JPS6243830A - 放射線硬化型磁気記録媒体 - Google Patents

放射線硬化型磁気記録媒体

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JPS6243830A
JPS6243830A JP60183420A JP18342085A JPS6243830A JP S6243830 A JPS6243830 A JP S6243830A JP 60183420 A JP60183420 A JP 60183420A JP 18342085 A JP18342085 A JP 18342085A JP S6243830 A JPS6243830 A JP S6243830A
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magnetic
acid
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Yoshiichi Kodera
宣一 小寺
Tsuyoshi Hachitsuka
剛志 八塚
Yutaka Mizumura
水村 裕
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁気特性および機械IVI性の優れた磁気記録
媒体に関するものである。
(従来の技術) 汎用的磁気テープは長軸1μm以下の針状磁性粒子を適
尚な添加剤(分散剤、l1IIIv剤、帯電防止剤等)
と共にバインダー溶液中に分散させて磁性塗料を作り、
これをポリエチレンテレノタレートフイルノ、に塗布し
、で作られZ)。
磁気記録媒体では磁気配録の高密度化、高再生出力が秩
求され、その丸めには高保磁力の磁性粒子をA弁填、高
配向させることが必要である1、高充填、高配回させる
VCF−1、磁性粒子を一次粒子まで分散さ建なければ
ならない。磁性粒子の分散にFi、バインダーの影替が
大きく、いかに分散効率のよい分散機を用いてもバイン
ダーの分散能が低いと・童科中トて磁性粒子−は分pl
it〜ない。′また高保磁力の磁i4粒Fが開発されて
いるが、保持力が大きく々る1・rL&がって磁性粒子
は分散1.にくくなる。
従来、磁性塗料のバインダーとしては、塩化ビニル・酢
酸ビニ髪共重合体、塩化ビニル・酢酸ビニル申しニルア
ルコール共重合体、塩化ビニル・壇化ビ;〜リデン共重
合体、熱可塑ポリウレタン樹脂、熱硬化ポリウレタン樹
脂、ポリエステル樹脂、アクリロニトリル・ブタジェン
共重合体、ニトロセへC1−ス、−1=1%、ロース・
ア、ステー)・フチレート、エポキシ樹脂あるいはアク
リル樹脂等が使用されている。−方、INtN線伸叱型
パイ〕/ダー、1.1でit、アクリル系−重結合を4
4すく、塩化1′ニル・酢酸ビニル共1′!合体、エボ
キ7・樹脂1.j′リエペrル樹脂、ボリウし・タン樹
脂、アクリル樹脂専が提案されているが、ビデオテープ
、電子計算機J117−プのような高1・″ト能を些求
さi+、 、?J用AVCは、槍に、磁気特性において
1〜分なものと(・↓いλないのが現状である。磁11
個の向)−のた)tr l’(界凹話1′1剤を4)散
剤として使用″1”イ、ことが知らJj−(いイ、が、
碍性塗膜中に低分子量の界面活性剤が存イ1−すて〕こ
とによる物性の低−1、経時変化を生じる欠点があ2.
磁気テープ1−1優Jまた磁気性τ1だけ−C1tなく
、直を席料1件、走行性、L′iI′祷+′F、支持体
との接着ゼ[等の機械的特性が優ねでいなくて1寸ろ・
らない6.ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂全バイ
ンダーとして使用し、な磁気テープミー1.特公昭44
−17947、特公昭44−18222.特公昭45−
249(10、特公昭・1.1−23500、特公昭4
5−24902、持分11r’(49,−48126、
特公昭48−31611゜特公昭48−31610、特
公昭42−154:(2、特公昭51−6522号公報
にみられるように、機械的特性が優れ、磁気テープバイ
ンダーとして有用々木材である。
(発明が解決しようとする問題点) ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂にスルホン酸の金
属塩を導入することにより磁性粒子の分散性が飛躍に向
−ヒすること1文特公昭54−28603、特公昭58
−41565号公報に開示されているが、スルホン酸の
金属塩の効果は、その親水性によるものであり、ホスフ
ィン酸、ホスホン酸等の燐化合物の金属塩も同様な効果
が期待でき、さらには放射1硬化型樹脂においても同様
な効果が期待される。しかしホスフィン酸、ホスホン酸
等の燐化合物の金属塩はポリエステル樹脂、ポリウレタ
ン九り、エーテル結合が生成して得られるポリマーの物
性が低下したり、あるいは極性が異なる丸め均一に反応
することなく分離してしまったりする。
ポリウレタン樹脂、ポリウレタンアクリレート樹= 5
− 脂、エポキシアクリレート樹脂などでもホスイン酸、ホ
スホン酸等の燐化合物の金属塩は無機性が大きいため、
汎用溶剤中あるいは無溶剤中の反応で、樹脂中に、との
親水基を導入することは不可能であった。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明者等は1以上のような事情に鑑み、硬化した塗膜
がポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂
、アクリル樹脂などの有する機械的特性を保持したまま
、磁性粒子の分散性を向トさせることを目的と(7て、
鋭意検討した結果、特定の燐化合物を用いれば、ポリウ
レタン樹脂、ポリウレタンアクリレート樹脂、ポリニス
デルアクリレート樹脂、エポキシアクリレート樹脂等の
安定した製造が可能であり、目的とする磁性粒子の分散
性の著しい向上が得られることを踏出した。
すなわち、本発明は非磁性支持体に、強磁性粉末を結合
剤中に分散させた磁性材料を塗布硬化17た磁気記録媒
体において、該結合剤中の成分と(2て王妃の式(I)
〜(至)で示される化合物の少なくとも1種を反応させ
た分子内に少なくとも1個のアクリル系−二重結合を有
する燐含有放射線硬化型樹脂を含廟することを特徴とす
る志気d[1@媒体である。
式(1)X(R1−0−)mC112−P−(用2(−
〇−川用2+nY番 −M メ((ロ)     Xi、−0+mCH2−P   
CH2(0−R2−′) 、Y−M 式GΦ    R,−X R、−(、)−P = 0 0〜M (弐(IL(ID又は[相]においてX、Yはエステル
形成性官能基、It、、1七2は炭素数1〜12のアル
キレン基、シクロアルキレン基にはアリーレン基を示し
7、lり、は炭素原子数1〜10のアルキル基を示し、
m、nViO〜10の任意の数値をとることができる。
Mはアルカリ金sli原子、水素原−f、1価の炭化水
素基又はアミノ基を>1’=す。)本発明の放射線硬化
型樹脂11分子内にアクリル系二重結合を少なくとも1
個有し、前記式(Iト11′r示さ)Iた燐化合物の少
なくとも1@を反応させた燐含有放射線硬化型樹脂であ
る。具体曲番ではアクリル系二重結合含有化合物(入と
ウレタン結合、エステル結合、ニーデル結合、アミ1゛
結合のう12、少なくともImの結合を介(7て結合(
7ている樹脂、例えばポリウレタンアクリレート樹脂、
ポリエステルアクリレート樹脂、エポキシアクリレート
樹脂、種々の°アクリレート化合物等が挙げられる6゜
本発明の結合剤に含まれるアクリル系二重結合とはアク
リル酸、アクリル酸エステル、アクリル酸アミド、メタ
クリル酸、メタクリル酸ニスデル、メタクリル酸アミド
等の残基(アクリロイル基又tよメタクリロイル基)を
いう。
アクリル系二重結合金有化合物囚としては(メタ)アク
リル酸などのカルボキシル基自南アクリル系化合物(A
−1)、エチレングリコール、ジエチレングリコール、
ヘキサメチレンクリコール等のグリコールのモノ(メタ
)アクリレート、トリメチロールプロパン、グリヒリノ
、トリメチロールエタン等のトリオール化合物のモノ(
メタ)アクリレートおよびジ(メタ)アクリL/ −)
 、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール等
の4価以−トのポリオールのモノ(メタ)アクリレート
、ジ(メタ)アクリレート、トリ(メタ)アクリレート
、グリセリンモノアリルエーテル、グリセリンジアリル
ニーデル尋のヒドロキシル基を有アクリル系化合物(A
−2)、グリシジル(メタ)アクリレートなどのグリシ
ジル基含有アクリル系化合物(A−3)、(メタ)アク
リルアミド、モノメチロール(メタ)アクリルアミド等
のアミン基含有アクリル系化合物(A−4)、シアノエ
チル(メタ)アクリレートなどのイソシアネート基含有
アクリル系化合物(A−5)などがある。
これらのアクリル系二重結合は結合剤の分子内に少なく
とも1個以ヒ存在する必要がある。1個に満たない場合
は、充分に架橋密度が高くならず、機械的強度の劣った
皮膜となり、好ましくない。
ポリウレタンアクリレート樹脂とは一般に、ヒドロキシ
ル基含有樹脂およびヒドロキシル基含有アクリル系化合
物(A−2)とポリイソシアネート含有化合物との反応
により得られる本のである。
ヒドロキシル基含有樹脂としてはポリエチレングリコー
ル、ポリブチレングリコール、ポリゾロピレングリコー
ルなどのポリアルキレングリ−J−ル、ビスフェノール
Aの゛rルキレンオキサイド付加物、各種のグリコール
およびしドロキンル基を分子−末端に有するポリニスデ
ルポリオール(K)などがあげられる。これらの中でも
ボIJ 上ステルポリオール(B)を1成分として得ら
れるボリウレタと[7ては、テレフタル酸、イソノタル
酸、オルソフタル酸、1,5−ナフタル酸などの芳香族
ジカルボン酸、p−オキシ安息香酸、p−(ヒドロキシ
エトキシ)安息香酸などの芳香族オキシカルボン酸、コ
ハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデ
カンジカルボン酸などの脂肪族ジカルボン酸、フマール
酸、マレイン酸、イタコン酸、テトラヒドロフタル酸、
ヘキサヒドロフタル酸等の小胞脂肪族および脂環族ジカ
ルボン酸、トリメリット酸、トリメシン酸、ぜロメリッ
ト酸などのトリおよびjトラカルボン酸などを挙げるこ
成分としてはエチレングリコール、プロピレングリ:1
−ル、1.3−プロパンジオール、1,4−フタンシオ
ール、l、5−ベンタンジオール、1.6−ヘキサンジ
オール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、2,2.4−)リメチル
−1,3−ベンタンジオール、1,4−シクロヘキザン
ジメタノール、ビスフェノールAのエチレンオキ丈イド
付加物およびプロピレンオキナイド付加物、水素化ビス
フェノールAのエチレンオキサイド訃よびプロピレンオ
キサ・イド付加物、ポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリフール、ポリテトラメチレングリコールなど
がある。またトリメチロールエタン、トリメチロールプ
ロパン、グリセリン、ペンは他に6−−カブロラクトン
等のラクトン類を開環重合[2て得られるラクトン系ポ
リrスプルジオール類があげられる。
本発明で使用されるボリイソンf V−) (C: )
どしては2.4−  トリレンジイソシーγネート、2
糧′ 、 6 ) IJレンジイソンアネート、p−フエニレ
ンジ ジイソシアネート、ズノエニルメタンジイノ/r*−)
、m−フエニレンシイタンγ*−) 、−・キ丈メチレ
ンジイソ・ンアネート、テlラメナレンジイソシアネー
ト、3.3’−ジメトキ/−414’〜ビフェニレンジ
イソ/ア+−ト、2.4−−)フタレンジイソシアネー
ト、3 、3’−ジメチル−4゜4′−ビノエニレンジ
イソシ゛アネート、  4 * 4’−)フタレンジイ
ソシアネート −f $ −) −9フエニルエーテル、1.5′−1
フタレンジイソシ了ネート、p−キシリレンシイノンア
ネート、m−キシリレンジイソ/アネート、113−ジ
イソンアネートメチルシクロヘキサン、1.4−ジイソ
ンアネートメチル/クロー\キナノ、4.4′−ジイソ
シ了ネートジンクt]−\キサ/、4.4′−ジイソシ
アネートンクロヘキシルメタン、イソホロンジイソシー
アネート等のジイソシアネート化合物、あるいは全イソ
シアネート基のうち7モル%以’)−02,4−)リレ
ンジイソシアネートの三層体、ヘキサメチレンジイソシ
アネートの三層体等のトリイソシアネート化合物があげ
られる。
ポリエステルアクリレート樹脂とはヒドロキシル基を含
有するポリニスデルポリオール(B)と、または該ポリ
エステルポリオール(B)の製造時l・ζ前記のアクリ
ル系化合物(A−1)〜(A−4)とを反応させて得ら
れるものである。
エポキシアクリレート樹脂としてはグリシジル基を含有
するエピビス型エポキシ樹脂やノボラック型エポキシ樹
脂等と前記アクリル系化合物(A−1)〜(A−5)と
を反応させることにより得られるものである。
種々のアクリレート化合物とけエチレングリコール、ネ
オペンチルグリコール、ジエチレングリコール、トリメ
チロールプロパン、ペンタエリスリトール等のグリコー
ル類とアクリル系化合物(A−1)〜(A−4)との反
応などにより得られるものである。
本発明において使用されるポリウレタンアクリレート樹
脂、ポリニスデルアクリレート樹脂、エポキシアクリレ
ート樹脂、アクリレート化合物婢の放射線硬化型樹脂を
特徴とする特定の燐化合物とは、前記式(1)〜面で示
される燐化合物である。
これらの燐化合物の代表例の構造式を以下に示す。
式(1)で示される化合物として1ま、例えば次のよう
なものがある。
式(10で示される化合物としては、例えば次のような
ものがある。
−14〜 0Na IOC)i、−P −CHmOH(E )ON。
f(oCH,cl(、oc)f、−p−cH,0CH2
C,H20H(F)ON。
f(OCH,CH,QC)I、−P−OH,OCH,C
H,OH(I)QC2H。
HOCH,C)1.OCH,−P−CH,QC)(、C
H,OH(J )弐〇で示される化合物としては、例え
ば次のようなものがある。
?Na H,C−0−P −CH,CH,OH(K )OCR。
υ これら特定の燐化合物は攬々の過程を経て反応させるこ
とができる。例えば、ポリエステルポリオール(B)、
ボIJアルキレングリコール、エポキシ樹脂等の原料樹
脂を製造する際に、その1成分として用いられることが
できる。特に、ポリエステルポリオール(B)を製造す
る際、上記式(I)〜(III)で表わされる燐化合物
をポリエステルポリオール(B)の重合完結前の任意の
段階で添加し、反応させることができる。製造時の操業
上の点からエステル交換反応後またはエステル化反応後
の段階で添加するのが好ましい。
また、これらの特定の燐化合物はポリウレタンアクリレ
ート樹脂、ポリエステルアクリレート樹脂、エポキシア
クリレート樹脂、アクリレート化合物等の放射線硬化型
樹脂の原料の1成分として用いられることができる。例
えば、ヒドロキシル基を含有する。燐化合物は直接イン
シアネート化合物(C)、ポリエステルポリオール(B
)やアクリレート化合′4III(A)と反応させるこ
とにより、ポリウレタンアクリレート樹脂を製造するこ
とができる。
本発明の放射II@!化型樹脂は公知の方法により、ア
クリル系二重結合含有化合物(A)と特定の燐系化合物
および/または特定の燐系化合物と反応させた原料樹脂
などを含む原料とを溶剤中、または無溶剤中で反応させ
ることにより得られる。得られる樹脂の分子蓋は500
〜100,000であることがvlましい。
上記一般式(1)〜(至)で示される燐化合物は、樹脂
中圧燐原子として200ppm 〜50000ppm含
まれるように使用するのが適当であり、上記範囲よシ小
さくなれば磁性粒子に対する分散性が低下し、一方、上
記範囲より大きくなれば吸湿性の増大、物理的特性の低
下、非磁性支持体に対する密着性の低下等を生じ、実用
性が少なくなる。
本発明においては一般式(I)〜(III)で示される
燐化合物を反応させた樹脂以外に1磁気テープの可撓性
の調整、耐熱性・耐寒性の向上、耐摩耗性の向上等の目
的で他の相溶性のある樹脂を添加するか、本発明の樹脂
と反応して架橋する化合物を混合することか望ましい。
本発明の樹脂と相溶性のある樹脂としては、塩化ビニル
系樹脂、ポリエステル系樹脂、セルロース系樹脂、アク
リル系樹脂、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、ポリビニ
ルブチラール、アクリロニトリル−ブタジェン共重合体
等が挙げられる。さらに、本発明の放射線硬化型樹脂と
架橋する化合物としてはエポキシ系アクリルオリゴマー
、スピラン璋含有アクリル系オリゴマー、エーテルアク
リル系オリゴマー、アクリル系多価アルコール等の分子
量200〜10000のアクリル系オリゴマー    
 □などがある。
本発明において使用される強磁性粒子としてはr−F。
lol r −Fe103 (!: Fe3O4tD混
晶、Cr。21.     :バルト7エライト、コバ
ルト吸着酸化鉄、バリウムフェライト、Fe −Co 
、 Fe −Co −Ni等の強磁     1性合金
粉末などをあげることができる。
本発明の磁気mr2録媒体には必要に応じてジブチルノ
タレ〜ト、トリノエニルホスフエートのようなロエ塑剤
、ジオクチルスルホナトリウムサクシネ−)、t〜ブチ
ルフェノール−ポリエチレンエーテル、エチルナフタレ
ン−スルホン酸ソーダ、ジラウリルサクシネート、ステ
゛rリン酸亜鉛、大豆油レシチン、シリコーンオイルの
ヨウなfr4?l油ヤ種々の帯電防止剤を添加すること
もできる。
強磁性粉末を結合剤中に分散させた磁性材料は一般に?
I剤を使用するが、その溶剤と(7ては、アセトン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘ
キサノン等のケトン類、メタノールなどのアルコール類
、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酪酸エチルな
どのエステル類、エチレングリコールジメチルエーテル
、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジオキサン
ナトツクリコールエーテル類、ベンゼン、トルエン、キ
シレンなどの芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプタンな
どの脂肪族炭化水素類またはこれらの混合物などが使用
できる。
本発明の放射線硬化型磁気記録媒体1.t]−起磁性材
料を非磁性支持体1−に塗布する。使用できる非磁性支
持体の素材と17でVt、例λげポリエチレンテレフタ
レートなどのポリエステル、ポリプロピレンなどのポリ
オレフィン、セルローストリアセデートやセルロースジ
アセデートなどのセルロース酵導体、ポリカーボネート
、ポリ塙イLビニル、ポリイミド、アルミニウムや銅な
どの金属、紙などが挙げられる。
磁性材料を非磁性支持体トに常法に従って塗布し2乾燥
させた後、その塗膜を必要によりカレンダー処理してか
ら放射線処理する。放射線処理後にカレンダー処理する
こともできる。特に、照射する放射線としては、W子線
のほかに中性子線、γ@かどの電離性放射線が使用で6
.その照射量は約1〜10 Mradがよく、特に約2
〜8 Mrad である仁とが好ましい。
(作 用) 本発明では燐化合物を反応させた樹脂の結合剤の少なく
とも1成分として用いることにより得られる放射線硬化
しfc塗膜がポリエステル樹脂またはポリウレタン樹脂
、エポキシ樹脂、アクリル系樹脂などの有する機械的特
性を保持したまま、磁性粒子の分散性を向−トさせるこ
とができ、分散性に起因する%性、たとえば、磁性粒子
の充填性、配向性、磁性層の平滑性が優れ、粉落ちの少
ない耐久性の良いものとなる。
(夾 施 例) 以ド、本発明を実施例によって具体的に説明する。実施
例中、単に部とあるのは重量部を示す。
原料ポリエステルの裂造例 温度針、攪拌機をJ4備したオートクレーブ中に、ジメ
チルプレフタレート485部、ジメチルイソフタレー)
485m、エチレンクリコール409部、ネオペンチル
グリコール458部およびテトラブトキシチタネート0
.68部を仕込み、150〜230℃で120分間加熱
しエステル交換を行い、次いで酌記燐化合物(F)23
.6部を仕込み、220〜230℃で史に1時間反応を
行った。次いで反応糸を30分間で250℃まで昇温し
、系の圧力を−21へ 徐々に減[二45分後に10rnmHrとし、この条件
で更に60分間反応を続けた。得られた原料ポリエステ
ルAの分子せ打t2.000、燐含有率t、i 3,3
00ppmであった。
同様の製造方法により得ら′F+だ原料ポリエステルB
−Fを第1表に示し7た。樹脂組成はN M Rより分
析した。詑1表中の原料ポリニスデルFit重合中に粘
度の上昇が見られなかった。また原料ポリエステルEV
i燐化合物のナトリウム塩が#i県(−粒状となり、樹
脂と完全に分離(−た。
原料ポリエステルE、Fの構成単位#′i原料仕込み時
の酸成分及びグリコール成分のモル比を表わす。
第  1  表 ポリウレタンアクリレート樹脂の製造法温度計、攪拌機
、還流式冷却器を具備した反応容器中にトルエン72部
、メチルエチルケトン72部、ポリエステルジオールA
100部を溶解後、2 、4−)リレンジイソシアネー
ト10.8部およびジブチル錫ジラウレート0.05部
を仕込み、70〜80℃で3時間反応させた後、更にペ
ンタエリスリトールトリアクリレート33部を加え、7
0〜80℃で10時間反応させ、固形分濃度50重量%
のポリウレタンアクリレート樹脂溶液を得た。反応液よ
りs剤を蒸発させた。ポリウレタンアクリレート樹脂A
の分子量は2700であり、燐含有量は2300 pp
mであった。
同様の製造方法により、ポリエステルジオールB−D、
G−Hからポリウレタンアクリレート樹脂B−Fを得た
。得られたポリウレタンアクリレート樹脂を第2表に示
す。
第  2  表 実施例1〜4 比較例1.2 磁性粉末(コバルト被覆r−Fe203)   60部
ポリウレタンアクリレート樹脂A溶液  30部(固形
分員度50%、溶剤メチルエチルケトン/トルエン=1
/1重量比) メチルエチルケトン         25部トルエン
               25部メチルイソブチ
ルケトン       25部上記組成物をボールンル
で24時間混合した後、この磁性塗料を25μのポリエ
チレンテレフタレートフィルム上に乾燥後の厚みが6μ
m となるようVC#i布した。次いで0.05秒間、
2500ガウスの直流磁場によりフィルムの長さ方向に
磁場配向処理を行ない、100℃、1分間熱風乾燥し友
後。
カレンダー処理を行い、5Mrad の放射線処理を行
なった。
第2表に示したウレタン変性アクリレート樹脂(B)〜
(ii’)ツメfルエチルケトン/トルエン(1部1重
量比)溶液を用いて、同様の方法によりポリエ    
”形成させた。
各々のa化可能層の測定結果を第3表に示(7だ。
第 3 表 第3表から明らかなように、ポリウレタンアクリレート
樹脂A%B%E%Fから得た磁気記録媒体11Br/B
m値、密着性、平滑性および耐溶剤性に優れる。
(発明の効果) 実施例および比較例から明らかなように従来、樹脂中に
ホスフィン酸およびホスポン酸等のリン化合物の金属塩
基を導入することが困難であったのに対し、容易にこれ
らの親水基を導入することができるばかりか、磁性粉の
分散性に有効であね、かつ基本骨格を形成するベース樹
脂の特性を少(2屯そと々っていない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 非磁性支持体に、強磁性粉末を結合剤中に分散させた磁
    性材料を塗布硬化した磁気記録媒体において、該結合剤
    中の成分として下記の式( I )〜(III)で示される燐
    化合物の少なくとも1種を反応させた分子内に少なくと
    も1個のアクリル系二重結合を有する燐含有放射線硬化
    型樹脂を含有することを特徴とする放射線硬化型磁気記
    録媒体。 式( I )▲数式、化学式、表等があります▼ 式(II)▲数式、化学式、表等があります▼ 式(III)▲数式、化学式、表等があります▼ (式( I )、(II)、又は(III)においてX、Yはエ
    ステル形成性官能基、R_1、R_2は炭素数1〜12
    のアルキレン基、シクロアルキレン基又はアリーレン基
    を示し、R_3は炭素原子数1〜10のアルキル基を示
    し、m、nは0〜10の任意の数値をとることができる
    。Mはアルカリ金属原子、水素原子、1価の炭化水素基
    、又はアミノ基を示す。)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01141910A (ja) * 1987-11-03 1989-06-02 Bayer Ag イソシアヌレート基及びオレフイン系二重結合を含む化合物の製造方法及びその結合剤としての利用
US5443913A (en) * 1992-10-16 1995-08-22 Tdk Corporation Magnetic recording medium
JP2007042214A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Toyobo Co Ltd 磁気記録媒体
CN112759920A (zh) * 2020-12-24 2021-05-07 国网江西省电力有限公司电力科学研究院 一种电磁波吸收材料及其制备方法

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