JPS6246362Y2 - - Google Patents

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JPS6246362Y2
JPS6246362Y2 JP15648477U JP15648477U JPS6246362Y2 JP S6246362 Y2 JPS6246362 Y2 JP S6246362Y2 JP 15648477 U JP15648477 U JP 15648477U JP 15648477 U JP15648477 U JP 15648477U JP S6246362 Y2 JPS6246362 Y2 JP S6246362Y2
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JP
Japan
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optical system
mirror
guide part
optical axis
guides
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JP15648477U
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JPS5481344U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、複写機やフアクシミリ等に用いら
れる読取装置に関するものである。
従来、この種の読取装置は、第1図に示すよう
に構成されている。すなわち、水平に設けられた
原稿台1の下方に光源2と第一のミラー3とをそ
の速度v1をもつて水平移動するように設け、第二
のミラー4をその速度v2=1/2v1をもつて水平移動 するように設け、この第二のミラー4からの反射
光束を結像する結像レンズ5とアレイ状固体走査
素子6とをそれぞれ固定的に設けている。そのた
め、原稿台1を走査したとき光路長一定の関係の
まま原稿情報を固体走査素子6により光電変換し
て読取りうるように構成され、しかも原稿固定方
式であるので、ブツク形原稿も読取りうるもので
ある。
このような原理に基づき大型原稿を高解像線密
度で読取り走査をする場合を第2図について説明
する。たとえば、A3判の原稿を12/mmの解像
線密度で読取るものとした場合、A3短辺長は297
mmであるから、297×12=3564画素必要になる。
現在製造されている固体走査素子6のビツト数
は、高密度素子でも1728ビツト、2048ビツトが最
大で、これ以上の多ビツトの素子は、素子ウエハ
ーサイズ、高密度半導体加工技術の限界により製
造することが非常に困難である。したがつて、上
記画素を満足するためには、光学系1と光学系2
とを分割した複数ライン分割読取方式を採用する
必要がある。ここで問題になるのは光学系1は原
稿台1のL1なる範囲を読取り、光学系2はL2
る範囲を読取るものであるが、両者の読取位置、
縮率、ピント合せを合致させなければならない点
で各部の位置関係誤差、結像レンズ5の焦点距離
のバラツキ等を調整する手段が必要であり、従
来、各種のものが考えられている。
この考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、各部調節を総合的に行なわせうる分割読取方
式における読取装置を得ることを目的とする。
この考案は、固定された原稿台と、この原稿台
と平行に速度v1で移動する照明光源および第一の
ミラーと、前記原稿台と平行に速度v2=1/2・v1
で移動する第二のミラーと、これらによつて導か
れた光束をそれぞれ結像する固定された二個の結
像レンズと、これらの結像レンズによつて結像さ
れた位置に受光部を対向配置して前記原稿を分割
読取する二個のアレイ状固体走査素子とを有する
読取装置において、前記第一のミラーと前記第二
のミラーとを光軸方向への相対位置を調節自在に
設け、二つのハウジングのそれぞれに前記アレイ
状固体走査素子を取付けるとともに前記結像レン
ズを光軸方向に進退自在に取付けて第一の光学系
と第二の光学系とを形成し、前記第一の光学系を
光軸方向に案内する第一の案内部と前記第二の光
学系を光軸と直交する方向で前記第一の案内部と
近接離反する方向に案内する第二の案内部とを有
するフレームを設け、このフレームの前記各案内
部に前記第一の光学系と前記第二の光学系とをそ
れぞれ取付けたことを特徴とするものである。し
たがつて、これらの調節手段を併用することによ
り、全光路長の調整をして縮率関係を定め、ま
た、二種の光学系の調整状態を変えることにより
読取幅の調整も簡単に行なわせうるように構成し
たものである。
この考案の実施例を第3図ないし第8図に基い
て説明する。第1図および第2図について説明し
た部分と同一部分は同一符号を用い説明も省略す
る。まず、第3図に全体的な構成を示すが、原稿
台1に対して第一ミラー3と第二ミラー4とが設
けられ、これらに対して結像レンズ5とアレイ形
固体走査素子6とよりなる第一の光学系としての
光学系2と第二の光学系としての光学系1とが設
けられている。しかして、前記第一ミラー3また
は前記第二ミラー4は光軸φ,φにそつた方
向にその位置調節自在なもので、その動作方向を
矢印で示すとともにこの状態を自由度と称する
(以下同じ)。また、前記結像レンズ5と前記固体
走査素子6とはハウジング7に取付けられて読取
ブロツク8として一体化され、これにより光学系
1と光学系2とが形成されているものであるが、
これらのうち光学系2は光軸φにそつて進退自
在に設けられ、その状態を自由度とする。ま
た、前記光学系1は光軸φに直交する方向に動
きうるもので、この状態を自由度とする。しか
も、各読取ブロツク8においては、結像レンズ5
が光軸φ,φ方向に進退するように公知のレ
ンズ進退機構をもつて設けられており、この状態
を自由度とする。また、前記固体走査素子6は
第3図に示した状態において紙面と直交する方向
に進退自在であり、この状態を自由度とする。
つぎに、第4図ないし第6図に基いて自由度
〜の具体的な設定構造を説明する。まず、第4
図において、四個のローラ9に張り渡されたワイ
ヤー10にワイヤー固定具11をもつて取付けら
れた第一ミラー3が設けられ、前記ワイヤー10
は駆動源12により進退しうるように設けられて
いる。すなわち、前記ワイヤー10の両端は端部
固定具13により固定されているものであるが、
一方の端部固定具13から引き出されたワイヤー
13は移動プーリ14に半周巻回された後に四個
のローラ9に巻回され、ついで、前記移動プーリ
14に半周巻回されてから他方の端部固定具13
により適度な張力をもつて固定されている。その
ため、第一ミラー3がv1なる速度で一方向へ移動
すると動滑車の原理により第二ミラー4がv2=1/2 v1なる速度で同方向へ移動する。しかして、第一
ミラー3と第二ミラー4との相対間隔はワイヤー
固定具11による固定点で位置調節自在であり、
自由度が得られる。このような自由度によ
り、光軸φ方向には動き得ない光学系1の全光
路長が調整され、これにより希望する縮率関係を
得ることが可能である。
また、第5図に示すものは端部固定具13を一
個の板体15とし、この板体15に水平方向の長
孔16を形成し、こね長孔16に嵌合するねじ1
7により水平方向の位置調節自在として前記移動
プーリ14、すなわち、前記第二ミラー4の位置
調節自在としたものである。
つぎに、第6図において、光学系1と光学系2
との読取ブロツク8が取付けられるフレーム18
が設けられ、このフレーム18には光軸φにそ
つた溝状の第一の案内部19と光軸φに直交す
る方向に設けられた溝状の第二の案内部20とが
形成され、前記案内部19に前記読取ブロツク8
を摺動自在に嵌め込み、固定ねじ21により任意
位置固定自在とされている。したがつて、前記読
取ブロツク8には光軸φにそつた長孔22が形
成されている。このようにして自由度が設定さ
れる。また、前記案内部20にそわせて読取ブロ
ツク8が摺自在に設けられ、前記読取ブロツク8
には光軸φと直交する方向の長孔23が形成さ
れているとともに固定ねじ24により任意位置に
固定自在に設けられている。このようにして自由
度が設定される。
また、第7図および第8図に示すものは自由度
を得るためのものであり、フランジ部25を備
えたフレーム26に固体走査素子6が取付けられ
た移動案内板27が上下移動自在に設けられ、こ
の移動案内板27はその長孔28に嵌合するピン
29により案内されつつ前記フランジ部25にね
じ着された4本の固定ねじ30により位置調節さ
れるように設けられている。
したがつて、自由度により光学系1と光学系
2との全光路長を調整し、自由度により光学系
2のみの全光路長を調整し、希望する縮率関係が
得られ、自由度により光学系1と光学系2との
読取範囲(主走査方向)が調節され、自由度に
より光学系1と光学系2との副走査方向の読取位
置、直線性が調整される。なお、自由度はピン
ト調整のためである。そのため、自由度〜の
調節により、分割読取方式において必要とされる
すべての調整が可能である。
この考案は、上述のように第一ミラーと第二ミ
ラーとの間隔を調整しうること、光学系を二つ設
けて一方は光軸方向に他方はその光軸方向とミラ
ー移動方向に直角な方向とに独立的に調整しうる
ようにしたことにより分割読取方式において必要
な両者の縮率の設定および読取範囲の設定を自由
に行なうことができ、これにより、分割読取方式
における各種の問題を解消できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は読取方式の一例を示す側面図、第2図
はその平面図、第3図はこの考案の実施例に係る
平面図、第4図はミラー駆動系を示す側面図、第
5図はその他の例を示す一部の側面図、第6図は
結像ブロツクの調整状態を示す平面図、第7図は
その縦断正面図、第8図は一部を切欠いた斜視図
である。 1……原稿台、2……照明光源、3……第一ミ
ラー、4……第二ミラー、5……結像レンズ、6
……固体走査素子、16〜17……案内部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定された原稿台と、この原稿台と平行に速度
    v1で移動する照明光源および第一のミラーと、前
    記原稿台と平行に速度v2=1/2・v1で移動する第
    二のミラーと、これらによつて導かれた光束をそ
    れぞれ結像する固定された二個の結像レンズと、
    これらの結像レンズによつて結像された位置に受
    光部を対向配置して前記原稿を分割読取する二個
    のアレイ状固体走査素子とを有する読取装置にお
    いて、前記第一のミラーと前記第二のミラーとを
    光軸方向への相対位置を調節自在に設け、二つの
    ハウジングのそれぞれに前記アレイ状固体走査素
    子を取付けるとともに前記結像レンズを光軸方向
    に進退自在に取付けて第一の光学系と第二の光学
    系とを形成し、前記第一の光学系を光軸方向に案
    内する第一の案内部と前記第二の光学系を光軸と
    直交する方向で前記第一の案内部と近接離反する
    方向に案内する第二の案内部とを有するフレーム
    を設け、このフレームの前記各案内部に前記第一
    の光学系と前記第二の光学系とをそれぞれ取付け
    たことを特徴とする読取装置。
JP15648477U 1977-11-21 1977-11-21 Expired JPS6246362Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15648477U JPS6246362Y2 (ja) 1977-11-21 1977-11-21

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JP15648477U JPS6246362Y2 (ja) 1977-11-21 1977-11-21

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Publication Number Publication Date
JPS5481344U JPS5481344U (ja) 1979-06-09
JPS6246362Y2 true JPS6246362Y2 (ja) 1987-12-14

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ID=29146493

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JP15648477U Expired JPS6246362Y2 (ja) 1977-11-21 1977-11-21

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