JPS624245A - ラセミトランス第一菊酸エステルの製造法 - Google Patents
ラセミトランス第一菊酸エステルの製造法Info
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- JPS624245A JPS624245A JP60142013A JP14201385A JPS624245A JP S624245 A JPS624245 A JP S624245A JP 60142013 A JP60142013 A JP 60142013A JP 14201385 A JP14201385 A JP 14201385A JP S624245 A JPS624245 A JP S624245A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid ester
- chrysanthemum
- monocarboxylic acid
- aluminum bromide
- isomer
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はラセミトランス第一菊酸エステルの製造法に関
し、さらに詳しくは一般式(1)(式中、Rは炭素数1
〜20のアルキル基、シクロアルキル基またはアラルキ
ル基を表わし、*は不斉炭素を表わす。) で示される光学活性な第−菊酸エステルに有機ランス第
一酸エステルの製造法に関する。
し、さらに詳しくは一般式(1)(式中、Rは炭素数1
〜20のアルキル基、シクロアルキル基またはアラルキ
ル基を表わし、*は不斉炭素を表わす。) で示される光学活性な第−菊酸エステルに有機ランス第
一酸エステルの製造法に関する。
第−菊酸は、低毒速効性殺虫剤として有用なピレトリン
、アレスリン、フタルスリンなどのいわゆるピレスロイ
ド系殺虫剤としてよく知られているエステル類の酸成分
を構成するものであり、前記一般式(1)で示される第
−菊酸エステルは、これらのピレスロイド系殺虫剤の原
料として有用である。
、アレスリン、フタルスリンなどのいわゆるピレスロイ
ド系殺虫剤としてよく知られているエステル類の酸成分
を構成するものであり、前記一般式(1)で示される第
−菊酸エステルは、これらのピレスロイド系殺虫剤の原
料として有用である。
前記一般式(1)で示される第−菊酸エステルにはシス
、トランスの幾何異性体があり、またその各々に←)お
よび(ハ)の光学異性体があることから1合計4種の異
性体が存在する。一般に、これらの異性体の中、トラン
ス体から導びかれるピレスロイド系のエステル類は対応
するシス体から導びかれるピレスロイド系エステル類よ
りも強い殺虫活性を示し、さらに←)体のエステル類が
対応する(ハ)体のエステル類よ6も遥かに高い活性を
示すことが知られている。
、トランスの幾何異性体があり、またその各々に←)お
よび(ハ)の光学異性体があることから1合計4種の異
性体が存在する。一般に、これらの異性体の中、トラン
ス体から導びかれるピレスロイド系のエステル類は対応
するシス体から導びかれるピレスロイド系エステル類よ
りも強い殺虫活性を示し、さらに←)体のエステル類が
対応する(ハ)体のエステル類よ6も遥かに高い活性を
示すことが知られている。
第−菊酸は通常の製造法ではシス体、トランス体の混合
したラセミ体、即ち(至)体として合成され、これを光
学活性な有機塩基を用いて光学分割することにより(ト
)体が得られ、より高活性な殺虫性化合物の製造に使用
されている。こ3こで光学分割された残りの(ハ)体は
そのピレスロイド系のエステルとしての活性が殆んどな
く、従ってこの有用性のない(ハ)体を効率よくラセミ
化し、上記の光学分割の原料として供し得るようにする
ことは、特に工業的規模での(ト)体の生産時において
は大きな課題となる。
したラセミ体、即ち(至)体として合成され、これを光
学活性な有機塩基を用いて光学分割することにより(ト
)体が得られ、より高活性な殺虫性化合物の製造に使用
されている。こ3こで光学分割された残りの(ハ)体は
そのピレスロイド系のエステルとしての活性が殆んどな
く、従ってこの有用性のない(ハ)体を効率よくラセミ
化し、上記の光学分割の原料として供し得るようにする
ことは、特に工業的規模での(ト)体の生産時において
は大きな課題となる。
しかしながら、前記のように、一般式(1)で示される
シクロプロパンカルボン酸にはC1位と03位に2個の
不斉炭素を有するため、そのラセミ化には枇々の困蛙を
伴なう。
シクロプロパンカルボン酸にはC1位と03位に2個の
不斉炭素を有するため、そのラセミ化には枇々の困蛙を
伴なう。
これ迄、第−菊酸エステルのラセミ化方法としては、光
学活性第一菊酸エステルを光増感剤の存在下に紫外線を
照射する方法(特公昭47−80697号公報)が知ら
れているが、該方法は反応率が劣るうえ光源の電力消費
量が大きく、また光源の寿命も比較的短いことなど工業
的に実施するには批々の問題点を有する。
学活性第一菊酸エステルを光増感剤の存在下に紫外線を
照射する方法(特公昭47−80697号公報)が知ら
れているが、該方法は反応率が劣るうえ光源の電力消費
量が大きく、また光源の寿命も比較的短いことなど工業
的に実施するには批々の問題点を有する。
また、ラセミ化法ではないが、第−菊酸エステルのエビ
化法として、該エステルにある種の塩基を作用させるこ
とによる01エピ化法(例えば特公昭58−18455
号公報、特公昭58−18496号公報)や該エステル
に塩化アルミニウム、塩化鉄、三弗化ホウ素エーテル錯
体などを作用させることによるC3エピ化法(特開昭5
7−168844号公報)が報告されている。しかし、
これらは2ケの不斉炭素の中の1ケの不斉炭素に関する
立体変換反応すなわちエピ化反応に係わる。
化法として、該エステルにある種の塩基を作用させるこ
とによる01エピ化法(例えば特公昭58−18455
号公報、特公昭58−18496号公報)や該エステル
に塩化アルミニウム、塩化鉄、三弗化ホウ素エーテル錯
体などを作用させることによるC3エピ化法(特開昭5
7−168844号公報)が報告されている。しかし、
これらは2ケの不斉炭素の中の1ケの不斉炭素に関する
立体変換反応すなわちエピ化反応に係わる。
本発明者らは、当該化合物のラセミ化反応について鋭意
研究したところ、前記式(1)で示される光学活性第一
菊酸エステルに有機ハイドロパーオキサイドの存在下臭
化アルミニウムを作用させることにより、容易にしかも
扁収率でラセミ化が進行し、ラセミトランス第一菊酸エ
ステルが得られることを見い出し、さらに種々の検討を
加えて、本発明に至った。
研究したところ、前記式(1)で示される光学活性第一
菊酸エステルに有機ハイドロパーオキサイドの存在下臭
化アルミニウムを作用させることにより、容易にしかも
扁収率でラセミ化が進行し、ラセミトランス第一菊酸エ
ステルが得られることを見い出し、さらに種々の検討を
加えて、本発明に至った。
本発明方法によれば、例えば酵累などによる生物学的分
割法において分離除去される無効なH−第一菊酸エステ
ルを直接効率よく、殺虫効力の高いラセミトランス体に
変換することが可能となることから極めて好都合である
。
割法において分離除去される無効なH−第一菊酸エステ
ルを直接効率よく、殺虫効力の高いラセミトランス体に
変換することが可能となることから極めて好都合である
。
以下に本発明の方法について詳細に説明する。
本発明において原料として用いる光学活性第一菊酸エス
テルは4柿の異性体の中の1M単独、またはこれらの任
意の割合の混合物を用いることができ、シス/トランス
比および光学純度はどの程度のものでも差しつかえない
が、本発明の目的から考えて(ハ)体または(ハ)体に
富む第−菊酸エステルを用いる時に、その意義を発揮す
ることは言うまでもない。
テルは4柿の異性体の中の1M単独、またはこれらの任
意の割合の混合物を用いることができ、シス/トランス
比および光学純度はどの程度のものでも差しつかえない
が、本発明の目的から考えて(ハ)体または(ハ)体に
富む第−菊酸エステルを用いる時に、その意義を発揮す
ることは言うまでもない。
本発明において、用いる臭化アルミニウムの量は被処理
第一菊酸エステル1モルに対し1/1000〜l/4
% Jl/、好ましくは11500〜115モルの範囲
である。
第一菊酸エステル1モルに対し1/1000〜l/4
% Jl/、好ましくは11500〜115モルの範囲
である。
また、有機ハイドロパーオキサイドとしては、下記のよ
うなものが挙げられ、その使用態は、臭化アルミニウム
1モルに対しl/10〜5モル、好ましくはl/4〜2
モルの範囲である。
うなものが挙げられ、その使用態は、臭化アルミニウム
1モルに対しl/10〜5モル、好ましくはl/4〜2
モルの範囲である。
(1)脂肪族ハイドロパーオキサイド
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の
エーテル類の酸化によって生成するハイドロパーオキサ
イド t−ブチルハイドロパーオキサイド 1.1,8.8−テトラメチルブチルハイドロパーオキ
サイド p−メンタンハイドロパーオキサイド など (2)芳香族ハイドロパーオキサイド キュメンハイドロパーオキサイド ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキサイド など また、本発明方法を実施するに際しては不活性溶媒を使
用することが好ましく、そのような溶媒としては、芳香
族炭化水素およびそのハロゲン化物、エーテル類などを
挙げることができる。
エーテル類の酸化によって生成するハイドロパーオキサ
イド t−ブチルハイドロパーオキサイド 1.1,8.8−テトラメチルブチルハイドロパーオキ
サイド p−メンタンハイドロパーオキサイド など (2)芳香族ハイドロパーオキサイド キュメンハイドロパーオキサイド ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキサイド など また、本発明方法を実施するに際しては不活性溶媒を使
用することが好ましく、そのような溶媒としては、芳香
族炭化水素およびそのハロゲン化物、エーテル類などを
挙げることができる。
また反応温度は特に制限されるものではないが、通常−
20℃から40℃程度の温度域で充分その目的を達成す
ることができる。
20℃から40℃程度の温度域で充分その目的を達成す
ることができる。
反応に要する時間は臭化アルミニウムおよび有機ハイド
ロパーオキサイドの使用量や反応温度によっても変わり
得るが通常数分〜IO時間である。
ロパーオキサイドの使用量や反応温度によっても変わり
得るが通常数分〜IO時間である。
本発明方法を実施するに際しては、通常、被処理第一菊
酸エステルとハイドロパーオキサイドとを溶媒に溶解し
、次いでこれに臭化アルミニウムを加えるか、あるいは
、被処理第一菊酸エステルを溶媒に溶解し、次いでこれ
にハイドロパーオキサイドおよび臭化アルミニウムを併
産する操作により行なわれる。
酸エステルとハイドロパーオキサイドとを溶媒に溶解し
、次いでこれに臭化アルミニウムを加えるか、あるいは
、被処理第一菊酸エステルを溶媒に溶解し、次いでこれ
にハイドロパーオキサイドおよび臭化アルミニウムを併
産する操作により行なわれる。
尚、反応の進行度は反応液の一部をサンプリングしてガ
スクロマトグラフィー等による分析で求めることができ
る。
スクロマトグラフィー等による分析で求めることができ
る。
以上のようにして反応させた後の反応液は、例えばこれ
を水、塩酸水などで洗浄後、濃縮すまた、このようにし
て得られる第−菊酸エステルは、これを常法に従がい、
アルカリ性水溶液を加えて加水分解することにより、ラ
セミトランス第−菊酸、またはそれに富む第−菊酸が容
易に得られ、さらに必要に応じこれを蒸留、クロマトグ
ラフィーなどにより精製し、純粋なトランス体を得るこ
ともできる。
を水、塩酸水などで洗浄後、濃縮すまた、このようにし
て得られる第−菊酸エステルは、これを常法に従がい、
アルカリ性水溶液を加えて加水分解することにより、ラ
セミトランス第−菊酸、またはそれに富む第−菊酸が容
易に得られ、さらに必要に応じこれを蒸留、クロマトグ
ラフィーなどにより精製し、純粋なトランス体を得るこ
ともできる。
以上詳述したように本発明方法により、前記式(1)で
示される第−菊酸エステルの(ハ)体、またはそれに富
む第−菊酸エステルを効率よく有用なラセミトランス体
に変換させることができ、有効利用が可能となるばかり
でなく、さらにこれを各種の光学分割方法と組み合わせ
ることにより、より有用な←)体に変換させることも可
能となる。
示される第−菊酸エステルの(ハ)体、またはそれに富
む第−菊酸エステルを効率よく有用なラセミトランス体
に変換させることができ、有効利用が可能となるばかり
でなく、さらにこれを各種の光学分割方法と組み合わせ
ることにより、より有用な←)体に変換させることも可
能となる。
次に、実施例によって1本発明をさらに詳細に説明する
が、本発明は伺らこれらに限定されるものではない。
が、本発明は伺らこれらに限定されるものではない。
実施例1
80m1容のフラスコに窒素気流中で、←)−シス体2
.4%、(へ)−シス体16.3%、←)−トランス体
12,1%、(ハ)−トランス体70.2%の組成の第
−菊酸エチルエステル2.02にジオキサン8.0yお
よびtert−ブチルハイドロパーオキサイド0.05
yを入れ、これに、20℃で攪拌しながら臭化アルミ
ニウム0.169を加え1時間かきまぜた。次いで該反
応液に少量の水を加えてかきまぜた後、減圧下に濃縮し
た。濃縮残渣にトルエン10wtを加え、20%塩酸水
溶液1 mlで2回、10%水酸化ナトリウム水溶液1
mlおよび飽和食塩水1 mlで順次洗浄した後、減
圧下に濃縮し、1.957の油状物を得た。該油状物を
減圧蒸留し、沸点85〜88℃/10mmHfの留分1
.875’を得た。該留出物は赤外線吸収スペクトルか
ら第−句酸エチルエステルであることが確認された。次
いで該留出物を10%水酸化ナトリウム水溶水溶液5y
と共に8時間加熱還流し加水分解したのち、トルエンを
加え撹拌し分液した。
.4%、(へ)−シス体16.3%、←)−トランス体
12,1%、(ハ)−トランス体70.2%の組成の第
−菊酸エチルエステル2.02にジオキサン8.0yお
よびtert−ブチルハイドロパーオキサイド0.05
yを入れ、これに、20℃で攪拌しながら臭化アルミ
ニウム0.169を加え1時間かきまぜた。次いで該反
応液に少量の水を加えてかきまぜた後、減圧下に濃縮し
た。濃縮残渣にトルエン10wtを加え、20%塩酸水
溶液1 mlで2回、10%水酸化ナトリウム水溶液1
mlおよび飽和食塩水1 mlで順次洗浄した後、減
圧下に濃縮し、1.957の油状物を得た。該油状物を
減圧蒸留し、沸点85〜88℃/10mmHfの留分1
.875’を得た。該留出物は赤外線吸収スペクトルか
ら第−句酸エチルエステルであることが確認された。次
いで該留出物を10%水酸化ナトリウム水溶水溶液5y
と共に8時間加熱還流し加水分解したのち、トルエンを
加え撹拌し分液した。
水層を塩酸酸性にした後、トルエンで抽出し、有機層を
水洗後無水硫酸ソーダで乾燥し、減圧下に溶媒を留去し
た。残留液を蒸留し、沸点110〜119℃/ 2.5
rrwnH9の留出液1、57 Fを得た。このもの
はその赤外線吸収スペクトルより、第−菊酸であること
が確認された。このものの一部を、ガスクロマトグラフ
ィーにより、その光学異性体比率を求めたところ(ト)
−シス体2.9%、(へ)−シス体8.2%、(→−ト
ランス体46.2%、(へ)−トランス体47.7%で
あった。
水洗後無水硫酸ソーダで乾燥し、減圧下に溶媒を留去し
た。残留液を蒸留し、沸点110〜119℃/ 2.5
rrwnH9の留出液1、57 Fを得た。このもの
はその赤外線吸収スペクトルより、第−菊酸であること
が確認された。このものの一部を、ガスクロマトグラフ
ィーにより、その光学異性体比率を求めたところ(ト)
−シス体2.9%、(へ)−シス体8.2%、(→−ト
ランス体46.2%、(へ)−トランス体47.7%で
あった。
実施例2
30厘l容のフラスコに窒素気流中で実施例1で用いた
ものと同一組成の第−菊酸エチルエステル2.0yとト
ルエン6.0ノを入れた。
ものと同一組成の第−菊酸エチルエステル2.0yとト
ルエン6.0ノを入れた。
これに、20℃で撹拌しながら臭化アルミニウム0.2
79とトルエン1.07の混合液およ滴下終了後1.5
時間攪拌した。次いで該反応液を20%塩酸水溶液、1
0%水酸化ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順次洗浄
した後。
79とトルエン1.07の混合液およ滴下終了後1.5
時間攪拌した。次いで該反応液を20%塩酸水溶液、1
0%水酸化ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順次洗浄
した後。
減圧下に濃縮し、1.949の油状物を得た。
核部状物を減圧下に蒸留し、沸点85〜88’C/ 1
0 mmHyの留分1.68Fを得た。該留出物はその
赤外線吸収スペクトルから、第−菊酸エチルエステルで
あることが確認された。
0 mmHyの留分1.68Fを得た。該留出物はその
赤外線吸収スペクトルから、第−菊酸エチルエステルで
あることが確認された。
次いでこのものの一部を実施例1と同様にして加水分解
し、得られたカルボン酸をガスクロマトグラフィーによ
り分析し、その光学異性体比率を求めたところ、←)−
シス体8.1%、(ハ)−シス体2.9%、(ホ)−ト
ランス体44.4%、(ハ)−トランス体49.6%で
あった。
し、得られたカルボン酸をガスクロマトグラフィーによ
り分析し、その光学異性体比率を求めたところ、←)−
シス体8.1%、(ハ)−シス体2.9%、(ホ)−ト
ランス体44.4%、(ハ)−トランス体49.6%で
あった。
実施例3
8C)xl谷のフラスコに窒素気流中で(ト)−シス体
1.1%、(ハ)−シス体18.5%、←)−トランス
体8.8%、(ハ)−トランス体76.6%の組成の第
−匍酸一〇−ブチルエステル2.0yとクロルベンゼン
6.02を入れ、これに80℃で臭化アルミニウム0.
26 Fとクロルベンゼン1.02の混合液およびta
rt−ブチルハイドロパーオキサイド0.09 yとク
ロルベンゼン1.02の溶液を同時に滴下した。2時間
攪拌後実施例1と同様に後処理し、沸点105〜106
℃/ 2 mmHjの留出液1.62Fを得た。
1.1%、(ハ)−シス体18.5%、←)−トランス
体8.8%、(ハ)−トランス体76.6%の組成の第
−匍酸一〇−ブチルエステル2.0yとクロルベンゼン
6.02を入れ、これに80℃で臭化アルミニウム0.
26 Fとクロルベンゼン1.02の混合液およびta
rt−ブチルハイドロパーオキサイド0.09 yとク
ロルベンゼン1.02の溶液を同時に滴下した。2時間
攪拌後実施例1と同様に後処理し、沸点105〜106
℃/ 2 mmHjの留出液1.62Fを得た。
該留出液はその赤外線スペクトルから第−菊酸−n−ブ
チルエステルと確認された。
チルエステルと確認された。
このものの一部を実施例1と同様にして加水分解し、得
られたカルボン酸の一部についてガスクロマトグラフィ
ーにより分析し、光学異性体比率を求めたところ、に)
−シス体4.9%、(へ)−シス体5.1%、←)−ト
ランス体42.4%、(へ)−トランス体47.6%で
あった。
られたカルボン酸の一部についてガスクロマトグラフィ
ーにより分析し、光学異性体比率を求めたところ、に)
−シス体4.9%、(へ)−シス体5.1%、←)−ト
ランス体42.4%、(へ)−トランス体47.6%で
あった。
実施例4
ン8.5ノおよびtert−ブチルハイドロパーオキサ
イド0.00929を入れ、これに15〜20℃で攪拌
しながら臭化アルE O,027flとジオキサン0.
5yの混合液を滴下した。
イド0.00929を入れ、これに15〜20℃で攪拌
しながら臭化アルE O,027flとジオキサン0.
5yの混合液を滴下した。
滴下終了後1時間攪拌した。次いで該反応液に水を加え
て攪拌した後1反応液を減圧下に濃縮した。濃縮残渣に
ヘキサンと希塩酸を加えて振盪した後分液し、有機層を
10%水酸化ナトリウム水溶液および飽和食塩水で順次
洗浄した。有機層を無水硫酸ソーダで乾燥後、減圧下に
濃縮し、i、opの油状物を得た。該油状物をガスクロ
マトグラフィーにより分析し、第−菊酸エチルエステル
の含量を算出したところ0.947Fであった。
て攪拌した後1反応液を減圧下に濃縮した。濃縮残渣に
ヘキサンと希塩酸を加えて振盪した後分液し、有機層を
10%水酸化ナトリウム水溶液および飽和食塩水で順次
洗浄した。有機層を無水硫酸ソーダで乾燥後、減圧下に
濃縮し、i、opの油状物を得た。該油状物をガスクロ
マトグラフィーにより分析し、第−菊酸エチルエステル
の含量を算出したところ0.947Fであった。
このものの一部を前述と同様にして加水分解し、得られ
た第−菊酸の一部をガスクロマトグラフィーにより分析
し光学異性体比率を求めたところ、(ト)−シス体2.
9%、(ハ)−シス体8.6%、に)−トランス体48
.4%、(へ)−トランス体45.1%であった。
た第−菊酸の一部をガスクロマトグラフィーにより分析
し光学異性体比率を求めたところ、(ト)−シス体2.
9%、(ハ)−シス体8.6%、に)−トランス体48
.4%、(へ)−トランス体45.1%であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素数1〜20のアルキル基、シクロアル
キル基またはアラルキル基を表わし、*は不斉炭素を表
わす。) で示される光学活性第一菊酸エステルに有機ハイドロパ
ーオキサイドの存在下、臭化アルミニウムを作用させる
ことを特徴とする上記式で示されるラセミトランス第一
菊酸エステルの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60142013A JPH0641441B2 (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | ラセミトランス第一菊酸エステルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60142013A JPH0641441B2 (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | ラセミトランス第一菊酸エステルの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS624245A true JPS624245A (ja) | 1987-01-10 |
JPH0641441B2 JPH0641441B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=15305342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60142013A Expired - Fee Related JPH0641441B2 (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | ラセミトランス第一菊酸エステルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641441B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6750370B2 (en) | 2001-07-18 | 2004-06-15 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Process for racemizing optically active vinyl-substituted cyclopropanecarboxylic acid compound |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60142015A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-27 | Isuzu Motors Ltd | デイ−ゼル機関のスワ−ル制御方法 |
-
1985
- 1985-06-27 JP JP60142013A patent/JPH0641441B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60142015A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-27 | Isuzu Motors Ltd | デイ−ゼル機関のスワ−ル制御方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6750370B2 (en) | 2001-07-18 | 2004-06-15 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Process for racemizing optically active vinyl-substituted cyclopropanecarboxylic acid compound |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0641441B2 (ja) | 1994-06-01 |
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