JPS5911873Y2 - 容器 - Google Patents
容器Info
- Publication number
- JPS5911873Y2 JPS5911873Y2 JP8905180U JP8905180U JPS5911873Y2 JP S5911873 Y2 JPS5911873 Y2 JP S5911873Y2 JP 8905180 U JP8905180 U JP 8905180U JP 8905180 U JP8905180 U JP 8905180U JP S5911873 Y2 JPS5911873 Y2 JP S5911873Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- protrusion
- recess
- containers
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Stackable Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ポリスチレン系樹脂発泡体製の容体と蓋体と
からなる容器に関するものである。
からなる容器に関するものである。
ポリスチレン系樹脂発泡体製の容器は、従来の木製の容
器に比べて軽く、段ボール製の容器の如く吸水すること
もなく、保冷性、緩衝性に優れるため、果物、野菜、鮮
魚などの輸送用容器として多く使用されている。
器に比べて軽く、段ボール製の容器の如く吸水すること
もなく、保冷性、緩衝性に優れるため、果物、野菜、鮮
魚などの輸送用容器として多く使用されている。
ところで従来の発泡体製の容器は、一般に第1図及び第
2図に示す様に、容体1の底面外周端縁部に凹部3を形
或し、他方蓋体2の上面外周端縁部には、上記底面外周
端縁部の凹部3に嵌入し得る周縁突部4を形或し、且つ
この蓋体2の周縁突部4の内方を容体1の底面突部5が
嵌入し得る凹陥部6とすることにより、容器を多段積み
する際、上層の容体1と蓋体2とが嵌合して安定よく積
み重ね得るようにされている。
2図に示す様に、容体1の底面外周端縁部に凹部3を形
或し、他方蓋体2の上面外周端縁部には、上記底面外周
端縁部の凹部3に嵌入し得る周縁突部4を形或し、且つ
この蓋体2の周縁突部4の内方を容体1の底面突部5が
嵌入し得る凹陥部6とすることにより、容器を多段積み
する際、上層の容体1と蓋体2とが嵌合して安定よく積
み重ね得るようにされている。
しかしかかる構造の従来の容器の場合、容器を多段積み
した際に積み上げた容器の荷重が下層の容体1の側壁と
底板とが交差する稜部7に過度の剪断力として働き、そ
の結果この稜部7に亀裂やヒビ割れが集中的に発生し易
いという欠点があった。
した際に積み上げた容器の荷重が下層の容体1の側壁と
底板とが交差する稜部7に過度の剪断力として働き、そ
の結果この稜部7に亀裂やヒビ割れが集中的に発生し易
いという欠点があった。
かかる欠点に鑑み本考案者は種々研究を重ねた結果、多
段積みした際に容器にかかる荷重を容体の側壁部でもっ
て圧縮荷重として支承するようにすれば従来の欠点を解
消できることを知見し、本考案を完戊するに至ったもの
である。
段積みした際に容器にかかる荷重を容体の側壁部でもっ
て圧縮荷重として支承するようにすれば従来の欠点を解
消できることを知見し、本考案を完戊するに至ったもの
である。
以下本考案に係る容器を図面について説明すると次の通
りである。
りである。
図において10は容体であり、20は蓋体である。
容体10と蓋体20とは各々ポリスチレン、スチレンと
アクリロニトリルとの共重合体、スチレンとメタクリル
酸エステルとの共重合体、スチレンとブタジエンとの共
重合体等のポリスチレン系樹脂の発泡体から構或されて
いる。
アクリロニトリルとの共重合体、スチレンとメタクリル
酸エステルとの共重合体、スチレンとブタジエンとの共
重合体等のポリスチレン系樹脂の発泡体から構或されて
いる。
そして容体10の側壁11の上端には突部12が、また
容体10の底面には上記突部12に対応して嵌合し得る
四部13が設けられ、他方蓋体20の上面周縁部には上
記容体10底面の凹部13に嵌合し得る周縁突部21が
、また蓋体20の下面周縁部には、上記容体10の側壁
11上縁に設けられた突部12に嵌合し得る周縁凹部1
1が各々形威されている。
容体10の底面には上記突部12に対応して嵌合し得る
四部13が設けられ、他方蓋体20の上面周縁部には上
記容体10底面の凹部13に嵌合し得る周縁突部21が
、また蓋体20の下面周縁部には、上記容体10の側壁
11上縁に設けられた突部12に嵌合し得る周縁凹部1
1が各々形威されている。
而して容体10の突部12と蓋体20の上面周縁突部2
1が、また容体10の底面凹部13と蓋体20の下面周
縁凹部22とは各々同形状と戊され、容器を多段積みす
る際、上層の容体10の底面凹部13に蓋体20の上面
周縁突部21が嵌大して安定よく積み重ね得るようにさ
れ、且つ容体10の突部12に蓋体20の下面周縁凹部
22が嵌大して被嵌される。
1が、また容体10の底面凹部13と蓋体20の下面周
縁凹部22とは各々同形状と戊され、容器を多段積みす
る際、上層の容体10の底面凹部13に蓋体20の上面
周縁突部21が嵌大して安定よく積み重ね得るようにさ
れ、且つ容体10の突部12に蓋体20の下面周縁凹部
22が嵌大して被嵌される。
なお容体10の突部12と底面凹部13とは対応して嵌
合し得る構造とされているので容体10のみを安定よく
多段積みできるし(第6図参照)、また蓋体20の上面
周縁突部21と下面周縁凹部22とが対応して嵌合し得
る構造とされているので蓋体20のみを多数積み上げる
ことができる(第7図参照)。
合し得る構造とされているので容体10のみを安定よく
多段積みできるし(第6図参照)、また蓋体20の上面
周縁突部21と下面周縁凹部22とが対応して嵌合し得
る構造とされているので蓋体20のみを多数積み上げる
ことができる(第7図参照)。
容体1の側壁12の外面にはこの側壁11の上端のやや
下方の位置から下端に達する凹部14が設けられていて
、肉盗みとして重量の軽減化を図ると共に、この凹部1
4の上端に指を掛けて容器を容易に持ち運びできるよう
にされている。
下方の位置から下端に達する凹部14が設けられていて
、肉盗みとして重量の軽減化を図ると共に、この凹部1
4の上端に指を掛けて容器を容易に持ち運びできるよう
にされている。
なお、上記の容体10の突部12、底面凹部13、及び
蓋体20の周縁突部2L周縁凹部22の大きさ、幅、高
さ等については、容器の大きさ等に応じて適宜変更すれ
ばよい。
蓋体20の周縁突部2L周縁凹部22の大きさ、幅、高
さ等については、容器の大きさ等に応じて適宜変更すれ
ばよい。
本考案に係る容器は、上記の如くして容体10の底面凹
部13と蓋体20の上面周縁突部21とを嵌合させるこ
とにより、安定よく確実に多段積み重ねることができ、
また容体10の突部12と底面凹部13とを嵌合させる
ことにより容体10のみを多段積み重ねることができ、
その際蓋体20は上面周縁突部21の下面周縁凹部22
とを嵌合させることにより蓋体20のみを積み重ねるこ
ともできる。
部13と蓋体20の上面周縁突部21とを嵌合させるこ
とにより、安定よく確実に多段積み重ねることができ、
また容体10の突部12と底面凹部13とを嵌合させる
ことにより容体10のみを多段積み重ねることができ、
その際蓋体20は上面周縁突部21の下面周縁凹部22
とを嵌合させることにより蓋体20のみを積み重ねるこ
ともできる。
本考案容器の嵌合構造によれば上層に位置する容器の荷
重は、もっぱら容体10の側壁11にかかるようになり
、しかも側壁11に対して圧縮荷重として働くものであ
る。
重は、もっぱら容体10の側壁11にかかるようになり
、しかも側壁11に対して圧縮荷重として働くものであ
る。
したがって上層の容器の荷重を容体10の側壁12にて
圧縮荷重として受け、しかもポリスチレン系樹脂発泡体
が高い圧縮強度を具有するために、本考案の容器では、
従来の容器の欠点であって容体の側壁と底板とが交差す
る稜部に剪断力が働いて稜部に亀裂やヒビ割れを発生さ
せることが解消される結果、側壁や稜部の肉厚を薄くし
て内容積を大きくしたり、発泡倍率を上げて容器重量の
一層の軽減化をはかったりすることが可能となり、果物
、野菜、鮮魚などの輸送用容器として好適に使用し得る
ものである。
圧縮荷重として受け、しかもポリスチレン系樹脂発泡体
が高い圧縮強度を具有するために、本考案の容器では、
従来の容器の欠点であって容体の側壁と底板とが交差す
る稜部に剪断力が働いて稜部に亀裂やヒビ割れを発生さ
せることが解消される結果、側壁や稜部の肉厚を薄くし
て内容積を大きくしたり、発泡倍率を上げて容器重量の
一層の軽減化をはかったりすることが可能となり、果物
、野菜、鮮魚などの輸送用容器として好適に使用し得る
ものである。
第1図は従来の容器を示す斜視図、第2図は従来の容器
を積み重わた際の断面図、第3図は本考案に係る容器の
斜視図、第4図は同断面図、第5図は本考案に係る容器
を積み重ねた際の部分断面図、第6図は容体を積み重ね
た際の部分断面図、第7図は蓋体を積み重ねた際の部分
断面図である。 図において、10は容体、12は突部、13は底面凹部
、20は蓋体、21は上面の周縁突部、22は下面の周
縁突部である。
を積み重わた際の断面図、第3図は本考案に係る容器の
斜視図、第4図は同断面図、第5図は本考案に係る容器
を積み重ねた際の部分断面図、第6図は容体を積み重ね
た際の部分断面図、第7図は蓋体を積み重ねた際の部分
断面図である。 図において、10は容体、12は突部、13は底面凹部
、20は蓋体、21は上面の周縁突部、22は下面の周
縁突部である。
Claims (1)
- 容体の側壁上縁には突部が、また容体の底面には上記突
部に対応して嵌合し得る凹部が形威され、他方蓋体の上
面周縁部には上記容体底面の凹部に嵌合し得る周縁突部
が、また蓋体の下面周縁部には上記容体側壁上縁に設け
られた突部に嵌合し得る周縁凹部が各々形或されてなる
容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8905180U JPS5911873Y2 (ja) | 1980-06-24 | 1980-06-24 | 容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8905180U JPS5911873Y2 (ja) | 1980-06-24 | 1980-06-24 | 容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5711731U JPS5711731U (ja) | 1982-01-21 |
JPS5911873Y2 true JPS5911873Y2 (ja) | 1984-04-11 |
Family
ID=29451101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8905180U Expired JPS5911873Y2 (ja) | 1980-06-24 | 1980-06-24 | 容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911873Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-24 JP JP8905180U patent/JPS5911873Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5711731U (ja) | 1982-01-21 |
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