JP2640643B2 - トレーパック収容容器 - Google Patents

トレーパック収容容器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鮮度保持を必要とする食
品、例えば魚貝類等をパック詰めしたトレーパックを収
容し運搬すると共に、陳列をも可能ならしめたトレーパ
ック収容容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鮮度保持を必要とする魚貝類等の食品は
通常、トレーパックにパック詰して食品売り場に陳列さ
れ販売がなされているが、これら商品を産地よりトレー
パックにパック詰して運搬するには合成樹脂発泡体から
なる断熱容器が用いられている。
【0003】この容器は従来、一般に有底箱状の容器と
蓋により構成されていて、現地でパック詰した食品を容
器内に収容した後、蓋止、運搬し、販売場所へ運搬され
ると、蓋を開けてパック詰食品を取り出し、店頭に陳列
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の如き
容器では運搬時にパック詰した食品がずれて形態を崩す
ことがあるばかりでなく、陳列に際しても一々、商品を
取り出すための手間を必要とする難があった。
【0005】本発明は上述の如き実状に鑑み、これに対
処すべく運搬、陳列共用の構造を見出すことにより前記
運搬時のパック詰の食品のずれを防止すると共に、陳列
時の取り出しの手間を省き作業効率を高めることを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的を達成す
るため、本発明は合成樹脂発泡成形体を素材として前記
トレーパック収容容器を鮮度保持が必要な食品のトレー
パックを保持する凹陥部を底面に形成した所要大きさの
凹状底部部材と、該底部部材の周壁上辺に嵌合し、上部
に蓋を嵌入する開口部を形成して、底部部材上に積み上
げられた複数のトレーパックを内部に収納する中間部材
と、該中間部材の上記開口部に嵌合し、中間部材上面と
略面一面をなして上面を蓋止する蓋部材の少なくとも3
部材により構成せしめた。
【0007】請求項2記載の発明は上記構成の中間部材
を上部側と下部側又は上部側,中間部,下部側に分割形
成せしめ、パック収容数に応じて適応せしめるものであ
る。
【0008】
【作用】本発明容器は使用に際し底部部材上にトレーパ
ック詰食品を底面の凹陥部に合わせ載置保持させて複数
を積み重ね、中間部材を被着した後、蓋部材で蓋止して
搬送する。
【0009】そして、搬送場所に到着すると、蓋部材及
び中間部材を取り外して、底部部材上に複数のパック詰
食品を載置させた状態のまま展示陳列する。従って何ら
無駄な作業を行う必要は全くなくなる。
【0010】
【実施例】以下、更に本発明の具体的な実施例を説明す
る。
【0011】図1は本発明に係るトレーパック収容容器
の1例を示しており、鮮度保持が必要な食品のトレーパ
ックを保持する凹陥部(a)を底面に形成した所要の大
きさからなる凹状底部部材(A)と、該底部部材(A)
の周壁上辺に形成した凸部(1)に嵌合する凹部(2)
を下辺に有し、上部に後述の蓋部材を嵌入する開口部
(3)を有する中間部材(B)と、該中間部材(B)の
上部開口部(3)に嵌入し、下面中央部に突出部(5)
を有して中間部材(B)の上部開口部(3)を閉塞蓋止
する蓋部材(C)の各部材により構成されている。
【0012】そして、これら各部材(A)(B)(C)
は発泡ポリスチレン,発泡ポリエチレンなど、熱可塑性
合成樹脂発泡体の成形体によっで形成されており、その
大きさ,形状は通常、内部に収容するトレーパックの数
によって決められるが、一般的には容器は中空の直方体
形状の箱体で、図2〜図4に示すように各個のトレーパ
ック(d1 )(d2 )の複数段、複数列よりなるトレー
パック(D)を収容できる大きさとなっている。勿論、
形状としては中空の円筒又は角筒形状として成形するこ
とも可能である。
【0013】また、成形に際しては蓋部材(C)と底部
部材(A)は図示の如く形成するとしても、中間部材
(B)は必らずしも1つでなくてもよく、上部側と下部
側又は上部側,中間部,下部側に分割形成することも可
能であり、容器の大きさの関係に応じ、適宜、採用され
る。
【0014】なお、各部材(A)(B)(C)の各部材
間の嵌合は図においては底部部材(A)と中間部材
(B)間は凹凸嵌合、中間部材(B)と蓋部材(C)間
は鈎状嵌入となっているが、これらは互いに嵌合,嵌入
し合う構成であれば凹凸形成が逆でも、また正確な鈎状
でなくても傾斜壁などであっても差支えない。
【0015】図2〜図4は上記の如きトレーパック収容
容器にトレーパック(D)を収容し、利用する場合の各
態様であり、図2は底部部材(A)の凹陥部(a)に2
個のトレーパック(d1 )(d2 )を互いに上面を向き
合わせて複数段、図では断面方向2列に並列して3段に
わたり載置保持せしめた後、中間部材(B)をその周辺
で前記底部部材(A)に互いに嵌合せしめた状態を示し
ている。
【0016】このように予め、底部部材(A)上にトレ
ーパック(D)を保持せしめた後、中間部材(B)を被
嵌することは作業上、頗る有利である。そして、図3に
示す如く蓋部材(C)を中間部材(B)の上面に配設し
蓋止した状態で該容器をトレーパック梱包場所より消費
先の現地に運搬する。このとき蓋部材(C)の下面中央
部の突出部(5)は内部に収容したトレーパックのずれ
るのを防止する。
【0017】現地に搬送されたトレーパック収容容器
は、そこで蓋部材(C)が中間部材(B)と共に取り外
されて、トレーパック(D)は小形のトレーパック(d
1 )(d2 )を向き合わせたまま底部部材(A)に載せ
られ、商品として店頭に陳列される。従って、容器内よ
り一々、トレーパック(D)の商品を取り出す必要はな
く、取り出しの手間は省かれる。
【0018】かくして、本発明収容容器は、トレーパッ
クを詰めるときの便利さと共に、運搬時、店頭陳列時に
共用することができ極めて効率的な使用を可能とするこ
とができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように、所定の形状から
なる合成樹脂発泡体製の収容容器で、底部部材、中間部
材、蓋部材の少くとも3部分よりなる部材構成を有する
ものであり、底部部材上にトレーパックを載せて保持さ
せた後、中間部材を被着できるので、容器内へのトレー
パックの収容が簡単であり、しかも外部部材は底面に凹
陥部を有するので、トレーパックの載置保持は充分、安
定して作業を容易ならしめることができる効果があり、
また蓋部材を蓋止して運搬することができると共に、蓋
部材,中間部材を取り外した状態でそのまま店頭に陳列
することができるので、商品取り出しの手間を省き、容
器の利用効率を高めて流通過程の合理化に大きく貢献す
る顕著な効果が期待される。また、請求項2記載の如
く、中間部材を複数とすることにより、内部のトレーパ
ック収容数に容易に対応させることができる利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の収容容器の1例を示す分解断面図であ
る。
【図2】トレーパック収容状態を示す断面説明図であ
る。
【図3】容器運搬時の状態を示す断面説明図である。
【図4】トレーパック商品陳列時の状態を示す断面説明
図である。
【符号の説明】
(A) 底部部材 (a) 凹陥部 (B) 中間部材 (C) 蓋部材 (D) トレーパック (d1 )(d2 ) 各個のトレーパック (3) 中間部材の開口部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂発泡体よりなり、鮮度保持が必
    要な食品のトレーパックを保持する凹陥部を底面に形成
    した所要大きさの凹状底部部材と、該底部部材の周壁上
    辺に嵌合し、上部に蓋を嵌入する開口部を形成して、底
    部部材上に積み上げられた複数のトレーパックを内部に
    収納する中間部材と、該中間部材の上記開口部に嵌合
    し、中間部材上面と略面一面をなして上面を蓋止する蓋
    部材の少なくとも3部材よりなることを特徴とするトレ
    ーパック収容容器。
  2. 【請求項2】中間部材を上部側と下部側又は上部側,中
    間部,下部側に分割形成せしめたことを特徴とする請求
    項1記載のトレーパック収容容器。
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JPH08253245A JPH08253245A (ja) 1996-10-01
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JP2000062749A (ja) * 1998-08-14 2000-02-29 Kokuyo Co Ltd 収納ケース
JP2017128378A (ja) * 2016-01-22 2017-07-27 株式会社羽根 保冷・保温運搬容器

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JPH08253245A (ja) 1996-10-01

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