JPS5933944Y2 - 冷凍機の制御装置 - Google Patents

冷凍機の制御装置

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JPS5933944Y2
JPS5933944Y2 JP1977178159U JP17815977U JPS5933944Y2 JP S5933944 Y2 JPS5933944 Y2 JP S5933944Y2 JP 1977178159 U JP1977178159 U JP 1977178159U JP 17815977 U JP17815977 U JP 17815977U JP S5933944 Y2 JPS5933944 Y2 JP S5933944Y2
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JP
Japan
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circuit
temperature
compressor
transistor
capacitor
Prior art date
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Application number
JP1977178159U
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JPS54100466U (ja
Inventor
信一 金田
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空調機の再起動補償を確実に行わせるための制
御装置に関する。
温度調節器を有する自動発停方式の冷凍機は、急激な負
荷変動等によって停止後直ぐ起動するようなことがある
と、冷凍回路の高・低圧バランスが取れていないことに
よって圧縮機に極端な負担が加わり過負荷やロック現象
によるモータ焼損をもたらしたりして好筐しくない。
従って通常は再起動補償をはかるために、圧縮機停止後
、高・低圧バランスが取れるまでの時間は起動しないよ
うタイマー回路を設けるようにしている。
ところが従来のこの種装置はタイマーを独立に設けた回
路方式であるので、リレー等の制御機器が必要となり、
回路が複雑化するし、リレー故障等により作動が不確実
となるなど種々の実用面での欠陥を免れ得なかった。
本考案は上記実情に鑑みなされたものであり、圧縮機が
ロックなど異常事態を来すことがなくて再起動を確実に
補償でき、しかもタイマー遅延回路と温度調節回路とを
コンパクトな電子的一体回路に1とめて装置の簡素化を
はかると共に、確実な作動を果し得る信頼性の高い制御
装置を提供することを目的とする。
か\る目的は前記タイマー遅延回路を、圧縮機の再起動
を可能にするに十分な放電時間を持ち、かつ前記起動信
号によって充電されるコンデンサと、温度調節回路の起
動信号により導通し、かつ、この導通を停止信号が発し
てからコンデンサの放電終了まで持続する第1スイツチ
ング素子と、前記温度調節回路の出力および前記第1ス
イツチング素子の導通に応じて動作し、前記コンデンサ
の放電時間に限って導通して、前記温度調節回路をその
正極と負極との間の短絡によって不動作とする第2スイ
ツチング素子との3要素により構成することにて達成さ
れる。
以下、添付図面に従って本考案の1実施例を説明する。
図は本考案の1例に係る冷房機の電気回路図であって、
温度調節回路イと、タイマー遅延回路口と、駆動回路ハ
とから構成され、駆動回路ハはさらにリレー駆動回路二
および圧縮機運転回路ホにより構成されている。
温度調節回路イは温度設定用可変抵抗1、被冷房室の温
度を検出する感温抵抗素子2例えば負特性サーミスタ、
調整抵抗3および4を四辺とするブリッジ回路と、この
ブリッジ回路の両分圧点にベースを、正極側にエミッタ
を夫々接続したトランジスタ5および6と、前記調整抵
抗3.4側に接続したトランジスタ6のコレクタとベー
スを接続した出力要素としてのトランジスタ1とからな
る差動増幅回路であって、室内温度が低い場合にはトラ
ンジスタIが停止信号としての非導通状態を呈する一方
、室内温度が高い場合には起動信号としての導通状態を
呈するようになっている。
リレー駆動回路二は前記トランジスタIの導通によって
導通状態となる出力トランジスタ15と、常開接点16
aを有するリレー16のコイルとを直列に接続して正極
・負極間に連絡した回路であり、一方、圧縮機運転回路
ホは、リレー16の常開接点16aの閉成により付勢す
る電磁接触器17を有し、該電磁接触器17の電力接点
17aと圧縮機モータ18とを直列に接続して電源の両
相間に連絡している。
次にタイマー遅延回路口については、該回路口は本考案
を特徴づける回路であって、ダイオード12を直列に介
して電源正極と、前記トランジスタ7のコレクタとの間
に接続したコンデンサ8と、該コンデンサ8の負極側に
ベースを接続した第1スイツチング素子としてのトラン
ジスタ10と、該トランジスタ10のコレクタにベース
を接続した第2スイツチング素子としてのエミッタ接地
形トランジスタ11とを要素となしている。
トランジスタ10は、そのエミッタをコンデンサ8とで
時定数回路を形成する抵抗9を介し電源の正極に接続す
ると共に、コレクタを抵抗を介し電源の負極に接続して
おり、一方、トランジスタ11はコレクタを抵抗14を
介し電源の正極に接続している。
さらにトランジスタ10のコレクタとトランジスタ11
0ベースとはダイオード13を介して前記トランジスタ
Iのコレクタに連絡している。
かく構成したタイマー遅延回路口において、コンデンサ
8は抵抗9との結合により、CR開回路形成して圧縮機
18の再起動を可能にするのに十分な例えば3分の放電
時間を有するよう予め設定しており、一方、出力要素と
してのトランジスタ11は導通することによって、温度
調節回路イの正極・負極間を短絡し、該回路イを不動作
とするように働くものである。
次に上記回路構成になる装置の動作につき説明する。
■ 室内温度が設定温度に比し低い場合、温度調節回路
イにおける両分圧点a、bの電位がeb>e&となるの
で、トランジスタ1は非導通状態となり、このときタイ
マー遅延回路口のトランジスタ100ベース電位が高い
ために、両トランジスタ10.11は非導通状態に保た
れる。
従っテ充放電用コンデンサ8には充電されず、又、リレ
ー駆動回路二のリレー16は消勢状態となっている。
■ 室内温度が設定温度に比し高い場合、両分圧点a、
bの電位が逆にeb<eaとなるので、トランジスタ1
はベース電位が低くなって、トランジスタIは導通状態
となり、タイマー遅延回路口のトランジスタ10はダイ
オード12を介してベース電流が流れて導通状態となり
、捷た、トランジスタ11はそのベース・エミッタ間が
トランジスタ1導通のためダイオード13を介してバイ
パスされるので非導通状態の筐Xでいる。
一方、リレー駆動回路二のリレー16はトランジスタ1
5が導通しているので励磁され、従って圧縮機18は運
転する。
■ 圧縮機運転中に室内温度が設定温度に比し低くなっ
た場合、 両分圧点a、bの電位がeb(eaからeb〉eaへと
変化するので、トランジスタIは導通から非導通と変化
し圧縮機18を停止させる。
一方)トランジスタ10は該変化後コンデンサ8と抵抗
9により定する放電時定数に応じた時間例えば3分間だ
げ導通状態の4%となり、同じくトランジスタ11も同
様に3分間だけ導通状態となる。
従ってトランジスタ11は温度調節回路イの両極間を、
圧縮機18停止後3分間短絡するので該回路イは不動作
となり、圧縮機18の停止を自動停止後3分間強制的に
保持する。
かくして圧縮機18は停止後3分間に限り再起動される
ことはなく、再び室温が上昇して起動する場合には冷凍
回路の高低圧バランスがとれているので、円滑な再起動
が威される。
このように本考案はタイマー遅延回路口が冷凍回路の高
低圧バランスを取るに十分な時間を限って、温度調節回
路イを不動作にさせるので、再起動時の拘束現象や過負
荷運転から圧縮機を保護することができ、信頼性の高い
空調機の制御装置が得られる。
さらに本考案は、第2スイツチング素子11によって温
度調節回路イの正極と負極との間を短絡するようにして
いるので、該温度調節回路イな完全不作動の状態とする
ことができ、ノイズの侵入があってもこれを該回路イ内
にとどめて再起動補償特性をノイズに影響されなく安定
的に発揮させ得る。
しかも温度調節回路イとタイヤ−遅延回路口とがコンパ
クトな一体回路に形成されているのでリレーなどの中継
装置や付帯機器を省略でき、小形かつ廉価に納捷るし、
装置の簡素化がはかれ、さらに制御信頼性も一層向上す
ることと相俟って本考案は実用価値の頗る犬なる空調機
の制御装置である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案装置の1実施例に係る空調機の電気回路図で
ある。 1・・・・・・温度設定用可変抵抗、2・・・・・・感
温抵抗素子、8・・・・・・コンデンサ、10・・・・
・・第1スイツチング素子、11・・・・・・第2スイ
ツチング素子、18・・・・・・圧縮機、イ・・・・・
・温度調節回路、口・・・・・・タイマー遅延回路、ハ
・・・・・・駆動回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 温度設定用可変抵抗1と、被冷却対象の温度を検出する
    感温抵抗素子2とをブリッジ回路の二辺に有し、被冷却
    対象の温度が設定温度に比して高(場合には起動信号を
    、低い場合には停止信号を発する温度調節回路イと、圧
    縮機18を前記起動信号によって付勢し、前記停止信号
    によって消勢する駆動回路へと、前記温度調節回路イに
    関連させたタイマー遅延回路口とからなり、該タイマー
    遅延回路口は、圧縮機18の再起動を可能にするに十分
    な放電時間を持ち、かつ前記起動信号によっテ充電され
    るコンデンサ8と、前記起動信号により導通し、かつ、
    この導通を停止信号が発してからコンデンサ8の放電終
    了1で持続する第1スイツチング素子10と、前記温度
    調節回路イの出力および前記第1スイツチング素子10
    の導通に応じて動作し)前記コンデンサ8の放電時間に
    限って導通する第2スイツチング素子11とを備え、こ
    の第2スイツチング素子11を介して前記温度調節回路
    イの正極と負極との間を短絡する如く形成したことを特
    徴とする冷凍機の制御装置。
JP1977178159U 1977-12-26 1977-12-26 冷凍機の制御装置 Expired JPS5933944Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977178159U JPS5933944Y2 (ja) 1977-12-26 1977-12-26 冷凍機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977178159U JPS5933944Y2 (ja) 1977-12-26 1977-12-26 冷凍機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54100466U JPS54100466U (ja) 1979-07-16
JPS5933944Y2 true JPS5933944Y2 (ja) 1984-09-20

Family

ID=29188353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977178159U Expired JPS5933944Y2 (ja) 1977-12-26 1977-12-26 冷凍機の制御装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5933944Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS565735Y2 (ja) * 1976-07-15 1981-02-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54100466U (ja) 1979-07-16

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