JPH0245146Y2 - - Google Patents

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JPH0245146Y2
JPH0245146Y2 JP1982109742U JP10974282U JPH0245146Y2 JP H0245146 Y2 JPH0245146 Y2 JP H0245146Y2 JP 1982109742 U JP1982109742 U JP 1982109742U JP 10974282 U JP10974282 U JP 10974282U JP H0245146 Y2 JPH0245146 Y2 JP H0245146Y2
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fruits
fruit
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ridges
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JP1982109742U
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JPS5913488U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、底板部より上方へ多数の不連続又
は連続隆起部を一体に突出し、その隆起部及び底
板部で多数の果物を規則正しく区画収納できるよ
う内部構成された上部開放の合成樹脂発泡体製箱
体を用いた果物の二段積み用収納器に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、第5図に示すように、底板部より上方へ
多数の不連続又は連続隆起部を一体に突出し、そ
の隆起部及び底板部で多数の果物を規則正しく区
画収納できるよう内部構成された上部開放の合成
樹脂発泡体製箱体を、果物の梱包、輸送、保管用
に用いることが行われている。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 上記箱体を用いて果物の二段積みを行う場合に
は、2つの箱体に果物を収納して積み重ねること
により行われる。そして、二段積みの際の積み重
ね高さをできるだけ減少させることは保管スペー
スを少なくする点で必要なため、従来の箱体は、
果物収納時に果物の上部にスペースができるだけ
生じないような深さのものが用いられていた。
しかし、このような箱体で二段積みを行つた際
には、合成樹脂発泡体製箱体の底板が厚いため、
二段分の底板の厚さが積み重ね高さに加算され、
2つの果物の合計高さに比して、積重ね高さが高
くなりすぎる欠点、いい換えれば積み重ね高さに
対する果物の収納効率が劣る欠点があつた。この
考案の所期の事項は、上記箱体を用いて果物の二
段積みを行なうにあたり、一つの箱体を用いるこ
とにより厚い底板による積み重ね高さの増加をで
きるだけ減少させて積み重ね高さに対する果物の
収納効率を向上させるという課題を解決するこ
と、すなわち果物を二段積み収納した際の収納器
の高さが高いという問題点を解消することであ
る。
(ニ) 課題を解決するための手段 この考案は、上記課題を解決するために、隆起
部高さを、これら隆起部によつて箱体内に区画さ
れる多数の空隙内にその上部スペースが確保され
る状態で果物を載置収納できるように一定に調整
されてなる底深の箱体aを用い、 上記箱体の空隙内の上部スペースに二段積みに
おける二段目の果物を収納保持できるように、 上記箱体の上部に載置装着され、かつ、箱体の
隆起部間の上部スペースにそれぞれ嵌着されると
共に箱体の下部に収納する果物に接触しない多数
の果物収納用凹部を上記箱体の多数の区画部位置
に対応して合成樹脂薄材に配列形成した上トレイ
b、 を組合せるという技術的手段を講じている。
(ホ) 作用 この考案の収納器において、底深の箱体(下
箱)にまず第1段目の果物が収納される。この状
態で果物の上部にはスペースが確保される。次い
で下箱の上に上トレイが載置される。この際、上
トレイの凹部は上部スペースと収納果物との間の
隔壁を構成する。次いで上トレイの凹部に各々果
物を載置することにより、果物の二段積み構造が
構成できる。この二段積み構造においては一つの
合成樹脂発泡体製の箱体と一つの合成樹脂薄材製
上トレイとが積み重ねられた構成からなるため、
箱体を二つ積重ねたものに比して、上段の箱体の
底板の厚さ分だけ、その積み重ね高さが低減化さ
れ、前述した目的が達成されることとなる。そし
て、上トレイは、上段の果物による下段の果物へ
の荷重を防止する隔壁として作用する。
(ヘ) 実施例 以下添付図面を参酌しつつこの考案の一実施例
につて説明する。
第1図は、この考案の一実施例の収納器の下箱
1及び上トレイ2を示す斜視図であり、第2図は
第1図のA−A部分断面図を、第3図は第1図の
B−B部分断面図をそれぞれ示す。図において、
この考案の下箱1は底板部3より上方へ一体に突
出する略角推台形状の隆起部4を規則正しく多数
配列した合成樹脂発泡体からなる。それぞれの隆
起部4の下部は底板部3と共に目的の果物、例え
ばキーウイフルーツの楕円形状に合わせて滑らか
なR形状の取り出し自在に収納部5を多数構成し
てなり、多数の果物を規則正しく区画収容できる
よう構成されてなる。上記合成樹脂発泡体として
は、ポリスチレン系発泡体が適当であり型内成形
等で成形される。通常、ポリスチレン発泡体が好
適であるが、強度等の点からエチレン−ポリスチ
レン共重合樹脂発泡体を用いるのが好ましい。ま
た、隆起部4としては、図のような不連続な隆起
部に限らず連続な隆起部を用いてもよく、少なく
とも隆起部と底板部で果物を取り出し自在に区画
収納できるよう構成されておればよい。通常、不
連続な隆起部とするのが、果物の収納部5への収
納及び取り出しの点簡便で好ましい。例えば、キ
ーウイフルーツ収納用としては、幅約4〜6cm、
長さ約4〜10cmで深さ約2〜5cmの半楕円球状の
収容部5を構成するのが好ましい。なお、7はリ
ブである。
一方、この考案の上トレイ2は多数の果物収納
用凹部6を形成させた合成樹脂シート、例えば耐
衝撃性ポリスチレン、低発泡ポリスチレン、軟質
ポリ塩化ビニル等のシート成形品からなる。上記
凹部6はそれぞれ目的の果物の一部を遊嵌保持で
きる形状とれさており、例えばキーウイフルーツ
収納用としては前記と同様な寸法の半楕円球状の
凹部とするのが適当である。そしてこれらの凹部
は、下箱1上に載置した際、それぞれの凹部6が
下箱の果物配列に対応して(すなわち、各収納部
5に対応して)隆起部4間でそれぞれ懸架される
よう位置すべく配列されている。
そして、下箱1の隆起部4の高さ及び上トレイ
2の凹部6の形状は後述する果物収納時に、収納
部5内の果物に凹部6の底壁が接触しないように
調整されている。例えば、第4図においてb<c
<aでa=b+c+約0.5cmと調整するのが好ま
しい。
上記下箱1の各収納部5に例えばキーウイフル
ーツ8を収納し、次いで下箱1の上部に上トレイ
2を該トレイの凹部6が隆起部4で懸架されるよ
うに係合させて載置し、凹部6に同じくキーウイ
フルーツ8を収納することにより、果物の二段積
み収納を行うことができる。なお、上トレイ2は
従来のトレイを適用することも可能である。
かようなこの考案の二段積み構造においては、
下段の多数の果物と上段の多数の果物とが接触す
ることなく各々区画保持されているため下段の
個々の果物に荷重が掛かることはなく傷む心配も
ない。そして下箱が発泡体からなるため、軽量で
断熱性良好であり、取り扱い性及び保存性が良好
である。なお、第3図に示すように下箱の収容部
5の底壁に通水孔又は通気孔9を設けて果物をよ
り新鮮に保つこともできる。
(ト) 考案の効果 以上の説明から理解されるように、この考案に
よれば、簡便にかつ低い積重ね高さで果物の二段
積みができ、梱包、輸送、保管時に荷重で傷み易
い果物、ことにキーウイフルーツの収納に好適で
きることが明らかである。
なお、この考案の収納器は果物以外の野菜等の
収納に用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す斜視図、
第2図は第1図のA−A部分断面図、第3図は、
第1図のB−B部分断面図、第4図は、果物の収
納状態を説明する第2図及び第3図相当図、第5
図は従来例を示す斜視図である。 1……下箱、2……上トレイ、3……底板部、
4……隆起部、5……収納部、6……果物収納用
凹部、7……リブ、8……キーウイフルーツ、9
……通水孔又は通気孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 (a) 底板部より上方へ多数の不連続又は連続
    隆起部を一体に突出し、その隆起部及び底板
    部で多数の果物を規則正しく区画収納できる
    よう内部構成された上部開放の合成樹脂発泡
    体製箱体であつて、 上記隆起部高さが、これら隆起部によつて
    箱体内に区画される多数の空隙内にその上部
    スペースが確保される状態で果物を載置収納
    できるように一定に調整されてなる底深の箱
    体を下箱とし、これに、 (b) 上記下箱の上部に載置装着され、かつ、下
    箱の隆起部間の上部スペースにそれぞれ嵌着
    されると共に下箱に収納する果物に接触しな
    い多数の果物収納用凹部を上記下箱の多数の
    区画部位置に対応して合成樹脂薄材に配列形
    成した上トレイ、 を組合わせてなる果物二段積み用収納器。 2 果物が、キーウイフルーツである実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の収納器。
JP10974282U 1982-07-19 1982-07-19 果物二段積み用収納器 Granted JPS5913488U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10974282U JPS5913488U (ja) 1982-07-19 1982-07-19 果物二段積み用収納器

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JP10974282U JPS5913488U (ja) 1982-07-19 1982-07-19 果物二段積み用収納器

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Publication Number Publication Date
JPS5913488U JPS5913488U (ja) 1984-01-27
JPH0245146Y2 true JPH0245146Y2 (ja) 1990-11-29

Family

ID=30255516

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JP10974282U Granted JPS5913488U (ja) 1982-07-19 1982-07-19 果物二段積み用収納器

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JPS5913488U (ja) 1984-01-27

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