JPS6239550A - ジメチルジアリルアンモニウムクロライドの連続的製造方法 - Google Patents

ジメチルジアリルアンモニウムクロライドの連続的製造方法

Info

Publication number
JPS6239550A
JPS6239550A JP61187973A JP18797386A JPS6239550A JP S6239550 A JPS6239550 A JP S6239550A JP 61187973 A JP61187973 A JP 61187973A JP 18797386 A JP18797386 A JP 18797386A JP S6239550 A JPS6239550 A JP S6239550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reactor
stirred
temperature
mol
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61187973A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0825969B2 (ja
Inventor
ルドルフ・アイクネル
ギユンテル・バラシユケ
ギユンテル・ミユーレル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoechst AG filed Critical Hoechst AG
Publication of JPS6239550A publication Critical patent/JPS6239550A/ja
Publication of JPH0825969B2 publication Critical patent/JPH0825969B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C209/04Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by substitution of functional groups by amino groups
    • C07C209/06Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by substitution of functional groups by amino groups by substitution of halogen atoms
    • C07C209/12Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by substitution of functional groups by amino groups by substitution of halogen atoms with formation of quaternary ammonium compounds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ジメチルアミン、アリルクロライドおよび水
溶性アルカリ金属水酸化物を撹拌下に反応させることに
よってジメチルジアリルアンモニウムクロライドを連続
的に製造する方法に関する。
ジメチルジアリルアンモニウムクロライドまたはジアリ
ルジメチルアンモニウムクロライド(以下、DADM八
Cとへす)は、価値のある化合物であり、特に水溶性で
導電性のポリアンモニウム化合物の製造に関して価値の
ある化合物である。例えばDADMACの単−一または
共重合体は有利な帯電防止剤、解乳化剤、凝集剤、紙用
助剤およびこれらの類似物である。しかしこの単−一お
よび共重合体は、非常に純粋なりADMACを重合に用
いた場合にだけ所望の性質を有している。
既にジメチルジアリルアンモニウムクロライドの多くの
製造方法は開示されている。公知の不連続的な方法の場
合には、原料、即ちジメチルアミン、アリルクロライド
およびアルカリを実質的に相い前後して且つ多かれ少な
かれゆっくりと一緒にし、その際にこれら三種類の原料
化合物を一定の順序で使用し、一定の反応温度および一
定のI’H−値を維持しそして少なくとも一種類の原料
化合物を化学量論的な量でなく、過剰に用いている(米
国特許第2,923,701号明細書、同第3,461
,163号明細書および同第4,151 、202号明
細書参照)。
この複雑な反応操作方法は、さもなけれ不所望の副生成
物、例えば特にアリルアルコールが(アリルクロライド
ケン化または加水分解によって)生じるので必要である
と考えられている。
アリルアルコールは反応のあらゆる時点、特に始めまた
は最初の段階で比較的多量のアルカリを添加する時に特
に生じる恐れがある。
ジメチルジアリルアンモニウムクロライドを製造する公
知の連続的な方法の場合には原料も大体において相い前
後して一緒にしなければならない。何故ならば、この場
合にもアルカリおよびアリルクロライドを一緒にする際
に上述のケン化反応が生じる恐れがあるからである。例
えば東ドイツ特許第136,497号明細書(Derw
ent−Publikation No、 70042
B/39)から公知の、流動反応器(流管)によるジア
リルジメチルアンモニウムクロライドの連続的製造法の
場合には、ジメチルアミンおよび苛性アルカリ溶液を、
アリルクロライドが存在する反応器の場所に連続的に配
量供給するのではなく、空間的に別々の二つの場所に配
置供給している。流管においては10〜30℃の温度お
よび5〜30分の滞留時間が維持される。この方法もそ
の連続的特性に基づいて不連続的な方法に比較して確か
に一定の長所を有しているが、多くの欠点も持っている
流動式反応器における反応は完全な四級化まで進行せず
、それ故に所望の高収率は達成されない。反応の際に、
固体状態で沈澱しそして所望の目的生成物と一緒に懸濁
状態で存在する多量の塩化ナトリウムが生じるので、上
記の管型反応器において塩の沈澱を避けることが重大な
問題である。反応において生じる多量の反応熱の為に、
厳守するべきである比較的に短い滞留時間中に熱を搬出
することば困難なことである。
反応に必要とされるこの流動式反応器は技術的に複雑な
ものである。何故ならばこのものは特別なパンフル、プ
ラッケトを介して互いに連結されている上昇流動管およ
び反応器に組み入れられているノズルを備えていなけれ
ば成らないからである。反応器のか\る特別な構造は、
アミンおよびアルカリ金属水酸化物溶液が反応器の種々
の場所に配置供給されるべきであるので、結局は必要な
いのである。
従って、本発明の課題は、原料化合物をそれぞれ化学量
論量で使用する時に非常に純粋なジアリルジメチルアン
モニウムクロライドDADMACが(特別な精製装置を
必要とすることなしに)高収率で得られるジアリルジメ
チルアンモニウムクロライドの連続的な製造方法を提供
することである。この方法は、更に、技術的に簡単な装
置において且つ液体ガス状態でさえもあるジメチルアミ
ンを使用しながら実施することができるべきである。
ジメチルアミン、アリルクロライドおよび水に溶解した
アルカリ金属水酸化物を反応させることによってジメチ
ルジアリルアンモニウムクロライドを製造する本発明の
方法は、反応をカスケード状態に配置された少なくとも
2つの撹拌式反応器において実施し、その際 a)それぞれ化学量論量のジメチルアミンおよびアリル
クロライド並びに化学量論的に必要とされる量の60〜
95モルχだけのアルカリ金属水酸化物を同時に且つ連
続的に最初の反応器に供給しそしてこの反応器中で20
〜70’Cの温度および結果として生ずる圧力のもとで
、反応器を離れる生成物が用いるジメチルアミンのモル
量を規準として最高10モル2の遊離アミンをまだ含有
しているような滞留時間に調整し、 b)最初の反応器の場合に化学量論量に比べて不足した
残量のアルカリ金属水酸化物を、最初の反応器に後続す
る反応器に連続的に供給しそして全ての後続反応器にお
いて20〜70℃の範囲にあり且つそれぞれ前にある反
応器よりも30℃までだけ高い温度および結果として生
ずる圧力のもとで、反応器を離れる生成物が用いるジメ
チルアミンのモル量を規準としてそれぞれ最高2モルχ
の遊離アミンをまだ含有しているような滞留時間に調整
し、但しこの遊離アミンの量は複数の後続反応器がある
場合には、反応器から反応器に同じかまたはより少な(
維持し、そして C)カスケード式反応器を離れる生成物から所望のジメ
チルジアリルアンモニウムクロライドを得る ように進めることを特徴としている。
純粋のDADMACを製造する全ての従来技術において
は三種類の原料化合物を同時に一緒にすることを諌めて
いたのにもかかわらず、化学量論的に必要とされる量の
アルカリ金属水酸化物の殆ど全量およびジメチルアミン
およびアリルクロライドの全化学量論量を同時に一緒に
する本発明の方法にて非常に純粋なOA[1MACが得
られることは驚くべきことである。従来技術で恐れられ
ていた、アリルクロライドとアルカリとの間のケン化反
応は、三種類の原料化合物の反応の最初の段階において
言うに値する程に生じないことが判っている。部ち、ジ
メチルアミン、アリルクロライドおよびアルカリ金属水
酸化物の反応に関して従来明らかにされていたことを見
て、このことは実際予期できなかった結果である。 D
ADMACを製造する全ての従来技術においては、DA
D?tACを形成する基本となる反応メカニズムにおい
ては特定の不所望な反応が優先し、特に迅速に進行する
と明らかに思われていた。確認されているように、これ
は、問題の反応の正に最初の段階においては当てはまら
ない。勿論、中間段階のアリルジメチルアミンは比較的
に高い転化率まで迅速な進行で生じ−即ち、最初のアル
キル化反応に続いて迅速に四級化(二番目のアルキル化
)が行われ−1そしてその為に三種類の原料化合物の反
応を一定のPL値、一定の温度を維持することによって
および/または原料化合物を制御しながら一緒にするこ
とによって上記の中間段階に向ける必要がないことは明
らかである。
話題の反応は以下の反応式によって示すことができる(
アルカリ金属水酸化物としてはNa0)lを用いる): (CHa)JHz ” C1−+ (CHz)zN−C
Hz−CHHCH3(CHs)zNH−CHz−CB=
CHzC1+ NaOH−(CHs) !N−CHz−
CH=CHz + NaC12+  HzO(CHs)
JHz ” C1−+ NaOH−(CH3) zNH
+  NaCj! +  HzO(CH3hN−CHi
−CH=CH!+ CHz=CH−CHztJ  →(
CIhhN(C!h−C■=CHz) z C1−ジメ
チルアミン、アリルクロライドおよびアルカリ(例えば
NaQH)の反応を総合式で記載すると、次の通りであ
る: (CHs)tNH+ 2 CHz=CH−CHtCf 
+’NaOH−”(CH:+)J(CHz−CH=CH
z)z C1−+  NaC1+ HzO上記の反応式
から、反応混合物中に存在する遊離アミンがジメチルア
ミンとジメチルアリルアミンとの合計であることが判る
。総合式からは、問題の反応の為の化学量論量が1モル
のジメチルアミン、2モルのアリルクロライドおよび1
モルのアルカリ金属水酸化物であることが判る。
最初の反応器に化学量論的に必要とされるモル量の70
〜90χだけのアルカリ金属水酸化物を供給する。反応
温度に関しては(最初の反応器に)後続する反応器にお
いては最初の反応器におけるのと同じかまたは最初の反
応器におけるよりも30℃までだけ高い温度を保持する
。この場合、複数の後続反応器がある場合には反応器か
ら反応器への温度は同じかまたは大体同じ程度高める。
特に、最初の反応器においては30〜50℃の温度を維
持しそして後続の反応器においては50〜60℃の温度
に維持し、そして複数の後続反応器がある場合には反応
器から反応器への温度を同じかまたは大体同じ程度高め
るのが有利である。
最初の反応器において化学量論量に比べて不足したその
残量のアルカリ金属水酸化物を、後続反応器が一つだけ
の場合には勿論、該後続反応器に供給する。(最初の反
応器に)後続する反応器が複数の場合にはこの残量を、
反応器から反応器に徐々に減少する割合で供給するのが
有利である。この場合、最初の反応器と最後の反応器と
の間にある反応器にそれぞれ、前にある反応器の不足す
る残量の50〜98モルχ、殊に70〜95モルχのア
ルカリ金属水酸化物を供給しそして最後の反応器にはそ
の前にある反応器で不足する残量の全部を供給するのが
有利である。
最初の反応器を離れる生成物は、用いるジメチルアミン
のモル量を規準として好ましくは0゜05〜10モルχ
、特に0.1〜5モルχの遊離アミンを未だ含有してい
る。最初の撹拌式反応器の後に配置されている(各)反
応器を離れる生成物は、用いるジメチルアミンのモル量
を規準とするモルχで、好ましくは0.05〜2モルχ
、特に0.1〜1モルχの遊離アミンを未だ含有してい
る。後続撹拌式反応器が複数ある場合、遊離アミンの量
はそれぞれ同じであるかまたは反応器から反応器に少な
く成るように維持する。この場合、遊離アミンの量は反
応器から反応器に殆ど等しく減少するのが好ましい。本
発明の方法はカスケード状態で配列された二つまたは三
つの撹拌式反応器で実施するのが有利である。
上記の各手段から、本発明の方法に従う有利な実施形態
においては、二つまたは三つの撹拌式反応器で問題の反
応を実施しそしてその際に、a)それぞれ化学量論量の
ジメチルアミンおよびアリルクロライド並びに化学量論
的に必要とされる量の70〜90モルχだけのアルカリ
金属水酸化物を同時に且つ連続的に最初の反応器に供給
しそしてこの反応器中で30〜50℃の温度および結果
として生ずる圧力のもとで、この反応器を離れる生成物
が用いるジメチルアミンのモル量を規準として0.05
〜10モルχ、殊に0.1〜5モルχの遊離アミンをま
だ含有しているような滞留時間に調整し、 b)最初の反応器の場合に化学量論量に比べて不足した
残量のアルカリ金属水酸化物を、後続の反応器あるいは
両方の後続反応器に連続的に供給しそして全ての後続反
応器において50〜60℃の温度で且つ結果として生ず
る圧力のもとで、反応器を離れる生成物がそれぞれ0.
05〜2モルχ、殊に0.1〜1モルχの遊離アミンを
まだ含有しており、但し三つの反応器の場合には第三番
目の反応器においては第二番目におけるのと同じ温度ま
たは更に高い温度に維持しそして最初の撹拌式反応器の
場合に不足するアルカリ金属水酸化物残量の内70〜9
5モルχの残量を第二番目の反応器にそして第三番目の
反応器には第二番目の場合において化学量論壁に未だ不
足する残量を供給し、そして C)カスケード式反応器を離れる生成物から所望のジメ
チルジアリルアンモニウムクロライドを得る ように進めることが明らかに成る。
また、本発明の方法の場合には、ジメチルアミン、アリ
ルクロライドおよびアルカリ金属水酸化物である反応性
化合物を化学量論量□即ち、1:2:1のモル比(前記
反応式参照)□で用いる。
出来るだけ純粋な原料化合物を用いることは云うまでも
ないことである。ジメチルアミン(標準状態での沸点ニ
ア℃)は液状ガスとして、即ち100 !濃度または水
溶液の状態で用いることができる。水溶液の場合、20
〜50χ濃度の溶液が特に有利である。アリルクロライ
ド(標準状態での沸点:44℃)はそのままで使用する
何故ならばこのものは水に溶解しないからである。アル
カリ金属水酸化物としては水酸化ナトリウムおよび/ま
たは−カリウムを用いる。アルカリ金属水酸化物の水溶
液の濃度は20〜80重量%2殊に40〜60ft量χ
である。溶剤として用いる水のt(全量)は、有効物質
(即ち、DADAMAC)の濃度が最後の(カスケード
の)撹拌式反応器を離れる生成物(反応混合物)におい
て40〜75重量%、殊に60〜70重量%であるよう
に選択するのが有利である。
本発明の方法の場合、反応空間における(即ち、全部の
撹拌式反応器を通しての)滞留時間(平均滞留時間)は
一般に10〜30時間である。
上記の反応温度のもとでは0.2〜2barの圧力が生
じる。
遊離アミン□即ち、ジメチルアミンとジメチルジアリル
アミンとの合計□の測定は、例えば指示薬としてのブロ
ムフェノールブルーの使用下に0.1規定(0,IN)
の塩酸で滴定することによって行う(ブロムフェノール
ブルーはPH2゜6にて青色から黄色に変化する)。
全ての撹拌式反応器において塩化水素の!(即ち、ジメ
チルアミンヒドロクロライドとジメチル了りルアミンヒ
ドロクロライドとの合計)も測定するのが有利である(
この量は化学量論量より少ないアルカロイドの配量供給
にて結果として得られる)、従って、例えば配置供給す
る原料化合物、例えばアルカリ金属水酸化物の量が時に
は不正確であるのをチェックする。この測定は指示薬と
してのチモールフタレンの使用下に0.1規定(0,I
N)の水酸化ナトリウム溶液で滴定することによって行
う(チモールフタレンは9.3〜10.5のP)!4直
にて無色から青色に変化する)。
所望のジアリルジメチルアンモニウムクロライドを得る
為の本発明の方法で得られる生成物の後処理は公知の方
法によって行う。最後の撹拌式反応器を離れる生成物か
ら最初に水を、好ましくは水流吸引減圧下に(減圧度:
約10〜100mbar 、温度:約50℃)留去する
(濃縮)。その際同時に、場合によっては存在する揮発
性成分、例えばアリルクロライド、ジメチルアミン、ア
リルアルコール、ジメチルアリルアミン等を分離する。
有利には撹拌下に実施するこの濃縮は、後処理するべき
生成物が既に上述のDADAMAC−濃度を有している
時にも、上記の存在しているかも知れない揮発性成分の
除去を確実にする為に行う。カスケードを離れる後処理
するべき反応混合物に化学量論量のアルカリに比べて僅
かに過剰の□即ち、約0.5モルχ過剰の□アルカリを
添加するのが有利である。この過剰量は既に最後の撹拌
式反応器において配置供給されていてもよい。濃縮後に
得られる生成物を、アルカリ金属水塩化物を分離する為
に、遠心分離機に(温度:約30〜50℃)掛ける。所
望の生成物(目的生成物)は、未だ約3χのアルカリ金
属水塩化物を溶解含有する好ましくは60〜70重量%
のDADMAC水溶液である(上記の後処理の際に更に
濃厚なりADMAC溶液が生ずる場合には、水の添加に
よって上記の所望の濃度に調整する)、水およびアルカ
リ金属水塩化物をCADMMCから完全に除く必要はな
い。何故ならば、既に上記の最終生成物は始めに記した
目的に使用できるからである。
本発明の方法は多くの長所を持っている。所望のジメチ
ルジアリルアンモニウムクロライドが殆ど定量的な収率
で得られる。それ故に、僅かな収率損失は実質的に、存
在するアルカリ金属ハロゲン化物(一般に三塩化ナトリ
ウム)の大部分を分離する為に上記の遠心分離機に掛け
る際(または濾過の際)に若干のDADMACが一緒に
除かれることから結果として生じる。得られるDADM
AC水溶液は、DADMACの重合を妨害するかまたは
それどころか阻止する量の副生成物をもはや含有してい
ない。このものは特に事実上アリルアルコールおよびア
リルクロライドを含有していない。このことはヘッドス
ペース・クロマトグラフィーによって確認された。また
、本発明の方法ではジアリルジメチルアンモニウムクロ
ライドを非常に高収率で且つ高純度で製造することが可
能である。本発明の方法は連続的に実施し、且つ装置的
に簡単な撹拌式反応器で実施することができる。このこ
とから、別の本質的な長所、即ち、話題の反応を工業的
自動化、制御、利用性および一定の反応条件の維持性に
関して最適な条件のもとで実施することができるという
長所が結果として生じる。他の本質的な長所には、アリ
ルクロライドに対して良好な溶解特性および乳化特性を
有する生じるジメチルジアリルアンモニウムクロライド
が反応器中に高濃度で存在することによって殆ど均一な
反応□これは例えば高い反応速度をもたらすm−が達成
されることにある。本発明の方法の場合には、例えば活
性炭での精製の如き費用の掛かる精製処置も必要ない。
何故ならば所望ODADMACが純粋な状態で得られる
からである。
本発明を、以下に実施例によって更に詳細に説明する。
夫隻拠」 反応を、カスケード状態に配列された8iずつの容量を
有する二つの撹拌式反応器において実施する。両方の反
応器とも撹拌機、温度計および冷却ジャケット(放出さ
れる反応熱を冷却水によって搬出する)を備えている。
最初の撹拌式反応器中に四つの導入管を通して以下のも
のを1時間当たりに連続的に導入する:265kg(3
,5kmo 1 )のアリルクロライド、78kg (
1、75kmo 1 )のジメチルアミンおよび84k
gの50重量%濃度の苛性ソーダ水溶液(1,05km
o lのNaOHおよびそれ以外の量□即ち、86kg
□の水)。化学量論量のNaOHは1.75kmo 1
であるが、最初の撹拌式反応器中には1.05kmo 
1のNaOH1化学量論的に必要とされる量の60モル
χだけを配量供給する。これはアルカリの化学量論的な
差0 、7kmo 1即ち、40モル2に相当する。最
初の撹拌式反応器の場合に不足するアルカリの残量0.
7kmo l (56kgの50重量%濃度苛性ソーダ
溶液)71時間を連続的に第二番目の撹拌式反応器に供
給する。最初の撹拌式反応器においては20〜25℃の
温度をそして二番目の撹拌式反応器においては50〜5
5℃の温度を維持する(最初の反応器においては約1.
5 barの圧力がそして第二番目の反応器において約
9.5 barの圧力が支配している)。両方の撹拌式
反応器での滞留時間は28時間である。
最初の反応器を離れる生成物(生成物混合物)は9モル
χの遊離アミンを含有しておりそして第二番目の撹拌式
反応器を離れる生成物は1.8モルχ含有している(モ
ル2は用いたジメチルアミンを規準とする)、(遊離ア
ミン−即ち、ジメチルアミンとジメチルアリルアミンと
の合計−の測定は指示薬としてのブロムフェノールブル
ーを用いて0.INの塩酸にて滴定する。両方の撹拌式
反応器を離れる混合生成物において、ヒドロクロライド
の含有量□即ち、ジメチルアミンヒドロクロライドとジ
メチルアリルアミンヒドロクロライドとの合計−も測定
する。この測定は指示薬としてチモールフタレンを用い
て0.INの苛性ソーダ溶液で滴定することによって行
いそしてこれがアルカリが損失していないかまたは過剰
に存在していないかを明らかにする。) 第二番目の撹拌式反応器を離れる、60重量%の有効物
質濃度−即ち、DADMACの濃度−を有する生成物を
、塩化ナトリウムを更に沈澱させる為に濃縮する。その
際に揮発性成分、例えば遊離アミン、アリルクロライド
等も除かれる。
これは、50〜60℃の温度および80〜10Omba
rの圧力で運転される回転式蒸発器によって行う。
存在する混合生成物(約55℃の温度を有している)を
遠心分離機に掛ける。その際に反応の際に生じそして濃
縮によって追加的に結晶化する塩化ナトリウムが除かれ
る。
遠心分離の後に所望のDADMACが存在しており、然
も70重量%のDADMAC含有量および1.5重Nχ
の塩化ナトリウム含有量の水溶液として存在している□
重量2は該水溶液を規準とする□。この溶液は、云うに
値する程の不純物、例えばアリルクロライド、アリルア
ルコール、遊離アミンおよびアミンヒドロクロライドを
含有していない。
ス1u生ユ 反応を実施例1のカスケード式に配列された二つの撹拌
式反応器において実施する。
最初の撹拌式反応器中に1時間当たりに連続的に以下の
ものを導入する:353kg(4,6kmo l )の
アリルクロライド、104kg(1,3kmo l )
のジメチルアミンおよび129kgの50重量%濃度の
苛性ソーダ水溶液(1,6kmollのNaOHおよび
それ以外の量□即ち、114kg□の水)。化学量論量
のN a Otlは2.3kmo itであるが、最初
の撹拌式反応器中に1.6kmoj2のNaOH1化学
量論的に必要とされる量の70モルχだけを配量供給す
る。これはアルカリの化学量論的な差0.7kmof即
ち、30モルχに相当する。最初の撹拌式反応器の場合
に不足するアルカリの残量0.7kmo 1 (56k
gの50重量%濃度苛性ソーダ溶液)71時間を連続的
に第二番目の撹拌式反応器に供給する。
最初の撹拌式反応器においては40〜45℃の温度をそ
して二番目の撹拌式反応器においては50〜55°Cの
温度を維持する(最初の反応器においては約1.5 b
arの圧力がそして第二番目の反応器において約0.5
 barの圧力が支配している)。
両方の撹拌式反応器に渡る滞留時間は21時間である。
最初の反応器を離れる生成物(混合生成物)は4モルχ
の遊離アミンを含有しておりそして第二番目の撹拌式反
応器を離れる生成物は1モルχ含有している(モル2は
用いたジメチルアミンを規準とする)。
第二番目の撹拌式反応器を離れる、60重量%の有効物
質濃度を有する生成物を、実施例1における如く後処理
する。70重量%のDADMAC含有量および1.5重
tχの塩化ナトリウム含有量の不純物不含の水溶液が得
られる。
尖止阻」 反応を実施例1のカスケード式に配列された二つの反応
器において実施する。
最初の撹拌式反応器中に1時間当たりに連続的に以下の
ものを導入する:265kg(3,5kmo I! )
のアリルクロライド、78kg (1、751vo l
 )のジメチルアミンおよび111kgの50重fχ濃
度の苛性ソーダ水溶液(1,4kmo6のNaOHおよ
びそれ以外の量−即ち、86kg−の水)。化学量論量
のNaOHば1 、75kmo I!であるが、最初の
撹拌式反応器中に1.4kmon+のNaOH1化学量
論的に必要とされる量の80モルχだけを配量供給する
。これはアルカリの化学量論的な差0.35kmo 1
即ち、20モル2に相当する。最初の撹拌式反応器の場
合に不足するアルカリの残量0.35 kmlo 1 
(29kgの50重it2濃度苛性ソーダ溶液)71時
間を連続的に第二番目の撹拌式反応器に供給する。
最初の撹拌式反応器においては約50℃の温度をそして
二番目の撹拌式反応器においても同様に約50℃の温度
を維持する(最初の反応器においては約1.5 bar
の圧力がそして第二番目の反応器において約0.5 b
arの圧力が支配している)。
両方の撹拌式反応器に渡る滞留時間は28時間である。
最初の反応器を離れる生成物(混合生成物)は0.3モ
ルχの遊離アミンを含有しておりそして第二番目の撹拌
式反応器を離れる生成物は0゜1モルχ含有している(
モルχは用いたジメチルアミンを規準とする)。
第二番目の撹拌式反応器を離れる、60重1!Eχの有
効物を濃度を有する生成物を、実施例1における如く後
処理する。
70重量% ノDADMAC含有量および1.5重Iχ
の塩化すI−IJウム含有量の不純物不含の水溶液が得
られる。
スJ1舛」2 反応を、カスケード式に配列された5IIlffずつの
容量を有する三つの撹拌式反応器において実施する。三
つの反応4全てが撹拌機、温度計および冷却ジャケット
(放出される反応熱を冷却水によって搬出する)を備え
ている。
最初の撹拌式反応器中に四つの導入管を通して1時間当
たりに以下のものを連続的に導入する:662kg(8
,6kmojりのアリルクロライド、195kgC4,
3krao l )のジメチルアミンおよび258kg
の40重量%濃度の苛性ソーダ水溶液(2,6kmo 
lのNaOHおよびそれ以外の−1(即ち、128kg
)の水)。化学量論量のNaOHは4.3klao l
であるが、最初の撹拌式反応器中に2.6kmoj2の
NaOH1化学量論的に必要とされる量の60モルχだ
けを配量供給する。これはアルカリの化学量論量との差
0.7klIIo l即ち、40モルχに相当する。最
初の撹拌式反応器の場合に不足するアルカリの残量1゜
7kmo itの内の70χ(即ち、1.2kmo (
lのNa0l()/ 1時間を連続的に第二番目の撹拌
式反応器に供給しそして第二番目の撹拌式反応器の場合
に化学量論量にまだ不足する残量を第三番目の撹拌式反
応器に連続的に供給する。
最初の撹拌式反応器においては20〜25゛Cの温度を
、第二番目の撹拌式反応器においては40〜45℃の温
度をそして第三番目の撹拌式反応器においては55〜6
0℃の温度を維持する(最初の反応器においては約2.
Obarの圧力が、第二番目の反応器において約1.5
 barの圧力がそして第三番目の反応器において約0
.5 barの圧力が支配している)。
三つの撹拌式反応器に渡っての滞留時間は19時間であ
る。
最初の反応器を離れる生成物(混合生成物)ば9モル2
の遊離アミンを含有し、第二番目の撹拌式反応器を離れ
る生成物は2.0モルχのそれを含有しそして第三番目
の撹拌式反応器を離れる生成物は1モルχのそれを含有
している(モルχば用いたジメチルアミンを規準とする
)。(遊離アミン−即ち、ジメチルアミンとジメチルア
リルアミンとの合計−の測定は実施例1〜3におけるの
と同様に行う。三つの撹拌式反応器を離れる混合生成物
中のヒドロクロライドの含有量□即ち、ジメチルアミン
ヒドロクロライドとジメチルアリルアミンヒドロクロラ
イドとの合計−も測定する。この測定も実施例1〜3に
おけるのと同様に行いそしてこれはアルカリが損失して
いないかまたは過剰に存在していないかを明らかにする
。) 第三番目の反応器を離れる、60重量%の有効物質濃度
を有する生成物を実施例1〜3における如く後処理する
。不純物を含まない70重量%のDADMAC含有量お
よび1.5重量%の塩化ナトリウム含有量の水溶液が得
られる。
m九J 反応を実施例4のカスケード式に配列された三つの反応
器において実施する。
最初の撹拌式反応器中に1時間当たりに以下のものを連
続的に導入する:530kg(6,9k+mo 12 
)のアリルクロライド、156kg(3,4kmo I
t )のジメチルアミンおよび259kgの40重量%
:a度の苛性ソーダ水溶液(2,6kmo lのNa1
l(およびそれ以外の量□即ち、445kg□の水)。
化学量論量のNaOHは3.45kvao lであるが
、最初の撹拌式反応器中に2.6kmolのNaOH1
化学量論的に必要とされる量の75モルχだけを配置供
給する。これはアルカリの化学量論量との差0.85k
mol即ち、25モルχに相当する。最初の撹拌式反応
器の場合に不足するアルカリの残10.85に++ol
の内の80χ(即ち、0.7ktao l )/ 1時
間を連続的に第二番目の撹拌式反応器に供給しそして第
二番目の撹拌式反応器の場合に化学量論量のNaOHに
まだ不足する残量を第三番目の撹拌式反応器に連続的に
供給する。
最初の撹拌式反応器においては30〜35℃の温度を、
第二番目の撹拌式反応器においては40〜45℃の温度
をそして第三番目の撹拌式反応器においては55〜60
℃の温度を維持する(最初の反応器においては約2.O
barの圧力が、第二番目の反応器において約1.5 
barの圧力がそして第三番目の反応器において約0,
5 barの圧力が支配している)。
三つの撹拌式反応器に渡っての滞留時間は16時間であ
る。
最初の反応器を離れる生成物(混合生成物)は5モルχ
の遊離アミンを含有し、第二番目の撹拌式反応器を離れ
る生成物は1モル2のそれを含有しそして第三番目の撹
拌式反応器を乱れる生成物は0.5モル2のそれを含有
している(モルχは用いたジメチルアミンを規準とする
)。
第三番目の撹拌式反応器を離れる、65重Hzの有効物
質濃度を有する生成物を実施例1〜3における如く後処
理する。不純物を含まない70重量%のDADMAC含
有量および1,5重量%の塩化ナトリウム含有量の水溶
液が得られる。
大衡且」 反応を実施例4のカスケード式に配列された三つの反応
器において実施する。
最初の撹拌式反応器中に1時間当たりに以下のものを連
続的に導入する:397kg<5.2 kno l )
のアリルクロライド、117kg(2,6kmo 1 
)のジメチルアミンおよび177kgの50重ffiχ
濃度の苛性ソーダ水溶液(2,2kmoj2のNaOH
およびそれ以外の量□即ち、268kg−の水)。化学
量論量のNaOHは2.6kvao 1であるが、最初
の撹拌式反応器中に2.2kmo!!のNa0)1、化
学量論的に必要とされる量の85モルχだけを配量供給
する。これはアルカリの化学量論量との差0.4kmo
!即ち、15モルχに相当する。最初の撹拌式反応器の
場合に不足するアルカリの残10.4kmoβの内の8
0χ(即ち、0.32 kmojり/ 1時間を連続的
に第二番目の撹拌式反応器に供給しそして第二番目の撹
拌式反応器の場合に化学量論量のNaOHにまだ不足す
る残量を第三番目の撹拌式反応器に連続的に供給する。
最初の撹拌式反応器においては40〜45℃の温度を、
第二番目の撹拌式反応器においては50〜55℃の温度
をそして第三番目の撹拌式反応器においては50〜55
℃の温度を維持する(最初の反応器においては約1.5
 barの圧力が、第二番目の反応器において約1.O
barの圧力がそして第三番目の反応器において約0.
5 barの圧力が支配している)。三つの撹拌式反応
器に渡っての滞留時間は24時間である。
最初の反応器を離れる生成物(混合生成物)は0.5モ
ルχの遊離アミンを含有し、第二番目の撹拌式反応器を
離れる生成物は0.1モルχのそれを含有しそして第三
番目の撹拌式反応器を離れる生成物は0.05モルχの
それを含有している(モルχは用いたジメチルアミンを
規準とする)。第三番目の反応器を離れる、68重量%
の有効物!濃度を有する生成物を実施例1〜3における
如く後処理する。
不純物を含まない70重量%のDADMAC含有量およ
び1.5 tffiχの塩化ナトリウム含有量の水溶液
が得られる。
災旅貫二 反応を実施例4のカスケード式に配列された三つの反応
器において実施する。
最初の撹拌式反応器中に1時間当たりに以下のものを連
続的に導入する:397kg(5,2kmo 1 )の
アリルクロライド、117kg(2,6kmo l )
のジメチルアミンおよび234kgの40重量%’tW
4度の苛性ソーダ水溶液(2,34kmo lのNaO
Hおよびそれ以外の量□即ち、293kg□の水)。化
学量論量のNaOHは2.6kmoj2であるが、最初
の撹拌式反応器中に2.34 kmoj+のNaOH1
化学量論的に必要とされる量の90モルχだけを配量供
給する。これはアルカリの化学量論量との差0.26 
kmol即ち、10モルχに相当する。最初の撹拌式反
応器の場合に不足するアルカリの残itO,26kmo
lの内の95χ(即ち、0.25 kmolのNa0)
1)/ 1時間を連続的に第二番目の撹拌式反応器に供
給しそして第二番目の撹拌式反応器の場合に化学量論量
のNaOHにまだ不足する残量を第三番目の撹拌式反応
器に連続的に供給する。
最初の撹拌式反応器においては55〜60℃の温度を、
第二番目の撹拌式反応器においては55〜60℃の温度
をそして第三番目の撹拌式反応器においては50〜55
℃の温度を維持する(最初の反応器においては約1.5
 barの圧力が・第二番目  の反応器において約1
.0 barの圧力がそして第三番目の反応器において
約0.5 barの圧力が支配している)。
三つの撹拌式反応器に渡っての滞留時間は22時間であ
る。
最初の反応器を離れる生成物(混合生成物)は0.5モ
ル2の遊離アミンを含有し、第二番目の反応器を離れる
生成物は0.2モルχのそれを含有しそして第三番目の
撹拌式反応器を離れる生成物は0.1モルχのそれを含
有している(モルχは用いたジメチルアミンを規準とす
る)。
第三番目の反応器を離れる、68重量%の有効物質濃度
を有する生成物を実施例1〜3に、おける如(後処理す
る。
不純物を含まない70重量%のDA開AC含有量および
1.5重量%の塩化ナトリウム含有量の水溶液が得られ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ジメチルアミン、アリルクロライドおよび、水に溶
    解したアルカリ金属水酸化物を撹拌下に反応させること
    によってジメチルジアリルアンモニウムクロライドを製
    造するに当たって、反応をカスケード状態に配置された
    少なくとも二つの撹拌式反応器において実施し、その際 a)それぞれ化学量論量のジメチルアミンおよびアリル
    クロライド並びに化学量論的に必要とされる量の60〜
    95モル%だけのアルカリ金属水酸化物を同時に且つ連
    続的に最初の反応器に供給しそしてこの反応器中で20
    〜70℃の温度および結果として生ずる圧力のもとで、
    反応器を離れる生成物が用いたジメチルアミンのモル量
    を規準として最高10モル%の遊離アミンをまだ含有し
    ているような滞留時間に調整し、 b)最初の反応器の場合に化学量論量に比べて不足した
    残量のアルカリ金属水酸化物を、最初の反応器に後続す
    る反応器に連続的に供給しそして全ての後続反応器にお
    いて20〜70℃の範囲にあり且つそれぞれ前にある反
    応器よりも30℃までだけ高い温度および結果として生
    ずる圧力のもとで、反応器を離れる生成物が用いたジメ
    チルアミンのモル量を規準としてそれぞれ最高2モル%
    の遊離アミンをまだ含有しているような滞留時間に調整
    し、但しこの遊離アミンの量を複数の後続反応器がある
    場合には、反応器から反応器に同じかまたはより少なく
    維持し、そして c)カスケード式反応器を離れる生成物から所望のジメ
    チルジアリルアンモニウムクロライドを得る ように進めることを特徴とする、上記ジメチルジアリル
    アンモニウムクロライドの製造方法。 2)後続反応器においては最初の撹拌式反応器における
    のと同じかまたは最初の撹拌式反応器におけるよりも3
    0℃までだけ高い温度を維持し、その際に複数の撹拌式
    反応器がある場合には温度が反応器から反応器へ同じか
    または実質的に同じ程度高める特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 3)最初の反応器においては30〜50℃の温度を維持
    しそして後続の反応器においては50〜60℃の温度に
    維持し、そして複数の後続反応器がある場合には反応器
    から反応器へ温度を同じかまたは大体同じ程度高める特
    許請求の範囲第1項または第2項記載の方法。 4)最初の反応器において化学量論量に比べて不足した
    その残量のアルカリ金属水酸化物を、最初の反応器に後
    続する反応器に、反応器から反応器に徐々に減少する割
    合で供給する特許請求の範囲第1〜3項のいずれか一つ
    に記載の方法。 5)反応をカスケード式に配列された二または三つの撹
    拌式反応器において実施する特許請求の範囲第1〜4項
    のいずれか一つに記載の方法。 6)反応をカスケード式に配列された二つまたは三つの
    撹拌式反応器で実施しそしてその際に、最初の反応器に
    化学量論的に必要とされる量の70〜90モル%だけの
    アルカリ金属水酸化物を供給しそしてこの反応器中で3
    0〜50℃の温度および結果として生ずる圧力のもとで
    、この反応器を離れる生成物が0.05〜10モル%の
    遊離アミンをまだ含有しているような滞留時間に調整し
    、そして最初の撹拌式反応器に後続する全ての撹拌式反
    応器において50〜60℃の温度で且つ結果として生ず
    る圧力のもとで、反応器を離れる生成物がそれぞれ0.
    05〜2モル%の遊離アミンをまだ含有しているような
    滞留時間に調節し、但し三つの撹拌式反応器の場合には
    第三番目の反応器においては第二番目におけるのと同じ
    温度または更に高い温度に維持しそして最初の撹拌式反
    応器の場合に不足したアルカリ金属水酸化物残量の内7
    0〜95モル%の残量を第二番目の反応器にそして第三
    番目の反応器には第二番目の場合に化学量論量に未だ不
    足する残量を供給する特許請求の範囲第1〜5項のいず
    れか一つに記載の方法。
JP61187973A 1985-08-13 1986-08-12 ジメチルジアリルアンモニウムクロライドの連続的製造方法 Expired - Lifetime JPH0825969B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3528985.6 1985-08-13
DE19853528985 DE3528985A1 (de) 1985-08-13 1985-08-13 Kontinuierliches verfahren zur herstellung von dimethyldiallylammoniumchlorid

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6239550A true JPS6239550A (ja) 1987-02-20
JPH0825969B2 JPH0825969B2 (ja) 1996-03-13

Family

ID=6278386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61187973A Expired - Lifetime JPH0825969B2 (ja) 1985-08-13 1986-08-12 ジメチルジアリルアンモニウムクロライドの連続的製造方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4670594A (ja)
EP (1) EP0213403B1 (ja)
JP (1) JPH0825969B2 (ja)
BR (1) BR8603844A (ja)
CA (1) CA1260501A (ja)
DE (2) DE3528985A1 (ja)
DK (1) DK164104C (ja)
ES (1) ES2000606A6 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4142541A1 (de) * 1991-12-21 1993-06-24 Hoechst Ag Diallylammonium-verbindungen, verfahren zu ihrer herstellung sowie ihre verwendung
CN1323064C (zh) * 2004-12-31 2007-06-27 南京理工大学 高纯度阳离子单体二甲基二烯丙基氯化铵的精制方法
CN104262172B (zh) * 2014-10-23 2016-02-10 山东宝莫生物化工股份有限公司 一种喷洒式提浓釜浓缩二甲基二烯丙基氯化铵的方法
FR3125039A1 (fr) 2021-07-09 2023-01-13 Snf Sa Procédé d’obtention d’halogénure de diallyldialkylammonium biosourcé
CN114539076A (zh) * 2022-03-28 2022-05-27 苏州市晶协高新电子材料有限公司 一种二甲基二烯丙基氯化铵的连续化合成装置及工艺

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE136497C (ja) *
US2923701A (en) * 1955-05-02 1960-02-02 American Cyanamid Co Composition comprising a linear copolymer of a quaternary ammonium compound and an ethylenically unsaturated copolymerizable compound
US3175008A (en) * 1961-12-20 1965-03-23 Armour & Co Preparation of quaternary ammonium chlorides
US3461163A (en) * 1967-03-16 1969-08-12 Calgon Corp Synthesis of dimethyl diallyl ammonium chloride
US3472740A (en) * 1967-03-28 1969-10-14 Calgon Corp Process for purifying dialkyl diallyl ammonium chloride and dialkyl dimethallyl ammonium chloride
US4151202A (en) * 1976-03-01 1979-04-24 Nalco Chemical Company Preparation of diallyl dimethyl ammonium chloride and polydiallyl dimethyl ammonium chloride
DD128392A1 (de) * 1976-11-12 1977-11-16 Detlef Ballschuh Verfahren zur herstellung von dimethyl-diaethylenungesaettigtenammoniumhalogeniden,vorzugsweise von dimethyldiallylammoniumchlorid
JPS60184052A (ja) * 1984-03-01 1985-09-19 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd ジメチルジアリルアンモニウムハライド単量体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
DK383686A (da) 1987-02-14
DK164104C (da) 1992-10-12
EP0213403A3 (en) 1988-01-13
DE3672539D1 (de) 1990-08-16
DK164104B (da) 1992-05-11
DE3528985A1 (de) 1987-02-19
BR8603844A (pt) 1987-03-24
DK383686D0 (da) 1986-08-12
EP0213403A2 (de) 1987-03-11
JPH0825969B2 (ja) 1996-03-13
ES2000606A6 (es) 1988-03-01
US4670594A (en) 1987-06-02
EP0213403B1 (de) 1990-07-11
CA1260501A (en) 1989-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2564649A (en) Preparation of lysine
JPS6239550A (ja) ジメチルジアリルアンモニウムクロライドの連続的製造方法
JPH06157389A (ja) β−ナフチルベンジルエーテルの製造方法
US2577900A (en) Process for producing anils
US3059029A (en) Process for alkyl and aralkyl biguanides
JPH08268995A (ja) アミノアルキルスルホン酸類の製造方法
US6262304B1 (en) Process for producing dimethylcyanamide
JPH0366660A (ja) N,n―ビス(ヒドロキシアルキル)アミノエチルスルホン酸塩の製造方法
JP3235232B2 (ja) チオカーバメート類の製造方法
EP0003374B1 (en) Process for the preparation of a substituted triazine
JPH04145054A (ja) 3―ハロ―2―ヒドロキシプロピルトリアルキルアンモニウムハライド水溶液の製造法
JP2613518B2 (ja) 4,4−ジメトキシ−2−ブタノンの製造法
JPH08325245A (ja) 1,3,5−トリス−(2−ヒドロキシアルキル)−イソシアヌレートの製造方法
JPH023676A (ja) アミノアルキルチオール硫酸の製造法
GB2033382A (en) Production of N-(4'-Chloro-3- sulphamoyl-benzenesulphonyl)-N- methyl-2-aminomethyl-2-methyl tetrahydrofuran
JPS6226274A (ja) 4(5)−ヒドロキシメチル−5(4)−メチルイミダゾ−ルの製造方法
CN116621755A (zh) 一种吡拉西坦有关物质的合成方法
CN117342960A (zh) 一种喷替酸的制备方法及其应用
KR910001436B1 (ko) 파라위치가 치환된 2,6-디브로모벤젠아민의 제조방법
JP2872444B2 (ja) 銅化合物含有ビス(4−アミノフェニル)スルホン系化合物の精製方法
JP3259196B2 (ja) 2−ヒドラジノ−4,6−ジメトキシピリミジンの製造法
JPH0959194A (ja) ピロガロールの核t−ブチル化方法
KR20190073121A (ko) 사포그렐레이트 염산염 결정 및 이를 형성하는 제조방법
JP2002179649A (ja) イサチンビス(o−クレゾール)の製造方法
CN108101790A (zh) 一种高纯度邻苄基苯胺的制备方法