JP6936260B2 - 急冷携帯扇風機 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯型(手持式)の扇風機の扇風を、ドライアイスを用いて急速冷却し、屋内及び屋外で涼風を楽しむことができる急冷携帯扇風機に関するものである。
小型の充電池を内蔵し、パソコンのUSB端子等から充電して屋外に携帯して、充電した電池の動力により扇風機の羽を回転し、手持式で扇風機の風を楽しむことができる携帯扇風機が普及し始めている。
携帯型(手持式)の扇風機では、風量が十分でなく、かつ、外気の生暖かい空気を送風するだけであって、十分に涼しい扇風を送ることは容易ではなかった。
扇風機の風を涼しくするために、色々な試みがなされている。例えば、特許文献1には、扇風により水分を気化させて気化熱により温度の低下した涼風を供給する扇風機及び扇風機用涼風装置が記載されている。図11に示されているように、涼風扇風機1110の涼風装置1120は、水拡散布1121が、平板格子状支持部1122に支持されて、カバー接続部固定具1123、ファン駆動部固定具1124により、扇風機1110の前面に鉛直に配置されている。
図12に示されるように、水供給筒1205からの水媒体が供給されて水拡散布1201に浸透し、平面格子状支持部1202により支持された平面状の水拡散布1201には、熱伝導性の良い、例えば、アルミニウムなどの金属材料により複数の通気孔部1212が設けられ、水拡散布1121の通気孔部1212の周囲を浸透して流下する水により気化熱を奪われて温度が低下した涼風が、複数の通気孔部1212と水拡散布1201を介して送風される。
しかしながら、特許文献1のように水の気化熱により風の温度を低下させる方式では、涼風の温度を十分に低下させることは容易ではなかった。
また、特許文献2には、冷風扇風機が記載されており、図13に示すように、扇風機1304に4段のつり金具1301を取り付け、1段目から3段目に、氷や、ドライアイス、凍ったペットボトル、保冷剤が入った小箱1302を乗せ、4段目の小箱1303を、しずくを受け止める水受けとする扇風機1304が記載されており、扇風機の風を冷風にするためにドライアイスを用いることも示されている。
しかしながら、特許文献2の場合には、ドライアイスは、氷や、凍ったペットボトル、保冷剤と同様に、小箱1302に入れられるものとして列挙されたにものに過ぎず、しずくを受け止める水受けの小箱1303も必須であって、ドライアイスにより扇風機の風を冷却するための格別の工夫がなされたものではない。
また、特許文献3には、冷凍庫で冷凍されたアイスパックを既存の携帯用扇風機背面部に装着する携帯用アイスパック扇風機が記載されており、図14に示すように、乾電池1406で駆動される扇風機ファン1403の後面形態部1405に、アイスパック1404を装着し、アイスパック1404で冷却された風を扇風機ファン1403で前面に出すことが示されている。
しかしながら、アイスパック1404は、冷凍庫で冷凍するものであって、ドライアイスにより扇風機の風を冷却するものではない。
また、特許文献4には、二酸化炭素扇風機が記載されており、図15に示すように、スタンド1502の一端はファン本体1501を接続し、スタンド1502の他端は二酸化炭素の箱1503を接続し、二酸化炭素の箱1503はファン本体1501の通気口に設置され、二酸化炭素の箱1503上でガード1504を設けている。
しかしながら、特許文献4には、「二酸化炭素の箱には二酸化炭素のブロックを配置する」とも記載されていて、ドライアイスの固体ブロックの使用が示されているに過ぎない。
実用新案登録第3178862号公報 特許公開2003-32670号公報 韓国公開特許第10-2005-0092352号公報 中国実用新型専利204476801号公報
本発明が解決しようとする問題点は、従来の携帯扇風機では、手持式の扇風機を動作させるときに、気温の高い環境下で扇風機の扇風の温度を急速に低下させることができない点であり、本発明が解決しようとする課題は、気温の高い環境下で手持式の扇風機を動作させる際に、ドライアイスを用いて扇風の温度を急速に低下できる急冷携帯扇風機を提供することである。
本発明の急冷携帯扇風機は、携帯扇風機の回転ファン部の前面に、ドライアイスを収納する急速冷却部を配置する急冷携帯扇風機において、前記急速冷却部は、多数の細孔を設けた前面板と前筒状部とを備えた前面部と、多数の細孔を設けた後面板と後筒状部と複数の水平の隔板とを備えた後面部と、を組合せて形成され、前記前面板と前記後面板との間の空間が前記前筒状部と前記後筒状部と前記複数の水平の隔板により区分された複数の区画の各区画内に、粒状又は粉末状ドライアイスを収納し保持し、前記前面部には、更に、前記前面板に複数の把持ナット部と複数のボルト部が設けられ、前記後面部には、更に、前記後筒状部の内側に内側筒状部が設けられ、また、前記後筒状部に複数の回転係止部が設けられており、前記前筒状部を、前記後筒状部と前記内側筒状部のすき間に挿入して、前記複数の回転係止部により、前記前面部を前記後面部に固定することを特徴とする。
また、本発明の急冷携帯扇風機は、携帯扇風機の回転ファン部の前面に、ドライアイスを収納する急速冷却部を配置する急冷携帯扇風機において、前記急速冷却部は、多数の細孔を設けた前面板と前筒状部とを備えた前面部と、多数の細孔を設けた後面板と後筒状部と複数の水平の隔板とを備えた後面部と、を組合せて形成され、前記前面板と前記後面板との間の空間が前記前筒状部と前記後筒状部と前記複数の水平の隔板により区分された複数の区画の各区画内に、粒状又は粉末状ドライアイスを収納し保持し、前記前面部には、更に、前記前面板に複数の把持ナット部と複数のボルト部が設けられ、また、前記前筒状部の外面に複数の係止突起が設けられており、前記複数の係止突起には、前記携帯扇風機の回転ファン部の枠部の複数個所に係止可能な複数の係止部を備えた複数の緩衝帯が接続可能であり、前記後筒状部を前記前筒状部内に挿入して、前記複数の係止部を前記枠部の複数個所に係止して固定することを特徴とする。
本発明の急冷携帯扇風機では、後面板の多数の細孔に入った扇風が、急速冷却部内に詰め込まれた粒状又は粉末状ドライアイスの内部を通過して粒状又は粉末状ドライアイスに接触して急速に冷却され、扇風機の風量を損なうことなく、温度が十分に低下した冷風を、前面板の多数の細孔から送風することにより、気温の高い環境下で手持式の扇風機を動作させる際に、ドライアイスを用いて扇風の温度を急速に低下できるという利点がある。
図1は本発明の急冷携帯扇風機の側面の断面図である。(実施例) 図2は本発明の急冷携帯扇風機の携帯扇風機と急速冷却部の正面図である。(実施例) 図3は本発明の急冷携帯扇風機の急速冷却部の具体例の内側を示す分解図である。(具体例1) 図4は本発明の急冷携帯扇風機の急速冷却部の具体例を組立てた正面図である。(具体例1) 図5は本発明の急冷携帯扇風機の急速冷却部の具定例を組立てた斜視図である。(具体例1) 図6は本発明の急冷携帯扇風機の急速冷却部の他の具体例の内側を示す分解図である。(具体例2) 図7は本発明の急冷携帯扇風機の急速冷却部の他の具体例を組立てた正面図である。(具体例2) 図8は本発明の急冷携帯扇風機の急速冷却部を他の具体例を組立てた斜視図である。(具体例2) 図9は本発明の急冷携帯扇風機に使用されるドライアイスの種類を説明する説明面である。 図10は本発明の急冷携帯扇風機の急速冷却部の前面板と後面板に設けられる多数の細孔の直径と細孔間隔について説明する説明図である。 図11は従来例である涼風扇風機と涼風装置を説明する図面である。(従来例1) 図12は従来例である涼風扇風機と涼風装置の水拡散布と多数の通気口部を説明する図面である。(従来例1) 図13は従来例である冷風扇の部品を説明する図面である。(従来例2) 図14は従来例である携帯用アイスパック扇風機を説明する図面である。(従来例3) 図15は従来例である二酸化炭素扇風機を説明する図面である。(従来例4)
以下に、本発明の実施の態様について、添付の図1〜図10を用いて説明する。
図1は、本発明の急冷携帯扇風機の側面の断面図である。図1において、100は携帯扇風機、200は急速冷却部である。また、110は回転ファン部、111は枠部、112は回転ファンであり、120は手持部、121は内蔵電池、130は回転ファン部110と手持部を接続する回転接続部である。
更に、急速冷却部200では、210は前面部、211は多数の細孔、212は前面板、213は前筒状部、220は後面部、221は多数の細孔、222は後面板、223は後筒状部、224は水平の隔板、230は粒状または粉末状ドライアイスを示している。
図1において、急速冷却部200は、携帯扇風機100の回転ファン部110の前面に配置される。急速冷却部200は、多数の細孔211を設けた前面板212と前筒状部213から成る前面部210と、多数の細孔221を設けた後面板222と後筒状部223と複数の水平の隔板224から成る後面部220とを組合せて形成されている。
図1において、多数の細孔211を設けた前面板212と、多数の細孔221を設けた後面板222との間の空間は、前筒状部213と後筒状部223と複数の水平の隔板224により複数の区画に区分され、複数の区画の各区画内に、粒状または粉末状ドライアイス230を収納し保持することが可能である。
図1において、複数の区画の各区画内に、粒状または粉末状ドライアイス230を収納した急速冷却部200を携帯扇風機100の回転ファン部110の前面に配置し、手持部120に内蔵した内蔵電池121の動力で、回転ファン112を回転させる。
図1において、外気の生暖かい空気が前方に送風され、後面板222の多数の細孔221から、急速冷却部200内に流入すると、急速冷却部200内で、複数の区画の各区画内に収納し保持された粒状または粉末状ドライアイス230に全面的に接触して急速に冷却され、冷風が前面212の多数の細孔211から前方に噴出するので、十分に涼しい扇風を楽しむことができる。
図2は本発明の急冷携帯扇風機の携帯扇風機と急速冷却部を示す正面図である。(実施例)
携帯扇風機100の回転ファン部110は、枠部111、回転ファン112を備えており、手持部120は、内蔵電池121、USB接続部122、ONOFFボタン123、風量調節ボタン124を備えている。また、携帯扇風機100の回転ファン部110と手持部120とは、回転接続部130により折り畳み可能なコンパクトな形態となっている。
また、図2において、200は急速冷却部、210は前面部、211は多数の細孔、212は前面板、213は前筒状部、220は後面部、221は多数の細孔、222は後面板、223は後筒状部、224は水平の隔板を示しており、粒状または粉末状ドライアイス230を収納し保持することが可能な複数の区画を形成する、前面板212と前筒状部213と後面板212と後筒状部213と複数の水平の隔板224とについては、異なる斜線により区別して記載している。
図2において、多数の細孔211を設けた前面板212と、多数の細孔221を設けた後面板222との間の空間は、前筒状部213と後筒状部223と複数の水平の隔板224により複数の区画に区分され、複数の区画の各区画内に、粒状または粉末状ドライアイス230を収納し保持することが可能である。
図3は本発明の急冷携帯扇風機の急速冷却部の具体例の内側を示す分解図である。(具体例1)
図3の具体例1において、図3(A)は、前面部210の内側を、図3(B)は、後面部220の内側を示している。
図3(A)において、200は急速冷却部、210は前面部、211は多数の細孔、212は前面板、213は前筒状部、214はボルト部を示している。
また、図3(B)において、200は急速冷却部、220は後面部、221は多数の細孔、222は後面板、223は後筒状部、224は複数の水平の隔板、225は内側筒状部、226は複数の回転係止部を示している。
図3(A)の前面部210と、図3(B)の後面部220を組合せて、急速冷却部200を形成するために、前面部210の内側には、外面に把持ナット部を取り付けるための複数のボルト部214が追加され、後面部220の後筒状部223の内側には、内側筒状部225が追加され、後筒状部223の外側には、複数の回転係止部226が追加されている。
急速冷却部200内に、粒状または粉末状ドライアイス230を収納し保持するには、後面板222と水平の隔板224と後筒状部223の内側の内側筒状部225との間の各区画内に、粒状または粉末状ドライアイス230を詰め込んだ後、前面部210の前筒状部213を、後面部220の後筒状部223と内側筒状部225との間のすき間に挿入して一体化し、複数の回転係止部226の係止片を回転して、前面部210を固定する。
図4は本発明の急冷携帯扇風機の急速冷却部の具体例を組立てた正面図である。(具体例1)
図4において、200は急速冷却部、210は前面部、211は多数の細孔、212は前面板、215は複数の把持ナット部、223は後筒状部、226は複数の回転係止部を示している。
図4において、急速冷却部200の前面板212に設けられた複数の把持ナット部215を指で把持して、前面部210の前筒状部213を、後面部220の後筒状部223と内側筒状部225との間のすき間に挿入して一体化し、複数の回転係止部226の係止片を回転して、前面部210を固定している。
図5は本発明の急冷携帯扇風機の急速冷却部の具体例を組立てた斜視図である。(具体例1)
図5において、200は急速冷却部、211は多数の細孔、212は前面板、215は複数の把持ナット部、223は後筒状部、226は複数の回転係止部を示している。
なお、図示しないが、急速冷却部200の後筒状部223の後端を、携帯扇風機100の回転ファン部110の枠部111に固着しておくことにより、携帯扇風機100と急速冷却部200とが一体化され、携帯扇風機100の回転ファン部110からの風を、後筒状部223を介して、後面板222の多数の細孔221から急速冷却部200内に導入することができる。
図6は本発明の急冷携帯扇風機の急速冷却部の他の具体例の内側を示す分解図である。(具体例2)
図6の具体例2において、図6(A)は、前面部210の他の具体例の内側を、図6(B)は、後面部220の他の具体例の内側を示している。
図6(A)において、200は急速冷却部、210は前面部、211は多数の細孔、212は前面板、213は前筒状部、214は複数のボルト部、216は複数の係止突起を示している。
また、図3(B)において、200は急速冷却部、220は後面部、221は多数の細孔、222は後面板、223は後筒状部、224は複数の水平の隔板を示している。
図6(A)の前面部210と、図6(B)の後面部220とを組合せて、急速冷却部200を形成するために、前面部210の内側には、外面に複数の把持ナット部215を取り付けるための複数のボルト部214が追加され、また、前筒状部210の外面には、複数の係止部216が追加されている。
また、後筒状部223の内側には、複数の水平の隔板224が設けられ、後筒状部223の直径は、前筒状部213の直径よりも若干短く、後筒状部223が前筒状部213内に挿入されて、急速冷却部200が形成される寸法となっている。
いる。
急速冷却部200内に、粒状または粉末状ドライアイス230を収納し保持するには、後面板222と複数の水平の隔板224と後筒状部223との間の各区画内に、粒状または粉末状ドライアイス230を詰め込んだ後、前面部210の前筒状部213を、後面部220の後筒状部223上に嵌め込んで一体化し、前筒状部213の外面に設けられた複数の係止突起216を利用して、携帯扇風機100の回転ファン部110の前面に配置し固定する。
図7は本発明の急冷携帯扇風機の急速冷却部の他の具体例を組立てた正面図である。(具体例2)
図7において、200は急速冷却部、211は多数の細孔、212は前面板、213は前筒状部、215は複数の把持ナット部、216は複数の係止突起、217は緩衝帯を示している。
図7において、急速冷却部200の前面板212に設けられた複数の把持ナット部215を指で把持して、前面部210の前筒状部213を、後面部220の後筒状部223に被せて一体化し、複数の係止突起216にゴムバンド等の緩衝帯217を取り付ける。
図8は本発明の急冷携帯扇風機の急速冷却部の他の具体例を組立てた斜視図である。(具体例2)
図8において、200は急速冷却部、211は多数の細孔、212は前面板、213は前筒状部、215は複数の把持ナット部、216は複数の係止突起、217は緩衝帯、228係止部を示している。
なお、急速冷却部200の前筒状部223の係止突起216に係合されたゴムバンドk等の緩衝帯の先端に取り付けられた係止部218を、携帯扇風機100の回転ファン部110の枠部111の複数個所に係止することにより、携帯扇風機100の回転ファン部の前面に急速冷却部200とが取り外し可能な形で一体化され、携帯扇風機100の回転ファン部110からの風を、後筒状部223を介して、後面版222の複数の細孔22から、急速冷却部200内に導入することができる。
図9は本発明の急冷携帯扇風機に使用されるドライアイスの種類を説明する図面である。図9(A)は角型のブロック状ドライアイス、図9(B)は角型のブロック状ドライアイスを裁断したスライス状ドライアイス、図9(C)は粒状ドライアイス、図9(D)は粉末状ドライアイスを示している。本発明の急冷携帯扇風機には、図9(C)の粒状ドライアイスや図9(D)の粉末状ドライアイスを使用可能である。
図9(C)の粒状ドライアイスとしては、角型のドライアイスを専用の装置で砕き、粒状のドライアイスと粉末状のドライアイスが混ざった状態にした「クラッシュドアイス」や、専用装置で製造される円筒状の「ペレットドライアイス」が知られている。
また、図9(D)の粉末状ドライアイスとしては、液化炭酸ガスから専用装置で製造する「スノードライアイス」などが知られている。これらのドライアイスは市販されており、容易に入手して本発明に使用することができる。
図10は本発明の急冷携帯扇風機の急速冷却部の前面と後面に設けられる多数の細孔の直径と細孔間隔を説明する図面である。
図10(a)は円形の細孔を縦横に配置したもの、図10(b)は円形の細孔を等間隔に配置したもの、図10(c)は四角形の細孔を縦横に配置したもの、図10(d)は六角形の円孔を等間隔に配置したものを例示している。
図10では、細孔の直径を「L」、細孔間の間隔を「D」で表しているが、本発明では、使用するドライアイスの種類にも依存するが、細孔の直径「L」を、1.5mm〜2.5mm程度に設定し、細孔間の間隔「D」を2.5mm〜5mm程度に設定すると、粒状又は粉末状ドライアイスを急速冷却部200の各区画内に収納して保持することができ、しかも、後面板222の多数の細孔221から急速冷却部200内に入った扇風が、粒状又は粉末状ドライアイスの内部を通過して、粒状又は粉末状ドライアイスに直接接触して冷却され、扇風機の風量を損なうことなく、温度が十分に低下した冷風を、前面板212の多数の細孔211から送風することが可能である。
本発明の急冷携帯扇風機は、手持式の携帯扇風機への適用を検討したものであるが、本発明の考え方を家庭用の電気扇風機に適用することも可能であり、また、本発明の急冷携帯扇風機又は急冷の家庭用扇風機を直列あるいは並列に複数段配置して、業務用に使用する大型の急冷の扇風機システムとすることも可能である。
100 携帯扇風機
110 回転ファン部
111 枠部
112 回転ファン
120 手持部
121 内蔵電池
122 USB接続部
123 ONOFFボタン
124 風量調節ボタン
130 回転接続部
200 急速冷却部
210 前面部
211 多数の細孔
212 前面板
213 前筒状部
214 ボルト部
215 把持ナット部
216 係止突起
217 緩衝帯
218 係止部
220 後面部
221 多数の細孔
222 後面板
223 後筒状部
224 水平の隔板
225 内側筒状部
226 回転係止部
230 粒状または粉末状ドライアイス
1110 涼風扇風機
1120 涼風装置
1121 水拡散布
1122 平板格子状支持部
1123 カバー接続部固定具
1124 ファン駆動部固定具
1201 水拡散布
1202 平面格子状支持部
1205 水供給筒
1212 通気孔部
1301 つり金具
1302 氷、ドライアイス、凍ったペットボトル、保冷剤を入れる箱
1303 水受けの箱
1304 扇風機
1401 前面保護覆い
1402 前面形態部
1403 扇風機ファン
1404 アイスパック
1405 後面形態部
1406 乾電池
1501 ファン本体
1502 スタンド
1503 二酸化炭素の箱
1504 ガード


Claims (2)

  1. 携帯扇風機の回転ファン部の前面に、ドライアイスを収納する急速冷却部を配置する急冷携帯扇風機において、前記急速冷却部は、多数の細孔を設けた前面板と前筒状部とを備えた前面部と、多数の細孔を設けた後面板と後筒状部と複数の水平の隔板とを備えた後面部と、を組合せて形成され、前記前面板と前記後面板との間の空間が前記前筒状部と前記後筒状部と前記複数の水平の隔板により区分された複数の区画の各区画内に、粒状又は粉末状ドライアイスを収納し保持し、前記前面部には、更に、前記前面板に複数の把持ナット部と複数のボルト部が設けられ、前記後面部には、更に、前記後筒状部の内側に内側筒状部が設けられ、また、前記後筒状部に複数の回転係止部が設けられており、前記前筒状部を、前記後筒状部と前記内側筒状部のすき間に挿入して、前記複数の回転係止部により、前記前面部を前記後面部に固定することを特徴とする急冷携帯扇風機。
  2. 携帯扇風機の回転ファン部の前面に、ドライアイスを収納する急速冷却部を配置する急冷携帯扇風機において、前記急速冷却部は、多数の細孔を設けた前面板と前筒状部とを備えた前面部と、多数の細孔を設けた後面板と後筒状部と複数の水平の隔板とを備えた後面部と、を組合せて形成され、前記前面板と前記後面板との間の空間が前記前筒状部と前記後筒状部と前記複数の水平の隔板により区分された複数の区画の各区画内に、粒状又は粉末状ドライアイスを収納し保持し、前記前面部には、更に、前記前面板に複数の把持ナット部と複数のボルト部が設けられ、また、前記前筒状部の外面に複数の係止突起が設けられており、前記複数の係止突起には、前記携帯扇風機の回転ファン部の枠部の複数個所に係止可能な複数の係止部を備えた複数の緩衝帯が接続可能であり、前記後筒状部を前記前筒状部内に挿入して、前記複数の係止部を前記枠部の複数個所に係止して固定することを特徴とする急冷携帯扇風機。
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