JPH037334Y2 - - Google Patents

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JPH037334Y2
JPH037334Y2 JP5516286U JP5516286U JPH037334Y2 JP H037334 Y2 JPH037334 Y2 JP H037334Y2 JP 5516286 U JP5516286 U JP 5516286U JP 5516286 U JP5516286 U JP 5516286U JP H037334 Y2 JPH037334 Y2 JP H037334Y2
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JP
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container
engagement
container body
engaging
rib
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JP5516286U
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) 本考案は、食品等の被保冷物を貯蔵および運搬
するのに適した保冷容器に関する。
(従来技術) この種保冷容器の最新技術を本件出願人は過去
に実公昭57−23314号として提案した。
例えば保冷状態に維持する必要のある食品を詰
めた保冷容器は大型冷蔵庫または冷冷庫に上下に
多数積み重ねて貯蔵され、これが運搬車によつて
搬送される場合に、冷蔵庫内ではその冷気が保冷
容器内の食品に直接に浸透することが好ましく、
一方運搬途上にあつては保冷容器に外気が侵入す
ることは阻けられなければならない。
この目的のために頭記従来例にあつては、箱状
容器本件とこれを密閉する容器蓋とからなり、冷
蔵庫内にあつては容器本体のみを上下に積み重ね
ることによつて各容器本体間に間隙が形成され、
これにより冷気が容器本体内に浸透するようにす
ると共に、運搬途上において各容器本体ごとに容
器蓋で蓋をして内部を密閉状態にして外気の侵入
を阻止するようにしていた。
この従来例にあつては上述のように容器本体と
容器蓋の2種の容器部材を必要とするため、それ
だけ容器代が高く付くと共に、貯蔵及び運搬作業
の際に上記2種の容器部材をいちいち着脱しなけ
ればならず、その作業が極めて煩雑である。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のように従来例の難点は2種の容器部材を
必要とするからであり、したがつて本考案は一種
の容器部材によつて貯蔵時及び運搬時の上記積載
条件に適合した状態を維持することが可能な保冷
容器を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本考案は、箱状容
器本体の開口部上端縁全域に係合リブを周設する
と共に、該容器本体の底部周縁全域にあつて、上
記係合リブと同一垂直面上に係合凹部を周設し、
前記係合リブに更に上向きに突出する複数個の支
脚を、また前記係合凹部に更に深く凹む複数個の
嵌合溝を、容器本体を一定方向に上下に積み重ね
たとき前記支脚は前記嵌合溝に嵌合することがで
きるが、上下の容器本体のうちいずれかの容器本
体を反転させたとき前記支脚は前記係合凹部に係
合するも前記嵌合溝に嵌合することができないよ
うな位置に、それぞれ設けてなる構成を採用する
ものである。
(実施例) 第1図は、発泡スチロールなどの断熱材からな
る箱状容器本体1を上下2段に積み重ねた状態を
示す。
容器本体1の開口部2を形成する四周の側壁3
の上端縁4全域には凸状に低く突出する係合リブ
5が一体に周設されると共に、この係合リブには
複数個の略台形状に更に若干高く突出する支脚
6,6…が一体形成され、一方第3図に示すよう
に容器本体1の底部周縁7にはその全域に前記係
合リブ5と同一垂直面上に、言い換えれば該リブ
が係合可能な位置に凹状に低く凹む係合凹部8が
形成されると共に(第4図参照)、この係合凹部
には前記支脚と同数の支脚嵌合溝9,9…が更に
深く凹状に凹んで形成されている。なお容器本体
1の各側壁コーナー部には側壁中程度の高さの脚
出部10が一体形成される。
更に前記係合リブ5に突出する複数個の支脚
6,6…と、前記係合凹部8に穿たれる嵌合溝
9,9…とは、複数個の容器本体1,1を一定方
向に上下に積み重ねられたとき前記各支脚はこれ
に対応する嵌合溝に嵌合することができるが、上
下に対応する容器本体のうちいずれか容器本体を
反転させたとき各支脚は係合凹部には正確に係合
するもいずれの嵌合溝にも嵌合することができな
いような位置に、それぞれ設けられている。
本実施例では、第1図に示すように容器本体1
を平面視した場合、その前後及び左右にわたつて
描かれる仮想中心線a,bを挟んでその非対称の
位置に各支脚6,6…が突設され、第3図に示す
ように各支脚の同一垂直面上に各嵌合溝9,9…
が穿設されている。
したがつて第1図及び第3図に示すように、上
下の容器本体1,1をそれぞれの支脚6,6…が
同一上下線上に来るような方向に向けて上下に積
み重ねることによつて各支脚はその上段の嵌合溝
9,9…に嵌合すると共に、下段係合リブ5は上
段の係合凹部8の係合し、これによつて各容器本
体1,1は互いに密閉係合されるため、多段状に
多数積み重ねられるも各容器本体1,1の間から
内部に外気が侵入することはなく、また衝撃振動
による荷くずれを生起せしめることもない。なお
図示しないが最上段の容器本体には蓋か被される
が、該蓋にはその裏面側に前記係合凹部と嵌合溝
のみが同様な位置に設けられ、これによつて運搬
途上の最上段の容器本体を密閉することになる。
また第2図及び第4図に示すように上段または
下段の容器本体1を180゜反転させることによつて
下段の支脚6,6…の直上には上段の嵌合溝9,
9…が位置せず、それぞれ周方向にづれた位置に
あるため、これに嵌合することはできず、各支脚
は上段の係合リブ5に係合した状態で上下の容器
本体1,1が積み重ねられ、これによつて各容器
本体1,1間に間隙11が発生するから、冷蔵庫
内に多段状に多数積み重ねられた各容器本体1,
1の間隙11から冷気が容器本体内に浸透し、食
品を効果的に冷却することになる。
なお貯蔵または運搬の際のこれら容器本体の積
み変え作業を行うとき、例えば冷蔵庫内において
容器本体の幅分だけの空隙を設けて、2列に多数
の容器本体をそれぞれ積み重ねておき、積み変え
時に空隙を挟んで積載されている容器本体を交互
に空隙部分に積み重ねることによつていちいち容
器本体を反転させることなく各容器本体を密閉状
態に、または開放状態に積載することができる。
なおまた容器本体1の側壁コーナー部に脚出部
10が突設されているため、これらを互に隣接状
態に載置しても、第4図に示すように両容器本体
1,1の隣接間に隙間12が残るから、これらも
冷気を均一に流通させることができる。
(効果) 本考案によれば一種類の容器部材たる容器本体
のみによつて各容器本体を密閉状態または開放状
態に、更には衝撃や振動によつて荷くずれするこ
となく多段状に多数積み重ねることができ、容器
代が格段に安くなり、実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例とその使用状態を示
す斜視図、第2図は同じくその実施例と使用状態
を示す斜視図、第3図は第1図における−線
断面図、第4図は第2図における−線断面図
である。 1……箱状容器本体、2……開口部、4……上
端縁、5……係合リブ、6……支脚、7……底部
周縁、8……係合凹部、9……嵌合溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱状容器本体の開口部上端縁全域に係合リブを
    周設すると共に、該容器本体の底部周縁全域にあ
    つて、上記係合リブと同一垂直面上に係合凹部を
    周設し、前記係合リブに更に上向きに突出する複
    数個の支脚を、また前記係合凹部に更に深く凹む
    複数個の嵌合溝を、容器本体を一定方向に上下に
    積み重ねたとき前記支脚は前記嵌合溝に嵌合する
    ことができるが、上下の容器本体のうちいずれか
    の容器本体を反転させたとき前記支脚は前記係合
    凹部に係合するも前記嵌合溝に嵌合することがで
    きないような位置に、それぞれ設けてなる保冷容
    器。
JP5516286U 1986-04-11 1986-04-11 Expired JPH037334Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5516286U JPH037334Y2 (ja) 1986-04-11 1986-04-11

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JP5516286U JPH037334Y2 (ja) 1986-04-11 1986-04-11

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JPS62168367U JPS62168367U (ja) 1987-10-26
JPH037334Y2 true JPH037334Y2 (ja) 1991-02-22

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Families Citing this family (6)

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JPS62168367U (ja) 1987-10-26

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