
Tの電流通路の抵抗、特にドレイン抵抗の低減をはかる
ことが必要である。これはいかにドレインの面積効率を
あげるかということで微細加工技術を駆使して最良パタ
ーン設計をおこなう必要がある。これらを満足させる構
造として一般的には、DSA−MOSが採用されている
しかしながら、従来のDSA−MOS  FETは、か
ならずしも最適とはかぎらない。かぎられたシリコンチ
ップ面積内に電流通路つまりチャンネル幅を長くあるい
はせまく得られるよう多結晶シリコンパターンやチャン
ネル領域の形成に種々の工夫が必要である。チャンネル
幅を長く得ることによって、ドレイン電流を大きく得る
ことが可能で、しかも大電流領域での相互コンダクタン
スgmも大きく得られる。これらがしいてはオン抵抗の
低減化を可能にすに要因であるため、いかにして限られ
た面積内で、チャンネル幅を長く得又チャンネル長をせ
まく形成するかが最大の目標であった。
そこで、従来スイッチング電源等に用いられている高耐
圧パワーMO3FETのゲート多結晶シリコンパターン
を検討してみるとほとんどが四角の格子形状をしている
。第5図(A)の従来実施例の平面図を見てみると、ソ
ースn゛領域から他のソースn°領域までのゲート多結
晶シリコンの長さはβ1 と12 である。当然のごと
くβ1 よりも12 の方が \F1倍長いことになる
。定められた面積内にソースn+領域とゲート多結晶シ
リコンパターン(チャンネル幅)を多く集積するには、
上記β、とβ、は等しいことが望ましい。
チャンネル領域はゲート多結晶シリコンパターンのエツ
ジ部にそって存在するためチャンネル幅を大きく得るに
は1.  =j!、の方が良く、β1 とp。
ではL−L 相当の余分な面積をゲート多結晶シリコン
が占めるためである。このことはしいてはゲート面積を
広め、スイッチングスピードの妨げとなるドレイン・ゲ
ート間容量を増大させる原因にもなる。
又、チャンネル幅を増大させるため各パターンの微細化
をすることが一般的によく知られている。
当然のごとくゲート多結晶シリコンパターンとソース領
域は縮小されその分多くのチャンネル幅が増大できる。
しかしながら、従来の四角形の格子形状を持つゲート多
結晶シリコンパターンではドレイン電流容量の割合と比
較してソース電極開口部が多すぎる傾向にある。微細化
によって独立したチャンネル領域は、数多く形成できる
が、結局微細化によってチャンネル幅が大きく得られる
1つのセル内のチャンネル幅は小さい。つまり同じ条件
でM OS動作させた場合、チャンネル幅の小さい方が
電流容量が小さいにもかかわらずソース領域の電極取り
出し開口部は数多く存在することになる。周知のごと<
MOS  FETはバイポーラ型トランジスタと比較し
て熱暴走が少なく従って必要以上のソース電極取り出し
開口部は不要である。その分チャンネル領域を数多く形
成しチャンネル幅を長く得ることが可能な適切なパター
ン配置をおこなう必要がある。
次に、スイッチングスピードを向上させる要因の一つに
チャンネル長をせまく形成する方法がある。このチャン
ネル長は、チャンネル領域のP型半導体層4と、ソース
n+型半導体層8の拡散の深さの差で決定される。しか
しながら、スイッチングスピードを考えると次の条件を
みたす必要である。
一般的に、ドレイン電流は、ソースn°型半導体屈8か
らチャ・ンネル領域のP型半導体層4を通ってn型エピ
タキシャル層2から縦方向へn“型半導体基板lのドレ
イン領域へ流れ基板表面のドレイン電極から取り出され
る。したがって、ドレイン電流は、チャンネル領域を形
成しているP型半導体基板間を通って流れる。そのため
、P型半導体層4が深く形成さた場合、該P型半導体層
4がゲート多結晶シリコン6を間に対抗して形成されて
いるので上記ドレイン電流の流通路が狭まく形成され、
電流通路が抵抗分を持ちこれがしいてはオン抵抗を増加
する原因にもなる。その他、前記チャンネル領域を形成
しているP型半導体層4を深く形成することによって、
まず、ゲート多結晶シリコン6との重なる領域が多くな
る。周知のごとく、ゲート絶縁膜5aは、従来では50
0人〜1200人と極く薄く形成されており、したがっ
て、当然のごとく、ゲート・ソース間の容J、%が増大
し、スイッチングスピードの妨げになることが明らかで
ある。そこでチャンネル領域を形成しているP型半導体
層4をできるだけ浅く形成し、それにともなってソース
n+型半導体層も浅く形成することによって、チャンネ
ル長の狭い、スイッチングスピードの速いDSA−MO
S  FETが可能である。
しかしながら、前記チャンネル領域を形成しているP型
半導体層4を浅く形成し、チャンネル長を狭くすること
によって、次の新たな問題が生じて来る。まず、MO3
動作した際、チャンネル領域を形成しているP型半導体
層4からドレイン領域のn型エピタキシャル層2側へ空
乏層が広がる。
それは同じに、P型半導体層4内にも空乏層が広がる。
この空乏層は半導体層又は拡散層の濃度が低いほど広が
りやすく、又、ドレイン電圧が高いほど広がる。したが
って当然の如く、濃度の低いドレイン領域のn型エピタ
キシャル層側へ空乏層は多く広がる。しかしながら、D
SA構造を持つMO3型FETの場合、チャンネル領域
がたがいに対抗して形成されているため両方がら空乏層
が広がり合い、ちょうどゲート多結晶シリコン電極の真
中付近のドレイン領域でぶつかり合うため、ソース・ド
レイン間ブレークダウン電圧を大きく得るためのさまた
げとならない。一方P型半導体層4側では、ドレイン電
圧をどんどん高くして行くことによって、チャンネル領
域を形成しているP型半導体層4内の空乏層はどんどん
広がり、ソースn+型半導体層8へとどいてしまう。こ
れがいわゆるパンチスルー現象である。この時点ですで
にソース・ドレイン間の電圧はブレークダウンしてしま
う。つまりチャンネル長が狭いため空乏層がn゛型型溝
導体層8すぐに到達してしまうのでバルクの特性で決ま
るブレークダウン電圧よりも小さい値でブレークダウン
してしまう。特に、チャンネル幅を長く得るため、ゲー
ト多結晶シリコンパターンを微細化しなければならず、
それにともなってチャンネル形成のP型半導体層の浅い
拡散が必要となって来る。当然、ゲート多結晶シリコン
パターン間も細く、長いパターンを多く形成するため、
パンチスルー現象は、このような部分に生じやすい。
又、パンチスルー現象を生でに<<シた一方法として、
従来のDSA−MOS  FETは、セル内にP1型型
半体層を、フォトエツチング技術によって形成していた
。しかしながら、この方法においては、次のような欠点
が生じて来る。
まず、フォトリソグラフィー技術で、P+型半導体層に
対して位置合せをおこなって、ゲート多結晶シリコンパ
ターンを形成するため、ゲート多結晶シリコンパターン
によって自己整合的に形成されるチャンネル領域のP型
半導体層と、自己整合的に形成されないP゛゛半導体層
の位置関係が不均衡となり、n゛゛半導体層によって狭
ばめられるP型半導体層(チャンネル領域)が長い部分
と短い部分とが、上記n+型半導体層下に形成される。
よって、狭いP型半導体層が長く形成されている部分は
パンチスルーが起こりやすく、逆に短い部分は高濃度P
+型半導体層の一部がチャンネルP型半導体層までおよ
びMO3型トランジスタの特性で、しきい値電圧の値に
影響をおよぼす。
又、前記位置合せをする際、合せ誤差を見込んでパター
ンを形成しなければならないため、セル面積が増加し、
その分チャンネル幅が減少する。又、P+型半導体層を
フォトリソグラフィー技術の位置合せをおこなう関係上
、フォトエツチング工程が多く、しいては生産性向上の
妨げとなる。
本発明の目的は、前述したような従来技術の問題点を解
消しうる縦形半導体装置の製造方法を提供することであ
る。
問題点を解決するための手段 本発明における縦形半導体装置の製造方法は、第1導電
型の半導体基体の主面上に第1絶縁膜を形成する工程と
、該第1絶縁膜の上に半導体膜又は導電体膜パターンを
形成する工程と、前記第1絶縁膜及び半導体膜又は導電
体膜パターンをおおうようにマスク材膜を形成する工程
と、該マスク材膜を異方性エツチングして自己整合的に
前記半導体膜又は導電体膜パターンの側壁にマスク材膜
を残存させる工程と、該残存させられたマスク財膜をイ
ンプランテーションマスクとして前記第1絶縁膜を通し
て前記半導体基体へ第2導電型の不純物をイオン注入す
る工程と、前記残存マスク材膜を除去する工程と、前記
イオン注入さた第2導電型の不純物を拡散処理すること
によって前記半導体膜又は導電体膜パターンのエツジ部
の下に前記第1絶縁膜を介して重なるように延びる第2
導電型の第1半導体層を形成する工程と、前記半導体膜
又は導電体膜パターンをインプランテーションマスクと
して前記第1絶縁膜を通して前記第1半導体層へ選択的
に第1導電型の不純物をイオン注入して前記半導体膜又
は導電体膜パターンのエツジ部の下に前記第1絶縁膜を
介して重なるように延びる第1導電型の第2半導体層を
形成する工程とを含む。
実施例 次に、添付図面の特に、第1図から第4図に基づいて本
発明の実施例について本発明をより詳細に説明する。
第1図は、本発明の製造方法の一実施例によって形成さ
たDSA  MOS  FETを示すものであり、第1
図(A)は、AA(アルミニウム)電極形成後のDSA
・MOS  FETの平面図、第1図(B)は、そのΔ
−Δ′線断面構造図である。
この装置は、n゛半導体基板l上にn形エピタキシャル
成長層(第1半導体層)2が形成され、このv、1半導
体層2の主面に絶縁酸化膜(第1絶縁膜)5aを介して
多結晶シリコン(又は誘電体膜)パターン6cが形成さ
れ、第1半導体層2中であって前記第1絶縁膜5aを介
して前記半導体膜パターン6cの一部が重なる位置に前
記第1半導体層2とは逆導電型であるP型の半導体層(
第2半導体層)4が形成され、該第2半導体層4の表面
であって前記第1絶縁膜5aを介して前記導電体膜パタ
ーン6cの一部が重なる位置にn°型半導体層(第3半
導体層)8が形成され、前記導電体膜パターン6cを被
覆するように絶縁酸化膜(第2絶縁膜)5cが形成され
、該第2絶縁膜5cによる開口部11が形成され、該開
口部11を含み前記第2絶縁膜5d上にAA電極膜(金
属電極膜)9が形成されてなり、前記導電体膜パターン
6で囲まれると共に前記第1半導体層2の表面に形成さ
た第2半導体層パターン4の平面形状は第1図(Δ)に
示す如く、8つの辺を持つ8角形の半導体層パターン4
A、4B、4Cと、この3つの8角形半導体層パターン
の相隣り合う一辺間同志を結ぶ連結用半導体層パターン
4D14Eによって連続的に形成され、該連結用半導体
層パターン4D、4Eは8角形半導体層パターンよりも
細く形成されている。図において10がゲート多結晶シ
リコン膜開口部(セル)であり、11がソース電極取り
出し開口図である。尚、ソース用Aβ電極9はソースn
+領域8とチャンネル領域を形成するP型半導便層4と
双方に電気的に接続されている。ここで各セル10間の
辺間の距離β1 と角部間の距離12の関係はβ1  
!=iL となるように設定されている。
2個の8角形半導体層パターン4A、4Bの相隣り合う
一辺間に1個の連結用半導体層パターン4D、4Eを配
置して連続的に形成し、そしてセル配列を交互にして決
められた面積内にゲート多結晶シリコンパターンのエツ
ジを長く設計できる、つまりチャンネル幅を大きく設計
できるようにしている。
第2図(Δ)〜(F)に本発明によるDSAMO5FE
Tの試作工程の断面図を示す。以下、第2図を参照して
、本発明の製造方法の実施例について説明する。
まず、n°型半導体基板l上にそれよりも低濃度のn型
エピタキシャル層2を形成し、その表面に例えば厚さ1
000人程度形状−ト酸化膜5aを形成した後、多結晶
シリコンパターン6aを約7000人厚さに選択的に形
成する。この様子を第2図(A>に示す。
続いて、多結晶シリコンパターン6aの表面に酸化膜5
dを約1000人厚さに形成した後、約1μmの厚さに
マスク材膜として多結晶シリコン膜6bを形成する。こ
の様子を、第2図(B)に示す。
次に、多結晶シリコン膜6bを、例えば、塩酸と水素あ
るいは四塩化炭素と酸素のガスエッチャントによるリア
クティブイオンエツチング等の異方性エツチングするこ
とによって、多結晶シリコンパターン6aの側壁部に自
己整合的に残存多結晶シリコン膜6b+ を形成する。
この残存多結晶シリコン膜6b+  の高さと幅は、リ
アクティブイオンエツチングの条件によっても異なるが
、多結晶シリコンパターン6aの段差(膜厚〉や、その
上に堆積した多結晶シリコン膜6bの膜厚によって変化
する。本実施例では、形成さた残存多結晶シリコン膜6
bz の高さは、約7000人で、幅は約1μmである
。次に、これらの残存多結晶シリコン膜6b+  をイ
ンプランテーションマスクとしてP型不純物4aを酸化
膜5aを通してイオン注入する。この様子を、第2図(
C)に示している。P型不純物イオン4aは、多結晶シ
リコンパターン6aのエツジ部から残存多結晶シリコン
膜6b+ の幅である約1μm程離れた位置に正確に注
入されることになる。
次に、例えば、フレオン系の等方性ドライエツチングに
より、残存多結晶シリコン膜6b、 を選択的にエツチ
ング除去した後、熱処理を施し、P型半導体層4bを形
成した状態を第2図(D)に示す。
次に、さらに熱処理を施してP型半導体層4を深く形成
し、一部の領域が多結晶シリコン6aのパターンエツジ
に重なるようにし、その後、多結晶シリコン5aをイン
プランテーションマスクとしてn゛型不純物を選択的に
イオン注入して、シリコン酸化物であるCVD膜5Cを
約5000人厚さに形成した後、熱処理を施してソース
n°型半導体層8を形成する。この様子を第2図(E)
に示している。
その後、各領域の電極取り出し開口部11を形成した後
、Aβ金属膜9を形成し完成した様子を第2rllJ(
F)に示す。
このような本発明の製造方法によれば、n型エピタキシ
ャル層2とソースn+型半導体履8との間に存在するP
型半導体層4の主面に沿っての距離、すなわち第2図(
F)における8寸法より、n型エピタキシャル層2とソ
ースn゛型半導体層8との開に存在するP型半導体層4
の深さ方向に沿っての距離、すなわち第2図(F)にお
ける6寸法の方が大きくなるようにすることができる。
尚、第2図(B)の工程では、酸化膜5dを形成したの
であるが、これは特に形成しなくても、多結晶シリコン
膜6bをエツチングするだけでもよい。しかし、酸化膜
5dを形成しておく方が、残存多結晶シリコン膜6b+
 を正確に形成できる。
また、マスク材膜として多結晶シリコン膜6bを用いた
のであるが、これは、フォトレジスト、ポリイミド樹脂
あるいはアモルファスシリコン等で形成しても良い。更
にまた、多結晶シリコン6aの代りに、他の半導体膜又
は導電体膜を使用してもよい。
また、第1図に示した実施例のDSA  MOSFET
では、P型半導体層(第1半導体層)は、複数個分離し
て形成され、多結晶シリコンパターン(半導体膜又は導
電体膜パターン)6Cで囲まれると共にn型半導体基体
の主面に形成される各P型半導体層の平面形状は、3個
の8角形状の半導体層パターン部4A、4B、4Cと、
これら3個の8角形状の半導体層パターン部の相隣り合
う辺間を連結する2個の連結用半導体層パターン部4D
、4Eとからなるようなものとさたのであるが、本発明
は、これに限らず、各P型半導体層の平面形状は、2個
の8角形状の半導体層パターン部とこれら2個の8角形
状の半導体層パターン部の相隣り合う辺間を連結する1
個の連結用半導体層パターン部とからなるようなものと
されていもよい。更に、第3図に示すように、各P型半
導体層の平面形状は、2個の6角形の半導体層パターン
4F、4Gの相隣り合う一辺間を連結用半導体層パター
ン4Hで結んだようなものとされてもよい。更にまた、
第4図に示すように、各P型半導体層の平面形状は、2
個の四角形半導体層バク   □−ン41,4Jの相隣
り合う一辺間を連結用半導体層パターン4にで結んだよ
うなものとされてもよい。
尚、本発明の実施例として縦形電界効果型トランジスタ
のうち、DSA−MOS  FETを例にとって説明し
たのであるが、本発明は、これに限定されず、たとえば
、U−MOS、あるいはV−MO3構造にも適用するこ
とができる。又、特に高耐圧半導体装置においてフィー
ルドリミティングリングを本発明によって形成可能な事
からDSA−MOS  FETの他にバイポーラ型半導
体装置にも応用可能である。
発明の効果 前述したように、本発明の縦形半導体装置の製造方法に
よれば、第1半導体層は、半導体膜又は導電体膜パター
ンに対して自己整合的に、しかも、その半導体膜又は導
電体膜パターンへの横方向への拡散を小さくし、縦方向
の拡散を深くして形成することができる。従って、本発
明を前述したように縦形電界効果トランジスタに適用し
た場合には、スイッチングスピードやオン抵抗の性能を
向上させるため、チャンネル長を可能のかぎり狭ばめて
も、上記P型半導体層が深く、そしてゲート多結晶シリ
コン(あるいはチャンネル領域)に対して自己整合的に
形成されているためバンチスルー現象を防止することが
でき、極めて薄いゲート酸化膜上に有するゲート多結晶
シリコンと重なるチャンネルP型半導体層の面積が少な
いため、ゲート・ソース間の容量を減少させ、さらに該
P型半導体層にともなってソースn゛型半導体層も浅く
することが相互コンダクタンスgmも大きくすることが
可能である。そしてチャンネル領域、ソースn°型半導
体領域等がシャロー・ジャンクショア (Shallo
w Junction)化されているため、チャンネル
領域とチャンネル領域間のドレイン電流の流通路(n型
エピタキシャル層)は広がり、その分ゲート多結晶シリ
コンパターン幅の縮小が可能である。したがって特にチ
ャンネル幅を長く形成するため、ゲート多結晶ンリコン
バクーン間(セル)を細く、長いパターン配列すると良
い。
本発明は、このようにチャンネル領域を細長く形成され
ているパターン部分においても、ソースn“型半導体層
の真下でセルの中央に自己整合的に形成され、パンチス
ルー現象による低耐圧を防止するため、チャンネル領域
よりも空乏層が広がりに(<、高濃度で深いP型半導体
層を形成している。
そして、該P型半導体層を自己整合的に形成しているた
め、従来のものと比べてフォトエツチング工程が1回生
なくて済む。このことは生産性を高めるために大いに有
効である。
本発明は、チャンネルP型半導体層を縦方向に深く、横
方向に浅く形成することに加えて、第1図、第4図及び
第5図に関連して説明したようにゲート多結晶シリコン
パターンに工夫をこらしチャンネル幅を長くし単位面積
当りの電流容量を増すことによって更に性能を向上させ
ることができる。
このことを従来装置との寸法関係の比較において説明す
る。従来例である第5図(A)の平面図と本発明の実施
例を示す第1図(Δ)の平面図の倍率は同一のデザイン
ルールを採用しており、破線で囲まれた所定面積内の縦
の長さY、を120μmとし、横の長さXLを160μ
mとして設定しておく。
第5図(Δ)では3X4=12個のソース電極取り出し
開口部10が存在し、1個のセルの一辺の長さはLo、
(= L+12 )は20μmとなっているからセル1
個のチャンネル幅(セルの周囲全体〉は80μmとなり
、この破線枠内の合計チャンネル幅は960μmとなっ
ている。
これに対し、第1図(A)では8角型の直線辺L 03
の長さ10μm、斜め45°辺り、、  (−ν’2”
72LO3)は約7μmであり、連結辺Losは20μ
mとなるので、1個のセル10のチャンネル幅は約24
4μmとなり、破線内のパターン面積でのチャンネル幅
は約1132μmとなる。
このようなチャンネル幅は従来のものに比較して大きく
なり、かつその差はセル数が増加する程、あるいはパタ
ーン面積が大きいほど大きくなる。
このように本発明の実施例によれば大幅にチャンネル幅
を大きくできる。この理由としては、斜線を有効的に用
いることによって第5図(A)の平面図におけるl、 
 <1.の関係11  ζlt’==シたためである。
従って、セルlO同志を交互に配列することによって同
じデザインルールにも拘わらず全体的に中央部へセルパ
ターン配列を集積することができるわけであり、その分
従来のものより多くのセルの集積が可能となった。
次に微細化を進めた場合、特にセルとゲート多結晶シリ
コンパターンを縮小化した場合、従来実施例では数ミク
ロン間隔でソース電極取り出し開口部が必要であった。
つまりソース電極取り出し開口部は、デザインルールに
束縛されてしまう欠点を持っていた。本発明の実施例で
は、ソース電極取り出し開口部の間隔を任意に設計可能
であり、しかもチャンネル幅は減少しない長所がある。
以上のことから、本発明の実施例によれば、定めさたチ
ップ面積内でチャンネル幅を大きく得られるように適切
なゲート多結晶シリコンパターンを提供し、該ゲート多
結晶シリコンパターンの開口部に相当するセルの適切な
配置をすることによってドレイン電流を大きく得ること
を可能とし、しかも大電流領域での相互コンダクタンス
gmを大きくし、スイッチングスピードの高速化、ある
いはオン抵抗の低減化、さらには、チップ面積の縮小化
をはかり、生産性向上を可能とすることができる。
以上のごとく、本発明による効果をまとめると、チャン
ネル幅を長く形成でき、オン抵抗を低くすることが可能
であるばかりでなく、チャンネル長ヲ狭ばめてもパンチ
・スルー現象が起こらず、ソース・ドレイン間のブレー
クダウン電圧の高いものが得られ、かつチャンネルP型
半導体層およびソースn゛型半導体層を浅く形成するこ
とで、ソース・ゲート間容量を小さくし、それにともな
ってゲート多結晶シリコンのパターン幅を縮小でき、そ
れにともなって、ゲート多結晶シリコンの面積が減少す
ることからゲート・ドレイン間の容量も小さくすること
が可能である。したがって、チャンネル領域が狭いこと
から相互コンダクタンスgmが太き(、これがしいては
スイッチングスピードの向上を可能とし、高耐圧素子で
、スイッチングスピードが速く、しかもオン抵抗の低い
大電力MO3型トランジスタを生産性の優れた製造方法
にて提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明の一実施例としての製造方法によ
って形成さたDSA  MOS  FETの平面図、第
1図(B)は第1図(A)のA−A ’轢断面構造図、
第2図(Δ)から(F)は本発明の製造方法によるDS
A  MOS  FETの試作工程の断面図、第3図は
本発明の製造方法によるDSA  MOS  FETの
別の実施例を示す平面図、第4図は本発明の製造方法に
よるDSA!40S  FETの更に別の実施例を示す
平面図、第5図(A)は実施例のDSA  MOS  
FETの一例を示す平面図、第5図(B)は第5図(A
)のA−A ’線断面構造図、第6図(A)から(F)
は第5図のDSA  MOS  FETの製造プロセ。 ス工程を示す断面図である。 1・・・n゛型半導体基体、 2・・・n型エピタキシャル層、 4・・・P型半導体層、 4a・・・P型不純物イオン
5a・・・ゲート酸化膜、5c・・・CVD膜5d・・
・酸化膜、   6a・・・多結晶シリコン6b・・・
多結晶シリコン膜、 6b1・・・残存多結晶シリコン膜 8・・・ソースn゛型半導体層、 9・・・金属電極膜、  10・・・セル11・・・絶
縁膜開口部 第2図 6a 簗3図 第4図 第6図 J      t  41

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1導電型の半導体基体の主面上に第1絶縁膜を
    形成する工程と、該第1絶縁膜の上に半導体膜又は導電
    体膜パターンを形成する工程と、前記第1絶縁膜及び半
    導体膜又は導電体膜パターンをおおうようにマスク材膜
    を形成する工程と、該マスク材膜を異方性エッチングし
    て自己整合的に前記半導体膜又は導電体膜パターンの側
    壁にマスク材膜を残存させる工程と、該残存させられた
    マスク材膜をインプランテーションマスクとして前記第
    1絶縁膜を通して前記半導体基体へ第2導電型の不純物
    をイオン注入する工程と、前記残存マスク材膜を除去す
    る工程と、前記イオン注入さた第2導電型の不純物を拡
    散処理することによって前記半導体膜又は導電体膜パタ
    ーンのエッジ部の下に前記第1絶縁膜を介して重なるよ
    うに延びる第2導電型の第1半導体層を形成する工程と
    、前記半導体膜又は導電体膜パターンをインプランテー
    ションマスクとして前記第1絶縁膜を通して前記第1半
    導体層へ選択的に第1導電型の不純物をイオン注入して
    前記半導体膜又は導電体膜パターンのエッジ部の下に前
    記第1絶縁膜を介して重なるように延びる第1導電型の
    第2半導体層を形成する工程とを含むことを特徴とする
    縦形半導体装置の製造方法。
  2. (2)前記マスク材膜は、多結晶シリコンで形成する特
    許請求の範囲第(1)項記載の縦形半導体装置の製造方
    法。
  3. (3)前記マスク材膜は、フォトレジスト等の有機物で
    形成する特許請求の範囲第(1)頂記載の縦形半導体装
    置の製造方法。
  4. (4)前記マスク材膜は、アモルファスシリコンで形成
    する特許請求の範囲第(1)項記載の縦形半導体装置。
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