JPH0638467A - 単相誘導電動機の起動装置 - Google Patents

単相誘導電動機の起動装置

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JPH0638467A
JPH0638467A JP18215492A JP18215492A JPH0638467A JP H0638467 A JPH0638467 A JP H0638467A JP 18215492 A JP18215492 A JP 18215492A JP 18215492 A JP18215492 A JP 18215492A JP H0638467 A JPH0638467 A JP H0638467A
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JP
Japan
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induction motor
temperature coefficient
phase induction
thermostat
positive temperature
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JP18215492A
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Masahiko Shinno
正彦 新野
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Yamada Electric Manufacturing Co Ltd
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Yamada Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単相誘導電動機の補助巻線に直列に接続され
た起動用の正特性サーミスタによる消費電力を極めて少
なくする。 【構成】 主巻線18及び補助巻線19を有する単相誘
導電動機17において、電源線15,16間に、主巻線
18を接続するとともに、補助巻線19,正特性サーミ
スタ20,サーモスタット21及び起動用コンデンサ2
2の直列回路を接続する。そして、正特性サーミスタ2
0の発生熱をサーモスタット21に感知させる。これに
より、正特性サーミスタ20に補助巻線19を介して起
動電流が流れると、正特性サーミスタ20は自己発熱し
て数秒で約140℃に達し、サーモスタット21がこれ
を感知してオフ動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、正特性サーミスタを備
えた単相誘導電動機の起動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、冷蔵庫,空気調和機等の密閉形
コンプレッサを駆動する単相誘導電動機においては、コ
ンデンサ起動形の起動装置が設けられる場合が多い。
【0003】而して、従来のこの種の起動装置として
は、図4に示すように、主巻線1とともに交流電源2に
よって通電される補助巻線3に直列に正特性サーミスタ
4と起動用コンデンサ5との直列回路を接続し、必要に
応じて、これらの正特性サーミスタ4と起動用コンデン
サ5との直列回路に並列に運転用コンデンサ6を接続す
る構成のものが供されている。
【0004】このような起動装置においては、単相誘導
電動機の起動時には、正特性サーミスタ4が低電気抵抗
値を呈することから、補助巻線3には起動用コンデンサ
5及び運転用コンデンサ6の並列回路を介して起動電流
が流れる。
【0005】正特性サーミスタ4は、例えば、チタン酸
バリウムを主成分とした酸化物半導体セラミックで構成
されていて、キュリー温度をもち、電気抵抗値がこのキ
ュリー温度から急激に増大する特性を有する。そして、
前述したように補助巻線3に起動電流が流れると、正特
性サーミスタ4は数秒でキュリー温度以上に自己発熱し
て電気抵抗値が急激に増大し、起動用コンデンサ5には
実質的に電流が流れなくなり、起動が完了する。従っ
て、単相誘導電動機の起動後は補助巻線3には運転用コ
ンデンサ6を介して電流が流れることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、単相
誘導電動機の起動完了後の定常運転中においても、正特
性サーミスタ4は電源電圧が印加されて自己発熱し続け
るので、常に、1kΩ〜10kΩの電気抵抗値を呈する
ことになって、約3Wの電力を消費するようになり、省
エネルギー上問題がある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、起動用の正特性サーミスタによる定常
運転中の消費電力を極力抑制し得て、省エネルギー化を
図ることができる単相誘導電動機の起動装置を提供する
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の単相誘導
電動機の起動装置は、交流電源によって通電される主巻
線及び補助巻線を有する単相誘導電動機において、前記
補助巻線に直列に正特性サーミスタを接続し、これらの
補助巻線及び正特性サーミスタの直列回路に直列に前記
正特性サーミスタからの熱を感知してこれが設定温度に
なるとオフするサーモスタットを接続する構成に特徴を
有する。
【0009】請求項2記載の単相誘導電動機の起動装置
は、正特性サーミスタ及びサーモスタットの直列回路に
並列に前記サーモスタットに発生熱を作用させる抵抗器
を接続する構成に特徴を有する。
【0010】請求項3記載の単相誘導電動機の起動装置
は、交流電源によって通電される主巻線及び補助巻線を
有する単相誘導電動機において、前記補助巻線に直列に
正特性サーミスタを接続し、これらの補助巻線及び正特
性サーミスタの直列回路に直列に接続された常閉接点と
前記正特性サーミスタ及び常閉接点の直列回路に並列に
接続された励磁コイルとを有するリレーを設ける構成に
特徴を有する。
【0011】
【作用】請求項1記載の単相誘導電動機の起動装置によ
れば、補助巻線を介して正特性サーミスタ及びサーモス
タットの直列回路に起動電流が流れると、正特性サーミ
スタが自己発熱して、これが設定温度になると、サーモ
スタットがオフするようになり、正特性サーミスタには
電流は流れなくなり、単相誘導電動機は、起動を完了し
て定常運転となる。
【0012】その後、正特性サーミスタが徐々に自然冷
却されることによりいずれサーモスタットがオンするよ
うになるが、サーモスタットがオンすることにより再び
補助巻線を介して正特性サーミスタに電流が流れるよう
になり、正特性サーミスタは極く短時間で設定温度まで
自己発熱して、サーモスタットが再びオフする。
【0013】従って、単相誘導電動機の定常運転中に
は、正特性サーミスタには断続的に電流が流れるが、そ
の電流が流れる時間はトータル的に短時間であるので、
従来に比し、正特性サーミスタによる消費電力は少なく
なる。
【0014】請求項2記載の単相誘導電動機の起動装置
によれば、補助巻線に流れる起動電流に応じてサーモス
タットがオフされると、抵抗器に電流が流れるようにな
って発熱し、その発生熱によりサーモスタットがオフ状
態に保持される。
【0015】従って、単相誘導電動機の定常運転中に
は、正特性サーミスタには電流は流れず、代りに、抵抗
器に電流が流れるようになるが、この抵抗器に流れる電
流は、抵抗器にサーモスタットをオフ状態に保持するた
めの熱を発生させる程度の極めて小なるものであり、抵
抗器による消費電力は従来の正特性サーミスタの消費電
力よりも極めて少ない。
【0016】請求項3記載の単相誘導電動機の起動装置
によれば、補助巻線を介して正特性サーミスタに起動電
流が流れることによってその正特性サーミスタの電気抵
抗値が増大すると、リレーの励磁コイルに加わる電圧が
動作電圧となって、リレーが動作し常閉接点をオフする
ようになり、正特性サーミスタには電流が流れなくな
る。そして、常閉接点のオフにより励磁コイルには略電
源電圧が加わることになってリレーは動作を継続する。
【0017】従って、単相誘導電動機の定常運転中は、
正特性サーミスタには電流が流れず、代りに、リレーの
励磁コイルに電流が流れるが、この励磁コイルに流れる
電流はリレーを動作状態に保持するための極めて小なる
ものであり、リレーによる消費電力は従来の正特性サー
ミスタによる消費電力よりも極めて少ない。
【0018】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例につき、図1を
参照しながら説明する。電源端子10,11は100V
の単相交流電源12に接続されており、更に、その一方
の電源端子10は運転スイッチ13及びオーバロードス
イッチ14を直列に介して電源線15に接続され、他方
の電源端子11は電源線16に接続されている。
【0019】単相誘導電動機17は、主巻線18及び補
助巻線19を有するもので、その主巻線18は電源線1
5,16間に接続され、補助巻線19の一方の端子は電
源線15に接続されている。この単相誘導電動機17
は、例えば、冷蔵庫における冷凍サイクルの密閉形コン
プレッサ(いずれも図示せず)を駆動するようになって
いる。そして、前記運転スイッチ13は、例えば、図示
しない温度制御装置によってオン,オフされるもので、
前記冷凍サイクルのエバポレータの温度が、上限温度に
なるとオンし、下限温度になるとオフするようになって
いる。
【0020】前記補助巻線19の他方の端子は、正特性
サーミスタ20,常閉形のサーモスタット21及び起動
用コンデンサ22の直列回路を介して電源線16に接続
され、この正特性サーミスタ20,サーモスタット21
及び起動用コンデンサ22の直列回路に並列に運転用コ
ンデンサ23が接続されている。ここで、正特性サーミ
スタ20は、従来の正特性サーミスタ4と同様のもの
で、電流が流れることにより自己発熱してその温度上昇
にともなって電気抵抗値を増大させる特性を有するもの
であり、例えば、常温(25℃前後)では5Ω程度,1
20℃では0.1kΩ程度,140℃では1kΩ〜10
kΩ程度になる。そして、サーモスタット21は、正特
性サーミスタ20の発生熱を感知してオン,オフするよ
うになっており、感知熱が、例えば、上限設定温度14
0℃になるとオフ動作し、下限設定温度120℃になる
とオン復帰するようになっている。
【0021】次に、本実施例に作用につき説明する。運
転スイッチ13がオンされると、運転スイッチ13及び
オーバロードスイッチ14を介して主巻線18に起動電
流が流れる。又、正特性サーミスタ20は常温では低電
気抵抗値(例えば5Ω程度)を呈しているので、補助巻
線19,正特性サーミスタ20,サーモスタット21及
び起動用コンデンサ22の直列回路と補助巻線19及び
運転用コンデンサ23の直列回路とにも起動電流が流
れ、以て、単相誘導電動機17はコンデンサ起動形電動
機として起動する。
【0022】正特性サーミスタ20に補助巻線19の起
動電流が流れると、その正特性サーミスタ20は自己発
熱して電気抵抗値が急激に増大する。そして、数秒後
に、正特性サーミスタ20は140℃の温度に達して安
定するようになり、この時の電気抵抗値は、例えば、1
kΩ〜10kΩになる。正特性サーミスタ20が140
℃の温度に達すると、サーモスタット21がこれを感知
してオフ動作するようになり、補助巻線19,正特性サ
ーミスタ20,サーモスタット21及び起動用コンデン
サ22の直列回路には電流が流れなくなり、以て、単相
誘導電動機17の起動が完了する。尚、サーモスタット
21がオフ動作しても、補助巻線19及び運転用コンデ
ンサ23の直列回路には電流が引続き流れるので、単相
誘導電動機17はコンデンサ電動機として定常運転を行
なうようになる。
【0023】一方、サーモスタット21のオフ動作によ
り正特性サーミスタ20に電流が流れなくなると、正特
性サーミスタ20は自然冷却により温度が徐々に下降す
る。そして、正特性サーミスタ20の温度が120℃ま
で下降すると、サーモスタット21がこれを感知してオ
ン復帰するようになり、再び補助巻線19,正特性サー
ミスタ21及び起動用コンデンサ22の直列回路に電流
が流れ、正特性サーミスタ20は再び自己発熱して温度
が上昇する。これにより、正特性サーミスタ20は極め
て短時間で140℃に達するようになり、サーモスタッ
ト21がオフ動作して正特性サーミスタ20に電流が流
れないようにする。
【0024】以下、前述同様の動作を繰返すことになっ
て、単相誘導電動機17の定常運転中は、正特性サーミ
スタ20にはサーモスタット21のオフ,オンに応じて
断続的に電流が流れるようになる。
【0025】このように、本実施例によれば、単相誘導
電動機17の補助巻線19に直列に正特性サーミスタ2
0,サーモスタット21及び起動用コンデンサ22の直
列回路を接続して、正特性サーミスタ20の温度に応じ
てサーモスタット21をオフ,オンさせ、以て、単相誘
導電動機17の定常運転中は正特性サーミスタ20に断
続的に電流を流すようにした。
【0026】この場合、正特性サーミスタ20において
は、サーモスタット21のオフにより断電されて自然冷
却により温度が140℃から120℃まで下降する間の
オフ時間に比し、サーモスタット21のオンにより通電
されて自己発熱により温度が120℃から140℃まで
上昇する間のオン時間は、常温から140℃まで上昇す
る起動時間が数秒であることから考えてみても、極めて
短いものであり、従って、定常運転中に通電される従来
の正特性サーミスタ4に比し、その消費電力はトータル
的には50%以下になるものであり、省エネルギー化を
図ることができる。
【0027】図2は本発明の第2の実施例であり、図1
と同一部分には同一符号を付して示す。即ち、図1と異
なる部分は、正特性サーミスタ20,サーモスタット2
1及び起動用コンデンサ22の直列回路に並列に大なる
電気抵抗値を有する抵抗器24を接続し、この抵抗器2
4の発生熱をサーモスタット21に感知させるようにし
たところにある。
【0028】而して、サーモスタット21が正特性サー
ミスタ20の温度(140℃)を感知してオフ動作する
と、抵抗器24に電流が流れて該抵抗器24が発熱し、
サーモスタット21が、この抵抗器24の発生熱を感知
することにより、オフ状態に保持される。従って、単相
誘導電動機17の定常運転中には、正特性サーミスタ2
0は電流は流れず、代りに、抵抗器24に電流が流れ続
けることになるが、この抵抗器24に流れる電流は、抵
抗器24にサーモスタット21をオフ状態に保持するた
めの熱を発生させる程度の極めて小なるものでよいの
で、抵抗器24としては、消費電力が約0.5W程度の
もので充分で、従来の正特性サーミスタ4の消費電力よ
りも極めて少なくて済み、著しい省エネルギー効果を得
ることができる。
【0029】図3は本発明の第3の実施例であり、図1
と同一部分には同一符号を付して示す。即ち、図1と異
なるところは、サーモスタット21の代りに、励磁コイ
ル25C及び常閉接点25bを有するリレー25を設
け、正特性サーミスタ20と起動用コンデンサ22との
間に常閉接点25bを接続するとともに、正特性サーミ
スタ20,常閉接点25b及び起動用コンデンサ22の
直列回路に並列に励磁コイル25Cを接続するようにし
たところにある。
【0030】而して、補助巻線19を介して正特性サー
ミスタ20に起動電流が流れることによりその正特性サ
ーミスタ20の温度が140℃となって電気抵抗値が1
kΩ〜10kΩになると、リレー25の励磁コイル25
Cに加わる電圧が動作電圧となって、リレー25が動作
し常閉接点25bをオフするようになり、正特性サーミ
スタ20には電流が流れなくなる。そして、常閉接点2
5bのオフにより励磁コイル25Cには略電源電圧が加
わることになって、リレー25は動作を継続する。従っ
て、単相誘導電動機17の定常運転中は、正特性サーミ
スタ20には電流が流れず、代りに、リレー25の励磁
コイル25Cに電流が流れるが、この励磁コイル25C
に流れる電流はリレー25を動作状態に保持する、即
ち、常閉接点25bをオフ状態に保持するための極めて
小なるものであり、リレー25による消費電力は従来の
正特性サーミスタ4による消費電力よりも極めて少な
い。
【0031】又、リレー25が動作して常閉接点25b
がオフすることにより正特性サーミスタ20に電流が流
れなくなると、正特性サーミスタ20は、自然冷却され
て、遂には常温まで温度が下降する。そして、その後に
運転スイッチ13がオフされると、励磁コイル25Cが
断電されてリレー25が復帰し常閉接点25bをオンさ
せるようになる。従って、運転スイッチ13がオフされ
た後短時間で再びオンされた場合(再起動)でも、補助
巻線19,正特性サーミスタ20,常閉接点25b及び
駆動用コンデンサ22に直ちに起動電流が流れるように
なり、単相誘導電動機17は何ら支障なく再起動が実行
されることになる。
【0032】尚、上記各実施例では、運転用コンデンサ
23を設けるようにしたが、これを省略して、単相誘導
電動機17を起動完了後は主巻線18のみで定常運転さ
せるようにしてもよい。
【0033】又、上記各実施例では、単相誘導電動機1
7をコンデンサ起動形として起動させるようにしたが、
分相起動形として起動させるようにしてもよい。この場
合には、電気回路図としては、図1乃至図3における起
動用コンデンサ22及び運転用コンデンサ23を省略し
た形態となる。
【0034】その他、本発明は上記実施例にのみ限定さ
れるものではなく、例えば、冷蔵庫における冷凍サイク
ルの密閉形コンプレッサ駆動用のみならず、空気調和機
における冷凍サイクルの密閉形コンプレッサ駆動用とし
ても適用し得、更には、コンデンサ起動形或いは分相起
動形の単相誘導電動機を駆動源とする機器全般に適用し
得る等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形して実施し
得る。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上の説明した通りであるの
で、次のような効果を奏する。
【0036】請求項1記載の単相誘導電動機の起動装置
によれば、補助巻線と正特性サーミスタとの直列回路
に、該正特性サーミスタが設定温度になったときにオフ
するサーモスタットを直列に接続するようにしたので、
単相誘導電動機の定常運転中は、正特性サーミスタには
断続的に電流が流れるようになり、従って、正特性サー
ミスタの消費電力を極力抑制し得て、省エネルギー化を
図ることができる。
【0037】請求項2記載の単相誘導電動機の起動装置
によれば、正特性サーミスタとサーモスタットの直列回
路に並列に抵抗器を接続して、その抵抗器の発生熱を前
記サーモスタットに作用させるようにしたので、単相誘
導電動機の定常運転中は、正特性サーミスタには電流は
流れずに抵抗器に電流が流れるようになり、従って、抵
抗器のみの消費電力となって、消費電力を著しく小にな
し得る。
【0038】請求項3記載の単相誘導電動機の起動装置
によれば、補助巻線と正特性サーミスタとの直列回路に
リレーの常閉接点を直列に接続するとともに、正特性サ
ーミスタと常閉接点との直列回路に並列にリレーの励磁
コイルを接続するようにしたので、請求項2と同様の効
果を奏するとともに、更に、短時間で再起動が行なわれ
ても何ら支障なく実行できる。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気回路図
【図2】本発明の第2の実施例を示す電気回路図
【図3】本発明の第3の実施例を示す電気回路図
【図4】従来例を示す電気回路図
【符号の説明】
図面中、12は交流電源、17は単相誘導電動機、18
は主巻線、19は補助巻線、20は正特性サーミスタ、
21はサーモスタット、24は抵抗器、25はリレー、
25Cは励磁コイル、25bは常閉接点を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源によって通電される主巻線及び
    補助巻線を有する単相誘導電動機において、前記補助巻
    線に直列に接続された正特性サーミスタと、これらの補
    助巻線及び正特性サーミスタの直列回路に直列に接続さ
    れ前記正特性サーミスタからの熱を感知してこれが設定
    温度になるとオフするサーモスタットとを具備してなる
    単相誘導電動機の起動装置。
  2. 【請求項2】 正特性サーミスタ及びサーモスタットの
    直列回路に並列に接続されて前記サーモスタットに発生
    熱を作用させる抵抗器を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の単相誘導電動機の起動装置。
  3. 【請求項3】 交流電源によって通電される主巻線及び
    補助巻線を有する単相誘導電動機において、前記補助巻
    線に直列に接続された正特性サーミスタと、これらの補
    助巻線及び正特性サーミスタの直列回路に直列に接続さ
    れた常閉接点と前記正特性サーミスタ及び常閉接点の直
    列回路に並列に接続された励磁コイルとを有するリレー
    とを具備してなる単相誘導電動機の起動装置。
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