JPS6238188Y2 - - Google Patents

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JPS6238188Y2
JPS6238188Y2 JP1982139112U JP13911282U JPS6238188Y2 JP S6238188 Y2 JPS6238188 Y2 JP S6238188Y2 JP 1982139112 U JP1982139112 U JP 1982139112U JP 13911282 U JP13911282 U JP 13911282U JP S6238188 Y2 JPS6238188 Y2 JP S6238188Y2
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terminal
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JP1982139112U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 本考案は空気調和機の制御装置におけるチヤタ
リング防止に関するものである。
(ロ) 従来技術 一般に空気調和機の比較器のノイズに対するチ
ヤタリング防止の手段としては比較器の入力端子
と接地間にチヤタリング防止用のコンデンサを接
続していた。一例として冷房・暖房型空気調和機
の制御回路を第1図に基づいて説明すると、1は
負特性サーモ2、温度設定用の可変抵抗3等を有
するブリツジ回路、4はブリツジ回路1からの出
力を第1、第2入力端子(−),(+)より入力し
動作する比較器、5は比較器4の動作にデイフア
レンシヤルを持たせる正帰環抵抗、6は冷房、暖
房運転の切換スイツチであり、電圧が印加される
入力側接点及びスイツチ機構に接続される出力側
接点を有し、これら両接点の開閉を行なう。すな
わち冷房運転時にはこれら両接点を開放し、暖房
運転時にはこれら両接点を短絡する。7は切換ス
イツチ6の信号を受けて動作するスイツチ機構で
あり比較器4の出力をそのまま、もしくは反転し
て圧縮機8の通電を制御するものである。またチ
ヤタリング防止用のコンデンサ9が比較器4の入
力端子と接地間に接続されている。尚、10,1
1は反転用インバータである。
従つて、外乱ノイズはチヤタリング防止用のコ
ンデンサ9で吸収していた。
(ハ) 従来技術の問題点 斯る従来技術では特に切換スイツチ6を短絡し
た暖房運転時には、スイツチ機構7のB側が導通
状態となつている。従つて室内温度が設定値より
高くチヤタリング防止用コンデンサ9の電荷が充
分に放電している時に電源を投入すると、比較器
4からの高レベルの出力が短時間チヤタリング防
止用コンデンサ9に吸収されて低レベルとなりイ
ンバータ11、スイツチ機構7のB側を介して圧
縮機8が短時間通電される所謂チヤタリングが発
生し圧縮機8の故障の原因となるものであつた。
さらに短時間ではあるが圧縮機8が通電されるこ
とは利用者にとつて不信を望え故障とまちがえる
などの不都合な問題を有するものであつた。
(ニ) 考案の目的 本考案はチヤタリング発生を防止して上記の如
き問題点を解消することを目的としている。
(ホ) 考案の要点 本考案は抵抗と第1コンデンサとを順次介して
接地され、且つ前記抵抗を介してサーモ信号を入
力する第1入力端子と該端子と入力比較される第
2入力端子とを有する比較器と、該比較器の出力
をそのままもしくは反転して圧縮機の制御信号と
するスイツチ機構と、電圧が印加される入力側接
点及びスイツチ機構に接続される出力側接点を有
し、この両接点の開閉でスイツチ機構の動作を切
換える冷暖房運転切換スイツチと、該スイツチの
出力側接点と前記比較器の第1入力端子との間に
介在した第2のコンデンサとから構成しているの
で、この構成により外乱ノイズによる圧縮機のチ
ヤタリングを防止できると共に、電源投入時にお
ける圧縮機のチヤタリングも完全に防止すること
ができる。
(ヘ) 考案の実施例 本考案の実施例を第2図に基づいて説明する
と、比較器4の第1入力端子(−)を順次抵抗1
2と第1コンデンサ13を介して接地し、第2入
力端子(+)と抵抗12を介して第1入力端子
(−)とからブリツジ回路1のサーモ信号を入力
させると共に、第2コンデンサ14を第1の入力
端子(−)とインバータ10を介して冷暖房運転
切換スイツチ6へ接続している。尚、第1図と同
一構成要素は同一符号を付してある。
本考案の実施例は以上の如く構成されているの
で外来ノイズはコンデンサ13で吸収されると共
に抵抗12で減衰されている。
切換スイツチ6を短絡した暖房運転時、室温が
設定値より高い場合に電源を投入するとインバー
タ10の出力が低レベルとなる為比較器4の第1
入力端子(−)が低レベルとなり出力が高レベル
に維持され第1図の場合の様に圧縮機8がチヤタ
リングを起こすことはない。また室温が設定値よ
り低い場合にはコンデンサ13,14により短時
間遅延された後比較器4の出力が低レベルとなり
インバータ11、スイツチ機構7のB側を介して
圧縮機8が運転を行なう。
切換スイツチ6を開放した冷房運転時、室温が
設定値より高い場合に電源を投入するとインバー
タ10の出力が高レベルとなる為比較器4の第1
入力端子(−)が高レベルとなり出力は低レベル
となつている。この後コンデンサ14に電荷が蓄
積されると比較器4の出力が高レベルとなりスイ
ツチ機構7のA側を介して圧縮機8が通電され
る。また室温が設定値より低い場合には比較器4
の出力は低レベルが維持されて圧縮機8は通電さ
れない。
従つて、電源投入時には空気調和機がどの状態
にあつても圧縮機8がチヤタリングを起こすこと
はない。
尚、比較器の第1、第2端子は逆でも構成する
ことができる。
(ト) 考案の効果 本考案は比較器の第1入力端子を抵抗と第1コ
ンデンサとを順次介して接地すると共に、第2の
入力端子と抵抗を介して第1入力端子とからサー
モ信号を入力させ、且つ第2コンデンサを第1の
入力端子と冷暖房運転切換スイツチとの間に設け
たので、外乱ノイズを第1コンデンサと抵抗とに
より吸収もしくは減衰させて圧縮機のチヤタリン
グを防止することができると共に、第2コンデン
サで電源投入時における圧縮機のチヤタリングを
併せて防止でき、圧縮機の破損及び誤動作を確実
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す空気調和機の電気回路
図、第2図は本考案の実施例を示す電気回路図で
ある。 4……比較器、6……冷暖房運転切換スイツ
チ、7……スイツチ機構、8……圧縮機、12…
…抵抗、13,14……第1、第2コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 抵抗と第1コンデンサとを直列に介して接地さ
    れ、且つ前記抵抗と第1コンデンサとの接続点に
    はサーモ信号が印加されて成る第1入力端子、及
    び該端子と入力比較される第2入力端子とを有す
    る比較器と、該比較器の出力をそのままもしくは
    反転して圧縮機の制御信号とするスイツチ機構
    と、電圧が印加される入力側接点及び出力側接点
    を有する冷暖房運転切換スイツチと、該冷暖房運
    転切換スイツチの出力側接点に接続されるインバ
    ータと、該インバータの出力端子と比較器の第1
    入力端子との間に接続される第2のコンデンサと
    を備えると共に前記インバータの出力及び前記冷
    暖運転切スイツチの出力で前記スイツチ機構の動
    作を切換えることを特徴とする空気調和機の制御
    装置。
JP13911282U 1982-09-14 1982-09-14 空気調和機の制御装置 Granted JPS5943839U (ja)

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JP13911282U JPS5943839U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 空気調和機の制御装置

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JP13911282U JPS5943839U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 空気調和機の制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5943839U JPS5943839U (ja) 1984-03-22
JPS6238188Y2 true JPS6238188Y2 (ja) 1987-09-30

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ID=30311906

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JP13911282U Granted JPS5943839U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 空気調和機の制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56119938U (ja) * 1980-02-15 1981-09-12

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JPS5943839U (ja) 1984-03-22

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