JPS5926860B2 - クウキチヨウワキノ ジヨソウソウチ - Google Patents

クウキチヨウワキノ ジヨソウソウチ

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JPS5926860B2
JPS5926860B2 JP50142716A JP14271675A JPS5926860B2 JP S5926860 B2 JPS5926860 B2 JP S5926860B2 JP 50142716 A JP50142716 A JP 50142716A JP 14271675 A JP14271675 A JP 14271675A JP S5926860 B2 JPS5926860 B2 JP S5926860B2
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defrosting
temperature
heat exchanger
turned
outdoor heat
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久雄 山里
宏 上田
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヒートポンプ式の空気調和機の除霜装置に関す
るものである。
従来除霜装置において使われているディアイサ(除霜感
知装置)には温度差式とタイマ一式とがある。
温度差式は室外温度感知部と室外側熱交換器温度感知部
の2つの感温筒よりなり、その温度差によって内蔵スイ
ッチがオン・オフする方式で実際は除霜が終了していて
も冷房サイクルを続ける不経済さや又除霜運転中、室外
が強風の場合など、室外側熱交換器が冷却されて除霜終
了温度までなかなか達せず極端な場合暖房運転に復帰し
ないという欠点がある。
タイマ一式は室外側熱交換器の感温筒とタイマーとから
なり、例えば−3°C以下であれば1時間のうち1回と
いうサイクルで除霜運転を行い、室外側熱交換器部が一
3℃以上であれば除霜運転時間になっても除霜運転をみ
おくる機構になっており、又除霜運転から暖房運転への
復相ま感温部の温度が約10℃で行なわれるが10℃に
ならなくても10分間で強制的に復帰させ暖房運転を開
始させる方式である。
この方式は規定の10分間で除霜が完全に行なわれない
うちに強制的に暖房運転に復帰したときは次の1時間の
サイクルで更に着霜が行なわれ、これも10分間で除霜
出来ないとなればどんどん着霜がふえて行くという欠点
がある。
これらの欠点を改善するため、特願昭49−11962
6号さらに特願昭50−30606号に示す空気調和機
の除霜装置が提案されている。
しかしながら両者とも室外の゛風″の影響の問題を完全
に解決するにはいたらなかった。
すなわち前者においても、タイマー動作温度にさえも室
外側熱交換器温度が上昇しない場合が考えられる。
第1図は温度差式ディアイサ付のロータリーコンプレッ
サ使用の空気調和機にて、暖房運転→除霜運転のサイク
ル試験によるディアイサ室外コイル温度感知部の温度変
化の一例である。
なお、第2図は室外温度と室外側熱交換器温度による除
霜終了、除霜開始のレベルの変化の特性例を示す。
■点で除霜を終了し、暖房運転を始めると、まず■点ま
で下がり、その後多少上昇して安定し、運転を続ける。
そして着霜し、室外熱交換器温度が除霜開始時■まで下
がると除霜運転に入り、室外側熱交換器温度は上昇して
くる。
つまり、除霜運転から暖房運転に切りかわったとき、室
外側熱交換器温度が一時的に除霜開始感知温度付近まで
下がるため、着霜していないにもかかわらず除霜運転に
入ってしまう可能性がある。
この問題は単に除霜運転から暖房運転に切りかわったと
きのみでなく、メインスイッチ主回路のスイッチ投入時
、サーモスイッチが長時間オフ(コンプレッサがオフ)
シていた時など、コンプレッサが゛冷えた状態″から暖
房運転を開始すると第1図に示したと同様に、室外側熱
交換器温度は一時的にかなり低い値まで下がり、その後
上昇して安定する。
このため、この場合も暖房運転開始直後上記同様に着霜
していないにもかかわらず除霜運転に入ってしまう可能
性がある。
そこで、このような問題点を解決するものとして次のよ
うな方式が考えられる。
即ち、除霜開始は室外側熱交換器温度と室外温度との相
関関係によって決めると共に、除霜運転中室外側熱交換
器温度がある温度まで達するとタイマーをスタートさせ
て、そのタイマーの設定時間かあるいは室外側熱交換器
温度が除霜終了ラインに達するかのいずれかによって暖
房復帰(除霜終了)を行なわせるものである。
上記室外温度と室外側熱交換器温度との相関関係による
除霜開始ライン■と暖房開始ライン@およびタイマーオ
ン設定ライン◎′の設定例を第3図に示す。
ヒートポンプ暖房運転中においては室外から熱を吸収す
るために室外側熱交換器の温度は下がっていき■の除霜
開始ラインに達すると空気調和機を除霜運転に切りかえ
る。
室外から吸熱できるかどうかは室外温度により決まるか
ら暖房運転可能限界ラインは■の様になり、室外温度が
低下すると室外側熱交換器の温度も低下するような関係
曲線になる。
空気調和機が除霜運転に入り、室外側熱交換器温度が上
昇し◎′まで達するとタイマーが動作開始する。
そうすると、たとえ室外側熱交換器の温度が@まで達さ
なくても、タイマーが動作してから一定時間経過すると
強制的に暖房運転に切りかえる様になっている。
またタイマーによって強制的に暖房運転に切りかえる前
に室外側熱交換器の温度が◎まで達して除霜を終了した
場合はもちろんそれによって暖房運転に復帰する。
つまり除霜終了設定ライン@より室外側熱交換器温度が
低い温度にタイマー動作開始ライン◎′を設け、除霜の
終了を室外側熱交換器の温度上昇およびタイマーの両面
から感知する方式である。
これによって風などの影響で室外側熱交換器の温度が◎
まで達しないで除霜を完了しているにもかかわらず、い
つまでも除霜運転を行うという点はかなり改善された。
しかしながら、室外が特別に低篇かつ強風状態のときに
はタイマー動作ライン◎′までも室外側熱交換器の温度
が上昇しない場合が考えられる。
さらには前述のようにコンプレッサ起動時の誤動作(除
霜の必要のないのに除霜してしまう)の恐れなどの問題
点が考えられる。
そこで本発明では第4図に特性例を示す様に、室外温度
と室外側熱交換器温度との相関関係による除霜開始ライ
ンのに室外側熱交換器温度が達すると同時にタイマーを
スタートさせている。
つまり、除霜開始と同時にタイマーをスタートさせるこ
とによって、風などの影響でタイマースタート設定温度
までさえも室外側熱交換器の温度が上昇せずいつまでも
除霜運転を続けるという欠点をなくしている。
つまり暖房運転で室外側熱交換器温度が下がり○まで達
すると除霜運転に入る。
それと同時にタイマーがスタートし、室外側熱交換器温
度が@に達するか、あるいはタイマーが動作してから一
定時間経過すると暖房運転に復帰する。
この様に、除霜開始とタイマースタートを同時に行なわ
せることによって室外の風などの影響で室外側熱交換器
の温度が上昇せず、いつまでも除霜運転を続けるという
心配を無くしている。
また、ロータリーコンプレッサ使用の空気調和機におい
て、コンプレッサ起動時(メインスイッチ投入時および
サーモスイッチがオフ、但し比較的オフ期間が長いとき
、→オンに切り換わったとき)に室外側熱交換器温度が
一時的にかなり低い値まで下がり、後上昇して安定化す
る。
この室外側熱交換器温度が下がったとき、その温度を感
知して、実際には着霜していないにもかかわらず、除霜
運転に入る恐れがある。
これは第4図における0つまり除霜開始ラインを、コン
プレッサの起動時に下がる室外側熱交換器温度よりも低
い値に設定すれば防げないことはない。
しかしながら、全体的に除霜開始ラインが下がる(低く
なる)ため、通常の運転時に除霜運転に入りにくくなる
つまり、着霜の状態での運転時間が長くなり、低効率の
運転時間が長くなってしまう。
そこで、除霜開始ラインを下げることなく、コンプレッ
サ起動時(メインスイッチ投入時およびサーモスイッチ
が比較的off期間が長いときオフ→オンに切りかわっ
たとき。
)には一定時間(例えば10分間)は強制的に除霜運転
に入らない様にしたのが本発明である。
以下に本発明の除霜装置の要部をなす除霜回路の実施例
を示す第5図を参照しながら説明する。
aはサーモスイッチ(例えば第6図の二段サーモスイッ
チ7)のオン・オフに関する信号源で、サーモスイッチ
がオンのときのみ入力信号が入る様になっていて、この
入力信号はダイオードD1にて整流され、抵抗R2,R
3に分圧された後コンデンサC3にて平滑化され、そこ
に直流電圧が得られる。
b、cは交流電源の供給を受ける電源端子で、運転選択
スイッチ(例えば第6図の操作スイッチ1)が暖房ノツ
チのときのみ電圧が発生し、これが抵抗R1にて降圧さ
れ、ダイオードD2、コンデンサC1にてそれぞれ整流
平滑化され直流電源が得られる。
THlは室外温度感知用サーミスタ、TH2は室外側熱
交換器温度感知用サーミスタ、Tr2はこれらサーミス
タの相関関係で制御されるトランジスタ、このトランジ
スタTr2の出力によりトランジスタTr3が動作し、
ひいてはトランジスタTr4及びTr5を含むシュミッ
ト回路1を動作する。
このシュミット回路1の出力でリレーRyを7駆動させ
ると共にトランジスタTr、を制御し且つコンデンサC
3の充放電の制御即ちタイマ一部の制御を行う。
リレーRyの接点は四方電磁弁コイル9をオンオフする
ことにより冷凍サイクルを冷房サイクル又は暖房サイク
ルに切換える。
又、トランジスタTr1は、オン、オフすることによっ
て上記室外温度感知サーミスタTH,と室外側熱交換器
温度感知用サーミスタTH2の相関関係を切換えるもの
であり、ひいては第4図の@又は0にレベルを切換える
ここで、Rvlは半固定抵抗で、第4図のOの特性を、
又Rv2は半固定抵抗で第4図のθの特性を調整するた
めのものである。
又、コンデンサC3の放電回路はシュミット回路lのト
ランジスタT r 5によりオン・オフされひいてはコ
ンデンサC3に抵抗R18を介して接続されたコンデン
サC2の放電が左右される。
このコンデンサC2の電圧をトランジスタTr6及び同
T r 7を介してトランジスタTr B及びTrgを
含むシュミット回路Hに導ひき、この出力でトランジス
タT r 1 oを作動させる。
このトランジスタT r 10の出力でトランジスタT
r3を制御し、上記室外温度感知用サーミスタTH1と
室外側熱交換器温度感知用サーミスタTH2の相関関係
に全く無関係又は関係して動作するようにする。
さて、金主回路のスイッチ、例えば第6図の操作スイッ
チ1の投入時(暖房ノツチ)及びサーモスイッチ例えば
第6図の二段サーモスイッチ7がオフからオンに切り換
わって、信号源a電源端子す、cに信号、交流電源が得
られた時、コンデンサC2には抵抗Risを通して充電
されるが、当初コンデンサC2の両端電圧は低く、従っ
てトランジスクTr6のベース電圧が低くなるためトラ
ンジスタTr6 、 Tr7及びTrBは不導通、逆に
トランジスタTrgは導通し、トランジスタT r 1
0はオンしている。
この結果トランジスタTr3はベース電圧が高く保たれ
オンし、従ってトランジスタTr4がオン、トランジス
タTr 5がオフとなって、室外温度感知用サーミスタ
TH1及び室外側熱交換器感知用サーミスタTH2の値
に無関係にリレーRyはオフし暖房運転状態にある。
このようにして、コンプレッサ起動時に一時的に室外熱
交換器温度が除霜開始点付近迄下がることがあってもリ
レーRyはオフしているから除霜動作に入ることはなく
、誤動作が防止される。
一定時間経過してコンデンサーC2への充電電圧が成る
値になると、トランジスタTr6が導通状態となり、従
ってトランジスタTr7 + TrBが導通状態トラン
ジスタTrg及びT r 1 oがオフし、リレーRy
のオン、オフが室外温度感知用サーミスタTH7(以下
単にサーミスタTH4という)と室外熱交換器温度感知
用サーミスタTH2(以下単にサーミスタTH2という
)との相関関係によって決定されるようになる。
室外熱交換器の温度が相対的にOのライン迄下がった場
合、サーミスタTH1とサーミスタTH2の相関関係に
よってトランジスタTr 2のベース電圧が上がりトラ
ンジスタTr 2が導通状悪逆にトランジスタTr3は
より不導通状態になって、トランジスタTr 4がオフ
、逆にトランジスタTr5がオンとなって、リレーRy
の両端に電位差が出てリレRyはオンし、四方電磁弁9
が作動し、暖房サイクルから冷房サイクルに切換わって
除霜が開始する。
これと同時にトランジスタTrlはオンするが正帰還の
ためリレーRyはそのままオンの状態にある。
この時サーモスイッチ(二段サーモスイッチ7)からの
入力aはダイオードD4、トランジスタTr5、抵抗R
15を通じて流れ、コンデンサC2は充電が停止し、ダ
イオードD3、抵抗R19及びR3を通して放電を始め
る。
即ち除霜開始と同時にタイマ一部がスタートする。
やがて一定時間経過してコンデンサC2の両端電圧が一
定値迄下がると、トランジスタTr6゜Tr7及びTr
Bは不導通状態となり逆にトランジスタTr9及び”r
loはオンとなり、トランジスタTr3のベース電圧が
上昇するため、サーミスタTH1、サーミスタTH2の
値に関係なくトランジスタTr4がオン、逆にトランジ
スタTr5がオフとなって強制的にリレーRyはオフし
除霜を終了する。
又、コンデンサC2の両端電圧が一定値迄下がる前にサ
ーミスタTH1とサーミスタTH2の相関関係によって
トランジスタT r 2が導通状態になると(室外側熱
交換器温度が相対的に@のラインに達すると)トランジ
スタTr3は導通状態となりトランジスタTr4がオン
、トランジスタTr、がオフとなって、リレーRyがオ
フしトランジスタTr1もオフし、タイマ一部に関係な
く除霜を終了する。
それと同時に、コンデンサC3の放電回路がオフし、a
からの信号がコンデンサC2に充電され始め、タイマ一
部が元の状態、即ちコンデンサC2が充電完了した状態
に復帰する。
又、暖房運転中、サーモスイッチがオフして(コンプレ
ッサーがオフ)しまうとaよりの入力信号はなくなり、
コンデンサC2はダイオードD3抵抗R19及びR3を
通じて放電され始め、コンデンサC2の両端電圧が下が
る。
このサーモスイッチのオフ時間が比較的長くてトランジ
スタTr6のベース電圧が成る一定値迄も下がるとトラ
ンジスタT r6 、 T r7及びTrgは不導通状
態、トランジスタTrg及びTrlgはオンしてトラン
ジスタTr3のベース電圧を高く保ち、リレーRyがオ
フし、次にサーモスイッチがオンしても即座には除霜運
転に入らない。
即ち、サーモスイッチがオフからオンに切り換わると、
aから再び入力信号が入り、コンデンサC2は充電を始
める。
一定時間経過してコンデンサC2の両端電圧が上昇し、
トランジスタTr6のベース電圧が一定値迄上昇すると
、トランジスタT r6 、 T r7及びTrgがオ
ンし、トランジスタTrg及びTrl。
はオフしてリレーRyのオン・オフがサーミスタTH1
とTH2の相関関係によって決まるようになる。
このようにして、トランジスタTr10がオンしている
一定時間は除霜運転に入ることはなく、誤って除霜運転
が行なわれることはなくなる。
上記本発明の除霜回路Aをウィンドタイプのヒートポン
プ空気調和機に実装した電気回路図は、例えば第6図に
示す例を挙げることができる。
操作スイッチ1を冷房運転にセットすれば、除霜囲路A
には通電されないので、リレーRyはオフであるため、
このリレーRyの接点1ONCがオンとなって、ファン
用リレーR3’2に通電せずその接点5がオンし、ファ
ンモーター3が速度切換スイッチ2によってセットされ
た所定速度で回転を続ける。
室内温度が所定温度より高ければ、二段サーモスイッチ
7は7aにオンし、コンプレッサー用リレーR3’3に
通電しその接点14がオンとなってコンプレッサー15
が作動して冷房運転を行なう。
又室内温度が所定温度より低くなれば接点14がオフと
なってコンプレッサー15が停止し送風のみを行なう。
又、除湿運転にセットすれば、前記冷房運転と同様にフ
ァンモータ3及びコンプレッサ15が作動し、これに加
えて、室内温度が所定温度より低下すれば二段サーモス
イッチのスイッチ8がオンとなるので、リレーコイルR
3’4に通電し、その接点11.12がオンとなってヒ
ーター13が作動し、除湿運転が行なわれる。
又、切換スイッチ1を暖房運転にセットすれば電源端子
す及びCに交流電源が投入されると共にこの除霜回路A
のリレーRyがオフしていることから四方弁コイル9に
通電して冷凍サイクルを暖房サイクルに切換える。
そして室内温度が所定値より低いと二段サーモスイッチ
1が接点7bにオンすることからコンプレッサ用リレー
R3’sに通電し接点14がオンしてコンプレッサー1
5が作動し、暖房運転が開始する。
なお、勿論ファンモータ3は接点5がオンしているため
運転する。
操作スイッチ1の暖房ノツチへの投入、又は、更に全回
路への供電回路にメインスイッチを設けた場合このメイ
ンスイッチの投入があると、室外側熱交換器温度が第1
図に示すように一時的にかなり低い値迄下がるが、上記
のようにしてサーミスタTH1及びサーミスタTH2に
無関係にタイマ一部によって一定時間リレーRyがオフ
の状態に保たれるため、誤って除霜動作することがなく
暖房運転を継続する。
この一定時間経過後は、サーミスタTH,及びサーミス
タTH2の相関関係によってθのレベルに達すると、ト
ランジスタTr3がオフし、トランジスタTr4がオフ
、逆にトランジスタTr5がオンし、リレーRyに通電
すると共にファン用リレーR3’2に通電して接点5を
オフし、四方弁コイル9に通電するため、冷凍サイクル
が除霜サイクル(冷房サイクル)に切換わって除霜を行
なう。
やがて上記のように、サーミスタTH1及びサーミスタ
TH2の相関関係で@のレベルに達するか又はタイマ一
部の一定時間が経過すると、トランジスタTr5がオフ
し、リレーRyがオフし除霜を中止する。
このようにして、室外側が強風であって室外側熱交換器
の温度が除霜完了後も○のレベルに達しない時でも、タ
イマ一部の動作により除霜が解除される。
以後二段サーモスイッチ7の接点7bがオンの時点で暖
房運転が行なわれる。
又、暖房運転による室内温度の上昇により二段サーモス
イッチ7の接点7bがオンするとコンプレッサー用リレ
ーRy3の通電が停止してコンプレッサ15が停止し、
暖房運転が中止するので、室内温度に応じて暖房運転が
断続し、室内温度を一定に保つ。
二段サーモスイッチ7の接点7bがオフしている時間が
短く、トランジスタ’rrlOをオンさせる迄、トラン
ジスタTr6のベース電圧が下がる前に二段サーモスイ
ッチ7の接点7bがオンし、コンデンサC2が充電を始
めた場合は、上記のように一定時間は除霜運転に入るこ
とを防ぐ動作は行なわない。
この場合、二段サーモスイッチ7の接点7bのオフ時間
が短いためコンプレッサ15が冷え切ることがないこと
から、コンプレッサ再起動時に室外側熱交換器温度が、
第1図に示すように、一時的に低い値迄下がることはな
いので、着霜していないにも拘わらず除霜運転に入るこ
とはない。
しかし、二段サーモスイッチ7の接点7bがオフからオ
ンに切り換わったとき、室外側熱交換器温度と室外温度
の関係によって除霜を行うべき条件例えば着霜があり、
Oのレベルになっていた場合は、二段サーモスイッチ7
の接点7bのオフの時間が短かくて、コンデンサC2の
放電が不充分でトランジスタTr5のベース電圧が一定
値以上であってトランジスタ’rrlOがオンに至らな
い時は、二段サーモスイッチ7の接点7bがオンになる
と同時にトランジスタTr5がオンすると共にリレーR
yがオンするため除霜運転に入る。
次に二段サーモスイッチ7の接点7bのオフ時間が長く
例えば10分以上になると、コンデンサC2が放電し、
トランジスタTr5のベース電圧が一定値以下となって
トランジスタTrlOがオンするに至っていると、仮え
二段サーモスイッチ7の接点7bがオンしたとき、Oの
レベルに達し除霜を行うべき条件になっていても、一定
時間例えば10分間は除霜は行なわれない。
このような条件即ち二段サーモスイッチ7の接点7bが
長時間オフであった後オンになったときθのレベルに達
しているという条件は極めて少ないし、あったとしても
上記タイマ一部のコンデンサC2への充電でトランジス
タTr1oがオフに至った時点で除霜運転が開始するだ
けであって支障はない。
又、除霜運転から暖房運転に切り換わったときも室外側
熱交換器温度は、第1図に示すように、メインスイッチ
投入時などの場合と同様に一時的にかなり低い値に下が
るがこの場合もコンデンサC2が充電されてトランジス
タTr5のベースを位が一定値に達し、トランジスタT
r1gがオフするまで例えば10分間は除霜運転に入ら
ない。
以上では、本発明の除霜装置として、第4図に示すよう
に、室外側熱交換器温度に若干の室外温度の補正を行っ
て除霜終了のライン(レベル)を相関的に定めた方式に
、風の影響を加味して室外側熱交換器の温度上昇又は除
霜開始と同時にスタートするタイマーによって強制的に
暖房復帰させ且つコンプレッサーがオンした時(メイン
スイッチの投入時及び二段サーモスイッチのようなサー
モスイッチがオフからオンに切り換わった時)における
誤動作を防止するためコンプレッサがオンしても一定時
間は除霜運転を行なわないこと更に除霜運転から暖房に
復帰した直後直ちに再度暖房運転に入ることを防止した
ことを特徴とする例を挙げて説明したが、これに限定さ
れるものではなく、例えば他の実施例として、第9図に
特性例を示すように、除霜終了のレベル(ライン)は全
く室外温度と無関係に単に室外側熱交換器の温度のみに
よって決定される方式に、上記実施例と同様に風の影響
を加味して除霜終了を室外熱交換器の温度上昇と、除霜
開始と同時にスタートするタイマーの三方式で行なわせ
、且つ、勿論、この場合もコンプレッサの起動時並びに
除霜運転から暖房運転への復帰直後の誤動作防止の回路
を組み込むことも考慮される。
第1図はその電気回路例を示すものであって、第5図と
同等部分を同一符号で示している。
この第7図について第5図と変更した部分の説明をする
と、リレーRyがオン(除霜開始)するとトランジスタ
Tr1’がオンし、室外温度感知用サーミスタTH1の
両端を完全に短絡するよう構成し除霜終了のライン(レ
ベル)は室外温度と全く無関係ならしめたものである。
第8図はリレーRyに附設した接点Xc、X。
を設けて、リレーRyがオンした時Xcをオフして室外
温度感知用サーミスタTH1の回路B1を開放すると共
にXOをオンして、抵抗のみの回路B2を室外側熱交換
器温度感知用サーミスタTH2に接続するよう切換えて
上記効果即、第9図と同等の効果をもたせたものである
なお、第8図において第5図と同等部分には同一符号で
示して説明は省略する。
本発明の空気調和機の除霜装置は、上記のように除霜中
室外側熱交換器に強風が当ることによってその温度が除
霜が終了したにも拘わらず、除霜終了のライン公達しな
いような時には除霜開始と同時にスタートするタイマー
が働いて一定時間後に除霜を終了させ暖房復帰させるこ
とができるので、無駄な除霜運転の継続を防止すること
ができ速かに暖房運転に入ることができることからヒー
トポンプ式の空気調和機の暖房能力をフルに発揮できる
という大きな利点がある上に、ロータリーコンプレッサ
ーを使用した場合、コンプレッサ起動時及び除霜運転か
ら暖房運転への復帰直後に一時的に室外側熱交換器温度
が除霜開始温度付近公子がることがあるが、このような
場合、タイマーにより一定時間除霜開始が阻止されるこ
とになるので、除霜開始が誤って行なわれることもなく
なる等の一層の効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図はロータリーコンプレッサを使用した空気調和機
の動作特性の一例を示す図面、第2図及び第3図は除霜
装置において提案されている除霜開始、除霜終了のライ
ンの一例を示す特性図であり、第4図は本発明の空気調
和機の除霜装置の実施例における特性図、第5図は同上
の電気回路図、第6図は該電気回路を組み込んだ空気調
和機の全体的電気回路図、第7図及び第8図は他の実施
例の電気回路図、第9図はその特性図である。 Aは除霜回路、TH7は室外温度感知用サーミスタ、T
H2は室外側熱交換器温度感知用サーミスタ、C1乃至
C3はコンデンサ、Trl乃至T r 16及びTrl
はトランジスタ、Dl乃至D6はダイオード、1は操作
スイッチ、3はファンモーフ、7及び8は室内温度に応
答する二段サーモスイッチ、9は四方弁コイル、15は
コンプレッサー、Ryはリレーである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 室外温度感知用サーミスタ及び室外側熱交換器温度
    感知用サーミスタからなる温度感知手段と、暖房運転と
    除霜運転の切換えを行う四方電磁弁を作動させるリレ一
    手段と、その出力によって前記リレ一手段を駆動するシ
    ュミット回路lと、その充放電によってシュミット回路
    ■を介して前記シュミット回路■の出力を匍]御するコ
    ンデンサからなるタイマーと、そのオンオフによって前
    記温度感知手段の相関関係を補正する補正手段とを備え
    、除霜運転時、前記室外側熱交換器温度感知用サーミス
    タによって感知される熱交換器の温度のみあるいはそれ
    と室外温度感知用サーミスタによって感知される室外温
    度の補正によって決定される除霜終了のラインに達した
    時、あるいは前記タイマーがタイムアツプした時のいず
    れかの状態になつた時Oこ前記シュミット回路Iにより
    リレ一手段を駆動して暖房運転に復帰させると共に、主
    回路の投入時あるいは空気調和用温度制御手段が一定時
    間以上オフの状態からオンに切り換った時のコンプレッ
    サ起動の際、あるいは除霜運転から暖房運転に復帰した
    際、前記夕゛イマーにより前記シュミット回路■の出力
    を制御して一定時間は除霜運転に入るのを阻止するよう
    にしたことを特徴とする 除霜の開始及び終了を自動的に行うようにした空気調和
    機の除霜装置。
JP50142716A 1975-11-26 1975-11-26 クウキチヨウワキノ ジヨソウソウチ Expired JPS5926860B2 (ja)

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