JPS6233489Y2 - - Google Patents

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JPS6233489Y2
JPS6233489Y2 JP1980126441U JP12644180U JPS6233489Y2 JP S6233489 Y2 JPS6233489 Y2 JP S6233489Y2 JP 1980126441 U JP1980126441 U JP 1980126441U JP 12644180 U JP12644180 U JP 12644180U JP S6233489 Y2 JPS6233489 Y2 JP S6233489Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電動圧縮機の保護装置に係り、特にロ
ツク時に圧縮機用の電動機が非通電、通電を頻繁
に繰り返すことによつてコイル焼損、損傷に至る
のを未然に防止し得る如くした保護装置に関す
る。
冷暖房機などでは、全密閉圧縮機用の電動機を
過電流、過熱から保護するために、電動機コイル
に連絡する電気配線中に介挿した過電流リレーと
前記電動機のコイルエンド内に埋込んだサーモス
タツトとを利用して、第1図々示の如き回路によ
り自動保護作動させるようにしている。
この場合、過電流リレー2は感度が良くて、秒
単位(10秒)で作動するのに対して、サーモスタ
ツト3は1分間に7℃程度の変化があつて作動す
るので保証追随性が悪く、すなわち過電流リレー
2に比べて長時限感度特性を有しているので、例
えば、冷房あるいは暖房軽負荷時圧縮機が一旦停
止したのち、すぐに再起動する場合にはロツクす
る場合があるが、この場合には過電流リレー2の
接点2−が開放作動、閉成復帰を繰り返す間に
サーモスタツト3は作動しなく、その結果、圧縮
機用電動機1のコイル温度が第2図に示す如く、
漸次上昇していくのに対し、サーモスタツト3は
前記の如く追随性が悪いので、これを検知でき
ず、遂には過熱、焼損に至る事故が屡々発生し
た。
このように過電流リレー2とサーモスタツト3
とを併設しながらも圧縮機用電動機1の保護性能
が万全でなかつた事実に鑑みて、本考案は成され
たものであつて、特にサーモスタツトの温度追随
特性に見合つた適宜の時限を有するタイマーを併
用する構成としたことによつて電動機を過熱、焼
損事故から確実に保護し得る如くした点を本考案
の特徴とするものである。
以下、本考案の内容について添付図面の実施例
を参照しつつ詳細に説明する。
第3図は本考案装置の実施例に係る冷房機の電
気回路図であつて、1は全密閉形電動圧縮機のケ
ーシング内で圧縮部と直結した電動機、2は電動
機1のコイルに連る配線中に介挿した過電流リレ
ー、3は前記コイルのエンド内に埋込んだサーモ
スタツト、4は運転指令リレー、5は電動機1の
発停を掌る電磁開閉器、6は通電によつて所定時
限で常開接点6−を閉成作動せしめるタイマ
ー、7は運転スイツチ、8は室内フアン用の電動
機、9は室温を検出する室温調節器、10は補助
リレーを夫々示している。
過電流リレー2の常閉接点2−と、サーモス
タツト3の常閉接点3−と、運転指令リレー4
の常開接点4−とは直列関係をなして接点回路
を形成し、電源の一相から分岐し運転スイツチ7
の電源端子に至る制御母線L1中に介挿せしめて
いる。
そして常開接点4−にはタイマー6の常開接
点6−を並列に接続する一方、タイマー6の駆
動部は補助リレー10の常閉接点10−を直列
に介して、常時電圧が加えられている制御母線
L1,L2間に接続している。
上記補助リレー10は運転指令リレー4の常開
接点4−に対してコイル10−を直列に接続
しているので、運転指令リレー4が励磁するのに
連動して励磁作動し、従つて運転指令リレー4が
消磁している間はタイマー6が作動して所定時限
(1分〜5分)経過後、接点6−の閉成を保持
している。
運転スイツチ7は停止→送風→冷房→送風→停
止の所定順序で切換え操作が可能な構造をなし、
停止から送風に切換える運転操作を行うと、運転
指令リレー4のコイル4−と電動機8のコイル
とは制御母線L1,L2間に接続されることとな
り、運転指令リレー4は励磁し、電動機8は起動
する。
そして運転指令リレー4と電動機8とは、前記
リレー4の常開接点4−が閉成することによつ
て励磁と運転とが保持され、同様に常開接点4−
の閉成によつて補助リレー10は励磁する。
運転スイツチ7を送風から冷房に切換操作する
と、電動機8の運転、運転指令リレー4および補
助リレー10の励磁が保持された状態のまゝで、
さらに電磁開閉器5のコイル5−は閉成中の温
度調節器9を介して制御母線L1,L2間に接続さ
れることになり、電磁開閉器5が励磁して閉成作
動することにより、圧縮機用の電動機1が起動す
る。
以上述べたような回路構成および作動を行う電
気回路によつて、電動機1が過電流、過熱に対し
て確実に保護されるのであるが、この保護作動の
態様について第5図を併せて参照の上、以下詳述
する。
運転スイツチ7が停止に操作されている時点で
は、タイマー6が通電により付勢するので、数分
経過(1分〜5分)すると、常開接点6−が閉
成して、この閉成は保持される。
その後に停止から送風に切換えると、運転指令
リレー4、室内フアン用電動機8が作動し、殆ど
同時に補助リレー10も作動する。
かくして、接点10−の開放によりタイマー
6はリセツトされ、常開接点6−が開放する
が、常開接点4−が既に閉成しているので、電
源が遮断することはない。
次いで送風から冷房に切換えると、さらに電磁
開閉器5が投入されるので冷房機は冷房運転を開
始する。
冷房運転中に、再起動時、負荷に対しトルクが
小さいなどの原因で電動圧縮機がロツクあるいは
過負荷状態になると過電流リレー2が秒単位で作
動し、冷房運転は全停する。
使用者がこの全停止を知つて直ちに運転スイツ
チ7を冷房から送風に切換える再運転操作を行つ
ても、タイマー6が所定時限経過後に常開接点6
を閉成するまでは電動機1が再起動されるこ
とはない。
従つて、従来装置のように停止、再起動が短時
間で再三繰り返されることによりサーモスタツト
3が作動しない間に電動機1のコイル温度が異常
に上昇する如き不都合は避けられる。
タイマー6の常開接点6−が閉成することに
よつて再運転を行つた直後に、前記原因が除去さ
れていないと再び過電流リレー2が作動するが、
その後の再起動も前述と同要領で行われる。
なお、この作動状態は第5図に示す通りであ
り、縦軸は温度、横軸は時間である。電動機1の
コイル温度はタイマー6の所定時限の間に緩やか
に温度低下するので、サーモスタツト3はその間
に追随遅れを取り戻して爾後の温度上昇に対して
遅れることなく作動するようになるので、電動機
1は過電流のみならず、過熱からも確実に保護さ
れる。
以上述べた第3図々示例は、運転スイツチ7の
手動操作によるものであつて従来の手動復帰形と
同形態であるが、次に第4図に示した例は電動機
1が過電流あるいは過熱によつて停止した後の復
帰作動は自動的に行われ、前述例の如く運転スイ
ツチ7の操作を要しない装置である。
此の場合は常開接点4−を外して、その部分
の配線を直結するだけの回路変更で済み、停止後
の再起動が手動によらなく、自動的に行われるも
のであるから、サーモスタツト3の作動を保証す
ることによる保護機能はさらに有効に発揮される
こととなる。
本考案は以上述べたように、秒単位で即動する
過電流リレー2と該リレー2に比して感度特性が
長時限であるサーモスタツト3とを圧縮機用の電
動機1の保護器として備えたものに、適当な時限
を有するタイマー6を追加して、運転スイツチの
運転操作で励磁される運転指令リレー4のコイル
4−と、圧縮機電動機用の電磁開閉器5のコイ
ル5−とを並列的に接続し、それ等両コイル4
,5−を運転指令リレー4の常開接点4−
、過電流リレー2の常閉接点2−およびサー
モスタツト3の常閉接点3−からなる直列接点
回路を介し電源に接続すると共に、タイマー6の
限時作動常開接点6−を前記常開接点4−
並列に接続し、さらに、前記タイマー6を運転指
令リレー4の消磁の間に限つて通電する如くした
から、タイマー6の設定時限によつてサーモスタ
ツト3の長時限感度特性による作動遅れをタイミ
ング調節することができ、かくして電動機1のコ
イル温度が極度に上昇するまでにサーモスタツト
3を確実に作動せしめ得るので、電動機1を過電
流、過熱から十分に保護することが可能となる。
また、サーモスタツト3の作動後は電動機1の
コイル温度が十分低下するまで再通電されないこ
とは当然であつて、これによつても電動機1の過
熱保護は万全に果される。
さらにタイマー6の設定時限を適切な値にする
ことによつて、運転停止後、再起動に至るまでの
時間を稼ぎ、冷凍回路の高低圧々力が均衡しない
ままに再起動されるのを確実に防止することも可
能であり、苛酷な状態での起動を避ける起動補償
をも併せ行う利点が加わり、本考案は正に一石二
鳥の効果を奏する電動圧縮機の保護装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の冷房機に係る電気回路図、第2
図は第1図々示回路に係る各機器の作動を示すタ
イムチヤート図、第3図および第4図は本考案装
置の実施例に係る各冷房機の電気回路図、第5図
は本考案装置に係る冷房機の各機器作動を示すタ
イムチヤート図である。 1……圧縮機用の電動機、2……過電流リレ
ー、3……サーモスタツト、4……運転指令リレ
ー、4−……コイル、4−……常開接点、5
……電磁開閉器、5−……コイル、6……タイ
マー、6−……常開接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転スイツチ7の運転操作で励磁される運転指
    令リレー4と、圧縮機用の電動機1を発停するた
    めの電磁開閉器5と、前記電動機1の過電流を検
    出して秒単位で速く作動する過電流リレー2と、
    電動機1のコイル異常温度を前記過電流リレー2
    に比し長時限感度特性で検出するサーモスタツト
    3と、このサーモスタツト3の温度追随特性に見
    合わせた数分程度の範囲の長短調節した時限の通
    電により、常開接点6-1を閉成するタイマ6とを
    有し、運転指令リレー4のコイル4-1と電磁開閉
    器5のコイル5-1とを並列的に接続して、それ等
    両コイル4-1,5-1を運転指令リレー4の常開接
    点4-2、過電流リレー2の常閉接点2-1およびサ
    ーモスタツト3の常閉接点3-1からなる直列接点
    回路を介し電源に接続すると共に、タイマ6の前
    記常開接点6-1を運転指令リレー4の前記常開接
    点4−に並列に接続し、さらに、前記タイマー
    6を運転指令リレー4の消磁の間に通電し、励磁
    の間に非通電とさせる回路を設けたことを特徴と
    する電動圧縮機の保護装置。
JP1980126441U 1980-09-04 1980-09-04 Expired JPS6233489Y2 (ja)

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JP1980126441U JPS6233489Y2 (ja) 1980-09-04 1980-09-04

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JPS5751028U JPS5751028U (ja) 1982-03-24
JPS6233489Y2 true JPS6233489Y2 (ja) 1987-08-27

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JP1980126441U Expired JPS6233489Y2 (ja) 1980-09-04 1980-09-04

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5038344A (ja) * 1973-08-08 1975-04-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5038344A (ja) * 1973-08-08 1975-04-09

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JPS5751028U (ja) 1982-03-24

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