JPS6242934Y2 - - Google Patents

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JPS6242934Y2
JPS6242934Y2 JP8371683U JP8371683U JPS6242934Y2 JP S6242934 Y2 JPS6242934 Y2 JP S6242934Y2 JP 8371683 U JP8371683 U JP 8371683U JP 8371683 U JP8371683 U JP 8371683U JP S6242934 Y2 JPS6242934 Y2 JP S6242934Y2
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JP
Japan
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ventilation
container
tape
side wall
containers
Prior art date
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Application number
JP8371683U
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English (en)
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JPS59188884U (ja
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Publication date
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Priority to JP8371683U priority Critical patent/JPS59188884U/ja
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Publication of JPS6242934Y2 publication Critical patent/JPS6242934Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Packages (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は生鮮物用容器に関し、容器内への通
気調整に至便であるとともに、多数の容器を積み
重ねて使用する際にも取扱い易いものを提供しよ
うとしている。
従来より、例えばクレソン、三つ葉、カイワレ
ダイコン等の水耕栽培野菜を輸送保管するために
発泡ポリスチレン製容器を使用することは広く行
なわれており、当該容器は多数を積み重ねて輸送
取扱いをされる場合が多い。
そして、上記野菜等の生鮮物については、鮮度
品質を維持するため、輸送中等も適度の通気を行
なう必要があるが、容器を蓋で密閉したり積み重
ねておくと、容器内への通気が阻害され、収納し
た生鮮物の品質劣化を生じるおそれがある。また
生鮮物を容器のまま冷蔵保存する場合には、冷気
を容器内へ出来るだけ急速に流通させる必要があ
る。しかし、使用状況によつては、容器外からの
ほこり等の侵入を阻止したりするため、容器を完
全に密閉する必要がある場合も生じる。
その点、従来の発泡体製容器等においては、通
気の為に容器底面に単なる通気孔を貫通形成した
程度のものしかなく、使用状況に応じて通気およ
び通気遮断を選択できず。取扱い上不便なもので
あつた。
そこで、この考案においては、上記従来品の欠
点を解消し、容器内への通気調整を可能にした融
通性に優れた容器を提供するものであり、その構
成は、全体が合成樹脂の発泡体からなり、容器側
壁上端に通気用凹入部を形成し、側壁外面の通気
用凹入部形成位置には、通気用凹入部より広幅の
テープ挿入溝を側壁上下方向に沿つて形成してい
ることを特徴としている。
次いで、この考案の実施態様について図を参照
しながら以下に例示する。
第1図〜第2図において、1は容器の全体を示
しており、略長方形状の低い箱形状をなし、発泡
ポリスチレン等の合成樹脂の発泡体にて成形され
たものである。
そして容器1の四周に立設された側壁10のう
ち、短辺側側壁の中央上端において、11は通気
用凹入部であり、側壁10上端からU字状に凹入
形成されて、容器内方と外方とを連通可能にして
いる。
上記通気用凹入部11を形成した位置の側壁1
0外面には、テープ挿入溝12が側壁10上下方
向に沿つて浅く凹入形成されており、このテープ
挿入溝12の左右の幅は、前記通気用凹入部11
の左右側端より広幅に形成している。
次に容器1内部の底面には、細い通気溝13を
底面の縦横両方向に格子状に形成してあり、この
通気溝13は容器1内に生鮮物等を密集させて収
納した場合にも、収納した生鮮物等の底部から通
気溝13を通して空気の流通が果せ、容器1内全
体の通気を良好にできるものであり、また通気溝
13は収納物から出る水分の溜まり部としても利
用できる。
さらに容器1の側壁10上端内周および底部下
面外周には、互いに嵌合自在な積み重ね用段部1
4,15を各々形成してあり、複数の容器1を順
次横ズレなく、積み重ねていけるようにしてい
る。
以上に述べた生鮮物用容器1のうち、容器全体
の形状は図示した長方形のほか、各種多角形状の
もの、あるいは円形その他曲線形状のものでも実
施でき、容器の深さ等についても、収納する生鮮
物や用途によつて自由に変更して実施できる。
また通気用凹入部11としては、U字状のほか
角形その他の形状でも実施でき、通気用凹入部1
1を側壁のうち対向する短辺側壁の中央部に計2
個所設けるほか、長辺側の側壁にも形成すること
ができ、通気用凹入部11の形成個数も適宜増加
させることができる。
次にテープ挿入溝12としては、後述する使用
時に用いるテープの幅および厚さに合せて、テー
プが挿入できる形状に形成しておけばよいが、テ
ープ挿入溝12の深さを少し深めに形成しておけ
ば、後述するテープ挿入溝12を通気路として利
用する場合に空気流通が良好になつて好都合とな
る。
さらに底面の通気溝13の本数、配列あるいは
断面形状等も自由に変更でき、場合によつては通
気溝13を全く形成しないものでも実施できる。
次に、この考案の生鮮物用容器1の使用方法に
ついて第3図および第4図を参照しながら説明す
る。まず。2は蓋であり、容器1と同様の発泡体
等からなり、容器1側壁10上端の段部14に嵌
入できる略長方形板状をなしている。
そして容器1に蓋2を被蓋したのみの状態で
は、側壁10の通気用凹入部11を通して、容器
1内外への空気の流通は自由になつており、また
複数の容器1を積み重ねた場合にも、互いに嵌合
した段部14,15の下方に開口する通気用凹入
部11にて通気自在となる。
そして、積み重ねた容器1…の外面で上下に連
通しているテープ挿入溝12に沿つて、ガムテー
プ等の梱包用粘着テープ3を挿入貼着し、上下の
容器1…および最上部の蓋2を一体に固定するこ
とによつて、多数の容器1…をまとめて輸送取扱
いできる。また、上記テープ3を貼着することに
よつて、通気用凹入部11が閉塞され、容器1内
が完全に密閉されることになる。但しテープ3の
貼着後も通気を要する場合には、テープ3に小さ
な貫通孔を穿孔しておけば通気性を確保できる。
また、複数個所のテープ挿入溝12のうち、一部
個所のテープ挿入溝12のみにテープ3を貼着す
ることによつて、残り個所のテープ挿入溝12の
通気用凹入部11を通して通気を果すこともでき
る。
以上のごとく構成されたこの考案の生鮮物用容
器1によれば、側壁10上端の通気用凹入部11
にて容器1内外の通気を良好にして、生鮮物の鮮
度品質維持を果すとともに、通気を遮断したいと
きには、テープ挿入溝12にテープ3を貼着する
ことによつて、通気用凹入部11を簡単に閉塞で
き、使用状況に応じて自由に通気調整を行なえる
融通性に優れたものである。
そして上記テープ3およびテープ挿入溝12は
通気遮断のためだけでなく、複数の容器1を積み
重ねた状態で一体に結合するためにも兼用でき、
しかもテープ3が溝12内に存して、容器1外面
に出張らないため嵩ばらず、取扱い中にテープ3
が剥れたりもせず取扱い易いものとなる。
さらに上記テープ挿入溝12は、テープ3を貼
着しないで使用したときには、通気用凹入部11
の外側に上下方向の通気路を形成することにな
り、積み重ねた容器1の列を横方向に密接させて
並置した場合にもテープ挿入溝12を通して各通
気用凹入部11へ自由に空気が流通できる利点を
も有している。(第4図参照) 以上のごとく、この考案によれば、生鮮物の輸
送保管に対して、常に良好な通気または通気遮断
状態を維持できる融通性に優れると共に、積み重
ね時等の容器1の固定作業も行ない易い等、種々
の優れた実用的効果を発揮できるものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施態様を例示するものであ
り、第1図は斜視図、第2図は前図−線断面
図、第3図は使用状態の断面図、第4図は使用の
変更例を示す要部断面図である。 1……容器、11……通気用凹入部、12……
テープ挿入溝、2……蓋、3……テープ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 全体が合成樹脂の発泡体からなり、容器側壁
    上端に通気用凹入部を形成し、側壁外面の通気
    用凹入部形成位置には、通気用凹入部より広幅
    のテープ挿入溝を側壁上下方向に沿つて形成し
    ていることを特徴とする生鮮物用容器。 2 容器内部の底面に通気溝を凹入形成している
    上記実用新案登録請求の範囲第1項記載の生鮮
    物用容器。
JP8371683U 1983-05-31 1983-05-31 生鮮物用容器 Granted JPS59188884U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8371683U JPS59188884U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 生鮮物用容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP8371683U JPS59188884U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 生鮮物用容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59188884U JPS59188884U (ja) 1984-12-14
JPS6242934Y2 true JPS6242934Y2 (ja) 1987-11-05

Family

ID=30213675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8371683U Granted JPS59188884U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 生鮮物用容器

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JP (1) JPS59188884U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE449729B (sv) * 1985-09-25 1987-05-18 Tetra Pak Int Staplingsbar rektanguler behallare, serskilt for flaskor
JP2506123Y2 (ja) * 1989-06-29 1996-08-07 三菱化学ビーエーエスエフ株式会社 保冷輸送箱

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59188884U (ja) 1984-12-14

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