JPS6239260Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6239260Y2 JPS6239260Y2 JP14074082U JP14074082U JPS6239260Y2 JP S6239260 Y2 JPS6239260 Y2 JP S6239260Y2 JP 14074082 U JP14074082 U JP 14074082U JP 14074082 U JP14074082 U JP 14074082U JP S6239260 Y2 JPS6239260 Y2 JP S6239260Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- caster
- rolling
- rolling tower
- tower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 30
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 4
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 11
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 6
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Movable Scaffolding (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、移動式足場として用いられるローリ
ングタワーの制動装置に係り、更に詳しくはロー
リングタワーの脚部にブレーキライニングなどが
取付けられたブレーキ軸を設け、このブレーキ軸
を弾性体により、押し下げてブレーキを作動さ
せ、又、ローリングタワーを移動させる時には、
主枠支柱に設けられたハンドルを下方に回転させ
ることで、ブレーキワイヤに連結されたブレーキ
軸を引き上げ、ブレーキライニングとキヤスタ車
輪との当接を解放して、ブレーキを解除するロー
リングタワーの制動装置に関するものである。
ングタワーの制動装置に係り、更に詳しくはロー
リングタワーの脚部にブレーキライニングなどが
取付けられたブレーキ軸を設け、このブレーキ軸
を弾性体により、押し下げてブレーキを作動さ
せ、又、ローリングタワーを移動させる時には、
主枠支柱に設けられたハンドルを下方に回転させ
ることで、ブレーキワイヤに連結されたブレーキ
軸を引き上げ、ブレーキライニングとキヤスタ車
輪との当接を解放して、ブレーキを解除するロー
リングタワーの制動装置に関するものである。
従来、ローリングタワーは仕上げ用の移動足場
として、下部にキヤスタ機構を持ち、ローリング
タワーの設置時には、脚部に設けられたジヤツキ
ベースを繰り出し、このジヤツキベースでローリ
ングタワーを仮固定して施工場所に設置するもの
が用いられていた。又、キヤスタ機構自体にスト
ツパーを設けて、ローリングタワーの設置時はこ
のストツパーを作動させることで、施工場所にロ
ーリングタワーを移動なきよう仮固定出来る様に
していた。
として、下部にキヤスタ機構を持ち、ローリング
タワーの設置時には、脚部に設けられたジヤツキ
ベースを繰り出し、このジヤツキベースでローリ
ングタワーを仮固定して施工場所に設置するもの
が用いられていた。又、キヤスタ機構自体にスト
ツパーを設けて、ローリングタワーの設置時はこ
のストツパーを作動させることで、施工場所にロ
ーリングタワーを移動なきよう仮固定出来る様に
していた。
しかし、これ等はいずれもローリングタワーを
設置するときに用いられるもので、施工者にとつ
ては、ジヤツキベースの繰り出しや、1つ1つの
ストツパーを作動させる作業は煩わしく、危険を
承知の上で足元の固定されない不安定なローリン
グタワー上で施行することもあつた。
設置するときに用いられるもので、施工者にとつ
ては、ジヤツキベースの繰り出しや、1つ1つの
ストツパーを作動させる作業は煩わしく、危険を
承知の上で足元の固定されない不安定なローリン
グタワー上で施行することもあつた。
又、施行場所によつては、ジヤツキベースの繰
り出しやストツパの作動作業を失念して、ローリ
ングタワーを用いることがしばしば生じていた。
り出しやストツパの作動作業を失念して、ローリ
ングタワーを用いることがしばしば生じていた。
この結果、不安定なローリングタワー上での施
工が工事の欠陥を招来し、更には、施工者を乗せ
たままで暴走し、転倒の危険すら生じていた。
工が工事の欠陥を招来し、更には、施工者を乗せ
たままで暴走し、転倒の危険すら生じていた。
又、ローリングタワーの格納時に、ブレーキ作
動を失念した為、タワーが無人状態で暴走し、周
囲にいる施工者に危害を及ぼしたりもした。
動を失念した為、タワーが無人状態で暴走し、周
囲にいる施工者に危害を及ぼしたりもした。
本考案の制動装置は、従来之等の問題点に鑑み
開発されたもので、ローリングタワーの設置時
は、常にブレーキが作動する状態にしておき、そ
のブレーキを解除しなければ、ローリングタワー
の移動が出来ないという、極めて安全性の高いロ
ーリングタワーの制動装置を提供するものであ
る。
開発されたもので、ローリングタワーの設置時
は、常にブレーキが作動する状態にしておき、そ
のブレーキを解除しなければ、ローリングタワー
の移動が出来ないという、極めて安全性の高いロ
ーリングタワーの制動装置を提供するものであ
る。
以下、本考案の制動装置を図面の実施例を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
第1図は、本考案の制動装置を設けたローリン
グタワー1の全体斜視図である。
グタワー1の全体斜視図である。
このローリングタワー1は、梯子型主枠12を
連結ピン(図示せず)で上部方向に複数連結し、
これ等連結された梯子型主枠12,12…を対向
配置して、その間をブレース13で繋結させたも
ので、梯子型主枠12の支柱脚部にはキヤスター
機構14を有し、上部には布板15を架設して、
その周囲は手摺柵16が張られた作業台17を構
成している。
連結ピン(図示せず)で上部方向に複数連結し、
これ等連結された梯子型主枠12,12…を対向
配置して、その間をブレース13で繋結させたも
ので、梯子型主枠12の支柱脚部にはキヤスター
機構14を有し、上部には布板15を架設して、
その周囲は手摺柵16が張られた作業台17を構
成している。
第2図は、第1図Aで示す制動装置を有するキ
ヤスタ機構Aの一部破断拡大図である。
ヤスタ機構Aの一部破断拡大図である。
21はキヤスタ車輪で、この車輪は立設された
2枚のキヤスタ軸受け板23,23により軸支さ
れている。
2枚のキヤスタ軸受け板23,23により軸支さ
れている。
又、キヤスタ回転基板22には、キヤスタ基筒
24が植設され、このキヤスタ基筒24の上方開
口部には、キヤスタ結合ピン25が螺着されてい
る。
24が植設され、このキヤスタ基筒24の上方開
口部には、キヤスタ結合ピン25が螺着されてい
る。
このキヤスタ結合ピン25の一端をパイプ状の
主枠支柱26内に嵌挿することで、ローリングタ
ワー1の支柱脚部にはキヤスタ機構14が取付け
られる。
主枠支柱26内に嵌挿することで、ローリングタ
ワー1の支柱脚部にはキヤスタ機構14が取付け
られる。
キヤスタ基筒24内には、下端にキヤスタ車輪
21の曲率にほぼ等しい曲率を有する弧状のブレ
ーキライニング27を取付け、上端にはキヤスタ
基筒24のスライド開口部28から該基筒24の
外部に突き出た状態で係止ピン29を嵌め込んだ
ブレーキ軸30が、キヤスタ回転基板22を貫通
して内蔵されている。このブレーキ軸30はブレ
ーキ軸受け31とスライドベアリング32を介し
て摺動自由に構成されている。
21の曲率にほぼ等しい曲率を有する弧状のブレ
ーキライニング27を取付け、上端にはキヤスタ
基筒24のスライド開口部28から該基筒24の
外部に突き出た状態で係止ピン29を嵌め込んだ
ブレーキ軸30が、キヤスタ回転基板22を貫通
して内蔵されている。このブレーキ軸30はブレ
ーキ軸受け31とスライドベアリング32を介し
て摺動自由に構成されている。
又、キヤスタ基筒24内に固定されたバネ止め
33とブレーキ軸受け31に設けられたバネ受け
鍔34間には、常時ブレーキ軸30を押し下げる
よう付勢した、例えばスプリングバネからなる弾
性体35を介在させている。
33とブレーキ軸受け31に設けられたバネ受け
鍔34間には、常時ブレーキ軸30を押し下げる
よう付勢した、例えばスプリングバネからなる弾
性体35を介在させている。
更に、ブレーキ軸30の上端に嵌め込まれた係
止ピン29と第1図Bで示す操作機構Bとの間に
はブレーキ軸30を引き上げる為のブレーキワイ
ヤ36が張設されている。
止ピン29と第1図Bで示す操作機構Bとの間に
はブレーキ軸30を引き上げる為のブレーキワイ
ヤ36が張設されている。
すなわち、第3図は第1図Bで示す操作機構B
の一部省略拡大図で、操作機構Bは主枠支柱26
に取付けられた固定金具37のブラケツト38に
捲胴体39を取付け、ハンドル40を下方へ押し
下げることで捲胴体39にブレーキワイヤ36を
捲回するように構成されている。
の一部省略拡大図で、操作機構Bは主枠支柱26
に取付けられた固定金具37のブラケツト38に
捲胴体39を取付け、ハンドル40を下方へ押し
下げることで捲胴体39にブレーキワイヤ36を
捲回するように構成されている。
以上のように構成される本考案の制動装置の操
作について次に説明する。
作について次に説明する。
ローリングタワー1が設置されている状態にお
いては、弾性体35によりブレーキ軸30が常時
押し下げられ、ブレーキ軸30の下端に取付けら
れたブレーキライニング27はキヤスタ車輪に当
接されて該車輪21を押圧することとなり、キヤ
スタ機構Aにはブレーキが作動している。
いては、弾性体35によりブレーキ軸30が常時
押し下げられ、ブレーキ軸30の下端に取付けら
れたブレーキライニング27はキヤスタ車輪に当
接されて該車輪21を押圧することとなり、キヤ
スタ機構Aにはブレーキが作動している。
一方、このブレーキを解除するには、第3図で
示す矢印方向にハンドル40を回転させれば、ブ
レーキワイヤ36は捲胴体39に捲回され、弾性
体35の付勢力より大きいブレーキワイヤ36の
引張力により係止ピン29を介して、ブレーキ軸
30が引き上げられ、その結果ブレーキ軸29の
下端に取付けられたブレーキライニング27とキ
ヤスタ車輪21の当接が開放され、ブレーキが解
除されるのである。
示す矢印方向にハンドル40を回転させれば、ブ
レーキワイヤ36は捲胴体39に捲回され、弾性
体35の付勢力より大きいブレーキワイヤ36の
引張力により係止ピン29を介して、ブレーキ軸
30が引き上げられ、その結果ブレーキ軸29の
下端に取付けられたブレーキライニング27とキ
ヤスタ車輪21の当接が開放され、ブレーキが解
除されるのである。
このように、ローリングタワーの設置時には常
に制動装置が作動し、かつこの作動を解除しなけ
ればローリングタワーの移動は出来ないことにな
る。
に制動装置が作動し、かつこの作動を解除しなけ
ればローリングタワーの移動は出来ないことにな
る。
尚、上記説明はローリングタワーの1脚部に取
付けた制動装置をもつてしたが、本考案はこれに
限定されることなく、対角線上にある二脚にこの
制動装置を取付けてもよく、若しくは脚部全体に
取付けたものでもよい。
付けた制動装置をもつてしたが、本考案はこれに
限定されることなく、対角線上にある二脚にこの
制動装置を取付けてもよく、若しくは脚部全体に
取付けたものでもよい。
以上の様に本考案に係るローリングタワーの制
動装置は移動時のみ制動装置が解除されるので、
施工作業時はブレーキが作動して安定した状態で
作業が行なえる丈でなく、格納されていたローリ
ングタワーが突然暴走することなどがなく、極め
て安全性の高いローリングタワーが提供されるこ
ととなる。
動装置は移動時のみ制動装置が解除されるので、
施工作業時はブレーキが作動して安定した状態で
作業が行なえる丈でなく、格納されていたローリ
ングタワーが突然暴走することなどがなく、極め
て安全性の高いローリングタワーが提供されるこ
ととなる。
第1図はローリングタワーの全体斜視図、第2
図は第1図Aで示すキヤスタ機構の一部破断拡大
図、第3図は第1図Bで示す操作機構の一部省略
拡大図である。 1……ローリングタワー、21……キヤスタ車
輪、24……キヤスタ基筒、26……主枠支柱、
27……ブレーキライニング、30……ブレーキ
軸、35……弾性体、36……ブレーキワイヤ、
39……捲胴体、40……ハンドル。
図は第1図Aで示すキヤスタ機構の一部破断拡大
図、第3図は第1図Bで示す操作機構の一部省略
拡大図である。 1……ローリングタワー、21……キヤスタ車
輪、24……キヤスタ基筒、26……主枠支柱、
27……ブレーキライニング、30……ブレーキ
軸、35……弾性体、36……ブレーキワイヤ、
39……捲胴体、40……ハンドル。
Claims (1)
- ローリングタワー設置時はキヤスタ基筒内の弾
性体により、ブレーキ軸を押し下げ、該軸の下端
に取付けられているブレーキライニングをキヤス
タ車輪に当接させて、ブレーキを作動し、移動時
は、主枠支柱に固定されたハンドルを、下方に回
転させて、ブレーキワイヤを捲胴体に捲回して、
ブレーキ軸を引き上げ、ブレーキライニングとキ
ヤスタ車輪との当接を解放して、ブレーキを解除
するローリングタワーの制動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14074082U JPS5944839U (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | ロ−リングタワ−の制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14074082U JPS5944839U (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | ロ−リングタワ−の制動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5944839U JPS5944839U (ja) | 1984-03-24 |
JPS6239260Y2 true JPS6239260Y2 (ja) | 1987-10-06 |
Family
ID=30315003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14074082U Granted JPS5944839U (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | ロ−リングタワ−の制動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5944839U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5636271B2 (ja) * | 2010-12-16 | 2014-12-03 | ジー・オー・ピー株式会社 | 移動式足場装置用キャスターおよび移動式足場装置 |
-
1982
- 1982-09-17 JP JP14074082U patent/JPS5944839U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5944839U (ja) | 1984-03-24 |
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