JPS628117Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS628117Y2
JPS628117Y2 JP1813178U JP1813178U JPS628117Y2 JP S628117 Y2 JPS628117 Y2 JP S628117Y2 JP 1813178 U JP1813178 U JP 1813178U JP 1813178 U JP1813178 U JP 1813178U JP S628117 Y2 JPS628117 Y2 JP S628117Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
relay
capacitor
circuit
turned
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1813178U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53117158U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1813178U priority Critical patent/JPS628117Y2/ja
Publication of JPS53117158U publication Critical patent/JPS53117158U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS628117Y2 publication Critical patent/JPS628117Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Relay Circuits (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電源スイツチ、サーモスイツチ等の通
電状態を制御するスイツチがオフされた後数分間
程度遅延動作してコンプレツサ等の被制御体が直
ちには再動作できない状態にするムームエアコン
等に備えられる遅延装置に関するものである。
例えばルームエアコン等において、コンプレツ
サ運転停止後、直ちに再始動すると、コンプレツ
サ、エバポレータ、コンデンサ等よりなる冷凍サ
イクルがまだ安定しないためコンプレツサに過負
荷がかかり、コンプレツサに悪影響を及ぼす。
このような悪影響をなくすため、コンプレツサ
停止後、数分間程度は、再始動してもコンプレツ
サが駆動せず、数分間経過後にのみコンプレツサ
が駆動されるようにする遅延装置が設けられる。
従来のこの種装置として、始動スイツチに連動
してタイマーモータが作動され、このタイマーが
数分間程度経過した後にタイマー接点によつてコ
ンプレツサが駆動されるよう電源回路を閉じる方
式があつた。しかし、この装置はコンプレツサの
停止後数分間駆動しないという方式でなく、始動
スイツチがオンにされた後数分間コンプレツサが
駆動されないという方式であるから最初の始動ス
イツチ投入時にも数分間はコンプレツサが動作さ
れないという欠点があつた。
また従来装置として上記の方式をタイマーを使
用せずに電子回路で行う方式があるが、この方式
も上記と同じ欠点を有している。
或いは、第1図に示すように、始動スイツチ
1、コンプレツサ駆動リレー2とその接点3、ヒ
ータ4とバイメタル接点5からなるバイメタル式
熱応動タイマー6によつて構成されるものがあ
る。この装置は始動スイツチ1が閉じられると、
先ずヒータ4が熱せられ始めるが、始動スイツチ
1を閉じた直後はヒータ4がまだ冷めたいので、
バイメタル接点5も閉じている。このためコンプ
レツサ駆動リレー2に励磁電流が流れ、コンプレ
ツサは駆動される。その後ヒータ4の温度が上昇
して接点5がオフになつてもリレー接点3が閉じ
ているので、リレー2は自己保持され、コンプレ
ツサは駆動され続ける。そしてスイツチ1が開か
れ、或いはサーモスイツチ(図示しない)が一度
開かれた後、再び始動スイツチ1或いはサーモス
イツチを投入しても、それが数分間程度の間は、
ヒータ4が熱いのでバイメタル接点5は開いてお
り、リレー2に励磁電流が流れず、リレー接点3
は開いている。数分経過したとき、ヒータ4の温
度が下がつてバイメタル接点5が閉じ、前記の通
り、リレー2が励磁されてコンプレツサは駆動さ
れる。
勿論、始動スイツチ1或いはサーモスイツチが
オフにされてから、数分間以上経過した後始動ス
イツチ1或いはサーモスイツチが投入されるとき
はヒータ4の温度は低く、バイメタル接点5が閉
じているから、直ちにコンプレツサは駆動され
る。しかしながら、この装置はコンプレツサ駆動
リレー2の接点3を自己保持用として用いなけれ
ばならないので、バイメタル式熱応動タイマー6
とコンプレツサ駆動リレー2が、室内ユニツトと
室外ユニツトに分離される場合はユニツト間の配
線数を1本増さねばならない。またこの装置では
ヒータへの印加時間が短いときは遅延時間も短く
なる。極端にヒータへの印加時間が短いときは、
まだバイメタル接点がオフになつていないので遅
延動作が不可能である。しかも多くの比較的高価
な特殊部品を必要とするから高価である。
更に第2図に示すように、2個の正特性サーミ
スタ11,12を熱的、電気的に結合し、サーミ
スタ11は制御リレー13の電流制限用、サーミ
スタ12は発熱用として使用するものがある。こ
の装置において、先ず始動スイツチ14をオンに
すると、サーミスタ11を通してリレー13に電
流が供給され、リレー接点15〜17はオンにな
り、接点15によつて自己保持回路が形成され
る。また接点17によつてコンプレツサ駆動リレ
ー18が励磁されるからコンプレツサは動作を始
める。接点16によつてサーミスタ12に通電さ
れ、サーミスタ11,12が発熱してその抵抗値
が増しても上記の自己保持回路でリレーは動作を
続ける。電源スイツチ14又はサーモスイツチ
(図示しない)がオフに一度なつた後、数分間は
サーミスタ11の温度が低下せず抵抗値が大きい
から、リレー13はオンにならない。
この装置においてもサーミスタ11の通電時間
が短いときは遅延時間も短くなり、極端なときは
遅延動作が不可能である欠点がある。また周囲温
度の変化に応じて遅延時間も変化するからコンプ
レツサを充分に保護することができない。更に比
較的高価な装置になる。
本考案は上記したような種々の従来装置の欠点
を改良した遅延装置を得るものである。
本考案の遅延装置の一実施例の回路図を第3図
に示す。
第3図において、端子21,22は交流電源に
接続され、電源スイツチ、サーモスイツチ等の通
電状態を制御するスイツチ23を介して整流用ダ
イオード24、波用コンデンサ25、抵抗2
6、コンプレツサ駆動用リレー27、SCR28
が接続される。このリレー27はコンプレツサを
直接駆動するパワーリレーでもよく、又はコンプ
レツサ駆動リレーを動作させる制御リレーであつ
てもよい。上記抵抗26とリレー27に並列に抵
抗29,30、コンデンサ31、ダイオード32
の直列回路が接続される。上記コンデンサ31の
両端間にトランジスタ33のベースエミツタが接
続される。なお、このトランジスタ33のベース
回路には抵抗34が接続されている。トランジス
タ33のエミツタに、上記抵抗30を出力インピ
ーダンス素子として接続すると共に、抵抗35を
介してトランジスタ36のベースが接続される。
トランジスタ36はトランジスタ37とともに抵
抗38〜41を各電極に接続し、シユミツトトリ
ガー回路を構成している。シユミツトトリガー回
路の出力は、トランジスタ37のコレクタから抵
抗42、ダイオード43を介して取り出され、
SCR28のゲート電極に供給される。SCRのゲ
ートとカソード間にゲート保護用抵抗44が挿入
される。
従つて、今電源スイツチ、サーモスイツチが閉
じられ、スイツチ23がオンになると、最初コン
デンサ31には電荷がチヤージされていないか
ら、トランジスタ33はオフ、トランジスタ36
はオフ、トランジスタ37はオンであり、ゲート
電流が流れるから、SCR28はオンになり、ダ
イオード24よりリレー27に励磁電流が流れ
る。リレー27の動作によりコンプレツサの電源
回路は閉じられる。またこのとき抵抗29,3
0、コンデンサ31、ダイオード32を通してコ
ンデンサ31に充電が開始される。この充電時間
は抵抗29,30、コンデンサ31の選択によつ
て充分短かくされる。コンデンサ31の充電電圧
が一定値以上になると、トランジスタ33はオン
になりトランジスタ36,37はそれぞれ状態を
反転してSCR28のゲート電流が供給されなく
なる。しかし、SCRはコンデンサ25の充電電
圧によつてアノードカソード間に順方向電圧が印
加され続けているから、オンの状態を保持し、従
つてリレー27も動作を続ける。
このように動作を続けるとき、始動スイツチが
オフにされ、又はサーモスイツチがオフになり、
スイツチ23がオフになると、SCR28の印加
電圧がなくなり、オフになる(ゲート電流は上記
したように供給されていない)。
スイツチ23がオフになつた後、直ちにスイツ
チ23を再投入してもコンデンサ31の充電電圧
が充分大きいため、トランジスタ33はオン、ト
ランジスタ36はオン、トランジスタ37はオフ
を続け、SCR28のゲート電流は供給されず、
SCR28はオフであり、リレー27はオフのま
まである。
しかし、スイツチ23がオフになつた後、コン
デンサ31がトランジスタ33のベースエミツタ
間、抵抗34を通じて放電し、コンデンサ31の
端子電圧が減少したとき(数分間程度)、トラン
ジスタ33、トランジスタ36,37は動作状態
を反転し、ゲート電流が供給され、SCR28が
オンになり、リレー27が動作をする。これによ
りコンプレツサが駆動される。この遅延時間はコ
ンデンサ31と抵抗34、シユミツトトリガーの
ヒステリシス巾によつて決められる。
なお、スイツチ23がオフにされてから数分間
以上経過しているときは、コンデンサ31の端子
電圧が充分低いので、直ちにSCRは導通し、リ
レー27は動作をする。
このように本考案はリレー動作回路中のSCR
のゲート電流を、コンデンサの充放電電圧によつ
て動作するトランジスタのスイツチング動作で制
御するものであるから、スイツチ23がオフされ
ている時間によつて、遅延時間が変化することは
ない。また電子回路によつて構成するものである
から、周囲温度によつて遅延時間が変化しない。
しかもスイツチ23がオフされた後、数分間程度
はスイツチ23が再投入されてもリレーが動作し
ないという方式であるから、最初に電源スイツチ
を投入したとき(サーモスイツチはオンであると
き)も不必要に数分間待たねばならないという欠
点はない。更に、コンプレツサ駆動用リレー27
の接点をリレーの自己保持回路に使用する必要が
ない。また全て極く普通の電気部品のみで構成さ
れるから安価に得られる。特に、リレー27が直
接コンプレツサの電源回路をオンオフさせるもの
であれば、小型の制御リレーを必要としないから
安価になる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の遅延装置の構成回路
図、第3図は本考案による遅延装置の一実施例の
回路図を示す。 図中、23はスイツチ、24は整流用ダイオー
ド、27はコンプレツサ駆動用リレー、28は
SCR、31はコンデンサ、32はダイオード、
33,36,37はトランジスタ、43はダイオ
ードである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電源に接続される端子21,22間に電源
    スイツチ、サーモスイツチ等の通電状態を制御す
    るスイツチ23を介して整流用ダイオード24、
    波用コンデンサ25よりなる整流回路を接続
    し、該整流回路に抵抗26、コンプレツサ駆動用
    リレー27及びSCR28の直列回路を接続し、
    該抵抗26及びコンプレツサ駆動用リレー27の
    直列回路に並列に抵抗29,30、コンデンサ3
    1及びダイオード32の直列回路を接続し、該コ
    ンデンサ31の両端間にトランジスタ33のベー
    スエミツタを接続し、該トランジスタ33のコレ
    クタを上記端子21に接続するとともに該トラン
    ジスタ33のベース回路に抵抗34を接続し、該
    トランジスタ33のエミツタに接続した上記コン
    デンサ31の充放電端子と上記SCR28のゲー
    ト電極との間にシユミツトトリガー回路及び点弧
    回路を接続してなることを特徴とする遅延装置。
JP1813178U 1978-02-14 1978-02-14 Expired JPS628117Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1813178U JPS628117Y2 (ja) 1978-02-14 1978-02-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1813178U JPS628117Y2 (ja) 1978-02-14 1978-02-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53117158U JPS53117158U (ja) 1978-09-18
JPS628117Y2 true JPS628117Y2 (ja) 1987-02-25

Family

ID=28844812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1813178U Expired JPS628117Y2 (ja) 1978-02-14 1978-02-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS628117Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53117158U (ja) 1978-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5142880A (en) Automatic fan control (AFC) unit of low cost and durable construction and related progress for improving the efficiency of existing air conditioning systems
JPH06339291A (ja) 単相誘導電動機の起動装置
JPS5926860B2 (ja) クウキチヨウワキノ ジヨソウソウチ
JPS628117Y2 (ja)
US4254633A (en) Control apparatus for an air conditioner
JPS6112175B2 (ja)
US3259763A (en) Thermally responsive control means
JPH0638467A (ja) 単相誘導電動機の起動装置
JPS6017976B2 (ja) 空気調和機
JPS584250B2 (ja) 空気調和機における除霜方法
JPS6349670Y2 (ja)
JPS6120451Y2 (ja)
JPS5925126B2 (ja) 空気調和機
JP2002142479A (ja) 単相交流誘導モータの起動回路
JPS5920586Y2 (ja) ヒ−トポンプ式空調機
JPH09177680A (ja) コンプレッサの運転制御装置及びその製造方法
JPS5829433Y2 (ja) デフロスト制御装置
JPS5914694Y2 (ja) 冷蔵庫又は冷凍庫における自動霜取装置
JPS61147037A (ja) 暖房用空気調和機の制御回路
JPS5852414Y2 (ja) 空気調和機の制御回路
JPS6216610Y2 (ja)
JPH0327314Y2 (ja)
JPH0245510Y2 (ja)
JPS6233489Y2 (ja)
JPH05244786A (ja) 単相交流誘導モーターの起動回路