JPH0245510Y2 - - Google Patents

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JPH0245510Y2
JPH0245510Y2 JP1981043024U JP4302481U JPH0245510Y2 JP H0245510 Y2 JPH0245510 Y2 JP H0245510Y2 JP 1981043024 U JP1981043024 U JP 1981043024U JP 4302481 U JP4302481 U JP 4302481U JP H0245510 Y2 JPH0245510 Y2 JP H0245510Y2
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JP
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circuit
capacitor
scr
relay
diode
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、運転停止直後ある意一定時間の再起
動を防止した空調機の制御装置に関するものであ
る。
一般に、空調機において、運転停止直後に冷媒
圧力が上がつているまますぐに再起動すると、コ
ンプレツサがロツクしてしまう。そこで、運転停
止直後の数分間は、再起動できないような遅延タ
イマが設けられる。
従来、このような遅延タイマには、マイクロコ
ンピユータが使用されていた。すなわちこのマイ
クロコンピユータは温度、時間、風量などの総合
的制御のために使用され、再起動防止の制御もそ
の中の1つとして利用されており、このような場
合は、マイクロコンピユータの使用は効果的であ
る。ところが再起動防止のみを目的とした装置に
マイクロコンピユータを使用することは、コスト
的に極めて高価になり、実用的でないという欠点
があつた。
本考案は以上のような課題を解決するためにな
されたもので、交流電源の両端に、リレーの常開
接点と空調用コンプレツサの直列回路を接続する
とともに、前記リレーの切換えスイツチ、前記リ
レーのコイルおよび全波整流回路の直列回路を接
続し、前記交流電源の一端から前記リレーの常閉
接点、整流回路、第1の逆流阻止用ダイオード
と、ツエナーダイオードおよびコンデンサからな
る定電圧回路を順次直列に介在して前記全波整流
回路のアース側に接続し、前記第1の逆流阻止用
ダイオードと前記定電圧電源回路の結合点と前記
アース側との間であつて、前記定電圧電源回路と
並列にタイマ回路を結合し、このタイマ回路は、
抵抗とコンデンサからなる時定数回路、この時定
数回路のコンデンサの正側にアノードが接続され
たPUT、前記時定数回路のコンデンサの正側に
接続された急速放電回路とからなり、前記PUT
のカソードにSCRのゲートを結合するとともに、
これらの結合点と前記アースとの間に、前記
PUTのオン時の充電電圧を前記SCRのゲート電
圧として保持する保持用コンデンサを結合し、前
記第1の逆流阻止用ダイオードのカソード側を第
2の逆流阻止用ダイオードを介して前記SCRの
アノードに接続し、このSCRの両端に前記全波
整流回路の出力端を接続してなるものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1実施例を示す第1図において、1は交流電
源で、この交流電源1には、リレー2の切り換え
接点NO,NCのうちの一方の常開接点NOを介し
て空調機のコンプレツサ3が接続されている。ま
た、この交流電源1には、リレー2の切り換えス
イツチ4、リレー2のコイル5を介して全波整流
回路6が接続されている。また、前記リレー2の
他方の常開接点NCには半波整流回路7、タイマ
回路9、定電圧回路10が結合され、さらに、前
記全波整流回路6とタイマ回路9との間には、ス
イツチング回路11が挿入されている。
前記半波整流回路7は抵抗12、整流用ダイオ
ード13およびコンデンサ38からなり、前記タ
イマ回路9は、2個のトランジスタ14,15、
抵抗16,17,18,19からなる急速放電回
路8と、PUT(プログラマブルユニジヤンクシヨ
ントランジスタ)21、可変抵抗22とコンデン
サ23の時定数回路、抵抗24,25からなり、
定電圧回路10はツエナーダイオード26とコン
デンサ27からなつている。前記スイツチング回
路11は、SCR28、第2の逆流阻止用ダイオ
ード29、第3の逆流阻止用ダイオード30、抵
抗31,32,33および自己保持用コンデンサ
34からなつている。
つぎに本考案の作用を第2図に基づいて説明す
る。
t0時に第2図aのように交流電源1が投入され
たものとする。リレー2の接点は常閉側NCであ
るから、抵抗12、半波整流回路7のダイオード
13、第1の逆流阻止用ダイオード20を通つ
て、定電圧回路10のコンデンサ27が充電され
る。すると、タイマ回路9には、第2図a,cの
ように交流電源1を半波整流回路7で整流した電
圧と、定電圧回路10のコンデンサ27の充電電
圧が印加される。同時に、半波整流回路7の整流
用ダイオード13で整流した電圧と、コンデンサ
38の充電電圧が急速放電回路8の抵抗16,1
7に交互に印加され、トランジスタ14がオン
し、トランジスタ15はオフしたままとなる。
タイマ回路9のコンデンサ23にはgのように
徐々に充電され、t1時にPUT21のアノード電
圧がゲート電圧を超えると、PUT21がオンし
てコンデンサ23の電荷が放電され、その時間t1
にPUT21のカソードから第2図dに示すよう
なパルス信号が出力する。このときのタイマ時間
T1は、可変抵抗22とコンデンサ23の時定数
によつて決められる。このパルス信号は保持用コ
ンデンサ34を充電するとともに、SCR28の
ゲートに印加されてSCR28を第2図eのよう
にオンし、このSCR28にはダイオード29を
通して電流が供給される。そして、SCR28は
パルス信号の消滅後も、自己帰還作用によつてオ
ンし続ける。t1時にPUT21のオンによりコン
デンサ23は急速に放電するため、PUT21は
再びオフし、コンデンサ23は、充電を開始し、
t2時に再びdのようにパルス信号が出力する。同
様にして上述のパルス信号出力を一定時間ごとに
繰り返えす。このパルス信号が前記保持用コンデ
ンサ34に加されている間は抵抗31,32を介
して徐々に放電しても、完全に放電する前に再充
電を繰り返えしてSCR28のゲートに印加して
いる。
SCR28はt1時以降オンを継続している。ここ
で、t3時に、切り換えスイツチ4を投入すると、
交流電源1の一端からリレー2のコイル5、全波
整流回路6のダイオード、SCR28のアノード、
カソード、全波整流回路6のダイオードを経て交
流電源1の他端側への電流と、逆に交流電源1の
他端から全波整流回路6のダイオード、SCR2
8のアノード、カソード、全波整流回路6のダイ
オード、リレー2のコイル5、切り換えスイツチ
4を経て交流電源1の一端側への電流とが交互に
流れてコイル5は励磁され、リレー2は常開接点
NOへ切り換わり、コンプレツサ3が作動を開始
する。このとき、リレー2の切り換えに伴い、
SCR28のアノードカソード間の電圧は、半波
整流回路7の電圧から全波整流回路6の電圧に切
り換わり、瞬間的に不安定な状態となり、自己帰
還作用が途切れる場合がある。しかし、SCR2
8のゲートには前記保持用コンデンサ34の充電
電圧が印加されているので、リレー2の切り換え
後も、SCR28はオンし続ける。
リレー2の切り換えにより、トランジスタ14
がオフし、トランジスタ15のベースに定電圧回
路10の充電電圧が抵抗18を介して流れてこの
トランジスタ15オンするので、コンデンサ23
の充電電荷は抵抗19、トランジスタ15を通し
て急速に放電され、タイマ回路9はリセツトされ
る。これに伴い、PUT21を介してコンデンサ
23から放電されるパルス信号がなくなるので、
保持用コンデンサ34の電荷も抵抗31,32を
介して完全に放電される。また、コンデンサ27
の電荷もトランジスタ15を通して一定時間後の
t5時に放電され、定電圧回路10は第2図cのよ
うに消滅する。
つぎに、t6時に至り、切り換えスイツチ4をオ
フすると、SCR28がオフし、リレー2のコイ
ル5が解磁されるので、常閉接点NC側に切り換
わり、コンプレツサ3は作動を停止する。また、
常閉接点NC側へ切り換わつたことに伴い、定電
圧回路10のコンデンサ27が急速に充電され、
かつコンデンサ23は再び徐々に充電を開始し、
前述と同様にタイマ時間T1後にPUT21からパ
ルス信号を出力する。
ここで、タイマ時間T1以前のt7時に切り換えス
イツチ4をオンしたものとする。すると、コンデ
ンサ23の充電電圧がPUT21のゲート電圧に
達していないので、PUT21はオンせず、第1
番目のパルス信号が出力されていない。そのため
SCR28のゲート電圧は印加されずSCR28は
オフしている。もちろん、第1番目のパルス信号
がなければ保持用コンデンサ34も充電されてい
ない。そしてt8時に至り、コンデンサ23の充電
電圧がPUT21のゲート電圧に達すると、前述
と同様に、PUT21がオンし、このパルス電圧
でSCR28もオン、従つてリレー2のコイル5
が励磁され、常開接点NO側へ切り換わる。その
ため、コンプレツサ3が作動する。また、コンデ
ンサ23と定電圧回路10の充電電圧がなくな
る。
t9時に至り、切り換えスイツチ4をオフする
と、リレー2のコイル5が解磁され、常閉接点
NC側へ切り換わり、コンプレツサ3は停止し、
SCR28もオフし、定電圧回路10のコンデン
サ27が再び一定電圧で充電されるとともにコン
デンサ23も徐々に充電される。
第1図の実施例では、急速放電回路8として、
2個のトランジスタ14,15、抵抗16,1
7,18,19で構成したが、第3図に示すよう
に、定電圧回路10とPUT21のアノードとの
間に、抵抗35とダイオード36からなる簡便な
急速充電回路8を挿入してもよい。第1図の場合
よりも放電が遅れるが、リセツト時にそれほど急
速な変化を生じない場合には第3図でも充分であ
る。
また、第3図において、切り換えスイツチ4と
直列にサーモ切り換えスイツチ37を挿入しても
その作用は第1図と略同様である。
本考案は上述のように、空調機の再起動制御用
としてのPUTを主体とするタイマ回路を用いた
ので、マイコンからなるタイマ回路を用いたもの
に比し、極めて安価に提供できる。また、一定時
間後はいつでもコンプレツサを作動でき、かつリ
セツト信号に対しても即時に応答し、電源オン、
オフ、チヤタリング、サーモスイツチの急激なオ
ン、オフ等にも完全なリセツトを行わせることが
でき空調機の安全な制御ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による空調機の制御装置の第1
実施例の電気回路図、第2図は各部の波形図、第
3図は本考案の第2実施例の電気回路図である。 1……交流電源、2……リレー、3……負荷
(コンプレツサ)、4……切り換えスイツチ、7…
…半波整流回路、8……急速放電回路、9……タ
イマ回路、10……定電圧回路、11……スイツ
チング回路、14,15……トランジスタ、21
……PUT、28……SCR、34……自己保持用
コンデンサ、37……サーモスイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 交流電源の両端に、リレーの常開接点と空調
    用コンプレツサの直列回路を接続するととも
    に、前記リレーの切換えスイツチ、前記リレー
    のコイルおよび全波整流回路の直列回路を接続
    し、前記交流電源の一端から前記リレーの常閉
    接点、整流回路、第1の逆流阻止用ダイオード
    と、ツエナーダイオードおよびコンデンサから
    なる定電圧回路を順次直列に介在して前記全波
    整流回路のアース側に接続し、前記第1の逆流
    阻止用ダイオードと前記定電圧電源回路の結合
    点と前記アース側との間であつて、前記定電圧
    電源回路と並列にタイマ回路を結合し、このタ
    イマ回路は、抵抗とコンデンサからなる時定数
    回路、この時定数回路のコンデンサの正側にア
    ノードが接続されたPUT、前記時定数回路の
    コンデンサの正側に接続された急速放電回路と
    からなり、前記PUTのカソードにSCRのゲー
    トを結合するとともに、これらの結合点と前記
    アースとの間に、前記PUTのオン時の充電電
    圧を前記SCRのゲート電圧として保持する保
    持用コンデンサを結合し、前記第1の逆流阻止
    用ダイオードのカソード側を第2の逆流阻止用
    ダイオードを介して前記SCRのアノードに接
    続し、このSCRの両端に前記全波整流回路の
    出力端を接続してなる空調機の制御回路。 (2) 急速放電回路は、リセツト時にオンしてコン
    デンサを急速放電せしめるトランジスタを主体
    としてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の空調機の制御装置。 (3) 急速放電回路は、時定数回路の抵抗と並列に
    挿入された抵抗とダイオードの直列回路からな
    る実用新案請求の範囲第1項記載の空調機の制
    御装置。
JP1981043024U 1981-03-27 1981-03-27 Expired JPH0245510Y2 (ja)

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JPS57156089U JPS57156089U (ja) 1982-09-30
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52105760A (en) * 1976-03-02 1977-09-05 Omron Tateisi Electronics Co Delayed relay

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52105760A (en) * 1976-03-02 1977-09-05 Omron Tateisi Electronics Co Delayed relay

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