JPS5842290Y2 - 冷菓類等の包装容器 - Google Patents

冷菓類等の包装容器

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JPS5842290Y2
JPS5842290Y2 JP12112779U JP12112779U JPS5842290Y2 JP S5842290 Y2 JPS5842290 Y2 JP S5842290Y2 JP 12112779 U JP12112779 U JP 12112779U JP 12112779 U JP12112779 U JP 12112779U JP S5842290 Y2 JPS5842290 Y2 JP S5842290Y2
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JP
Japan
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container
lid
frozen desserts
inner container
container body
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JP12112779U
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JPS5638082U (ja
Inventor
禎之 松塚
達夫 村井
Original Assignee
積水化成品工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主としてアイスクリーム等の冷菓類の包装に使
用する包装容器に関し、冷菓類の製造工場からの輸送用
としてまた小売店からの持ち帰り用としてきわめて好適
なものを得んとして考案したものである。
近年、アイスクリーム等の冷菓類の包装容器として、例
えば第゛1図のように、合成樹脂シートよりなる内容器
1に冷菓類aを詰め入れ、これを合成樹脂発泡体製の外
客器2の内部に収納し、前記外容器内の内容器上方に多
数の孔3を有したボール紙4を置き、持ち帰りの際に該
ボール紙4上にドライアイス5を入れるようにした構造
のものが提案されている。
しかし前記構造のものは、ボール紙上のドライアイスの
冷気特に炭酸ガスが孔3を通じて収納された冷菓類に直
に接触することになり、冷菓類の品質保持に問題がある
殊にアイスクリームは多孔質であるため炭酸ガスが混入
して味や品質が著しく低下する。
またドライアイスを収納するために外容器本体の側壁が
実際の収納冷菓の面よりもかなり高く、従って蓋を取っ
て多段に積み重ねた場合嵩高となる。
本考案は上記に鑑みて考案したものであり、ドライアイ
ス等からの冷気が下方まで全体によくまわり、しかも内
容器内に入り込んで冷菓類に直に接触するのを防止でき
る優れたものを提供せんとするものである。
次に本考案の実施例を図面(こ基いて説明する。
10はバイインパクトポリスチレン、ポリプロピレン、
ポリエチレンその他の非発泡の合成樹脂シートにて成形
もしくは前記樹脂で射出成形した薄肉の内容器、20は
ポリスチレン樹脂発泡体、ポリプロピレン樹脂発泡体そ
の他の合成樹脂発泡体よりなりかつ前記内容器10を内
包できる外容器である。
しかして、上記内容器10は比較的浅い有底筒状の内容
器本体11とこれに被嵌自在な内蓋12とからなるもの
で、図示する実施例の場合、内容器本体11の周側壁1
3の上縁(こ補強用の鍔14が形成され、内蓋12の断
面鉤形状の周縁部15が前記鍔14の外側(こ嵌合する
ようになっている。
内蓋12は全体として周縁部15から連続して上方へ膨
出した略截頭円錐形に形成され、その膨出部16には膨
出上面の周縁部16aと中央部16cを残しさらに仕切
部16cを残して等分に区画された複数のドライアイス
等の冷却材収納用の凹部17が形成されている。
この凹部17は少なくとも膨出土面の周縁部16aを残
すように形成されておればよく、例えば膨出上面の中央
部および仕切部を省略して−の凹部を形成することもで
きるが、図のように複数に区画形成されていると、ドラ
イアイス等の冷気を分散できるとともに膨出部16の保
形性が良好となるので、実施上より好ましい。
さらに膨出部16には膨出土面の周縁部16aから外周
斜面18に連続した凹溝19が各凹部17ごとにそれぞ
れ複数形成されており、該四槽19が後述するよう(こ
冷気を逃がす通気手段として働きかつ補強用のリブとし
ての役目も果すようになっている。
なお、薄肉の内容器10は冷気による冷却効果と保形性
とを考慮した肉厚(0,2〜2.0 mm )にするも
ので、薄くてしかも丈夫なものがよく、合成樹脂シート
のほかアルミ箔等の金属薄板を使用することもできる。
他方、外容器20は内側寸法が内容器本体11の外側寸
法より若干大きく形成された外容器本体21とこれに被
嵌自在な外蓋22とからなるもので、図示する実施例で
は、外容器本体21の周側壁23の開口縁23′内周に
切欠段部24が形成され、外蓋22の周縁部下端に形成
された突縁25が前記開口縁内周の切欠段部24(こ嵌
合するようになっている。
さらに外容器本体21の底部26は前記開口縁23′内
周に嵌合し得る寸法に外周で段落形成されており、複数
の外容器本体21を嵌合状態で多段積みできるように設
けられている。
そして前記外容器本体21の内側には内容器本体11を
底および周囲に若干の隙間30を存した状態に受止でき
る受止部27a 、27bが所要個所に一体に突設され
ている。
図の場合、内容器本体11の横の動きを規制すべく周囲
部の等間隔位置4個所に周側壁から底面に連続したL形
をなす受止部27aが形成され、さらに底面中央部に内
容器本体の底を受ける受止部27bが形成されている。
もちろん受止部27a 、27bの数、位置等は前記の
ものに限られない。
また外蓋22は内蓋12に対応して略截円錐形をなし、
その截頭円錐形の傾斜部の内側には上記した内蓋12(
こおける膨出上面の周縁部16aに対接し得る段部28
が環状に形成されており、内容器10と外客器20を組
合せて被蓋したとき前記段部28が前記周縁部16aを
押え内蓋12の浮き上りを防止するようになっている。
従って前記段部28が内蓋12に対する押え手段となる
また内蓋12に対する押え手段としては前記のものに限
らず種々実施でき、例えば外蓋22の内側(こ内蓋12
の膨出土面の周縁部16aまたは外周斜面18を押え得
る複数の突起を適当間隔位置に設ける(図示せず)こと
ができる。
もちろん前記押え手段は内蓋12の形態に応じてその構
造を決定すればよいが、外周に近い位置に設けるほうが
内蓋12の浮き上り防止効果上好ましい。
さらに上記内蓋12と外蓋22との間には凹部17内の
冷気を内容器10下方へ逃がすため凹部17から下方へ
の通気手段が設けられるもので、図示する実施例のよう
に内蓋12に対する押え手段として環状の段部28が設
けられている場合、内蓋12に形成された凹溝19が通
気手段となる。
通気手段としての凹溝19は数、大きさ等を任意に決定
できる。
また内蓋12に対する押え手段が複数の突起である場合
には必ずしも前記のような凹溝は必要でなく、各突起間
の外蓋22と内蓋12との隙間を通気手段として利用で
きる。
さらに外蓋22の内面に凹溝を設けることも可能である
なお、上記実施例では平面円形の容器の場合を示したが
、本考案は平面角形をなす容器についても同様に実施で
きるものである。
本考案は上記のよう(こ構成されており、アイスクリー
ムその他の冷菓類の保管、輸送および小売店からの持ち
帰り用として使用するものであり、例えば冷菓類の製造
工場においては、比較的薄肉の例えば合成樹脂シートよ
りなる内容器本体11に冷菓材料を入れてそのまま冷凍
することにより冷菓類aを製或することができ、また別
に製或した冷菓類aを内容器本体11(こ詰め入れるこ
ともできるもので、これをそのままあるいは外容器本体
21に収納して保管および出荷する。
特に製造工場からの出荷つまり輸送の際には外容器本体
21に収納しておき、該外容器本体21をもって多段に
積み重ねることが望ましく(第4図)、この場合最上層
の外容器本体21には必要に応じて外蓋22を被嵌し、
また各冷菓類aの土には上層の外容器本体21の底部下
面が当接したりごみ等が付着することのないようセロフ
ァン等の薄紙40を載せておく。
また小売店においては、内蓋12および外蓋22を付け
ずに輸送されてきたままの状態であるいは外容器本体2
1を取って内容器本体11のみの状態で保管しておく。
そして販売した場合には、内容器本体11(こ内蓋12
を被嵌するとともにこれを外容器本体21に収納し、内
蓋12の膨出部16に有する凹部17にドライアイス等
の冷却材50を入れて(第5図)外容器本体21に外蓋
22を被嵌せしめ(第6図)、これをさらに紙箱や袋(
倒れも図示せず)等に入れて持ち帰りに適するよう包装
すればよい。
なお紙箱や袋等の外装材とは別に外客器20の外面に商
標その他を表示したシールを貼付したり模様を形成して
おく。
しかして本考案は、合成樹脂シートよりなる内容器10
と合成樹脂発泡体製の外容器20との二重容器であって
、外容器本体21に対し被嵌自在な外蓋22のほか内容
器10も内容器本体11に対し被嵌自在な内蓋12を持
っており、しかもその内蓋12の膨出部16にドライア
イス等の冷却材収納用の凹部17を設けであるから、包
装状態において該凹部17内のドライアイス等の冷却材
50の冷気(ガス)が直接内容器10内に入り込んで収
納された冷菓類aに直に接触するようなことはなく、ア
イスクリーム等の冷菓類の味や質の低下をなくし得る。
特に外蓋22の内側に内蓋12に対する押え手段を設け
であるから、手提げ時の振動によって内蓋12が浮き上
るのを阻止でき、内蓋12の被嵌状態が安定するととも
にドライアイス等の冷気の内容器10内への浸入を確実
に防止でき、前記味や品質の保持効果が一層良好となる
その上、外容器本体21の内側に内容器本体11を受止
できる受止部27a 、27bが突設されているため、
外容器本体21と内容器本体11との間には前記受止部
27a 、27bにより底および周囲にそれぞれ若干の
隙間30を保有しており、しかも内蓋11と外蓋21の
間に凹部17内から下方への通気手段例えば凹溝が設け
られているため、凹部17内のドライアイス等の冷気が
前記通気手段および隙間30を通じて内容器10の周囲
から底まで3遍に流通し、内容器10を冷気にて包むよ
うな状態fこなり、内部の冷菓類aを比較的肉薄の合1
ff!脂シートの内容器10を介して周囲から効率よく
冷却できる。
またドライアイス等の冷却材が収納される内蓋12の凹
部17がその形態上内容器10内に突出しているため、
内容器10内の冷菓類aの上部空間に臨む面積が大きく
なり、前記空間における冷却効果も高く、特に凹部17
が複数に区画形成されていると冷気分散効果に一層優れ
る。
もちろん、合成樹脂発泡体製の外容器20により外部と
の断熱効果に優れるので、ドライアイス等の冷気が外部
へ逃げることがなく、その冷却効果を良好に維持できる
従って本考案の包装容器は冷菓類の持ち帰り用容器とし
て味や品質の保持効果上および冷却効果上きわめて好適
なものである。
さらに、本考案は上記のようにドライアイス等の冷却材
を内蓋12の膨出部16cこ有する凹部17&こ入れる
ようにしたので、従来のごとく孔有りのボール紙等を置
く場合に比し、外容器本体21の周側壁23を低く形成
でき、従って外蓋22および内蓋12を取って多段に積
み重ねた場合も従来品より嵩低く、冷菓類の製造工場か
らの輸送や保管に至便であり、またこの場合の断熱効果
も良好となる。
以上のよう(こ本考案は、内容器と外容器とを組合せる
ことにより、冷菓類の輸送、保管および持ち帰り用(こ
一貫して使用できるきわめて実用的効果の優れたもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図11従来の冷菓類の包装容器の一例を示す縦断面
図、第2図は本考案の実施例を示す分解斜視図、第3図
は同上の縦断正面図、第4図は多段に積重ねた状態の縦
断面図、第5図は包装状態の外蓋を被嵌する前の斜視図
、第6図は包装状態の縦断面図、第7図は同上の一部の
拡大断面図である。 10・・・・・・内容器、11・・・・・・内容器本体
、12・・・・・・内蓋、16・・・・・・膨出部、1
1・・・・・・ドライアイス等の冷却材収納用の凹部、
19・・・・・・凹溝、20・・・・・・外容器、21
・・・・・・外容器本体、22・・・・・・外蓋、27
a、27b・・・・・・受止部、28・・・・・・段部
、30・・・・・・隙間、50・・・・・・ドライアイ
ス等の冷却材、a・・・・・・冷菓類。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.薄肉の内容器とこれを内包できる合成樹脂発泡体製
    の外容器とからなり、内容器は内容器本体に対し被嵌自
    在な内蓋を、外容器は外容器本体に対し被嵌自在な外蓋
    をそれぞれ有し、前記内蓋には周縁部内方の膨出部に適
    数のドライアイス等の冷却材収納用の凹部を設け、他方
    外容器本体の内側には内容器本体を底および周囲に隙間
    を存した状態に受止できる受止部を設け、また外蓋の内
    側には内蓋に対する押え手段を設け、さらに内蓋と外蓋
    の間に冷却材収納用の凹部内から内容器下方への通気手
    段を設けてなることを特徴とする冷菓類等の包装容器。 2、内蓋が区画形成された複数の冷却材収納用の凹部を
    有したものである実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    冷菓類等の包装容器。 3、押え手段が環状の段部である実用新案登録請求の範
    囲第1項または第2項記載の冷菓類等の包装容器。
JP12112779U 1979-08-31 1979-08-31 冷菓類等の包装容器 Expired JPS5842290Y2 (ja)

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JPS5638082U JPS5638082U (ja) 1981-04-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS597379U (ja) * 1982-07-05 1984-01-18 株式会社マルシンフ−ズ 冷蔵用容器
JPS5928073U (ja) * 1982-08-17 1984-02-21 東洋科学株式会社 容器
JPS5952370U (ja) * 1982-09-29 1984-04-06 株式会社マルシンフ−ズ 冷蔵用容器
JP6936260B2 (ja) * 2019-01-11 2021-09-15 忠雄 坂口 急冷携帯扇風機

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