JPH0718631B2 - 冷蔵庫の運転制御装置 - Google Patents

冷蔵庫の運転制御装置

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JPH0718631B2
JPH0718631B2 JP60032180A JP3218085A JPH0718631B2 JP H0718631 B2 JPH0718631 B2 JP H0718631B2 JP 60032180 A JP60032180 A JP 60032180A JP 3218085 A JP3218085 A JP 3218085A JP H0718631 B2 JPH0718631 B2 JP H0718631B2
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JP
Japan
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temperature
compressor
rotation speed
rapid cooling
quenching
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JP60032180A
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JPS61191847A (ja
Inventor
勝己 遠藤
貴裕 北
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松下冷機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は急冷制御に関する冷蔵庫の運転制御装置に係わ
る。
従来の技術 従来、冷凍装置のコンプレッサの回転数を変化させて冷
却運転を制御する冷蔵庫においては、急冷モードが選択
された場合、庫内を速く冷やしたいということから最高
回転数にてコンプレッサを運転するものであり、この急
冷運転は、あらかじめ設定された時間運転されるか、ま
たは急冷を解除する信号が入力されるまで続けられるも
のであった。
発明が解決しようとする問題点 このような従来のものでは、急冷開始時には最高回転数
にてコンプレッサを運転してもよいが、ある程度時間が
たち庫内が冷却され、急冷時の所望温度となった場合に
も最高回転数運転が続けられるため、消費電力の浪費と
なるものであった。
そこで本発明は急冷時の消費電力を低減し、節電の効果
を得ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するため本発明は、庫内温度を検知する
庫内温度検知手段と、庫内の設定温度を検知する設定温
度検知手段と、庫内を通常運転時より低い温度に冷却し
ようとする急冷の開始信号を送出する急冷スイッチと、
急冷時に動作するタイマと、急冷時以外の通常運転時に
は前記庫内温度検知手段と前記設定温度検知手段により
コンプレッサの回転数を決定し、急冷時には前記タイマ
により一定時間毎に庫内温度の検知を行いコンプレッサ
の回転数の補正を行う制御手段と、急冷時に動作し急冷
時間を設定した急冷タイマと、前記制御手段により決定
された回転数にて前記コンプレッサを運転する運転制御
手段とを備え、制御手段は、庫内温度が急冷時の所望温
度以下であればコンプレッサの回転数を所定値だけ低下
させ、庫内温度が急冷時の所望温度より高ければコンプ
レッサの回転数を所定値だけ上昇させるようにしたもの
である。
作用 本発明は上記した構成によってより低い回転数にてコン
プレッサを運転し消費電力を低減できるようにしたもの
である。
実施例 以下本発明の一実施例を添付図面に従い説明する。
第1図において、1は庫内温度を検知する庫内温度検知
手段、2は設定温度を検知する設定温度検知手段であ
る。3は急冷を開始したい時にON出力を送出し、急冷を
終了したい時にOFF出力を送出する急冷スイッチで、4
は冷却器についた霜量を検知し、一定量になった場合に
除霜開始信号を送出する除霜開始検知手段である。5は
除霜時に冷却器の温度上昇を検知し、除霜終了信号を送
出する除霜終了検知手段である。6は制御手段で入力端
子I1,I2,I3,I4,I5,出力端子O1,O2を有しており入
力端子I1,I2,I3,I4,I5は各々庫内温度検知手段1,設
定温度検知手段2,急冷スイッチ3,除霜開始検知手段4,除
霜終了検知手段5に接続されている。また出力端子O1
コンプレッサ7を運転する運転制御手段8に、O2は除霜
時にヒータ9に通電するためのリレー10に接続されてお
り、リレー10は接点10′を有している。この制御手段6
は庫内温度検知手段1と設定温度検知手段2からの入力
を比較し、両者の温度差の大小にてコンプレッサ7の回
転数を決定し出力端子O1より運転制御手段8に送出す
る。運転制御手段8はこの回転数でコンプレッサ7を運
転する。また急冷時には原則として運転制御手段8に最
高回転数を出力するものである。11は急冷タイマで急冷
時に動作し、急冷時間を規定するものである。12はタイ
マA(タイマに相当)で急冷時に動作し、急冷時庫内温
度を検知する周期は、タイマA12が設定値になるのと同
じ周期である。
以下第2図,第3図,第4図により動作を説明する。第
2図は本実施例における冷蔵庫全体の制御フローを示
し、第3図は急冷時の回転数の補正を行う方式について
説明したものである。また第4図は庫内温度変化特性図
であり、急冷開始から庫内温度が下降し、コンプレッサ
7の回転数を変化させることにより生じる庫内温度の変
化を示している。また第4図はコンプレッサ7の回転数
を変化させた時の消費電力を示しており、従来は点線部
の消費電力であり、回転数を変化させることにより、実
線部の消費電力となることを示している。
まず急冷時の動作について説明する。第2図において、
1ステップは前記急冷スイッチ3の出力を入力端子I3
入力する。次に2ステップで、1ステップで入力された
急冷スイッチ3の出力がONであるかOFFであるかを判断
する。そして前記急冷スイッチ3がONであれば3ステッ
プに進み前記急冷タイマ11が動作しているかを判断す
る。初めて、3ステップを実行する時は急冷タイマ11は
動作していないため、4ステップに進み、出力端子O1
り運転制御手段8にコンプレッサ7の回転数が最高回転
数であることを出力する。この時運転制御手段8はコン
プレッサ7を最高回転数にて運転する。次に5ステップ
に進み、タイマA12を動作させ、6ステップにおいてタ
イマA12が設定値になったかを判断する。そしてタイマA
12が設定値になっていなければ10ステップへ進み、設定
値になっていれば7ステップへ進みタイマA12をクリア
し、8ステップにて庫内温度検知手段1により検知され
た庫内温度を入力端子I1より入力する。次に9ステップ
へ進み、回転数補正を行う。この回転数補正は第3図に
示すように、aステップにおいて、8ステップで入力さ
れた庫内温度が第4図の点Xに示すように急冷時の所望
温度になったかを判断し、所望温度であればbステップ
に進み、現在出力している回転数から300回転差し引い
た回転数を出力し、10ステップに進む。その時の消費電
力は第4図に示すように少なくなる。また所望温度以上
であればcステップに進み、現在出力している回転数が
最高回転数であるかを判断し、最高回転数でなければd
ステップに進み第4図の点Yに示すように現在出力して
いる回転数に300回転をプラスした回転数を出力し、10
ステップに進む。現在出力している回転数が最高回転数
の場合は11ステップに進む。この回転数補正の値は任意
に選べるものである。そして10ステップにて急冷タイマ
11を動作させ、11ステップにて急冷タイマ11が設定時間
かを判断し設定時間になっていなければ13ステップに進
み、設定時間になっていれば12ステップで急冷タイマ11
をクリアし、急冷を終了し13ステップへ進む。13ステッ
プは、除霜開始検知手段4の出力を入力端子I4より入力
し、除霜開始でなければ1ステップに戻る。そして除霜
開始を検知すれば14ステップに進み、出力端子O1より運
転制御手段8に回転数0を出力し、コンプレッサ7をOF
Fし15ステップにおいて、出力端子O2より出力しリレー1
0をONし前記ヒータ9に通電し除霜を開始する。次に16
ステップにおいて除霜終了検知手段5の出力を入力端子
I5より入力し、除霜が終了したかを判断し、除霜が終了
していなければ再度、除霜終了検知手段5の出力を入力
端子I5より入力する。除霜が終了していれば17ステップ
にて出力端子O2をOFFし、リレー10をOFFしヒータ9の通
電を停止し1ステップに戻る。そして1ステップに戻る
と、以上述べたような動作をくり返すが3ステップにお
いて、急冷時は急冷タイマ11が動作しているため、5ス
テップへ進む。以上が急冷時の動作である。特に通常状
態(急冷時でない状態)について説明する。通常状態
は、2ステップにおいて急冷スイッチがOFFしているた
め18ステップに進みタイマA12をクリアし、OFFする。次
に19ステップで急冷タイマ11をクリアしOFFする。これ
は、急冷時に前記急冷スイッチ3をOFFしたとしても同
じ動作となる。
20ステップは、庫内温度検知手段1により検知された庫
内温度を入力端子I1より入力する。次に21ステップで設
定温度検知手段2で検知された設定温度を入力端子I2よ
り入力する。次に22ステップで20ステップで入力された
庫内温度と21ステップで入力された設定温度とを比較
し、23ステップにてコンプレッサ7の回転数を決定し、
出力端子O1より運転制御手段8に出力する。この時、運
転制御手段8は決定された回転数でコンプレッサ7を運
転する。そして13ステップに進み、急冷時の動作と同様
に14ステップ→15ステップ→16ステップ→17ステップ→
1ステップと動作を行う。
従って、急冷時に一定間隔で庫内温度を検知し庫内温度
が所望温度になれば回転数を下げ所望温度以上になれば
回転数を上げて所望温度を維持できる回転数にてコンプ
レッサ7を運転することにより、より低い回転数でコン
プレッサ7を運転することができ、不要に高い回転数で
運転しなくてもよく、第4図に示すように斜線部分の節
電効果を得るものである。
発明の効果 以上の説明からも明らかなように、本発明は急冷時に庫
内温度を検知し、庫内温度が所望温度になれば、回転数
を補正し、所望温度を維持できる回転数にてコンプレッ
サを運転することにより、不要に高い回転数でコンプレ
ッサを運転しなくてもよく、消費電力を低減し、節電の
効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における冷蔵庫の運転制御装
置のブロック図、第2図は同制御装置のフローチャー
ト、第3図は同上制御装置における急冷時の運転周波数
の補正の方式を示すフローチャート、第4図は上記制御
装置を備えた冷蔵庫における庫内温度変化特性図と同じ
く消費電力特性図である。 1……庫内温度検知手段、2……設定温度検知手段、3
……急冷スイッチ、6……制御手段、8……運転制御手
段、9……コンプレッサ、11……急冷タイマ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】庫内温度を検知する庫内温度検知手段
    (1)と、庫内の設定温度を検知する設定温度検知手段
    (2)と、庫内を通常運転時より低い温度に冷却しよう
    とする急冷の開始信号を送出する急冷スイッチ(3)
    と、急冷時に動作するタイマ(12)と、急冷時以外の通
    常運転時には前記庫内温度検知手段(1)と前記設定温
    度検知手段(2)によりコンプレッサ(7)の回転数を
    決定し、急冷時には前記タイマ(12)により一定時間毎
    に庫内温度の検知を行いコンプレッサ(7)の回転数の
    補正を行う制御手段(6)と、急冷時に動作し急冷時間
    を設定した急冷タイマ(11)と、前記制御手段(6)に
    より決定された回転数にて前記コンプレッサ(7)を運
    転する運転制御手段(8)とを備え、前記制御手段
    (6)は、庫内温度が急冷時の所望温度以下であればコ
    ンプレッサ(7)の回転数を所定値だけ低下させ、庫内
    温度が急冷時の所望温度より高ければコンプレッサ
    (7)の回転数を所定値だけ上昇させる冷蔵庫の運転制
    御装置。
JP60032180A 1985-02-20 1985-02-20 冷蔵庫の運転制御装置 Expired - Lifetime JPH0718631B2 (ja)

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JP60032180A JPH0718631B2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20 冷蔵庫の運転制御装置

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JP60032180A JPH0718631B2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20 冷蔵庫の運転制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61191847A JPS61191847A (ja) 1986-08-26
JPH0718631B2 true JPH0718631B2 (ja) 1995-03-06

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JP60032180A Expired - Lifetime JPH0718631B2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20 冷蔵庫の運転制御装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2558780Y2 (ja) * 1993-06-11 1998-01-14 株式会社鎌倉製作所 換気装置
US7648409B1 (en) 1999-05-17 2010-01-19 Sumitomo Mitsubishi Silicon Corporation Double side polishing method and apparatus
JP4942359B2 (ja) * 2006-02-20 2012-05-30 浜井産業株式会社 ワーク加工装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0689979B2 (ja) * 1984-06-08 1994-11-14 株式会社日立製作所 回転数制御冷凍冷蔵庫

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JPS61191847A (ja) 1986-08-26

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