JPS6244313B2 - - Google Patents

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JPS6244313B2
JPS6244313B2 JP59238735A JP23873584A JPS6244313B2 JP S6244313 B2 JPS6244313 B2 JP S6244313B2 JP 59238735 A JP59238735 A JP 59238735A JP 23873584 A JP23873584 A JP 23873584A JP S6244313 B2 JPS6244313 B2 JP S6244313B2
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JP
Japan
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coin
ring
compartment
wall
annular wall
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JP59238735A
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JPS60120496A (ja
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Jiigentaareru Furitsutsu
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Autelca AG
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Autelca AG
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Publication date
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Publication of JPS60120496A publication Critical patent/JPS60120496A/ja
Publication of JPS6244313B2 publication Critical patent/JPS6244313B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F5/00Coin-actuated mechanisms; Interlocks
    • G07F5/24Coin-actuated mechanisms; Interlocks with change-giving
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F1/00Coin inlet arrangements; Coins specially adapted to operate coin-freed mechanisms
    • G07F1/04Coin chutes
    • G07F1/047Coin chutes with means for temporarily storing coins

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、区画の成す環が、環軸線に対して半
径方向に区画壁の間に形成されかつそれぞれ1つ
の硬貨を収容する区画を持ち、それぞれの区画ピ
ツチに対応した段階で回転駆動装置によつて環軸
線の回りに互いに逆の方向に回転可能であり、こ
の区画の成す環の区画が、区画環に対して同軸的
な環状壁により周囲を区画され、これらの環状壁
のうち第1の固定環状壁が入口開口を持ち、この
入口開口が上方から区画のうち1つの区画へ通
じ、第2の固定環状壁が出口開口を持ち、この出
口開口が下方で、この区画に関して環回転方向に
ずらされた1つあるいはそれ以上の区画から出て
いる、自動出納機および硬貨両替機用の硬貨収集
容器に関する。
従来の技術 このような硬貨収集容器は、限られた空間に充
分な数の硬貨を収容しなければならない。このよ
うな硬貨収集容器は、1つあるいは少数の出納過
程のための中間貯蔵容器としてのみ使われない場
合は、あふれ口を付けて構成することができなけ
ればならず、それによつて、一杯になつた状態で
も作動能力があるようにすることができる。そし
てこのような硬貨収集容器は、例えば訂正ボタン
の操作後の硬貨の返却にも適していなければなら
ず、この場合は悪用される硬貨状物体あるいは価
値の少ない硬貨が投入され、それから訂正ボタン
の操作により実際の価値を有する硬貨が支払われ
ることを防止するために、その都度最後に収容さ
れた硬貨が返却されなければならない。最初にあ
げた種類の硬貨貯蔵容器はこれらの特性を持つて
おり、さらにこれらの硬貨貯蔵容器は構造および
動作のやり方が簡単である。なぜならばこれらの
硬貨貯蔵容器は硬貨の収容および引渡しのため
に、例えば押し棒のような運搬手段を必要としな
いからである。硬貨はまさにその重みにより区画
の中へ落下しかつこれらの区画から外部へ出る。
この種の公知の硬貨収集容器においては、区画
の成す環が直立に、したがつて軸線を水平にして
設けられている。第1および第2の固定環状壁は
同軸的の円筒状壁であり、これらの円筒状壁のう
ち第1の円筒状壁が上部に入口開口を持ち、第2
の円筒状壁が上部に、硬貨返却通路および硬貨あ
ふれ通路に通ずる出口開口を持つている。入口開
口を通つて区画内へ落下する硬貨は、第2の円筒
状壁の実際上水平な周面部分に落ちる(スイス国
特許第600453号明細書)。他方のこの種の硬貨収
集容器の区画の成す環は水平に、したがつて軸線
を垂直にして設けられている。第1および第2の
固定環状壁は同軸的の平行環状壁であり、これら
の環状壁のうち上側の環状壁が入口開口を持ち、
下側の環状壁が、硬貨返却通路に通ずる出口開口
を持つている。入口開口を通つて区画内で落下す
る硬貨は第2の固定環状壁の水平面に落ちる(ス
イス国特許第635950号明細書)。
これらの公知の硬貨収集容器において、入口開
口を通つて落下する硬貨は、落下方向に対して垂
直な面に落ち、この硬貨はこの面においてはね返
り、それによつて、第2の固定環状壁の材料、硬
貨の重量および合金ならびに硬貨の直径に対する
区画の寸法に応じてかつ硬貨と区画壁との偶然の
接触に応じて、一時的に入口開口の中へ戻ること
がある。はね返された硬貨が区画の成す環の続い
て行なわれる回転の際に一部は入口開口の中に、
一部はこの硬貨が落下した区画内にあり、その際
はさまれ、かつ区画の成す環の駆動装置、したが
つてまた硬貨収集容器全体を拘束することを防止
するために、硬貨の供給後時間が経過して硬貨が
不利な状態であつても区画内において不作動位置
を取つた時はじめて区画の成す環を1段階だけ回
転させることができる。はね返りの恐れは特に、
区画の区画壁に付着し、したがつて殆んど自由落
下で第2の環状壁に当たる傾向がないきれいな硬
貨の場合にある。汚れたあるいは例えば雨あるい
は降雪の際に濡れた硬貨において、はね返りの恐
れは小さい。なぜならばこのような硬貨は区画壁
に付着する傾向があるからである。しかしそれに
よつて硬貨収集容器の動作が損われ、特に拘束さ
れることがある。なぜならばこのような硬貨は、
区画の成す環が回転している間に、入口あるいは
出口開口の中へ突き出る位置に付着することがあ
るからである。硬貨は区画内にも引つ掛かること
がある。区画が入口開口の下へ来ると、次の硬貨
が、引つ掛かつている硬貨上に落ちて、回転駆動
装置を含む区画の成す環を拘束する。硬貨あふれ
通路の中へ落下すべきであつた、引つ掛かつてい
る硬貨の離れるのが遅すぎる場合は、この硬貨は
硬貨返却通路の中へ落下し、望ましくないことで
あるが返却され、そのことを通常、検査特に清算
目的のために設けられた硬貨計数器が記録しない
ので、実際に収集された硬貨の数が、数えられた
数と一致しない。区画における硬貨の引つ掛かり
には、大体において次のような原因がある。すな
わち、区画の成す環が段階的に回転する場合は、
区画室内に必然的に遊隙を持つ硬貨がそのたびご
とに振り動かされ、すなわち加速されかつ減速さ
れる。この場合硬貨は、区画において平らに置か
れている位置へ来ることがある。区画の成す環が
直立している場合は、これが不可避である。なぜ
ならば区画壁は水平軸線の回りを回転する際に水
平および少し傾斜した位置へ来るからである。薄
い水膜あるいは汚れ膜だけによつて平らな、特に
殆んど水平の面から分離されている、例えば雨あ
るいは降雪の際に濡れたあるいは汚れた硬化は、
経験によればこの面に付着する傾向がある。これ
は上述の障害に至らせる。区画の成す環およびこ
の環の駆動装置がそれによつてあるいははね返さ
れた硬貨によつて拘束される場合には、保守の訓
練を受けた要員によつてこの障害が除去されるま
で、自動出納機あるいは両替機はもはや使用でき
ない。冒頭に挙げた種類の硬貨収集容器はまさに
次のような理由からこのような障害を起こす傾向
がある。すなわち硬貨が運搬手段、例えば押し棒
(例えばスイス国特許第444548号明細書による区
画の成す環を持つ硬貨収集容器の場合のように)
によつて強制的に移動せしめられるのではなく
て、硬貨の重みによるだけではるかに簡単に区画
の中へ落下しかつこの区画から外部へ落ちて出る
からである。したがつてこのような運搬手段の省
略の利点に対してこの故障し易さの欠点がある。
発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、入口開口を通つて落下する硬
貨が落下方向に対して直角な面に当たつて再び入
口開口へはね返るのを防止し、また汚れるかまた
はぬれた硬貨が区画壁に付着するのを防止するこ
とのできる硬貨収集容器を提供することである。
問題点を解決するための手段 この課題を解決するために本発明によれば、入
口開口を通つて落下する硬貨が当たる環状壁が、
少なくとも一部入口方向に対し傾斜して硬貨が入
口開口へはね返るのを防止し、区画壁が、硬貨と
区画壁との間隔を確保して硬貨が区画壁に付着す
るのを防止する突出部を持ち、区画の成す環の回
転方向に対して直角に延びる出口開口の縁のうち
少なくとも1つの縁がひれを持ち、このひれが区
画の成す環の回転の際に出口開口に達する前に硬
貨を持ち上げる。
発明の効果 こうして本発明によれば、入口開口を通つて落
下する硬貨が当たる環状壁は、少なくとも一部入
口方向に対し傾斜しているので、落下する硬貨が
もはや入口開口へはね返ることなく、この傾斜し
た環状壁上を転動しながら確実に出口開口へ向か
うようにすることができる。また区画壁が突出部
を持つているので、硬貨はもはや区画壁の全面に
接触せず、突出部したがつて非常に小さい面部分
にのみ支えられるので、汚れるかまたはぬれた硬
貨が区画壁に付着して区画内で動かなくなるおそ
れはない。さらに硬貨は、出口開口へ達する前
に、出口開口の縁にあるひれにより持ち上げられ
るので、区画内の硬貨は区画壁の突出部に対して
相対移動し、それにより突出部への万一の付着も
解消されて、確実に出口開口を通つて落下するこ
とができる。
実施例 直立の区画環を持つ硬貨収集容器を例として唯
1つの構成を示した図面により本発明を以下に詳
細に説明する。
図面には自動出納機および硬貨両替機用の硬貨
収集容器が示されており、この硬貨収集容器は主
要構成部材として区画の成す環1を持つており、
環軸線2に対して半径方向の区画3がそれぞれ2
つの区画壁4の間に形成されており、これらの区
画壁が環状壁6において軸線方向に突き出てい
る。区画壁4は環状壁6と一体に形成され、かつ
環状壁6の返対側にこの環状壁に対して同軸的な
環状壁7に取り付けられており、この環状壁7の
うち第1図には2つの断片だけしか示されていな
い。この取付けの目的のために区画壁4のピン状
突起8が環状壁7の穴にはまり、少なくとも若干
の、区画壁4と一体に形成されたこれらの突起8
が環状壁7の穴に溶接されており、そのために、
区画壁4およびピン8を持つ環状壁6と環状壁7
とがそれに適したプラスチツクからできている。
環状壁6の内側縁9および外側縁11は区画壁4
より突き出ている。内側縁9に、区画の成す環1
が4つの溝付きローラ12(これらの溝付きロー
ラのうち2つだけ示されている)によつて軸線2
の回りを回転可能に支持されている。外側縁11
は外歯13を備えており、この外歯が歯車14と
かみ合い、この歯車が、図示していない送り装
置、例えばマルタクロス伝動装置により駆動さ
れ、それによつて区画の成す環1をそれぞれの区
画ピツチaと一致する段階で反対方向17および
18に回転させることができる。分かるように、
区画3は環端面において環状壁6および7により
区画されている。外側環周囲において区画3が第
1の固定環状壁19により区画されており、この
環状壁は円筒形である。内側環周囲において区画
4が第2の固定環状壁20により区画されてお
り、この環状壁はほぼ円錐形であり、したがつて
円錐状面を形成しておりかつ円筒状突起21(第
2図)を持つている。区画壁4の区画の成す環1
において内側の縁が、この壁20,21に応じて
延びている。
固定してある、円筒状の第1の外側環状壁19
はハウジング壁22と結合されておりかつ上部
に、区画の幅に合わされたスリツト状入口開口2
3を持つており、この入口開口が区画の成す環1
の送り装置の係止位置に対応した各位置において
区画3のうちの1つの区画、図面では3aへ通じ
ている。
固定してある、ほぼ円錐状の第2の内側環状壁
21,22は、スリツト状の、しかし別の出口開
口24を持つており、この出口開口のスリツト幅
は区画の成す環1の各係止位置において3つの区
画3b,3cおよび3dにわたつて延びており、
これらの区画は区画3aへの方向に続いている。
この場合出口開口24は区画3bから硬貨返却通
路26へ通じかつ区画3dから硬貨あふれ通路2
7へ通じている。これらの通路26および27は
2つの壁28および29により区画されかつ隔壁
30により互いに分離されている。環状壁20,
21の円筒状突起21は、通路26および27の
切欠きを備えた円筒状底31を持つており、この
円筒底はピン32によりハウジング壁22と結合
されている(第2図)。ハウジング壁22は、区
画の成す環1に対して同軸的な開口33を持つて
いる。硬貨通路26および27を、内側環状壁2
0,21により包囲された空間から、第2図にお
いて右へあるいは開口33を通つて左へ引き出す
ことができる。隣接する区画の成す環の対応した
通路もこの空間を通ることができる。
区画壁4は、例えば0.2ないし0.3mm突き出てい
るひれ34を備えている。これらのひれ34は、
硬貨が濡れてあるいは汚れていたり、あるいは区
画壁4が、以前にこの区画壁にあつた濡れたある
いは汚れた硬貨により濡らされあるいは汚されて
いる場合に、硬貨が区画壁4に平らに接触し、こ
の区画壁に付着して障害に至らせることを防止す
る。ひれ34は、硬貨の直径より大きい間隔を置
いて、1つの区画壁縁から反対側の区画壁縁へ環
軸線2に対して平行な方向に延びている。これ
は、区画の成す環1を区画壁4およびこれらの区
画壁に形成されたひれ34と共に一体に製造する
ことを可能にするが、それは別様に延びているあ
るいは中断したひれあるいはこぶのような他の隆
起では不可能である。内側環状壁20,21の出
口開口24の円錐母線および円筒母線に沿つて延
びる両半径方向外側縁にそれぞれ1つのひれ35
が形成されており、これらのひれが、区画の成す
環1の1回転段階aにおいて出口開口24へ押し
やられた硬貨を持ち上げ、それによつて、この硬
貨が出口開口24を通過する直前に必要の場合に
は区画壁4から離す。これらの両通路26,27
の一方しか存在しない場合は、これらのひれ35
のうち1つが省略される。ひれ34は面取りされ
ており、それによつて、硬貨が区画3の中へ落下
した場合ひれ34のうちの1つに引つ掛かり、あ
るいは硬貨がひれ35のうちの1つにより持ち上
げられる場合ひれ34に当たることを防止する。
ひれ35は出口開口24とは反対側で面取りされ
ている。
硬貨供給通路37、硬貨返却通路26および硬
貨あふれ通路27の壁にもひれ38(第1図)あ
るいは他の隆起を念のために設けることができ
る。しかしこれらの壁における硬貨の引つ掛かり
の恐れは少ない。なぜならば硬貨は自由落下であ
るいはかなり急傾斜の斜面に沿つてこれらの通路
を通つて落下するからである。
ほぼ円錐状の環状壁20,21の直径の小さい
方の端面が、区画の成す環1の区画壁4と一体に
形成された環状壁6の方へ向けられている。この
配置において環状壁20の円錐母線は環状壁6に
対して鋭角に延びているから、区画壁4の、区画
の成す環1に対して半径方向の両縁辺のうち長い
方の縁辺を環状壁6に一体に形成することができ
る。これは区画の成す環1の安定性にとつて有利
であり、かつ区画壁4の半径方向内側の端部を比
較的薄く構成し、すなわち所定の環寸法において
多数の区画を取り付けることを可能にする。
図示した硬貨収集容器により硬貨が収集され、
そのために、硬貨が硬貨供給通路37を通つて、
この硬貨供給通路が通じている区画3、すなわち
第1図では区画3aの中へ落下した後に、区画の
成す環1がその都度1段階(区画ピツチa)だけ
矢印方向18に回転せしめられる。この回転後、
入口通路は矢印17の方向に続く区画、第1図で
は区画3bに通ずる。この区画3bはどんな場合
にも空である。なぜならばこの区画は出口開口2
4を通り過ぎ、この区画が硬貨を含んでいる場合
はこの硬貨が硬貨あふれ通路27の中へ落下する
からである。1つあるいは複数の硬貨の収集後に
(図示していない)訂正ボタンを押すと、区画の
成す環1がそれぞれの最後に投入された硬貨に対
して1段階だけ矢印方向17に回転せしめられ、
この硬貨が硬貨返却通路26の中へ落下する。
硬貨供給通路37から1つの区画例えば区画3
aの中へ落下する硬貨は、ほぼ円錐状の内側環状
壁20の落下方向に傾斜した円錐母線上に当た
り、硬貨がはね返る場合は、この硬貨は垂直の環
状壁6に当たる。この2度のはね返りの際に硬貨
は運動エネルギーを失つて、この硬貨はもはやそ
れ以上のはね返り過程を経て一時的に入口開口2
3の中へ突き出ることができず、この硬貨はそれ
によつて区画の成す環1の次の回転を拘束する。
この場合、硬貨がはね返りの際に大抵自由に区画
内を移動するのではなくて、一方あるいは両方の
区画壁4をかすつてかつそれによつてエネルギー
を失うということを考慮に入れなければならな
い。
区画壁4においてひれ34は、硬貨が比較的小
さい面においてのみ壁4と接触できるように作用
し、その際濡れた硬貨の場合の水膜の付着力ある
いは汚れた硬貨の場合の汚れ層の付着力がこのよ
うな硬貨を通路あるいは区画内に保持するのに充
分でなく、それによつて硬貨収集容器の動作が損
われる。さらに出口開口24の縁にあるひれ35
は、硬貨が区画壁4のうちの1つに付着した場合
に、硬貨が出口開口24に入る前に少し持ち上げ
られて離されるように作用する。
図示した実施例において、貯蔵容量は区画数マ
イナス3に等しく、この貯蔵容量をもう1つ増や
すことができ、そのために出口開口24を3つの
区画3b,3c,3dの代わりに2つの区画3b
および3cにわたつて延びかつ隔壁30が適当に
薄く構成されなければならない。
環状壁6は駆動歯車の環状歯車を外側縁にでは
なく内側縁にも持つことができかつ溝付きローラ
によつて外側縁にあるいは他のやり方で回転可能
に支持され得る。
原則として入口開口を外側の円筒状環の最高位
置にではなく内側の円筒状環の最低位置にも設け
ることができ、かつ出口開口を外側の円錐状環の
最低位置に設けることができる。
さらに硬貨収集容器は、上述したように垂直な
区画の成す環を備える代わりに、水平な区画の成
す環を備えることもでき、そのために区画は円筒
状環において半径方向に突出するようにこの円筒
状環と一体に形成されかつ突出した端部において
第2の円筒状環と結合されあるいは両方の円筒状
環と一体に形成されなければならない。この場合
入口開口は上側の環状壁に形成されなければなら
ず、かつ区画は下方において、出口開口を備えて
いる円錐形環状壁により区画されなければならな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は硬貨収集容器の部分正面図、第2図は
第1図の−線に沿う断面図である。 1……区画の成す環、2……環軸線、3,3
a,3b,3c,3d……区画、4……区画壁、
6,7,19,20,21……環状壁、13,1
4……回転駆動装置、17,18……区画の成す
環の回転方向、23……入口開口、24……出口
開口、34……隆起、35……ひれ、a……区画
ピツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 区画の成す環1が、環軸線2に対して半径方
    向に区画壁4の間に形成されかつそれぞれ1つの
    硬貨を収容する区画3,3aないし3dを持ち、
    それぞれの区画ピツチaに対応した段階で回転駆
    動装置13,14によつて環軸線2の回りに互い
    に逆の方向17,18に回転可能であり、この区
    画の成す環の区画3,3aないし3dが、区画環
    1に対して同軸的な環状壁6,7,19,20に
    より周囲を区画され、これらの環状壁のうち第1
    の固定環状壁19が入口開口23を持ち、この入
    口開口が上方から区画3のうち1つの区画3aへ
    通じ、第2の固定環状壁20,21が出口開口2
    4を持ち、この出口開口が下方で、この区画3a
    に関して環回転方向17にずらされた1つあるい
    はそれ以上の区画3b,3dから出ている、自動
    出納機および硬貨両替機用の硬貨収集容器におい
    て、入口開口23を通つて落下する硬貨が当たる
    環状壁20,21が、少なくとも一部入口方向に
    対し傾斜して硬貨が入口開口23へはね返るのを
    防止し、区画壁4が、硬貨と区画壁との間隔を確
    保して硬貨が区画壁4に付着するとを防止する突
    出部34を持ち、区画の成す環の回転方向17,
    18に対して直角に延びる出口開口24の縁のう
    ち少なくとも1つの縁がひれ35を持ち、このひ
    れが区画の成す環1の回転17,18の際に出口
    開口24に達する前に硬貨を持ち上げることを特
    徴とする、自動出納機および硬貨両替機用の硬貨
    収集容器。 2 第2の固定環状壁20,21がほぼ円錐の形
    をしていることを特徴とする、特許請求の範囲第
    1項に記載の硬貨収集容器。 3 出口開口24が硬貨返却通路26および硬貨
    流出通路へ通じ、これらの通路が環の回転方向1
    7に順次に続き、出口開口24の区画の成す環の
    回転方向17,18に対して直角に延びる両方の
    縁がそれぞれ1つのひれ35を持つていることを
    特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の硬貨
    収集容器。 4 区画壁4の突出部34が、これらの区画壁に
    一体に形成されかつ区画の成す環の軸線2に対し
    て平行なひれ34であり、これらのひれが、互い
    に対向する区画壁縁の間に延び、これらのひれの
    相互間隔が硬貨の直径より小さいことを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項に記載の硬貨収集容
    器。 5 区画壁4がピン8により環状壁7と結合さ
    れ、この環状壁が、区画壁4と一体に形成された
    環状壁6に対向していることを特徴とする、特許
    請求の範囲第4項に記載の硬貨収集容器。 6 プラスチツク製の区画壁4と一体に形成され
    た少なくとも若干のピン8が、プラスチツクから
    できている環状壁7の付属の穴に溶接され、この
    環状壁が、区画壁4と一体に形成された環状壁6
    に対向していることを特徴とする、特許請求の範
    囲第5項に記載の硬貨収集容器。 7 区画壁4が楔形であり、互いに対向しかつ隣
    接の区画壁4のそれぞれ1つの区画3を形成する
    面が平行であることを特徴とする、特許請求の範
    囲第1項に記載の硬貨収集容器。 8 入口開口23へ通じかつ出口開口24から出
    る硬貨通路37,26,27の壁が隆起38を持
    ち、これらの隆起が硬貨との接触を、静摩擦にと
    つて充分でない面に制限することを特徴とする、
    特許請求の範囲第1項に記載の硬貨収集容器。 9 水平軸線2の回りを回転可能な区画の成す環
    1の区画壁4が、これらの区画壁が軸線方向に突
    き出ている第1の環状環端壁6と一体に形成さ
    れ、反対側の環端壁において第2の環状環端壁7
    により区画され、外側あるいは内側の環周囲にお
    いて第1の固定筒状環状壁19により区画され、
    内側または外側の環周囲において第2の固定環状
    壁20,21により区画され、ほぼ円錐の形をし
    た第2の固定環状壁20の円錐母線が第1の環状
    環端壁6と鋭角をなしていることを特徴とする、
    特許請求の範囲第1項に記載の硬貨収集容器。 10 垂直軸線の回りを回転可能な区画の成す環
    の区画壁が、これらの区画壁が半径方向に突き出
    ている第1の円筒状環状壁と一体に形成され、こ
    の環状壁に対して第2の円筒状環状壁により区画
    され、上部において第1の固定環状壁により区画
    され、下部において第2の固定環状壁により区画
    され、ほぼ円錐の形をした第2の固定環状壁の円
    錐母線が、第1の円筒状環状壁の母線と鋭角をな
    していることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項に記載の硬貨収集容器。
JP59238735A 1983-11-18 1984-11-14 自動出納機および硬貨両替機用の硬貨収集容器 Granted JPS60120496A (ja)

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JP59238735A Granted JPS60120496A (ja) 1983-11-18 1984-11-14 自動出納機および硬貨両替機用の硬貨収集容器

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