JPH062918A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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Publication number
JPH062918A
JPH062918A JP4162630A JP16263092A JPH062918A JP H062918 A JPH062918 A JP H062918A JP 4162630 A JP4162630 A JP 4162630A JP 16263092 A JP16263092 A JP 16263092A JP H062918 A JPH062918 A JP H062918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
compressor
temperature
room temperature
operating frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP4162630A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Hosono
義和 細野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP4162630A priority Critical patent/JPH062918A/ja
Publication of JPH062918A publication Critical patent/JPH062918A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機の制御装置に関し、能力可変型圧
縮機の高効率運転を行う空気調和機の制御装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 室内機に圧縮機の運転モードを設定するモー
ド切換スイッチを設け、圧縮機を最高運転周波数で運転
する「パワーモード」と、圧縮機を最高効率で運転する
「エコノミーモード」に分け、室内温度と設定温度の差
に基づき何れか一方の運転モードを選択するとともに、
設定温度の近傍に達した時に「エコノミーモード」に切
り換えてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の制御装置
に関し、詳しくは能力可変型圧縮機の高効率運転を行う
空気調和機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機の制御において、運転
開始時に室温を早く設定温度に到達させるため、運転開
始と同時に圧縮機の運転周波数を高めに設定し、冷媒の
圧縮効率を上げ急速に設定温度に到達するようにしてい
る。一般に能力可変型圧縮機の効率と運転周波数の関係
は図2に示すように、80から90Hz の間で最も高効率に
運転され、それ以上に運転周波数を上げると冷媒の圧縮
効率は上るが運転効率が低下して消費電力が増し、経済
的な運転制御を行うことができなかつた。また、室内温
度と設定温度との差が少ない春秋の季節には、運転開始
と同時に圧縮機の運転周波数を高めに設定して運転を行
うと、短時間で設定温度を超えて冷え過ぎまたは温め過
ぎになり、設定温度に安定するまでに圧縮機のオンオフ
を繰り返し、圧縮機の消費電力を増大する問題が生じて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、運転開始時に室内温度と
設定温度の差に応じて、圧縮機の運転周波数を最も効率
のよい運転周波数で運転するようにした空気調和機の制
御装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、室内機に上記圧縮機の運転モードを「パワーモー
ド」または「エコノミーモード」に設定するモード切換
スイッチを設け、「パワーモード」設定時に圧縮機の運
転周波数を最高運転周波数に、「エコノミーモード」設
定時に圧縮機の運転周波数を高効率運転周波数に設定
し、運転開始時に室内温度と設定温度の差が小さい場合
に「エコノミーモード」を選択し、室内温度と設定温度
の差が大きい場合に「パワーモード」を選択するように
した。また、モード切換スイッチが「エコノミーモー
ド」設定されている時に、室内温度と設定温度の差が大
きい場合、運転開始時に圧縮機の運転周波数を最高運転
周波数にして運転し、室内温度と設定温度の差が所定の
温度差に達した時に圧縮機の運転周波数を高効率運転周
波数に切り換え運転するようにした。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、室内機に圧縮機の運転モ
ードを設定する切換スイッチを設け、室内温度と設定温
度の差が少ない場合に、圧縮機が最も効率よく運転され
る運転周波数を選択して運転を開始する「エコノミーモ
ード」と、室内温度と設定温度の差が大きい場合に、よ
り高い運転周波数で運転を開始する「パワーモード」と
を設定し、室内温度と設定温度の差に応じて最も効率よ
く運転される運転周波数を選択することにより、最も経
済的な空気調和機の運転立上りを行うことができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明の構成を示すブロック図で、制
御部1にはメモリ2と比較回路3と運転周波数設定回路
4が設けられ、外部にはリモコン装置等からなる設定入
力装置5と、室内温度を検出する室温センサ6と、本発
明の「エコノミーモード」や「パワーモード」に圧縮機
の運転を切り換える運転モード切換スイッチ7が設けら
れ、予じめ設定入力装置5から設定温度等の空気調和機
の運転条件が入力され、メモリ2に記憶されている。ま
た、室温検出センサ6は室内機の吸込口周辺に設けら
れ、圧縮機運転開始の一定時間前に室内側送風機を運転
し、循環する室内空気の温度を検出するようにしてい
る。室温検出センサ6により検出した室内温度TR とメ
モリ2に記憶された設定温度TS とを比較して温度差を
算出し、温度差に基づきメモリ2に記憶された圧縮機の
運転周波数を選択し、周波数変換回路8を経て圧縮機9
の運転を制御している。
【0007】図2は圧縮機9の運転周波数と効率の関係
を示す図で、運転周波数が80〜90Hzの範囲に最高効率
を示し、その前後で効率が低下している。図3は暖房運
転時の室温の立ち上り状態を示し、室内温度TR と設定
温度TSの差が大きく(例えば3°C以上)且つ急速に
設定温度TS に到達しようとする場合に、運転周波数を
最高に設定した「パワーモード」を選択し、室内温度T
Rと設定温度TS の差が少ない場合(例えば3°C以
内)には、圧縮機9が最高効率で動作する運転周波数の
「エコノミーモード」を選択するようにしている。また
「エコノミーモード」に設定された状態で、室内温度T
R と設定温度TSの差が大きい場合には、図に示すよう
に室内温度TR と設定温度TS の差が少なくなるまで圧
縮機9を最高運転周波数(例えば 140Hz)で運転し、
差が少なくなってから最高効率で動作する運転周波数
(例えば80Hz)で運転するようにして、圧縮機9を効
率よく運転するようにしている。
【0008】図4は暖房運転を例に本発明の詳細を示す
フローチャートで、リモコン等の設定入力装置5により
設定温度TS が入力され(21)、室温検出センサ6にり
室内温度TR が検出され(22)、この時運転モード切換
スイッチ7が「エコノミーモード」に設定されていると
(23)、検出された室内温度TR が設定温度TS より3
°C以上離れて低い場合に(24)、圧縮機9を「パワー
モード」(最高運転周波数 140Hz )で運転して(2
5)、室内温度TR が設定温度TS から3°C以内にな
ると(26)、圧縮機9の運転を「エコノミーモード」
(最高効率の運転周波数)に切換え(27)、室内温度T
R が設定温度TS に一致するかまたは越えた時から(2
9)、圧縮機9の運転を通常のサーモコントロールによ
る運転制御に移るようにしている(30)。運転モード切
換スイッチ7が「エコノミーモード」に設定されていな
い時(23)は、「パワーモード」を選択し(28)、室内
温度TR が設定温度TS に一致するかまたは越えた時か
ら(29)、圧縮機9の運転を通常のサーモコントロール
による運転制御に移るようにしている(30)。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明においては、室内機
に運転モードを設定する切換スイッチを設け、運転開始
時に室内温度と設定温度の差に応じて運転モードを選択
するようにし、室内温度と設定温度の差の少ない場合特
に春秋季に「エコノミーモード」を選択することによ
り、運転開始時の圧縮機の消費電力を低く押さえ、効率
よく運転することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】圧縮機の運転周波数と効率の関係を示す図であ
る。
【図3】暖房運転時の室温の立ち上り状態を示す図であ
る。
【図4】暖房運転を例に本発明の詳細を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 制御部 2 メモリ 3 比較回路 4 運転周波数設定回路 5 設定入力装置 6 室温検出センサ 7 運転モード切換スイッチ 8 周波数変換回路 9 圧縮機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 能力可変型圧縮機を周波数制御してなる
    空気調和機において、室内機に上記圧縮機の運転モード
    を「パワーモード」または「エコノミーモード」に設定
    するモード切換スイッチを設け、「パワーモード」設定
    時に圧縮機の運転周波数を最高運転周波数に、「エコノ
    ミーモード」設定時に圧縮機の運転周波数を高効率運転
    周波数に設定し、運転開始時に室内温度と設定温度の差
    が小さい場合に「エコノミーモード」を選択し、室内温
    度と設定温度の差が大きい場合に「パワーモード」を選
    択するように制御してなることを特徴とする空気調和機
    の制御装置。
  2. 【請求項2】 上記モード切換スイッチが「エコノミー
    モード」設定されている時に、室内温度と設定温度の差
    が大きい場合、運転開始時に圧縮機の運転周波数を最高
    運転周波数にして運転し、室内温度と設定温度の差が所
    定の温度差に達した時に圧縮機の運転周波数を高効率運
    転周波数に切り換え運転するようにしてなることを特徴
    とする請求項1記載の空気調和機の制御装置。
JP4162630A 1992-06-22 1992-06-22 空気調和機の制御装置 Pending JPH062918A (ja)

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JP4162630A JPH062918A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 空気調和機の制御装置

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JPH062918A true JPH062918A (ja) 1994-01-11

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ID=15758264

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JP4162630A Pending JPH062918A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 空気調和機の制御装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100749058B1 (ko) * 2006-07-20 2007-08-13 삼성전자주식회사 용량 가변형 에어컨 및 그 운전제어방법
CN100426159C (zh) * 2005-09-06 2008-10-15 台达电子工业股份有限公司 具有双处理器的控制装置
JP2012202581A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Mitsubishi Electric Corp 冷凍サイクル装置及びその制御方法
JP2012247100A (ja) * 2011-05-26 2012-12-13 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 空調機制御システム
JP2014054931A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Denso Corp 車両用空調装置

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KR100749058B1 (ko) * 2006-07-20 2007-08-13 삼성전자주식회사 용량 가변형 에어컨 및 그 운전제어방법
JP2012202581A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Mitsubishi Electric Corp 冷凍サイクル装置及びその制御方法
JP2012247100A (ja) * 2011-05-26 2012-12-13 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 空調機制御システム
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