JPS6246513Y2 - - Google Patents

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JPS6246513Y2
JPS6246513Y2 JP7726079U JP7726079U JPS6246513Y2 JP S6246513 Y2 JPS6246513 Y2 JP S6246513Y2 JP 7726079 U JP7726079 U JP 7726079U JP 7726079 U JP7726079 U JP 7726079U JP S6246513 Y2 JPS6246513 Y2 JP S6246513Y2
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JP
Japan
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plate
support rod
pin
workpiece
flat part
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Expired
Application number
JP7726079U
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English (en)
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JPS55179739U (ja
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Publication date
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Priority to JP7726079U priority Critical patent/JPS6246513Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、工作機械等において、取付台にワー
クを固定する締付治具に関するものであり、挺子
を利用することにより、高さの異なるワークを簡
易且つ確実に固定しうる締付治具を提供すること
を目的とする。
従来工作機械等においては、第4図、第5図に
示す如く、取付台1上にワーク2を固定するに当
つては、取付台1の面上に穿設されているT形溝
3にTボルト30を挿入起立せしめ、ワーク2と
同高にジヤツキ31をセツトし(或いはワーク2
と同高の支え台をセツトし)、締金32、座金3
3を介してナツト34により締付けていたので、
固定するのに多種類の工具が必要であり、締付及
び取付迄の前準備に多くの時間を費していた。こ
の作業はワークの加工に伴い必ず必要とされるた
め、これらの前備準作業の簡易、迅速化が要望さ
れていた。
本考案は、この要望に応えるものであり、その
構成について以下第1図〜第3図により説明す
る。
本考案の治具は単一の支持棒4、上面板5、下
面板6及び挺子体7よりなつている。
支持棒4は断面円形の同一径の杆体で、その下
端にはT形の脚部8が設けられており、該脚部8
は、前記支持棒4が直立される如く、取付台1の
T形溝3に挿入され、移動可能に保持される大き
さとされている。
上面板5及び下面板6は厚板により構成され、
第3図に示す如く上面板5の中央寄りには前記支
持棒4に嵌挿される前記支持棒の径と略同径の嵌
挿孔9が板面に垂直に穿設され、その一端にはピ
ン孔10が板面に平行して水平に穿設されてい
る。
下面板6の中央寄りには前記支持棒4が遊嵌さ
れる如く前記嵌挿孔9より僅かに径の大きな遊嵌
孔11が板面に垂直に穿設され、その一端には支
持板12,12が左右に突設され、該支持板12
の上端附近には、組立の際前記ピン孔10と相対
する位置に、ピン孔13,13が板面に平行して
穿設されている。下面板6の他端寄りには、中心
線上の下面にワーク圧着部14が突設され、その
両側上面には挺子案内板16,16が設けられて
いる。図示例においては、ワーク圧着部14は下
面板6に穿設されたねじ孔15に螺締され、圧着
面が球面の形状をなす構成となつており、挺子案
内板16上面には挺子体7を回動自在に載置支承
案内する案内溝17が設けられ、前記案内溝17
の底面は、下面板6の上面と略同一高とされてい
る。
挺子体7は偏平部18及びハンドル19よりな
り、図示例においては挺子体7は第3図に示す如
くコ字状で両側にハンドル19、中央に偏平部1
8が形成されている。
偏平部は第2図に示す如く、長径D1、短径D2
を有する偏平断面とされており、図示例において
はハンドル19の長さ方向に短径が形成されてい
る。
前記上面板5のピン孔10及び下面板6のピン
孔13,13にピン20が挿通され、上面板5と
下面板6は回動自在に係合され、この係合された
上面板5と下面板6とを略平行に位置させた際の
両者の間隔は、前記挺子体7の偏平部18の短径
D2より大、長径D1より小となる如く保持されて
いる。
次に本考案の作用について説明する。
取付台1のT形溝3に支持棒4の脚部8を挿入
直立せしめ、前記支持棒4を下面板6の遊嵌孔1
1及び上面板5の嵌挿孔9に挿入する。他方挺子
体7を第1図の7aに位置する如く上面板5と下
面板6との間に挿入し挺子案内板16の案内溝1
7内に保持せしめる。
上述の如く、予め組立てられた治具を用いてワ
ーク2を固定するには、取付台1上の前記治具の
近傍にワーク2を載置し、支持棒4上を上面板5
及び下面板6を平行状態のまま昇降スライドせし
め、ワーク2の上面にワーク圧着部14を当接す
る。次いで第1図7aの位置にある挺子体7を図
示実線7の位置迄回動せしめる。この位置で挺子
体7の偏平部18の回動により上面板5と下面板
6とはピン20を中心にして相対的に回動しよう
とするが、上面板5は支持棒4に嵌挿されている
ため、上面板5と支持棒4の相対位置関係は変化
せず、下面板6が支持棒4と遊嵌孔11との間隙
の大きさだけ移動し、この移動分だけ下面板6は
ピン20を中心として上面板5に対し、図中右回
りに回動せんとする。然るに下面板6のワーク圧
着部14はワーク2に当接しているため下面板6
は殆ど回動せず、従つて挺子体7の回動によりワ
ーク圧着部14はワーク2の当接面を強く圧着
し、ワーク2をその位置で取付台1に圧着するこ
ととなる。
即ち、ワーク2の取付台1への固定には、ワー
ク2を取付台1へ載置し、ワーク2にワーク圧着
部14を当接し挺子体7をハンドル19で押し下
げるだけで、即座にワーク2の固定が完了され
る。
ワーク2の取外しは前記の逆で、ハンドル19
を前記の逆に回動し、ワーク圧着部14の圧着力
を解除することにより、ワーク2は容易に取外さ
れうる。
前記の圧着力は、偏平部18の形状、支持棒4
からの偏平部18の距離、圧着前のワーク圧着部
14とワーク2との当接の程度等により変化せし
めることができる。
尚挺子体7におけるハンドル19と偏平部18
の偏平方向の関径位置、偏平部18の断面形状は
図示例の異なる選定をすることができ、偏平部1
8は断面を適宜のカム状とすることもでき、また
偏平部18と上面板5及び下面板6との当接位置
を偏平部18の全長にわたらず、適宜の部分長の
みとすることもでき、ハンドル19は片側のみに
設けることも可能であり、支持板12、挺子案内
板18の形状やピン20の結合関係も適宜に選択
しうることは勿論である。
本考案は実用新案登録請求の範囲に記載した構
成をなすものであるから、単一の支持棒、上面
板、下面板および挺子体よりなる本考案の挺子式
締付治具を予め取付台上に組立て配置しておくこ
とにより、ワークを取付台上に載置して、上面板
および下面板を平行位置のまゝ支持棒上をスライ
ド降下してワーク圧着部をワークに当接せしめ、
ハンドルを回動するという極めて簡単な操作によ
り短時間にワークを取付台に締付固定することが
でき、他の操作を何等必要とせずワンタツチで如
何なる高さのワークも固定可能であり、ジヤツキ
等の締付工具類の予めワークに適した高さの調節
のごとき前準備も不用となり、従つて前準備時間
も殆んど0に迄短縮され、締付時間が極めて短縮
され、またワークの取外しもハンドル回動の一動
作で行うことができ、多数のワークの着脱を必要
とする場合、作業時間全体の短縮に役立つ優れた
考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の立面図、第2図は挺子体の回
動状態を示す偏平部断面図、第3図は実施例の分
解斜視図、第4図は従来例の平面図、第5図は同
上立面図である。 1……取付台、3……T形溝、4……支持棒、
5……上面板、6……下面板、7……挺子体、8
……脚部、9……嵌挿孔、10……ピン孔、11
……遊嵌孔、12……支持板、13……ピン孔、
14……ワーク圧着部、18……偏平部、19…
…ハンドル、20……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同一径の稈体のみよりなり下端に突設されてい
    る脚部において取付台の溝に挿入保持される直立
    された単一の支持棒を有し、中央寄りに前記支持
    棒の嵌挿される前記支持棒の径と略同径の嵌挿孔
    が板面に垂直に穿設され、また一端には板面に平
    行してピン孔が穿設され、嵌挿された前記支持棒
    上を自由にスライド昇降可能とされている上面板
    と、中央寄りに前記支持棒に遊嵌される前記嵌挿
    孔より僅に径の大きな遊嵌孔が板面に垂直に穿設
    され、また一端には穿設された支持板に板面に平
    行してピン孔が穿設された下面板とが設けられ、
    前記支持棒に嵌挿されている上面板と遊嵌されて
    いる下面板とは略平行する位置でそれぞれのピン
    孔に挿通されたピンを介して前記一端において上
    下方向に回動可能にピン結合されており、前記下
    面板の他端には下面にワーク圧着部が突設され、
    前記上面板と前記下面板との間の前記圧着部側に
    は偏平部及びハンドルが設けられている挺子体の
    前記偏平部が前記ピンと平行方向に載置され回動
    自在に保持されており、前記ピン結合された上面
    板と下面板とを略平行に位置させた際の両板の間
    隔が前記挺子体の偏平部の短径より大、長径より
    小となる如く保持されていることを特徴とする挺
    子式締付治具。
JP7726079U 1979-06-07 1979-06-07 Expired JPS6246513Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7726079U JPS6246513Y2 (ja) 1979-06-07 1979-06-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7726079U JPS6246513Y2 (ja) 1979-06-07 1979-06-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55179739U JPS55179739U (ja) 1980-12-24
JPS6246513Y2 true JPS6246513Y2 (ja) 1987-12-16

Family

ID=29310747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7726079U Expired JPS6246513Y2 (ja) 1979-06-07 1979-06-07

Country Status (1)

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JP (1) JPS6246513Y2 (ja)

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JPS55179739U (ja) 1980-12-24

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