JPH0623879Y2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0623879Y2
JPH0623879Y2 JP1987075215U JP7521587U JPH0623879Y2 JP H0623879 Y2 JPH0623879 Y2 JP H0623879Y2 JP 1987075215 U JP1987075215 U JP 1987075215U JP 7521587 U JP7521587 U JP 7521587U JP H0623879 Y2 JPH0623879 Y2 JP H0623879Y2
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JP
Japan
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compressor
frequency
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temperature
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雅彦 大捕
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Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、圧縮機の始動時にその圧縮機の運転周波数制
御を行なう空気調和機に関するものである。
(従来の技術) 従来インバータなどで圧縮機の運転周波数を可変に制御
する空調機を第5図により説明する。
図において、1はインバータなどの制御装置2で駆動さ
れる能力可変形圧縮機で、その吐出側より四方弁3、室
外熱交換器4、減圧装置5、室内熱交換器6が順に接続
されて冷凍サイクルが構成される。
この冷凍サイクルにおいて、冷房運転時の冷媒は、図示
の実線の矢印で示すように、圧縮機1より、四方弁3を
介して室外熱交換器4に流れ、そこで凝縮し、減圧装置
5で減圧されたのち室内熱交換器6に流れ、そこで蒸発
して室内を冷房したのち四方弁3を介して圧縮機1に戻
る流れとなり、また暖房時は、図示の点線の矢印で示す
ように四方弁3から室内熱交換器6に流れ、そこで凝縮
して室内を暖房したのち減圧装置5で減圧され、室外熱
交換器4で蒸発されたのち四方弁3を介して圧縮機1に
戻る流れとなる。
この空気調和機においては、室内側での空調負荷に応じ
て制御装置2が圧縮機1の運転周波数を設定している
が、圧縮機の運転開始時、特に暖房運転時の運転開始時
には、圧縮機の寝込始動条件を想定して始動運転周波数
の設定を行なっている。すなわち、圧縮機温度が低い状
態での始動となるため、圧縮機の給油特性を満足しなが
ら、すばやく冷凍サイクルを立ち上げるためには、始動
運転周波数を60Hzを越えない周波数で一定時間運転する
ようにしている。
これを第4図により説明すると、起動直後は最小運転周
波数の20Hzから漸次周波数を60Hzまで上昇させ、その60
Hzで一定時間圧縮機を運転して冷凍サイクル内の冷媒温
度を立ち上げたのち、上述した室内の空調負荷に応じて
周波数を最大周波数(120Hz)まで上昇させるようにし
ている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、この始動時の圧縮機の周波数制御は室内
空調負荷と無関係に周波数制御を行なっており、例え
ば、コントロール運転や外気温度が高い時などは、始動
運転周波数が60Hzで運転したのち周波数を最大周波数ま
で上昇させると、室温が設定温度より高くなり過ぎオー
バーシュートしてON−OFF運転を繰り返してしまう
問題がある。またこの場合、冷凍サイクル負荷に対して
周波数が60Hzと比較的高いため、消費する電力も多くな
り無駄となりやすい。
本考案は、上記事情を考慮してなされたもので、能力可
変形圧縮機の始動が良好に行なえる空気調和機を提供す
ることを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段及び作用) 本考案は、上記の目的を達成するために、能力可変形圧
縮機に、室内熱交換器、減圧装置、室外熱交換器を順次
接続し、始動時所定時間前記能力可変圧縮機の運転周波
数を始動周波数に保持した後、目標周波数へと移行する
空気調和機において、上記能力可変形圧縮機の吐出側温
度を検出する圧縮機温度センサと、上記能力可変形圧縮
機の運転周波数を制御すると共に上記圧縮機温度センサ
の検出値が入力され、圧縮機の始動時の始動運転周波数
を上記検出値が高くなるに応じて下げる制御装置を備え
たもので、暖房時に外気温が高い場合、圧縮機の冷媒吐
出温度を圧縮機温度センサで検出し、制御装置が、その
検出温度と設定温度とを比較し、検出温度が高いとき、
始動運転周波数を例えば60Hzより数10Hz下げた周波数で
運転することで、冷凍サイクルの立ち上がりを良好にし
ながら室温のオーバーシュートを防止し、しかも始動時
の消費電力も低減できるようにしたものである。
(実施例) 以下本考案に係る空気調和機の好適一実施例を添付図面
に基づいて説明する。
先ず、本考案の空気調和機の冷凍サイクルは、第5図の
従来例で説明したとおりであり、その説明は省略する。
第1図は本考案の空気調和機のブロック図を示し、図に
おいて、1は能力可変形圧縮機、3は四方弁、7は室外
熱交換器の室外ファンモータ、8は室内熱交換器の室内
ファンモータで、これらは制御装置9で駆動される。す
なわち、圧縮機1、四方弁3、室外ファンモータ7は制
御装置9よりパワーリレー10を介して夫々駆動され、
また室内ファンモータ8は、制御装置9より室内側のミ
ニチュアリレー11を介して駆動されるようになってい
る。
制御装置9には、商用電源12が、トランス13、電源
回路14を介して接続され、制御装置9が、圧縮機1に
20〜120Hzの運転周波数を出力し、圧縮機1の圧縮能力
を可変に制御するようになっている。また室内外ファン
モータ7,8も制御層装置9で回転数可変に駆動制御さ
れる。
この制御装置9には、圧縮機1の吐出側温度を検出する
圧縮機温度センサ15の検出値がコンパレータ16を介
して入力される。
この圧縮機温度センサ15は、第2図に示すように、例
えば圧縮機1の吐出管1aに取り付けられる。
コンパレータ16は、圧縮機温度センサ15の検出値と
予め記憶された設定温度とを比較し、それを制御装置9
に入力するようになっている。
制御装置9は、室内の空調負荷(設定温度と室温の差)
に応じて20〜120Hzの運転周波数で圧縮機1を駆動し、
また運転開始時には最小運転周波数20Hzから運転周波数
を徐々に上げ、始動運転周波数60Hzで一定時間圧縮機1
を駆動するが、圧縮機温度センサ15の検出値に応じ
て、その始動運転周波数値を数10Hz下げて圧縮機1を駆
動するようになっている。
これを第3図によりさらに詳しく説明する。
まず、制御装置9は、温度センサ15の検出温度Tcom
が20℃以下(Tcom<20℃)のときは、従来と同様圧縮
機1の周波数制御を行なう、すなわち、グラフAで示す
ように、始めに最小運転周波数20Hzで圧縮機1を起動
し、その運転周波数を徐々に上げ60Hzの始動運転周波数
に達したとき、その周波数で一定時間(起動から約1
分)運転したのち、運転周波数を空調負荷に応じた運転
周波数に上昇させていくようその周波数制御を行なう。
次に外気温が高い時、例えば検出値Tcomが20℃≦Tcom
<40℃の範囲のとき、グラフBで示すように、始動運転
周波数を50Hzで一定時間運転を行なう、また、外気温が
更に高く、検出値Tcomが、Tcom≧40℃のときは、グラ
フCで示すように、始動運転周波数を40Hzで一定時間運
転を行なうようになっている。
このように、始動時に始動運転周波数を、その圧縮機1
の吐出温度に応じて制御することで冷凍サイクルの立ち
上がりを良好に維持し、しかも寝込みを防止しながら、
いち早く快適暖房運転が行なえる。
[考案の効果] 以上説明してきたことから明らかなように本考案によれ
ば、次のごとき優れた効果を発揮する。
圧縮機の吐出側温度を検出する圧縮機温度センサを設
け、圧縮機の始動時、その始動運転周波数を、その検出
温度が高くなるに応じて下げるようにしたので、外気温
に応じて圧縮機の寝込みを防止しながら冷凍サイクルの
立ち上がり運転を最適に行なえる。
すなわち、外気温が高いときなど低周波数値の始動運転
周波数で運転するので、その消費電力を低減でき、しか
も室温のオーバーシュートを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図、第2図は
本考案において圧縮機温度センサの取付状態を示す斜視
図、第3図は本考案において、圧縮機始動時の運転周波
数制御を示す図、第4図は従来の圧縮機始動時の運転周
波数制御を示す図、第5図は空調機の冷凍サイクルを示
す図である。 図中、1は能力可変形圧縮機、9は制御装置、15は圧
縮機温度センサである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】能力可変圧縮機に、室内熱交換器、減圧装
    置、室外熱交換器を順次接続し、始動時所定時間前記能
    力可変圧縮機の運転周波数を始動周波数に保持した後、
    目標周波数へと移行する空気調和機において、上記能力
    可変形圧縮機の吐出側温度を検出する圧縮機温度センサ
    と、上記能力可変圧縮機の運転周波数を制御すると共に
    上記圧縮機温度センサの検出値が入力され、前記始動周
    波数を上記検出値が高くなるに応じて下げる制御装置を
    備えたことを特徴とする空気調和機。
JP1987075215U 1987-05-21 1987-05-21 空気調和機 Expired - Lifetime JPH0623879Y2 (ja)

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JPS63185063U JPS63185063U (ja) 1988-11-28
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KR20110087466A (ko) * 2010-01-26 2011-08-03 엘지전자 주식회사 냉장고 및 냉장고의 제어방법

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JPS6179943A (ja) * 1984-09-28 1986-04-23 株式会社東芝 空気調和機

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