JP3471204B2 - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JP3471204B2
JP3471204B2 JP29831097A JP29831097A JP3471204B2 JP 3471204 B2 JP3471204 B2 JP 3471204B2 JP 29831097 A JP29831097 A JP 29831097A JP 29831097 A JP29831097 A JP 29831097A JP 3471204 B2 JP3471204 B2 JP 3471204B2
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ptc
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展昌 神田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍冷蔵庫等に用
いられる単相誘導電動機を用いた冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍冷蔵庫等の冷却装置において、単相
誘導電動機を起動段階から定常運転に移行した直後に単
相誘導電動機の補助巻線への電流を遮断するために正特
性サーミスタ(以降、PTCと記述する)を使用したもの
がある。このような装置において、PTCでの省エネ化
を図るため、実公昭61−11985公報、特開平6−
339291号公報に示されているような技術が知られ
ている。
【0003】図7は実公昭61−11985公報に開示
された構成であり、(1)は冷凍冷蔵庫の冷凍サイクルを
駆動する単相誘導電動機(圧縮機)である。この単相誘
導電動機(1)には、定常運転の継続に必要な定常トルク
を発生させる主巻線(2)と、起動時のみ必要な起動トル
クを発生させる補助巻線(3)が設けられている。
【0004】主巻線(2)の一方は、単相誘導電動機(1)
の運転をON/OFFするパワーリレー(4)(以下「圧
縮機リレー」という)を介して電源(6)に接続されてい
て、他方は、リレーコイル(32)とオーバーロードリレ
ー(5)を介して電源(6)に接続されている。補助巻線
(3)の一方は、主巻線(2)と同じくリレー(4)を介して
電源(6)に接続されていて、他方は、常開のリレー接点
(33)とPTC(7)とを直列接続した回路と、オーバー
ロードリレー(5)を介して電源(6)に接続されている。
【0005】圧縮機リレー(4)をONし、通電すると、
主巻線(2)に電流が流れて定常トルクが発生する。ま
た、リレーコイル(32)により、リレー接点(33)が閉
じられ、補助巻線(3)にも電流が流れて起動トルクが発
生し、上記単相誘導電動機(1)が起動する。
【0006】しかし、主巻線(2)が高負荷のため、起
動が完全になるまでリレー接点(33)がチャタリングを
しながら、完全起動になり、やがて定常運転に切り替わ
る。この状態になると、リレーコイル(32)の電流が減
少し、リレー接点(33)が開き、PTC(7)には全く電
流が流れず、PTC(7)の温度も常温になる。
【0007】図8は、特開平6−339291号公報に
開示された構成であり、(1)は冷凍サイクルを駆動する
単相誘導電動機である。この単相誘導電動機(1)には、
定常運転の継続に必要な定常トルクを発生させる主巻線
(2)と、起動時のみ必要な起動トルクを発生させる補助
巻線(3)が設けられている。
【0008】主巻線(2)の一方は、単相誘導電動機(1)
の運転をON/OFFする圧縮機リレー(4)を介して電
源(6)に接続されていて、他方は、オーバーロードリレ
ー(5)を介して電源(6)に接続されている。
【0009】補助巻線(3)の一方は、主巻線(2)と同じ
く圧縮機リレー(4)を介して電源(6)に接続されてい
て、他方は、PTC(7)とトライアック(30)が直列に
接続されていて、オーバーロードリレー(5)を介して電
源(6)に接続されている。トライアック(30)のゲート
と補助巻線(3)の一方の端子即ち電源側の端子との間に
は、補助PTC(31)が接続されている。
【0010】圧縮機リレー(4)をONし通電すると、主
巻線(2)に電流が流れて定常トルクが発生する。また、
補助PTC(31)が常温で低抵抗であるので、トライア
ック(30)にゲート電流が流れ、トライアック(30)が
閉じられ、PTC(7)も常温で低抵抗であるので、補助
巻線(3)にも電流が流れて起動トルクが発生し、電動機
が起動する。
【0011】その後、補助PTC(31)の温度が上昇
し、その抵抗値が高くなると、電流が殆ど流れなくな
り、トライアック(30)のゲート電流が減少し、トライ
アック(30)が開き、補助巻線(3)に電流が全く流れ
ず、定常運転に切り替わる。そして、PTC(7)にも電
流が全く流れず、PTC(7)の温度は常温になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述する図7に示す構
成においては、起動時にリレー接点(33)にチャタリン
グが生じ、正常に電源状態においても騒音が発生すると
ともに、リレー接点の寿命が短くなるという問題があ
る。また、電源条件、周囲温度条件が不安定な場合に
は、定常運転時にもチャタリングが発生することがある
という問題があった。
【0013】図8に示す構成では、実使用上の幅の広い
周囲温度を考慮すると、例えば35℃でトライアック
(30)を動作できるような低抵抗値であると、10℃で
は電流が大きくなりトライアック(30)のゲートを破壊
してしまう。このような幅広い周囲温度に対応する低抵
抗温度特性を持つ補助PTC(31)は、定常運転中にも
抵抗が高くならずに、消費電力ロスが大きいという問題
がある。
【0014】上記の問題を解決する手段として、パワー
リレーを用いた技術がある。これを図9を用いて説明す
る。図9に示す構成は図8の補助PTC(31)とトライ
アック(30)を除去し、PTC(7)と直列にパワーリレ
ー(以下PTCリレーと呼ぶ)(8)を接続している。
【0015】従って、図9では、圧縮機リレー(4)とP
TCリレー(8)を同時にONにすると単相誘導電動機
(1)に電源電圧が印加され、主巻線(2)に電流が流れて
定常トルクが発生し、それと同時に、PTC(7)は常温
であるので、低抵抗になっており、補助巻線(3)にも電
流が流れて起動トルクが発生し、単相誘導電動機(1)が
起動する。
【0016】上記PTC(7)は電流が流れてしばらくす
ると自己発熱により高温・高抵抗となり、補助巻線(3)
には電流が少ししか流れなくなり起動トルクは消滅し、
主巻線(2)で発生している定常トルクによる定常運転に
切り替わる。PTCリレー(8)はONしてから一定時間
経過後に、制御回路(21)によってOFFさせる。
【0017】上記のようにPTCリレー(8)を使用する
ことにより、定常運転時、PTC(7)には全く電流が流
れなくなり、電力は消費されない。また、定常運転中は
PTC(7)には電流が流れていないので、PTC(7)は
周囲の常温空気により自然冷却されて、単相誘導電動機
(1)がOFFするとき、既にPTC(7)は常温・低抵抗
に戻っており、その時点で再びONさせると単相誘導電
動機(1)は起動する。
【0018】しかし、図9に示す構成においても次のよ
うな問題がある。例えば、単相誘導電動機(1)の定常運
転中、瞬間的な停電が生じた場合など、該単相誘導電動
機(1)の停止から再起動までの時間が極端に短い場合に
は、いくら正常に補助巻線側に電流が流れ起動トルクが
生じても、冷凍サイクルの圧力バランスの関係で高負荷
となり、単相誘導電動機(1)は起動できず、オーバーロ
ードリレー(5)が動作することがある。
【0019】このような条件下でオーバーロードリレー
(5)が動作した場合、圧縮機リレー(4)はONしたまま
であり、PTCリレー(8)は、オーバーロードリレー
(5)の動作の有無にかかわらず、ONしてから一定時間
経過後にはOFFになる。従って、オーバーロードリレ
ー(5)が復帰し、再びONになっても圧縮機リレー(4)
はON、PTCリレー(8)はOFFしたままの状態であ
るので、起動トルクが得られず、再びオーバーロードリ
レー(5)が動作し、電源を遮断することになり、単相誘
導電動機(1)は起動不能になるという問題があった。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、主巻線と補助巻線を有し、蒸発
器、凝縮器等で構成される冷凍サイクルを駆動する単相
誘導電動機(圧縮機)と、前記補助巻線と直列に接続さ
れる正特性サーミスタ(以下PTCとする)と、該PTC
に直列に接続されたPTCリレーと、前記単相誘導電動
機に対して直列に接続したオーバーロードリレーとを設
けた冷却装置において、前記冷凍サイクルの駆動状態を
検出する駆動検出手段として前記冷凍サイクルを形成す
る蒸発器に圧力検出手段を設け、前記単相誘導電動機の
起動時に、前記PTCリレーをオン状態にするととも
に、所定時間後、前記圧力検出手段の検出出力が変化し
ている場合は、前記PTCリレーをオフ状態にし、変化
していない場合は、前記PTCリレーをオン状態に保つ
ことを特徴とする。
【0021】また、請求項2の発明は、主巻線と補助巻
線を有し、蒸発器、凝縮器等で構成される冷凍サイクル
を駆動する単相誘導電動機と、前記補助巻線と直列に接
続されるPTCと、該PTCに直列に接続されたPTC
リレーと、前記単相誘導電動機に対して直列に接続した
オーバーロードリレーとを設けた冷却装置において、前
記冷凍サイクルの駆動状態を検出する駆動検出手段とし
て前記オーバーロードリレーと直列に電流検出手段を設
け、前記単相誘導電動機の起動時に、前記PTCリレー
をオン状態にするとともに、所定時間後、前記電流検出
手段が前記単相誘導電動機に電流が流れていることを検
出した場合は、前記PTCリレーをオフ状態にし、前記
単相誘導電動機に電流が流れていないことを検出した場
合は、前記PTCリレーをオン状態に保つことを特徴と
する。
【0022】また、請求項3の発明は、主巻線と補助巻
線を有し、蒸発器、凝縮器等で構成される冷凍サイクル
を駆動する単相誘導電動機と、前記補助巻線と直列に接
続されるPTCと、該PTCに直列に接続されたPTC
リレーと、前記単相誘導電動機に対して直列に接続した
オーバーロードリレーとを設けた冷却装置において、前
記冷凍サイクルの駆動状態を検出する駆動検出手段とし
て前記冷凍サイクルにおける冷凍室内への吐き出し空気
温度を感知する温度検出手段を設け、前記単相誘導電動
機の起動時に、前記PTCリレーをオン状態にするとと
もに、所定時間後、前記温度検出手段の検出温度が下が
っている場合は、前記PTCリレーをオフ状態にし、検
出温度が下がっていない場合は、前記PTCリレーをオ
ン状態に保つことを特徴とする。
【0023】また、請求項4の発明は、主巻線と補助巻
線を有し、蒸発器、凝縮器等で構成される冷凍サイクル
を駆動する単相誘導電動機と、前記補助巻線と直列に接
続されるPTCと、該PTCに直列に接続されたPTC
リレーと、前記単相誘導電動機に対して直列に接続した
オーバーロードリレーとを設けた冷却装置において、前
記冷凍サイクルの駆動状態を検出する駆動検出手段とし
て前記単相誘導電動機の表面に該単相誘導電動機の振動
を検出する振動検出手段を設け、前記単相誘導電動機の
起動時に、前記PTCリレーをオン状態にするととも
に、所定時間後、前記振動検出手段により振動が検出さ
れた場合には、前記PTCリレーをオフ状態にし、振動
が検出されない場合には、前記PTCリレーをオン状態
に保つことを特徴とする。
【0024】また、請求項5の発明は、主巻線と補助巻
線を有し、蒸発器、凝縮器等で構成される冷凍サイクル
を駆動する単相誘導電動機と、前記補助巻線と直列に接
続されるPTCと、該PTCに直列に接続されたPTC
リレーと、前記単相誘導電動機に対して直列に接続した
オーバーロードリレーとを設けた冷却装置において、前
記冷凍サイクルの駆動状態を検出する駆動検出手段とし
て前記オーバーロードリレー端子の端子間電圧を検出す
る電圧検出手段を設け、前記単相誘導電動機の起動時
に、前記PTCリレーをオン状態にするとともに、所定
時間後、前記電圧検出手段の検出電圧が前記単相誘導電
動機の正常動作時の電圧である場合には、前記PTCリ
レーをオフ状態にし、正常動作時の電圧でない場合に
は、前記PTCリレーをオン状態に保つことを特徴とす
る。
【0025】また、請求項6の発明は、主巻線と補助巻
線を有し、蒸発器、凝縮器等で構成される冷凍サイクル
を駆動する単相誘導電動機と、前記補助巻線と直列に接
続されるPTCと、該PTCに直列に接続されたPT
リレーと、前記単相誘導電動機に対して直列に接続した
オーバーロードリレーとを設けた冷却装置において、前
記冷凍サイクルの駆動状態を検出する駆動検出手段とし
て前記単相誘導電動機からの吐出パイプに温度検出手段
を設け、前記単相誘導電動機の起動時に、前記PTCリ
レーをオン状態にするとともに、所定時間後、前記温度
検出手段の検出温度が上がっている場合には、前記PT
Cリレーをオフ状態にし、検出温度が上がっていない場
合には、前記PTCリレーをオン状態に保つことを特徴
とする。
【0026】(作用)本発明の請求項1においては、図1
に示すように、圧縮機リレー(4)とPTCリレー(8)を
同時にONすると単相誘導電動機(1)に電源(6)より電
源電圧が印加され、主巻線(2)に電流が流れて定常トル
クが発生し、それと同時にPTC(7)は常温で抵抗値は
低い状態にあるので、補助巻線(3)にも電流が流れて起
動トルクが発生し単相誘導電動機(1)が起動する。前記
PTC(7)に電流が流れてしばらくすると自己発熱によ
り高温・高抵抗となり、補助巻線(3)に流れる電流が減
少し、起動トルクは消滅し、主巻線(2)で発生している
定常トルクによる定常運転に切り替わる。
【0027】制御回路(21)は圧縮機リレー(4)とPT
Cリレー(8)をONしてから一定時間経過後、PTCリ
レー(8)をOFFさせる。上記のようにPTCリレー
(8)を使用することにより、定常運転時、PTC(7)に
は全く電流が流れなくなり、電力は消費されない。
【0028】また、定常運転中は、PTC(7)に電流が
流れていないので周囲の常温空気により自然冷却され
て、単相誘導電動機(1)がOFFのとき既にPTC(7)
は常温・低抵抗に戻っている。従って、一旦OFFした
後、すぐにONさせても単相誘導電動機(1)は起動する
ことができる。
【0029】しかし、単相誘導電動機(1)の定常運転
中、瞬間的な停電を生じた場合やコンセントの抜き差し
を行った場合など、単相誘導電動機(1)の停止から再起
動までの操作が極端に短い時間で行われると、いくら正
常に補助巻線側に電流が流れ起動トルクが生じても、単
相誘導電動機(1)により駆動される冷凍サイクル中の圧
力バランスの関係で高負荷となり、単相誘導電動機(1)
が起動できずオーバーロードリレー(5)が動作すること
がある。
【0030】圧縮機リレー(4)と上記PTCリレー(8)
が同時にONされた後、PTCリレー(8)は通常、制御
回路(21)によってONから一定時間後にOFFされる
が、圧力センサ(15)により蒸発器(13)内の冷媒圧力
を測定し、単相誘導電動機(1)のON動作にもかかわら
ず、冷媒圧力が変化しない場合は、オーバーロードリレ
ー(5)が動作した場合と同様に判断し、PTCリレー
(8)は制御回路(21)によってON状態のままに維持さ
れる。これによりオーバーロードリレー(25)が復帰し
た際には圧縮機リレー(4)とPTCリレー(8)は、とも
にON状態であり、単相誘導電動機(1)の再起動が可能
となる。
【0031】本発明の請求項2においては、請求項1の
場合と同様、単相誘導電動機(1)の定常運転中、瞬間的
な停電を生じた場合やコンセントの抜き差しを行った場
合など、単相誘導電動機(1)の停止から再起動までの操
作が極端に短い時間で行われると、いくら正常に補助巻
線側に電流が流れ起動トルクが生じても、冷凍サイクル
内の圧力バランスの関係で、単相誘導電動機(1)は高負
荷となり、起動できずオーバーロードリレー(25)が動
作することがある。
【0032】圧縮機リレー(4)とPTCリレー(8)が同
時にONされた後、PTCリレー(8)は通常、制御回路
(21)によってONから一定時間後にOFFされるが、
オーバーロードリレー(5)に直列に接続された電流セン
サ(16)により単相誘導電動機(1)へ流れる電流を検知
し、電流が流れなくなることを検出すると、オーバーロ
ードリレー(5)が動作した場合と同様に判断し、PTC
リレー(8)は制御回路(21)によってON状態のままに
維持される。これによりオーバーロードリレー(5)が復
帰した際には圧縮機リレー(4)とPTCリレー(8)がと
もにON状態であり、単相誘導電動機(1)の再起動が可
能となる。
【0033】本発明の請求項3においては、請求項1の
場合と同様、単相誘導電動機(1)の定常運転中、瞬間的
な停電を生じた場合やコンセントの抜き差しを行った場
合など、単相誘導電動機(1)の停止から再起動までの操
作が極端に短い時間で行われると、いくら正常に補助巻
線側に電流が流れ起動トルクが生じても、冷凍サイクル
内の圧力バランスの関係で、単相誘導電動機(1)は、高
負荷となり、起動できずオーバーロードリレー(5)が動
作することがある。
【0034】圧縮機リレー(4)とPTCリレー(8)が同
時にONされた後、PTCリレー(8)は通常、制御基板
(21)によってONから一定時間後にOFFされるが、
冷凍室内への冷却ファン(14)による吐き出し空気温度
を温度センサ(17)によって検知し、その際吐き出し空
気温度が下がらない場合は、オーバーロードリレー(5)
が動作した場合と同様に判断し、PTCリレー(8)は制
御回路(21)によってON状態のままに維持される。こ
れによりオーバーロードリレー(5)が復帰した際には圧
縮機リレー(4)と、PTCリレー(8)はともにON状態
であり、単相誘導電動機(1)の再起動が可能となる。
【0035】本発明の請求項4においては、請求項1の
場合と同様、単相誘導電動機(1)の定常運転中、瞬間的
な停電を生じた場合やコンセントの抜き差しを行った場
合など、単相誘導電動機(1)の停止から再起動までの操
作が極端に短い時間で行われると、いくら正常に補助巻
線側に電流が流れ起動トルクが生じても、冷凍サイクル
の圧力バランスの関係で単相誘導電動機(1)が高負荷と
なり、起動できず、オーバーロードリレー(5)が動作す
ることがある。
【0036】圧縮機リレー(4)とPTCリレー(8)が同
時にONされた後、PTCリレー(8)は通常、制御基板
(21)によってONから一定時間後にOFFされるが、
単相誘導電動機(1)の表面に取り付けられた振動センサ
(18)により単相誘導電動機(1)の振動を検知し、その
際、単相誘導電動機(1)の静止を検知すると、オーバー
ロードリレー(5)が動作した場合と同様に判断しPTC
リレー(8)は制御回路(21)によってON状態に維持さ
れる。これによりオーバーロードリレー(5)が復帰した
際には圧縮機リレー(4)とPTCリレー(8)がともにO
N状態であり、単相誘導電動機(1)の再起動が可能とな
る。
【0037】本発明の請求項5においては、請求項1の
場合と同様、単相誘導電動機(1)の定常運転中、瞬間的
な停電を生じた場合やコンセントの抜き差しを行った場
合など、単相誘導電動機(1)の停止から再起動までの操
作が極端に短い時間で行われると、いくら正常に補助巻
線側に電流が流れ起動トルクが生じても、冷凍サイクル
の圧力バランスの関係で、単相誘導電動機(1)が、高負
荷となり、単相誘導電動機(1)が起動できずオーバーロ
ードリレー(5)が動作することがある。
【0038】圧縮機リレー(4)とPTCリレー(8)が同
時にONされた後、PTCリレー(8)は通常、制御基板
(21)によってONから一定時間後にOFFされるが、
オーバーロードリレー(5)の両端子間に設置された電圧
センサ(19)によりオーバーロードリレー(5)の両端子
間の電圧を検知する。この電圧センサ(19)の検出出力
により、オーバーロードリレー(5)の動作を確認する
と、PTCリレー(8)は制御回路(21)によってON状
態のままに維持される。これによりオーバーロードリレ
ー(5)が復帰した際には圧縮機リレー(4)とPTCリレ
ー(8)はともにON状態であり、単相誘導電動機(1)の
再起動が可能となる。
【0039】本発明の請求項6においては、請求項1の
場合と同様、単相誘導電動機(1)の定常運転中、瞬間的
な停電を生じた場合やコンセントの抜き差しを行った場
合など、単相誘導電動機(1)の停止から再起動までの操
作が極端に短い時間で行われると、いくら正常に補助巻
線側に電流が流れ起動トルクが生じても、冷凍サイクル
の圧力バランスの関係で、単相誘導電動機(1)は、高負
荷となり、起動することができず、オーバーロードリレ
ー(5)が動作することがある。
【0040】圧縮機リレー(4)とPTCリレー(8)が同
時にONされた後、PTCリレー(8)は通常、制御回路
(21)によってONから一定時間後にOFFされるが、
単相誘導電動機からの吐出パイプに取り付けられた温度
センサ(20)により吐出パイプ温度を検知すると、この
検出温度により、圧縮機リレー(4)がON状態であるに
もかかわらず吐出パイプ温度が上がらない場合は、オー
バーロードリレー(5)の動作と同様に判断し、PTCリ
レー(8)は制御回路(21)によってON状態のままに維
持される。これによりオーバーロードリレー(5)が復帰
した際には圧縮機リレー(4)と、PTCリレー(8)はと
もにON状態であり、単相誘導電動機(1)の再起動が可
能となる。
【0041】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)図1は本発明の実施形態1の構成図であ
る。図1において、(1)は単相誘導電動機であり、該単
相誘導電動機(1)には、定常運転の継続に必要な定常ト
ルクを発生させる主巻線(2)と、起動時のみ必要な起動
トルクを発生させる補助巻線(3)が設けられている。
【0042】主巻線(2)の一方は単相誘導電動機(1)を
ON/OFFする圧縮機リレー(4)を介して電源(6)の
一端に接続されており、他方はオーバーロードリレー
(5)を介して上記電源(6)の他端に接続されている。
【0043】補助巻線(3)の一方は主巻線(2)と同じく
圧縮機リレー(4)を介して上記電源(6)の一端に接続さ
れており、他方は、常温で低抵抗、高温で高抵抗となる
特性を持つPTC(7)とオーバーロードリレー(5)を直
列に介して上記電源(6)に接続されている。
【0044】また、単相誘導電動機(1)は、凝縮器(1
0)、ドライヤ(11)、キャピラリチューブ(12)、蒸
発器(13)、とともに冷凍サイクルを形成し、蒸発器
(13)は圧力センサ(15)を備えている。圧縮機リレー
(4)とPTCリレー(8)を同時にONすると単相誘導電
動機(1)に電源電圧が印加され、主巻線(2)に電流が流
れて定常トルクが発生し、それと同時に、PTC(7)は
常温で低抵抗であるので、補助巻線(3)にも電流が流れ
て起動トルクが発生し、単相誘導電動機(1)が起動す
る。
【0045】PTC(7)に電流が流れてしばらくする
と、自己発熱により高温・高抵抗となり、補助巻線(3)
には電流が少ししか流れなくなり起動トルクは消滅し、
主巻線(2)で発生している定常トルクによる定常運転に
切り替わる。
【0046】
【0047】
【0048】圧縮機リレー(4)とPTCリレー(8)が同
時にONされてから所定時間経過後に、圧力センサ(1
5)により蒸発器(13)内の冷媒圧力を測定し、その冷
媒圧力が変化した場合は、単相誘導電動機(1)が正常に
起動したと判断し、制御回路21によってPTCリレー
をOFF状態にする。これにより定常運転中は、PTC
7には全く電流が流れなくなり、PTC7及び補助巻線
3での電力消費はなくなる。また、冷媒圧力が変化しな
い場合は、オーバーロードリレー(5)が動作した場合
断し、PTCリレー(8)を制御回路(21)によってO
N状態のままに維持する。これによりオーバーロードリ
レー(5)が復帰した際には圧縮機リレー(4)とPTCリ
レー(8)はともにON状態であるので、単相誘導電動機
(1)の再起動が可能となる。
【0049】(実施形態2)図2は本発明の実施形態2の
構成図であり、図1に示す実施形態1に対応する部分に
は同一符号を付し、説明を省略する。図2に示す本実施
形態2の冷却装置の起動動作は上述する実施形態1とほ
ぼ同様である。
【0050】図2においては、オーバーロードリレー
(5)と直列に電流センサ(16)を設け、該電流センサ
(16)により単相誘導電動機(1)へ流れる電流を検知
し、電流が流れなくなったことを検出すると、オーバー
ロードリレー(5)が動作した場合と判断し、制御回路
(21)によりPTCリレー(8)をON状態に維持する。
【0051】(実施形態3)図3は本発明の実施形態3の
構成図であり、図1に示す実施形態1に対応する部分に
は同一符号を付し、説明を省略する。図3に示す本実施
形態3の冷却装置の起動動作は上述する実施形態1とほ
ぼ同様である。
【0052】図3に示す実施形態3においては、冷凍室
内へ冷却ファン(14)によって吐き出される空気温度を
感知するように温度センサ(17)を設け、該温度センサ
(17)により冷却ファン(14)より吐き出される空気の
温度を検出する。その際、圧縮機リレー(4)がONして
いる状態にもかかわらず、吐き出した空気温度が下がら
ない場合は、オーバーロードリレー(5)が動作した場合
と判断し、制御回路(21)によりPTCリレー(8)をO
N状態に維持する。その後の動作は上述する実施形態1
の場合と同様になる。
【0053】(実施形態4)図4は本発明の実施形態4の
構成図であり、図1に示す実施形態1に対応する部分に
は同一符号を付し、説明を省略する。図4に示す本実施
形態4の冷却装置の起動動作は上述する実施形態1とほ
ぼ同様である。
【0054】図4に示す実施形態4において、単相誘導
電動機(1)の表面に振動センサ(18)を設け、該振動セ
ンサ(18)により単相誘導電動機(1)の振動を検出す
る。その際、圧縮機リレー(4)がONになっているにも
かかわらず単相誘導電動機(1)の静止を検知すると、オ
ーバーロードリレー(5)が動作した場合と判断し、制御
回路(21)によりPTCリレー(8)をON状態に維持す
る。
【0055】(実施形態5)図5は本発明の実施形態5の
構成図であり、図1に示す実施形態1に対応する部分に
は同一符号を付し、説明を省略する。図5に示す本実施
形態5の冷却装置の起動動作は上述する実施形態1とほ
ぼ同様である。
【0056】図5に示す実施形態5においては、オーバ
ーロードリレー(5)の両端子間に電圧センサ(19)を設
け、該電圧センサ(19)によりオーバーロードリレー
(5)の両端子間の電圧を検出する。そして、電圧センサ
(19)で検出したオーバーロードリレー(5)の端子間電
圧よりオーバーロードリレー(5)が動作した場合の状態
であることを確認すると、制御回路(21)によりPTC
リレー(8)のON状態を維持する。その後の動作は、上
述する実施形態1の場合と同様になる。
【0057】(実施形態6)図6は本発明の実施形態6の
構成図であり、図1に示す実施形態1に対応する部分に
は同一符号を付し、説明を省略する。図6に示す本実施
形態6の冷却装置の起動動作は上述する実施形態1とほ
ぼ同様である。
【0058】図6に示す実施形態6においては、冷凍サ
イクルの凝縮器の吐出パイプに温度センサ(20)を設
け、該温度センサ(20)で吐出パイプあるいはその近傍
の温度を検出する。圧縮機リレー(4)がONになってい
るにもかかわらず、吐出パイプあるいはその近傍の温度
が上がらない場合は、オーバーロードリレー(5)が動作
した場合と判断し、制御回路(21)によりPTCリレー
(8)をON状態に維持する。その後の動作は、上述する
実施形態1の場合と同様になる。
【0059】
【発明の効果】本発明は以上のように、PTCリレーを
OFFすることにより、定常運転時PTCには全く電流
が流れず、定常運転時におけるPTCでの電力消費をな
くすことができる。また、定常運転中はPTCに電流が
流れていないので、PTCは周囲の常温空気により自然
冷却されて、電動機がOFFになると、その時にはPT
Cは常温・低抵抗に戻っており、その後すぐにONさせ
ても電動機を円滑に起動させることができる。
【0060】また、圧縮機リレーとPTCリレーが同時
にONされた後、PTCリレーは通常、制御回路によっ
てONから一定時間後にOFFされるが、蒸発器に設け
た圧力センサにより検出した検出圧力、オーバーロード
リレーと直列に設けた電流センサにより検出した検出電
流、温度センサにより検出した冷却ファンより吐き出さ
れる冷気の検出温度、振動センサにより検出した電動機
の振動、電圧センサにより検出したオーバーロードリレ
ーの両端子間の電圧及び温度センサにより検出した単相
誘導電動機の吐出口の検出温度等よりオーバーロードリ
レーが動作したと判断すると、上記PTCリレーは、制
御回路によってON状態のまま維持される。これにより
オーバーロードリレーが復帰した際には圧縮機リレーと
PTCリレーはともにON状態であるので、電動機の再
起動が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の構成図。
【図2】本発明の実施形態2の構成図。
【図3】本発明の実施形態3の構成図。
【図4】本発明の実施形態4の構成図。
【図5】本発明の実施形態5の構成図。
【図6】本発明の実施形態6の構成図。
【図7】従来例の構成図。
【図8】従来例の構成図。
【図9】従来例の構成図。
【符号の説明】
1 単相誘導電動機(圧縮機) 2 主巻線 3 補助巻線 4 圧縮機リレー 5 オーバーロードリレー 6 電源 7 PTC 8 PTCリレー 10 凝縮器 11 ドライヤ 12 キャピラリチューブ 13 蒸発器 14 冷却ファン 15 圧力センサ 16 電流センサ 17 温度センサ 18 振動センサ 19 電圧センサ 20 温度センサ 21 制御回路 30 トライアック 31 補助PTC 32 リレーコイル 33 リレー接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−69856(JP,A) 特開 平4−289786(JP,A) 特開 平6−339291(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 1/42

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主巻線と補助巻線を有し、蒸発器、凝縮
    器等で構成される冷凍サイクルを駆動する単相誘導電動
    機(圧縮機)と、前記補助巻線と直列に接続される正特
    性サーミスタ(以下PTCとする)と、該PTCに直列に
    接続されたPTCリレーと、前記単相誘導電動機に対し
    て直列に接続したオーバーロードリレーとを設けた冷却
    装置において、前記冷凍サイクルの駆動状態を検出する
    駆動検出手段として前記冷凍サイクルを形成する蒸発器
    に圧力検出手段を設け、前記単相誘導電動機の起動時
    に、前記PTCリレーをオン状態にするとともに、所定
    時間後、前記圧力検出手段の検出出力が変化している場
    合は、前記PTCリレーをオフ状態にし、変化していな
    い場合は、前記PTCリレーをオン状態に保つことを特
    徴とする冷却装置。
  2. 【請求項2】 主巻線と補助巻線を有し、蒸発器、凝縮
    器等で構成される冷凍サイクルを駆動する単相誘導電動
    機と、前記補助巻線と直列に接続されるPTCと、該P
    TCに直列に接続されたPTCリレーと、前記単相誘導
    電動機に対して直列に接続したオーバーロードリレーと
    を設けた冷却装置において、前記冷凍サイクルの駆動状
    態を検出する駆動検出手段として前記オーバーロードリ
    レーと直列に電流検出手段を設け、前記単相誘導電動機
    の起動時に、前記PTCリレーをオン状態にするととも
    に、所定時間後、前記電流検出手段が前記単相誘導電動
    機に電流が流れていることを検出した場合は、前記PT
    Cリレーをオフ状態にし、前記単相誘導電動機に電流が
    流れていないことを検出した場合は、前記PTCリレー
    をオン状態に保つことを特徴とする冷却装置。
  3. 【請求項3】 主巻線と補助巻線を有し、蒸発器、凝縮
    器等で構成される冷凍サイクルを駆動する単相誘導電動
    機と、前記補助巻線と直列に接続されるPTCと、該P
    TCに直列に接続されたPTCリレーと、前記単相誘導
    電動機に対して直列に接続したオーバーロードリレーと
    を設けた冷却装置において、前記冷凍サイクルの駆動状
    態を検出する駆動検出手段として前記冷凍サイクルにお
    ける冷凍室内への吐き出し空気温度を感知する温度検出
    手段を設け、前記単相誘導電動機の起動時に、前記PT
    Cリレーをオン状態にするとともに、所定時間後、前記
    温度検出手段の検出温度が下がっている場合は、前記P
    TCリレーをオフ状態に し、検出温度が下がっていない
    場合は、前記PTCリレーをオン状態に保つことを特徴
    とする冷却装置。
  4. 【請求項4】 主巻線と補助巻線を有し、蒸発器、凝縮
    器等で構成される冷凍サイクルを駆動する単相誘導電動
    機と、前記補助巻線と直列に接続されるPTCと、該P
    TCに直列に接続されたPTCリレーと、前記単相誘導
    電動機に対して直列に接続したオーバーロードリレーと
    を設けた冷却装置において、前記冷凍サイクルの駆動状
    態を検出する駆動検出手段として前記単相誘導電動機の
    表面に該単相誘導電動機の振動を検出する振動検出手段
    を設け、前記単相誘導電動機の起動時に、前記PTCリ
    レーをオン状態にするとともに、所定時間後、前記振動
    検出手段により振動が検出された場合には、前記PTC
    リレーをオフ状態にし、振動が検出されない場合には、
    前記PTCリレーをオン状態に保つことを特徴とする冷
    却装置。
  5. 【請求項5】 主巻線と補助巻線を有し、蒸発器、凝縮
    器等で構成される冷凍サイクルを駆動する単相誘導電動
    機と、前記補助巻線と直列に接続されるPTCと、該P
    TCに直列に接続されたPTCリレーと、前記単相誘導
    電動機に対して直列に接続したオーバーロードリレーと
    を設けた冷却装置において、前記冷凍サイクルの駆動状
    態を検出する駆動検出手段として前記オーバーロードリ
    レー端子の端子間電圧を検出する電圧検出手段を設け、
    前記単相誘導電動機の起動時に、前記PTCリレーをオ
    ン状態にするとともに、所定時間後、前記電圧検出手段
    の検出電圧が前記単相誘導電動機の正常動作時の電圧で
    ある場合には、前記PTCリレーをオフ状態にし、正常
    動作時の電圧でない場合には、前記PTCリレーをオン
    状態に保つことを特徴とする冷却装置。
  6. 【請求項6】 主巻線と補助巻線を有し、蒸発器、凝縮
    器等で構成される冷凍サイクルを駆動する単相誘導電動
    機と、前記補助巻線と直列に接続されるPTCと、該P
    TCに直列に接続されたPTCリレーと、前記単相誘導
    電動機に対して直列に接続したオーバーロードリレーと
    を設けた冷却装置において、前記冷凍サイクルの駆動状
    態を検出する駆動検出手段として前記単相誘導電動機か
    らの吐出パイプに温度検出手段を設け、前記単相誘導電
    動機の起動時に、前記PTCリレーをオン状態にすると
    ともに、所定時間後、前記温度検出手段の検出温度が上
    がっている場合には、前記PTCリレーをオフ状態に
    し、検出温度が上がっていない場合には、前記PTCリ
    レーをオン状態に保つことを特徴とする冷却装置。
  7. 【請求項7】 主巻線と補助巻線を有し、蒸発器、凝縮
    器等で構成される冷凍サイクルを駆動する単相誘導電動
    機と、前記補助巻線と直列に接続されるPTCと、該P
    TCに直列に接続されたPTCリレーと、前記単相誘導
    電動機に対して直列に接続したオーバーロードリレーと
    を設けた冷却装置において、前記冷凍サイクルの駆動状
    態を検出する駆動検出手段として前記オーバーロードリ
    レーと直列に電流検出手段を設け、前記単相誘導電動機
    の起動時に、前記PTCリレーをオン状態にするととも
    に、所定時間後、前記単相誘導電動機に電流が流れてい
    ないことを検出した場合は、前記PTCリレーをオン状
    態に保つことを特徴とする冷却装置。
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