JPH0243199Y2 - - Google Patents

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JPH0243199Y2
JPH0243199Y2 JP2729984U JP2729984U JPH0243199Y2 JP H0243199 Y2 JPH0243199 Y2 JP H0243199Y2 JP 2729984 U JP2729984 U JP 2729984U JP 2729984 U JP2729984 U JP 2729984U JP H0243199 Y2 JPH0243199 Y2 JP H0243199Y2
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operating
brake
ladder
brake device
rod
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JP2729984U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電話局の機械室その他これに類する
狭縊な場所に設置される可動梯子にかゝり、特に
可動梯子の固定およびその固定の解除操作を行な
う操作系を改良した可動梯子に関する。
例えば、電話局や自動交換器室では、交換器の
保守や修理時に高所での作業を要することから、
列設される交換器間の通路部分に可動梯子が移動
可能に常設され、必要な箇所へ随時移動して使用
できるようにしている。
この可動梯子は、所定の区域の範囲内で移動さ
せることができるようにするため、第1図および
第2図に示すように梯子本体1の上端部が建屋に
固設されたレール2にローラ3,3を介して懸吊
支持され、下端には車輪4を備えている。また可
動梯子を随時固定状態とすることができるように
するため、前記レール2に対し固定状態を得るブ
レーキ装置5が設けられている。
上記ブレーキ装置5は、梯子本体1の上端の支
持部材6に軸支されたローラ3,3間の中央部に
ブレーキ杆7が上下方向可動に支持され、支持部
材6に固設されたカバー8内の圧縮ばね9により
前記ブレーキ杆7に押上げ力を与え、ブレーキ杆
7の上端のブレーキシユー7Aをレール2の下向
きの面に圧接して制動状態とし、可動梯子をその
位置に固定するようになつている。
一方、支持部材6にはブレーキ解除レバー10
の基部が枢軸11により上下方向へ揺動可能に軸
支され、この解除レバー10の枢軸11に近い部
分にある長孔10Aが前記ブレーキ杆7のピン7
Bに係合され、この解除レバー10の先端に連結
された操作ロツド12を引くことによりブレーキ
杆7を圧縮ばね9に抗して引下げ、制動状態を解
除するようになつている。
ところで従来の可動梯子では、前記操作ロツド
12を直接手で引くか、あるいは梯子本体1の前
面側にある手摺りを回動させることによりその角
度変化を利用してワイヤを介し前記操作ロツド1
2を引くようになされている。
しかるに上記のように手で直接操作ロツド12
を引く場合、あるいは手摺りを回動させて操作ロ
ツド12を引く場合のいずれにおいても、可動梯
子を移動させる際に一方の手で操作ロツド12ま
たは手摺りをブレーキ解放状態に維持したまゝ、
すなわちブレーキ装置5の圧縮ばね9を撓ませた
状態を保つたまゝで可動梯子を移動させなければ
ならず、そのため極めて移動操作がやりにくいと
いう欠点がある。また上記のブレーキ解除操作は
可動梯子の一面側からのみ行なうことができる構
造となるため、可動梯子を移動させる都度その操
作側へ回つて操作しなければならず、たゞでさえ
狭縊な場所においての上記作業は著しく煩わしい
ものであつた。
本考案はこれに鑑み、ブレーキ解除操作を梯子
本体の前面および後面のいずれの側からも操作す
ることができ、しかもその操作部材を手押しに適
する形態として操作性を大巾に改善した可動梯子
を提供することを目的としてなされたものであ
る。
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説
明する。
第1図は従来のブレーキ装置5を備えた可動梯
子に本考案を適用した場合の側面を示し、第3図
乃至第6図はその具体的構成例を示している。
ブレーキ装置5を解除操作する操作部材13
は、第4図に縦断側面を示し、第5図に正面を示
すように、前面操作部13Aと後面操作部13B
を有し、左右一対の側杆部13C,13Cと、こ
れら側杆部13C,13Cの前後端部間を接続す
る把持部13D,13Eとで平面形状が略矩形枠
状をなし側面形状が略く字状をなす形態に形成さ
れ、後面操作物13Bの把持部13Eは前面操作
部13Aよりも短かくなつており、ブレーキ解除
操作時にその角部に人体が接触することがないよ
うに考慮されている。
上記操作部材13はその前後方向中間部が梯子
本体1のシーソー状に揺動できるよう軸支されて
いる。すなわち梯子本体1の下方の踏板14Aの
下面の軸受部材15に両端が軸支された軸部材1
6に支持アーム17の基部が支持され、この支持
アーム17の先端に前記操作部材13の側杆部1
3C,13C間に固定された粱部材13Fが固着
されている。また支持アーム17のアーム部17
Aにはブレーキ装置5の操作ロツド12がシヤツ
クル18を介して連結されており、支持アーム1
7のアーム部17Aが下方へ揺動することにより
操作ロツド12が引かれてブレーキを解放するよ
うになつている。そしてブレーキ装置5のブレー
キシユー7Aがレール2に圧接しているとき、す
なわち操作ロツド12が引上げられているときは
第1図実線図示のように操作部材13の前面操作
部13Aは下段の踏板14Bに添つておかれ、後
面操作部13Bは梯子本体1の後面に可及的近接
しておかれて格納された状態に納まり、前面操作
部13Aを押し上げるか後面操作部13Bを押し
下げることにより操作ロツド12を引き下げてブ
レーキを解放するとともに前面、後面操作部13
A,13Bはいずれも略同一レベルにおいて第1
図鎖線図示のように突出しておかれるようになつ
ている。
前記前部操作部13Aに近い側杆部13C,1
3Cには、格納状態において踏板14Bに対し衝
接をやわらげるためゴム等のクツシヨン材19が
取付けられており、また上側の踏板14Aの下面
には支持アーム17の回動限を定めるとともにそ
の衝接をやわらげるためゴム等のクツシヨン材2
0が設けられている。また21は操作時のストツ
パ、22は手摺りである。
次に上記実施例の作用を説明する。
可動梯子の前面側から操作する場合には、操作
部材13の前面操作部13Aの把持部13Dを持
つて押し上げると、操作部材13は軸部材16を
中心に第4図において反時計方向に回動し、これ
により支持アーム17も回動して操作ロツド12
を下方に引き、ブレーキ解除レバー10を介して
ブレーキ杆7を引き下げ、ブレーキシユー7Aを
レール2から離間してブレーキを解放する。
このとき支持アーム17はストツパ21に当つ
てそれ以上回動せず、前面操作部13Aは丁度可
動梯子の前面に押しやすい状態に突出しておかれ
るので、これを持つて可動梯子を移動させること
ができる。
予定の箇所まで移動したのち前面操作部13A
から手を放せば、ブレーキ装置5の圧縮ばね9に
よりブレーキ杆7が押し上げられてブレーキシユ
ー7Aがレール2に圧接して直ちに制動状態とな
るとともに、操作ロツド12が引き上げられるの
で操作部材13は再び格納状態に復する。
可動梯子の後面側から操作する場合には、操作
部材13の後面操作部13Bの把持部13Eを持
つて押し下げれば、前記と同様に支持アーム17
が回動して操作ロツド12が引かれ、ブレーキを
解放することができ、同時にその後面操作部13
Bは可動梯子の後面に押しやすい状態に突出して
おかれ、これを持つて可動梯子を移動させること
ができる。
以上説明したように本考案によるブレーキ解除
操作装置は、梯子本体の上端にブレーキ装置を有
し、このブレーキ装置を常時制動状態におき、こ
の制動状態を解除操作することにより随時移動さ
せることのできる可動梯子において、前面操作部
と後面操作部とを有する操作部材を設け、この操
作部材の前後方向中間部を梯子本体に揺動可能に
支持し、この操作部材に前記ブレーキ装置を解放
する操作ロツドを連結してなり、該ブレーキ装置
の制動時には前記操作部材の前面および後面操作
部が梯子本体の前面および後面に添つて格納さ
れ、ブレーキ解放方向へ回動させたとき前面およ
び後面操作部が押引操作位置に突出しておかれる
ようにしたので、ブレーキ解放操作が梯子の前
面、後面のいずれの側においても行なえると同時
にブレーキ解除時に丁度押引しやすい形態にな
り、可動梯子の移動操作を著しく容易にすること
ができ、作業の能率向上はもとより安全性をも頗
る高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した可動梯子の一例を示
す側面図、第2図は同ブレーキ装置の拡大図、第
3図は本考案によるブレーキ解放操作装置の一実
施例を示す斜視図、第4図は同縦断側面図、第5
図は同正面図、第6図は同中央縦断正面図であ
る。 1……梯子本体、2……レール、3……ロー
ラ、4……車輪、5……ブレーキ装置、6……支
持部材、7……ブレーキ杆、7A……ブレーキシ
ユー、8……カバー、9……圧縮ばね、10……
ブレーキ解除レバー、12……操作ロツド、13
……操作部材、13A……前面操作部、13B…
…後面操作部、13C……側杆部、13D,13
E……把持部、14A,14B……踏板、15…
…軸受部材、16……軸部材、17……支持アー
ム、21……ストツパ、22……手摺り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 梯子本体の上端にブレーキ装置を有し、このブ
    レーキ装置を常時制動状態におき、この制動状態
    を解除操作することにより随時移動させることの
    できる可動梯子において、前面操作部と後面操作
    部とを有する操作部材を設け、この操作部材の前
    後方向中間部を梯子本体に揺動可能に支持し、こ
    の操作部材に前記ブレーキ装置を解放する操作ロ
    ツドを連結してなり、該ブレーキ装置の制動時に
    は前記操作部材の前面および後面操作部が梯子本
    体の前面および後面に添つて格納され、ブレーキ
    解放方向へ回動させたとき前面および後面操作部
    が押引操作位置に突出しておかれるようにしたこ
    とを特徴とする可動梯子におけるブレーキ解放操
    作装置。
JP2729984U 1984-02-29 1984-02-29 可動梯子におけるブレ−キ解放操作装置 Granted JPS60141398U (ja)

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JP2729984U JPS60141398U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 可動梯子におけるブレ−キ解放操作装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2729984U JPS60141398U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 可動梯子におけるブレ−キ解放操作装置

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Publication Number Publication Date
JPS60141398U JPS60141398U (ja) 1985-09-19
JPH0243199Y2 true JPH0243199Y2 (ja) 1990-11-16

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JPS60141398U (ja) 1985-09-19

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