JPH0658187B2 - 冷蔵庫の運転制御装置 - Google Patents

冷蔵庫の運転制御装置

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JPH0658187B2
JPH0658187B2 JP22344084A JP22344084A JPH0658187B2 JP H0658187 B2 JPH0658187 B2 JP H0658187B2 JP 22344084 A JP22344084 A JP 22344084A JP 22344084 A JP22344084 A JP 22344084A JP H0658187 B2 JPH0658187 B2 JP H0658187B2
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refrigerator
cooler
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勝己 遠藤
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松下冷機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫の運転制御装置に係わる。
従来例の構成とその問題点 従来の冷蔵庫の運転制御装置を第4図,第5図を参考に
説明する。
1は庫内温度を検知する庫内温度検知手段、2は設定温
度を検知する設定温度検知手段、3は冷却器に堆積した
霜量を検知し、所定の霜量になれば除霜開始信号を出力
する。除霜開始検知手段4は除霜中に冷却器の温度が所
定温度以上になったときこれを検知して除霜を終了させ
る除霜終了検知手段である。5は制御手段で入力端子I
0,I1,I2,I3,出力端子O0,O1を有している。そ
して庫内温度検地手段1と設定温度検知手段2からの入
力を比較し両者の温度の大小に応じてコンプレッサ6の
運転周波数を決定する。
たとえば、庫内温度<設定温度の場合はコンプレッサ6
を停止し、庫内温度>設定温度の場合はコンプレッサ6
を高周波数で運転し、庫内温度=設定温度の場合にはコ
ンプレッサ6を低周波数で運転すること等を決定し、7
は運転制御手段(以下周波数制御手段という)で前記制
御手段5で決定された周波数をうけて、その周波数にて
コンプレッサ6を運転する例えばトランジスタインバー
ターである。8はリレーで接点8′をON/OFFし、
除霜用のヒータ9をON/OFFさせるものである。
このような構成において、冷蔵庫が初めて電源を投入さ
れた時を考えると、冷蔵庫庫内は外気温と同じであり、
庫内温度>設定温度となり制御手段5はコンプレッサ6
を高周波数で運転することを決定する。このためコンプ
レッサは高周波数にて運転される。この時のコンプレッ
サ6のモータ電流の変化を第5図に示す。すなわち、電
源投入後しばらくして第5図のA点で示すごとくモータ
電流のピーク値となる。これは、初めて冷蔵庫が電源を
入れられた時には、冷媒が潤滑油の中にとけており、シ
ステム内の冷媒循環量が少なく、コンプレッサの仕事量
としては少なく、徐々に冷媒がシステム内に増えてくる
ためコンプレッサの電流が増加してくる。そして、冷却
器入口温度がまず低下する。この時は入口のみで冷却し
ているため、冷媒循環量は少ない。そして、冷却器出口
の温度が低下した時、冷却器全体で冷却が行われるよう
になるため、冷媒循環量が最大となり、コンプレッサの
仕事量が最大となり、電流も最大となる。そしてその
後、冷媒の蒸発温度が低下し庫内温度が低下するにつれ
冷媒循環量が低下しコンプレッサの電流も低下するもの
である。また運転を開始してから電流値のピークになる
までの時間Tは、外気温,庫内温度,および冷却システ
ムにより変化するものである。このためA点では非常に
大きな電流が流れることになり、この電流に耐えられる
トランジスタ等の素子を運転制御手段7に使用しなくて
はならず、高価なものとなるものであった。
発明の目的 そこで本発明は、電源投入後の電流ピーク値を低減し、
運転制御手段に使用するトランジスタ等の素子を小さな
容量でよいものにし運転制御手段のコストの低減を図
り、外気温,庫内温度および冷却システムが変わっても
電流のピーク値を低減させる制御装置を提供することを
目的とする。
発明の構成 この目的を達成するため本発明は、コンプレッサの運転
周波数を決定する制御手段と、この制御手段により決定
された運転周波数にてコンプレッサを運転する運転制御
手段と、冷却器へ流入する冷媒の温度が冷却器の入口温
度と出口温度の温度差が設定値以内でかつ庫内温度が所
定値以上の場合に、庫内温度が所定値以下になるまでコ
ンプレッサの運転周波数を低下し、電源投入後の電流ピ
ーク値の低減を図り、外気温,庫内温度および冷却シス
テムの変化に対し汎用性を有するようにしたものであ
る。
実施例の説明 以下本発明の一実施例を第1図から第3図を参考に説明
する。庫内温度検知手段1、設定温度検知手段5、除霜
開始手段3、除霜終了検知手段4、コンプレッサ6、運
転制御手段7、リレー8、ヒータ9は従来例の構成と同
じものであるのでその詳細な説明は省く。10は冷却器
の入口温度を検知し出力を送出する入口温度検知手段、
11は冷却器の出口温度を検知し、出力を送出する出口
温度検知手段である。12は制御手段で、従来例に示す
制御手段5の構成の他に入力端子I4,I5を有しており
それぞれ前記入口温度検知手段10,出口温度検知手段
11の出力と接続されており、従来例に示す制御手段5
の働きの他に入力端子I4,I5からの入力により前記コ
ンプレッサの運転周波数を決定するものである。
以下第2図で動作について説明する。
1ステップで前記庫内温度検知手段1により検知された
庫内温度を入力端子I0より入力する。次に2ステップ
で前記設定温度検知手段2で検知された設定温度を入力
端子I1より入力する。次に3ステップで1ステップで
入力された庫内温度と2ステップで入力された設定温度
とを比較し、4ステップにてコンプレッサ6の運転周波
数を決定する。5ステップで前記入口温度検知手段10
により検知された冷却器の入口温度を入力端子I4より
入力する。次に6ステップで前記出口温度検知手段11
により検知された冷却器の出口温度を入力端子I5より
入力し7ステップで、5ステップで入力された入口温度
と6ステップで入力された出口温度を比較し、記憶す
る。次に8ステップで冷却器の入口温度と出口温度の温
度差が設定値以上かどうかを判断し、設定値以上であれ
ば9ステップに進み、設定値以上であったことを記憶
し、10ステップに進む。冷却器の入口温度と出口温度
との差が設定値以上であったことを記憶するのは、過去
に安定運転でなかったことを記憶するもので、例えば、
安定運転時に高温の食品を投入された場合には、冷却器
の入口温度と出口温度との温度差は設定値以内となり、
庫内温度が高くなり、このような状態と区別するためで
ある。設定値以上でなければ10ステップに進み、設定
値以上の記憶があるかどうかの判断を行う。設定値以上
の記憶がなければ11ステップで4ステップで決定され
た周波数を前記運転制御手段7に出力する。記憶があれ
ば12ステップに進み、冷却器の入口温度と出口温度が
設定値以内になったかを判断し、設定値以内になってい
なければ11ステップに進み、4ステップで決定された
周波数を出力する。設定値以内になっていれば13ステ
ップに進む。冷蔵庫が初めて電源を投入された当初は、
12ステップから11ステップに進む。そして15ステ
ップに進み前記除霜開始検知手段3の出力により除霜開
始かどうかを判断し、除霜開始であれば16ステップに
進み、除霜開始でなければ1ステップにもどる。そして
電源投入時の初期は上記動作をくり返す。そして前記コ
ンプレッサ6を動作し、冷却運転を行っていくとともに
冷却器の入口温度と出口温度が設定値以内となると12
ステップより13ステップに進む。13ステップでは庫
内温度が低いかどうかの判断をする。庫内温度が設定値
以下であれば11ステップに進み、庫内温度が高ければ
14ステップに進む。11ステップに進むのは入口温度
と出口温度の温度差が設定値以内で庫内温度が低いとき
は安定運転時であると考えられるためである。14ステ
ップでは前記制御手段5が中間周波数を前記運転制御手
段7に出力し15ステップに進む。15ステップで除霜
開始を検知すれば16ステップに進む。16ステップで
コンプレッサ6の運転周波数を0Hz(OFF)とし出
力端子O0より運転制御手段7に出力する。次に17ス
テップにて、出力端子O1より除霜信号を出力しリレー
8をONし、ヒータ9に通電し除霜を開始する。次に1
8ステップにて前記除霜終了制御手段4の出力があるか
どうかを判断し、出力がなければ18ステップにもどり
再度除霜終了検知手段4の出力を入力する。また出力が
あれば19ステップに進み前記ヒータ9をOFFし除霜
を終了し1ステップに戻る。
このように、第3図に示すように冷蔵庫が初めて電源を
投入された時、初期には、冷却器の入口温度と出口温度
は温度差があり徐々に温度差がなくなってくる。そして
入口温度と出口温度が同じになったときが第3図に示す
電流のピーク値であるA点(従来を破線で示す)とな
る。すなわち、従来は実験では300リットルクラスの
冷蔵庫で、外気温度43℃、入力90V/60Hzにお
いて、当初は約1.5Aのモータ電流であり、その後徐
々にモータ電流が増加し、A点では約2.7Aとなった
が、この増加する電流を本発明では低くできる。それゆ
え、冷却器に流れる冷媒が冷却器の入口温度と出口温度
が同じで、庫内温度が高い場合は電流のピーク値になる
ものであるから、この以前に入口温度と出口温度が設定
値以上から設定値以内になったことを判断してコンプレ
ッサ6の運転周波数を中間周波数で運転し、庫内温度が
低くなったときに庫内温度と設定温度によって決まる運
転周波数をもどすことにより冷却性能にも大きな影響は
ないものである。
それゆえ、冷却器の入口温度と出口温度を検知し、庫内
温度が高い場合に中間周波数にて前記コンプレッサ6を
運転することにより、電流のピーク値を低減でき運転制
御手段7に使用するトランジスタ等の素子を容量の小さ
なものにでき、運転制御手段7の構成を安価なものとで
き、また、外気温,庫内温度,および冷却システムの変
化に対しても過大電流を防止することができ汎用性のあ
る制御が可能である。
発明の効果 以上の説明からも明らかなように、本発明は、冷却器に
流れる冷媒が冷却器の入口温度と出口温度を検知し、入
口温度と出口温度の温度差が設定値以内でかつ庫内温度
が所定値以上の場合に、庫内温度が所定値以下になるま
でコンプレッサの運転周波数を低下するものであるか
ら、電流のピーク値を低減でき、その結果運転制御手段
に使用するトランジスタ等の素子の容量を小さなものと
することができ安価な運転制御手段の構成とすることが
できるものである。
また、外気温,庫内温度,および冷却システムの変化に
対しても汎用性のある制御が実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の冷蔵庫の運転制御装置の一実施例を
示すブロック図、第2図は同第1図のフローチャート、
第3図は本発明の運転制御装置を使用した場合のモータ
電流の変化を示す特性図、第4図は従来の冷蔵庫運転制
御装置の構成を示すブロック図、第5図は従来の制御方
式による電源を投入してからのモータ電流の変化を示す
特性図である。 1……庫内温度検知手段、2……設定温度検知手段、5
……制御手段、7……運転制御手段、10……入口温度
検地手段、11……出口温度検知手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンプレッサの運転周波数を決定する制御
    手段と、この制御手段により決定された運転周波数にて
    コンプレッサを運転する運転制御手段と、冷却器へ流入
    する冷媒の温度が冷却器の入口温度と出口温度の温度差
    が設定値以上の状態から設定値以内に変化し、かつ庫内
    温度が所定値以上の場合に庫内温度が所定値以下になる
    まで前記コンプレッサの運転周波数を低下し制御する冷
    蔵庫の運転制御装置。
JP22344084A 1984-10-23 1984-10-23 冷蔵庫の運転制御装置 Expired - Fee Related JPH0658187B2 (ja)

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