JPS5822920Y2 - プラスチツクコンテナ - Google Patents
プラスチツクコンテナInfo
- Publication number
- JPS5822920Y2 JPS5822920Y2 JP1975137871U JP13787175U JPS5822920Y2 JP S5822920 Y2 JPS5822920 Y2 JP S5822920Y2 JP 1975137871 U JP1975137871 U JP 1975137871U JP 13787175 U JP13787175 U JP 13787175U JP S5822920 Y2 JPS5822920 Y2 JP S5822920Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- groove
- flange
- side wall
- support rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- Stackable Containers (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、収納した物品が自重によって損傷されるこ
との少ないプラスチックコンテナに関する。
との少ないプラスチックコンテナに関する。
プラスチックコンテナは、種々の物品を運搬・保管する
ために用いられている。
ために用いられている。
こうしたコンテナで運搬される物品の中には、割れやす
い玉子または押圧されると腐りやすい果物や野菜などが
含まれている。
い玉子または押圧されると腐りやすい果物や野菜などが
含まれている。
この種の物品をコンテナで運搬するには、これらの物品
を個々に包装してケースに入れたうえでコンテナ内に積
み重ねて収納するか、または浅いコンテナに積み重ねて
収納するかのいずれかの手段を用いる。
を個々に包装してケースに入れたうえでコンテナ内に積
み重ねて収納するか、または浅いコンテナに積み重ねて
収納するかのいずれかの手段を用いる。
しかしながら、前者の手段は個々の包装に煩雑な作業を
要し、しかも自重による損傷はある程度しか回避できな
い。
要し、しかも自重による損傷はある程度しか回避できな
い。
一方、後者の手段はコンテナ１箱当りの収納物品量が低
いから、これらコンテナの積み変えには同一物品量でよ
り多くの作業を要することになり、かつコンテナ重量に
対する物品重量が低いので運搬効率が悪い この考案の目的は、コンテナに収納される物品が数多く
積み重ねられないので１重によって割れたり腐ることが
少なく、シかも運搬効率の秀れたプラスチックコンテナ
を提供することである。
いから、これらコンテナの積み変えには同一物品量でよ
り多くの作業を要することになり、かつコンテナ重量に
対する物品重量が低いので運搬効率が悪い この考案の目的は、コンテナに収納される物品が数多く
積み重ねられないので１重によって割れたり腐ることが
少なく、シかも運搬効率の秀れたプラスチックコンテナ
を提供することである。
したがって、この考案に係るプラスチックコンテナは、
底壁と側壁とから成るプラスチックコンテナにおいて、
少なくとも対向した両側壁内部の同一高さの位置に１列
または２列以上の平坦部を形威し、該平坦部上に上方か
ら見て平坦部の外寸よりも小さくかつ内寸よりも大きな
寸法を有する仕切り板を載置し該コンテナ内の上方に収
納された物品の重量が下方に収納された物品に作用しな
いように該コンテナ内に上下に仕切られた物品収納室を
形威し、側壁の上縁フランジ部の下方外側に設けられた
孔にその端部が回転自在に挿入され側壁の上縁フランジ
を迂回してフランジ上面に回転したとき前記フランジの
上面に設けられた支え棒受は溝内に嵌まり込むＵ字形の
支え棒を有し、また底壁には前記受は溝の垂直下方に支
え棒が嵌まり込む第２の溝を前記受は溝と平行に形成し
たものである。
底壁と側壁とから成るプラスチックコンテナにおいて、
少なくとも対向した両側壁内部の同一高さの位置に１列
または２列以上の平坦部を形威し、該平坦部上に上方か
ら見て平坦部の外寸よりも小さくかつ内寸よりも大きな
寸法を有する仕切り板を載置し該コンテナ内の上方に収
納された物品の重量が下方に収納された物品に作用しな
いように該コンテナ内に上下に仕切られた物品収納室を
形威し、側壁の上縁フランジ部の下方外側に設けられた
孔にその端部が回転自在に挿入され側壁の上縁フランジ
を迂回してフランジ上面に回転したとき前記フランジの
上面に設けられた支え棒受は溝内に嵌まり込むＵ字形の
支え棒を有し、また底壁には前記受は溝の垂直下方に支
え棒が嵌まり込む第２の溝を前記受は溝と平行に形成し
たものである。
この考案に係るプラスチックコンテナは、たとえばポリ
エチレンやポリプロピレンを射出成形することによって
製造される。
エチレンやポリプロピレンを射出成形することによって
製造される。
この考案のコンテナは図示のような四角形平面の他に、
三角形、五角形、六角形などの多角形平面または円形平
面などの種々の形状のものがある。
三角形、五角形、六角形などの多角形平面または円形平
面などの種々の形状のものがある。
たとえば、図示のような角形コンテナの底壁および四側
壁には、通気性および透水性を与えるために貫通孔また
はスロットなどの所望数設けることは任意である。
壁には、通気性および透水性を与えるために貫通孔また
はスロットなどの所望数設けることは任意である。
このコンテナを積み重ねる手段としては、図示のような
支え棒を用いるほかに、各コンテナを十字積みしたりま
たは他の公知の手段によって積み重ねてもよい。
支え棒を用いるほかに、各コンテナを十字積みしたりま
たは他の公知の手段によって積み重ねてもよい。
また、コンテナの側壁は一般にほとんど傾斜させること
なく、該側壁外部に補強用リブを形成すると、好適な強
度を有するコンテナが得られる。
なく、該側壁外部に補強用リブを形成すると、好適な強
度を有するコンテナが得られる。
この考案のコンテナ側壁内部に形成する平坦部は、仕切
り板の端部が載置できる程度平坦であればよく、完全な
平坦を要求するものでない。
り板の端部が載置できる程度平坦であればよく、完全な
平坦を要求するものでない。
この平坦部は少なくとも対向した両側壁に形成されるが
、通常は図示のように四側壁の全てに同一高さの位置で
形成される。
、通常は図示のように四側壁の全てに同一高さの位置で
形成される。
この平坦部の形成は、通常は図示のように側壁を段状に
成形して設置し、他の方法として側壁内部に突起部を成
形ないし接着したりまたは溝を設けたりなどして設置し
てもよい。
成形して設置し、他の方法として側壁内部に突起部を成
形ないし接着したりまたは溝を設けたりなどして設置し
てもよい。
こうした場合、平坦部が１列であると用いる仕切り板は
１枚であり、２列以上になるとこれに応じて仕切り板の
数は増え、この数は収納すべき物品の種類によって定め
られることになる。
１枚であり、２列以上になるとこれに応じて仕切り板の
数は増え、この数は収納すべき物品の種類によって定め
られることになる。
また、仕切り板は木材、金属、プラスチックのいずれで
製造してもよく、かつ通気性や透水性を与えるために複
数個の貫通孔またはスロットを設けてもよい。
製造してもよく、かつ通気性や透水性を与えるために複
数個の貫通孔またはスロットを設けてもよい。
さらに、仕切り板には一度載置した後での取りはすしが
容易に行なえるように、切欠きゃつまみなどを設けるこ
とが好ましい。
容易に行なえるように、切欠きゃつまみなどを設けるこ
とが好ましい。
次にこの考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第１図はこの考案に係るプラスチックコンテナ１を示し
、該コンテナは底壁２および四側壁３，４から戊る角形
形状である。
、該コンテナは底壁２および四側壁３，４から戊る角形
形状である。
コンテナ１の上縁には、外方へ向から水平フランジ部５
，６が形成されている。
，６が形成されている。
金属製の支え棒７，７はほぼＵ字形に屈曲され、その両
端はそれぞれ長側壁３，３上のフランジ部５．５の下方
膨出部の孔８，８に回転自在に挿入されている。
端はそれぞれ長側壁３，３上のフランジ部５．５の下方
膨出部の孔８，８に回転自在に挿入されている。
この挿入は支え棒７，７の両端が端面が対向するように
内方に屈曲されて行なわれるから、挿入後に支え棒７，
７が脱落することはない。
内方に屈曲されて行なわれるから、挿入後に支え棒７，
７が脱落することはない。
また、この挿入孔８，８とフランジ部６，６端面との距
離は支え棒７の屈曲巾より短いから、該支え棒は第１図
に示すように挿入孔８，８の位置より下方で短側壁４，
４の外面と接する。
離は支え棒７の屈曲巾より短いから、該支え棒は第１図
に示すように挿入孔８，８の位置より下方で短側壁４，
４の外面と接する。
フランジ部５，５には短側壁４と平行な支え棒受は溝９
，９が形成され、該受は溝と挿入孔８，８との距離は支
え棒７，７の屈曲巾に等しい。
，９が形成され、該受は溝と挿入孔８，８との距離は支
え棒７，７の屈曲巾に等しい。
さらに、底壁２には受は溝９，９の垂直下方に円形溝１
０．１０が平行に形成されている。
０．１０が平行に形成されている。
四側壁３，４はそれぞれ段状に形成され、おのおの同一
高さで下方に向かって内方に１段だけ屈曲している。
高さで下方に向かって内方に１段だけ屈曲している。
したがって、側壁３，４内部の同一高さの位置に１列の
平坦部１１が形成される。
平坦部１１が形成される。
仕切り板１２（第２図参照）は、平面から見て角形環状
の平坦部１１の外寸よりも小さくかつ内寸よりも大きい
寸法を有する。
の平坦部１１の外寸よりも小さくかつ内寸よりも大きい
寸法を有する。
また、側壁３，４下方部の外面には、各面に２枚ずつ垂
直方向のリブ１５・・・・・・を形成する。
直方向のリブ１５・・・・・・を形成する。
コンテナ１に物品を収納して積み重ねるには、まずコン
テナ１の下方空間１３に物品を収納する（第２図参照）
。
テナ１の下方空間１３に物品を収納する（第２図参照）
。
この場合、収納する物品は一般に割れやすくまたは押圧
すると腐りやすいものであるからあまり数多く積み重ね
ず、実用のコンテナは図示のコンテナよりもより平坦で
あるのが普通である。
すると腐りやすいものであるからあまり数多く積み重ね
ず、実用のコンテナは図示のコンテナよりもより平坦で
あるのが普通である。
下方空間１３に物品を収納後、仕切り板１２を平坦部１
１上に載置、してから、該仕切り板上のコンテナ１の上
方空間１４に物品を収納する。
１上に載置、してから、該仕切り板上のコンテナ１の上
方空間１４に物品を収納する。
コンテナ１に物品の収納が完了後、支え棒７，７を回転
させて該支え棒を受は溝９，９に嵌める。
させて該支え棒を受は溝９，９に嵌める。
次に、コンテナ１′をコンテナ１の上方に置くと、コン
テナ１の底壁２の円形溝１０．１０がコンテナ１の回転
後の支え棒７，７と嵌合するため（第２図参照）、コン
テナ１′はコンテナ１内に入り込むことなくかつ前後左
右にずれることもない。
テナ１の底壁２の円形溝１０．１０がコンテナ１の回転
後の支え棒７，７と嵌合するため（第２図参照）、コン
テナ１′はコンテナ１内に入り込むことなくかつ前後左
右にずれることもない。
以下、コンテナ１′内に物品を収納するのは前記と同様
であり、こうして各コンテナが積み重ねられる。
であり、こうして各コンテナが積み重ねられる。
コンテナ１が空になったどきは、第３図に示すように積
み重ねられる。
み重ねられる。
この場合、支え棒７，７は第１図に示す位置に戻され、
かつ仕切り板１２は取りはずされているのが普通である
。
かつ仕切り板１２は取りはずされているのが普通である
。
コンテナ１の上方空間１４には上方のコンテナ１′の下
方部が入り込むため、各コンテナは前後左右にずれるこ
となくコンパクトに積み重ねられる。
方部が入り込むため、各コンテナは前後左右にずれるこ
となくコンパクトに積み重ねられる。
なお、この形状のコンテナでは側壁３，４があまり傾斜
していないので、コンテナ１の上方空間１４外周つまり
側壁３，４上方部の内周とコンテナ１の側壁下方部の外
周との間には第３図に示すように間隙を生じている。
していないので、コンテナ１の上方空間１４外周つまり
側壁３，４上方部の内周とコンテナ１の側壁下方部の外
周との間には第３図に示すように間隙を生じている。
このため、この個々の間隙より巾が狭い補強用リブ１５
・・・・・・を側壁３，４下方部の外面に形成しである
と、これらはコンテナ１の強度を高めるうえで好ましく
、かつコンテナ１′は振動が生じてもずれない。
・・・・・・を側壁３，４下方部の外面に形成しである
と、これらはコンテナ１の強度を高めるうえで好ましく
、かつコンテナ１′は振動が生じてもずれない。
この考案に係るプラスチックコンテナは、その内部空間
を仕切り板によって分割している。
を仕切り板によって分割している。
したがって、物品を収納した場合には、このコンテナ内
で数多く積み重ねられることなく収納される。
で数多く積み重ねられることなく収納される。
このため、収納される物品が割れやすい玉子などまたは
押圧すると腐りやすい果物や野菜であると、仕切りが最
低の１段であってもコンテナ内部において押圧されるこ
とがないから、はとんど損傷されることなく完全に運搬
・保管される。
押圧すると腐りやすい果物や野菜であると、仕切りが最
低の１段であってもコンテナ内部において押圧されるこ
とがないから、はとんど損傷されることなく完全に運搬
・保管される。
また、このコンテナでは側壁外面に補強用リブを形成で
きるから、強度面からも秀れたものができるうえに、空
のときは振動が生じてもずれることなくコンパクトに積
み重ねられる。
きるから、強度面からも秀れたものができるうえに、空
のときは振動が生じてもずれることなくコンパクトに積
み重ねられる。
しかも、この考案のコンテナは、こうした損傷されやす
い物品を運搬するに際し、浅いコンテナや小型のコンテ
ナとすることなく、従来の形状のコンテナに仕切り板を
配置するものであるから、物品の運搬効率という点でも
秀れたものである。
い物品を運搬するに際し、浅いコンテナや小型のコンテ
ナとすることなく、従来の形状のコンテナに仕切り板を
配置するものであるから、物品の運搬効率という点でも
秀れたものである。
第１図はこの考案に係るプラスチックコンテナの斜視図
、第２図はコンテナに物品を収納して積み重ねた状態を
示す横断面図、第３図は空のコンテナを積み重ねた状態
を示す横断面図である。 １・・・・・・コンテナ、２・・・・・・底壁、３，４
・・・・・・側壁、５゜６・・・・・・フランジ部、７
・・・・・・支え棒、９，１０・・・・・・溝、１１・
・・・・・平坦部、１２・・・・・・仕切り板。
、第２図はコンテナに物品を収納して積み重ねた状態を
示す横断面図、第３図は空のコンテナを積み重ねた状態
を示す横断面図である。 １・・・・・・コンテナ、２・・・・・・底壁、３，４
・・・・・・側壁、５゜６・・・・・・フランジ部、７
・・・・・・支え棒、９，１０・・・・・・溝、１１・
・・・・・平坦部、１２・・・・・・仕切り板。
Claims (1)
- 底壁と側壁とから成るプラスチックコンテナにおいて、
少なくとも対向した両側壁内部の同一高さの位置に１列
または２列以上の平坦部を形威し、該平坦部上に上方か
ら見て平坦部の外寸よりも小さくかつ内寸よりも大きな
寸法を有する仕切り板を載置し該コンテナ内の上方に収
納された物品の重量が下方に収納された物品に作用しな
いように該コンテナ内に上下に仕切られた物品収納室を
形威し、側壁の上縁フランジ部の下方外側に設けられた
孔にその端部が回転自在に挿入され側壁の上縁フランジ
を迂回してフランジ上面に回転したとき前記フランジの
上面に設けられた支え棒受は溝内に嵌まり込むＵ字形の
支え棒を有し、また底壁には前記受は溝の垂直下方に支
え棒が嵌まり込む第２の溝を前記受は溝と平行に形成し
たことを特徴とするプラスチックコンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975137871U JPS5822920Y2 (ja) | 1975-10-09 | 1975-10-09 | プラスチツクコンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975137871U JPS5822920Y2 (ja) | 1975-10-09 | 1975-10-09 | プラスチツクコンテナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5251821U JPS5251821U (ja) | 1977-04-13 |
| JPS5822920Y2 true JPS5822920Y2 (ja) | 1983-05-16 |
Family
ID=28617795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1975137871U Expired JPS5822920Y2 (ja) | 1975-10-09 | 1975-10-09 | プラスチツクコンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5822920Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4833805U (ja) * | 1971-08-31 | 1973-04-24 | ||
| JPS496329U (ja) * | 1972-04-17 | 1974-01-19 |
-
1975
- 1975-10-09 JP JP1975137871U patent/JPS5822920Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4833805U (ja) * | 1971-08-31 | 1973-04-24 | ||
| JPS496329U (ja) * | 1972-04-17 | 1974-01-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5251821U (ja) | 1977-04-13 |
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