JPS622746Y2 - - Google Patents

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JPS622746Y2
JPS622746Y2 JP10854481U JP10854481U JPS622746Y2 JP S622746 Y2 JPS622746 Y2 JP S622746Y2 JP 10854481 U JP10854481 U JP 10854481U JP 10854481 U JP10854481 U JP 10854481U JP S622746 Y2 JPS622746 Y2 JP S622746Y2
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capacitor
relay
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JP10854481U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電磁弁、ソレノイド、リレーあるい
は電磁開閉器等に用いられる電磁コイルの励磁用
制御回路に関する。
たとえば、電磁弁においては、最近、消費電力
を低減し且つ電磁コイルの電磁コイルの電磁雑音
を低減するために永久磁石を用いて強磁性体のア
ーマチヤを弁のオープン位置あるいはクローズ位
置に保持することが行われている。
上述の電磁弁における電磁コイル励磁用制御回
路として、直流電源手段と、この直流電源手段の
2出力端子を切替える双極単投スイツチと、この
スイツチに接続されたリレー回路と、このリレー
回路に接続された電磁コイルとを具備し、コンデ
ンサの充電電流によつて電磁コイルを第1の方向
に励磁し、他方、コンデンサの放電電流によつて
電磁コイルを第2の方向に励磁し、さらに、電源
オン時に電磁コイルを第2の方向に励磁する場合
には、リレー回路を動作させて前述のコンデンサ
を短時間強制的に充電させた後にコンデンサの放
電動作を行うようにし、これにより、電源オン時
にも電磁コイルを第1および第2のいずれの方向
にも励磁できるようにしたものが提案されてい
る。この場合、コンデンサの充電および放電動作
は上述の単極双投スイツチによつて行われる(参
照:本願出願人による実願昭55−002701号(実開
昭57−117617号))。
しかしながら、上述の提案された回路において
は、電源オン時に直流電源手段の直流出力電圧が
徐々に上昇した場合には、コンデンサの充電電流
は小さく、従つて充電電流による電磁コイルの励
磁は不可能となり、しかもリレー回路も充分動作
しないのでコンデンサの放電動作による電磁コイ
ルの励磁も不可能となり、従つて、電磁コイルは
第1および第2のいずれの方向にも励磁できなく
なるという問題点がある。
本考案の目的は、直流電源手段の2出力端子間
に第2のコンデンサと抵抗との直列回路を接続
し、且つこの第2のコンデンサにツエナーダイオ
ードとリレーコイルとの直列回路を並列接続させ
るという構想にもとづき、電源オン時には上述の
充放電動作用コンデンサの充電が完了した後に、
従つて、電源電圧の上昇速度に関係なくリレー回
路を動作させて十分な放電動作を保証し、他方、
電源オフ時に、第2のコンデンサ等によつて充放
電動作用コンデンサの充電を行うようにし、従つ
て、直流電源手段の直流出力電圧の上昇速度に関
係なく、電磁コイルを第1および第2のいずれの
方向にも励磁できるようにし、前述の先に提案さ
れた回路の問題点を解決することにある。
以下、図面により本考案を説明する。
第1図は本願出願人により先に提案された電磁
コイル励磁用制御回路の回路図である(参照:前
述の実願昭56−002701号(実開昭57−117617
号))。第1図において、1は交流電源、2は単極
単投スイツチ、3は整流手段としてのダイオー
ド、4は平滑手段としてのコンデンサである。従
つて、1,3,4の組合せは直流電源として作用
し、このような直流電源はスイツチ2によつてオ
ン、オフ制御される。また、5は直流電源の二出
力端子を切替えるための単極双投スイツチ、6は
電磁コイル7を励磁するためのコンデンサ、8お
よび9はリレー回路を構成するリレーコイルおよ
びリレー接点、10は電流逆流防止用ダイオー
ド、11はコンデンサ、12はコンデンサ11の
放電用抵抗である。
第1図の回路動作を説明する。
スイツチ5を接点aに保持したまま電源スイツ
チ2をオンにすると、コンデンサ4が充電される
と同時に、コンデンサ6も充電される。このと
き、コンデンサ6の充電電流I1が電磁コイル7を
一方向に励磁する。なお、この場合にも、リレー
コイル8に電流が流れてリレー接点9が接点NO
に切替るが、コンデンサ6,11が充電終了する
とリレー接点9は接点NCに戻る。しかしなが
ら、電源スイツチ2のオン時に、電源電圧が徐々
に上昇した場合には、充電電流I1も小さくなり、
この結果、電磁コイル7の励磁が不可能となるこ
とがある。
他方、スイツチ5を接点bに保持したまま電源
スイツチ2をオンにすると、コンデンサ4が充電
されると同時に、コンデンサ11の充電電流がリ
レーコイル8に流れる。この結果、リレー接点9
は接点NOに傾倒され、従つて、コンデンサ6に
も充電電流I1が流れる。コンデンサ6の充電が進
むにつれてリレーコイル8に流れる電流は減少
し、該電流がリレー作動開放電流に達すると、リ
レー接点9は常閉接点NCに切替わる。この結
果、コンデンサ6からの放電電流I2がスイツチ9
を介して電磁コイル7に供給されることになる。
このように、電源オン時にスイツチ5が接点bに
傾倒しているときには、リレー回路によつてコン
デンサ6を一旦充電した後に、コンデンサ6の放
電動作による電磁コイル7の励磁が行われること
になる。しかしながら、この場合にも、電源スイ
ツチ2のオン時に、電源電圧が徐々に上昇した場
合には、コンデンサ11の充電電流I1すなわちリ
レーコイル8の電流が小さくなり、この結果、リ
レー接点9が接点NOに切替わらなくなり、従つ
て、コンデンサ6の放電電流I2による電磁コイル
7の励磁は不可能となることがある。
すなわち、電源オン時に、電源電圧が徐々に上
昇した場合には、電磁コイル7はいずれの方向に
も励磁されなくなるという問題点があつた。
第2図は本発明の一実施例としての電磁コイル
励磁用制御回路の回路図である。第2図におい
て、第1図の構成要素と同一の要素については同
一の参照番号を付してある。第2図においては、
直流電源の二出力端子すなわちコンデンサ4の端
子間には、コンデンサ21および抵抗22の直列
回路が接続され、また、コンデンサ22には、ツ
エナーダイオード23およびリレーコイル24の
直列回路が並列に接続されている。このリレーコ
イル24はリレー接点25とリレー回路を構成し
ており、リレーコイル24に電流が流れていない
ときもしくはリレー作動開放電流(リレー感動電
流とも言う)値未満の電流が流れているときに
は、リレー接点25は常閉接点NC1に傾倒され、
他方、リレーコイル24に上述のリレー作動開放
電流値以上の電流が流れているときには、リレー
接点25は常開接点NO1に傾倒される。なお、本
考案においては、コンデンサ6の充放電動作は、
第1図のように単極双投スイツチ5ではなく、電
源スイツチ2のオン、オフ動作によつて直接行わ
れる。
第2図の回路動作について説明する。電源スイ
ツチ2をオンにすると、交流電源1からダイオー
ド3を介して流れる直流電流により、3つのコン
デンサ4,21,6が同時に充電される。従つ
て、電磁コイル7は充電電流I1によつて励磁され
る。なお、この場合には、抵抗22はコンデンサ
4,6の充電完了よりコンデンサ21の充電完了
を遅くする作用を果たす。次に、ある時間経過
後、コンデンサ21の端子電圧がツエナーダイオ
ード23のツエナー電圧を超えると、リレーコイ
ル24に電流が流れ、従つてリレーコイル24が
励磁されてリレー接点は接点NC1から接点NO1
切替わる。この結果、コンデンサ6から放電電流
I2が電磁コイル7に流れ、電磁コイル7は励磁さ
れることになる。
他方、上述の状態において、電源スイツチ2を
オフにすると、リレーコイル24に流れる電流は
次第に減少し、最後に、リレー接点25は接点
NO1から接点NC1に切替わる。この結果、コンデ
ンサ4,21に蓄積されていた電荷が電磁コイル
7を介してコンデンサ6に充電電流I1として流込
む。この結果、この充電電流I1により電磁コイル
7は励磁されることになる。この場合、ツエナー
ダイオード23はリレー接点25を接点NC1に早
く切替える作用を果たす。すなわち、電源スイツ
チ2がオフにされた後にただちにコンデンサ4,
21の放電動作は開始するが、コンデンサ21の
端子電圧がツエナー電圧に到達したときにはリレ
ー接点25は接点NO1に切替わり、このときに
は、まだコンデンサ4,21が電磁コイル7を励
磁するのに十分な電荷を有していることになる。
次に、電源スイツチ2を再びオンにすると、コ
ンデンサ4,21,6は充電されるが、この場
合、これらのコンデンサ4,21,6はすでにほ
ぼ充電状態にあるので、充電電流I1は小さく、従
つて、電磁コイル7には何ら変化はない。このま
ま、状態が続くと、やがてコンデンサ21の端子
電圧がツエナー電圧を超えてリレー接点25が接
点NO1に切替わり、前述と同様な動作が行われ
る。
なお、コンデンサ21の値、抵抗22の値およ
びツエナーダイオード23のツエナー電圧はコン
デンサ21が充電されて該コンデンサ21の端子
電圧がツエナー電圧に到達したときにコンデンサ
6の充電動作が完了しているように設定される。
第3図は本考案の他の実施例としての電磁コイ
ル励磁用制御回路の回路図である。第3図におい
ては、第2図に対して、コンデンサ26、抵抗2
7、およびリレーコイル24によつて駆動するリ
レー接点28およびその常閉接点NC2が付加され
ている。第3図の回路動作はリレー回路が動作し
ていない場合は第2図の回路動作と同一である
が、リレー回路が動作している場合は異なる。す
なわち、後者の場合、リレーコイル24に流れる
電流はリレー感動電流値に比較して非常に小さい
リレー保持電流値以上である。たとえば、電源ス
イツチ2をオンにした後に、コンデンサ21の端
子電圧がツエナー電圧となり、リレー接点25が
接点NO1に切替わると、リレー接点28も接点
NC2から切替わる。この結果、コンデンサ6の放
電電流が流れている間は、コンデンサ26の充電
動作によりリレーコイル24には該コイルの付勢
に十分な電流が流れる。しかし、コンデンサ6の
放電電流が零になると、コンデンサ26の充電動
作も終了し、リレーコイル24の回路には抵抗2
7が加わる。これにより、リレーコイル24に流
れる電流は小さくなる。この場合、抵抗27の値
はリレーコイル24に流れる電流がリレー保持電
流以上になるように設定される。このように、第
3図の回路は第2図の回路に比べて省電力の点か
ら有利である。
以上説明したように本考案によれば、電源オン
時には、電源電圧の上昇速度に関係なく、コンデ
ンサ21の端子電圧がツエナーダイオード23の
ツエナー電圧になつたときに、コンデンサ6の放
電動作を行わせており、且つ、電源オフ時に、コ
ンデンサ4,21の電荷放出によるコンデンサ6
の充電動作を行わせており、従つて、電源電圧の
上昇速度に関係なく電磁コイル7をいずれの方向
にも励磁でき、前述の本願出願人により先に提案
された回路における問題点の解決に役立つもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願出願人により先に提案された電磁
コイル励磁用制御回路の回路図、第2図は本考案
の一実施例としての電磁コイル励磁用制御回路の
回路図、第3図は本考案の他の実施例としての電
磁コイル励磁用制御回路の回路図である。 1……交流電源、2……スイツチ、3……ダイ
オード、4……コンデンサ、6……第1のコンデ
ンサ、7……電磁コイル、21……第2のコンデ
ンサ、22……第1の抵抗、23……ツエナーダ
イオード、24……リレーコイル、25……リレ
ー接点、26……第3のコンデンサ、27……第
2の抵抗、28……リレー接点、NC1,NC2……
常閉接点、NO1……常開接点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 第1及び第2の出力端子を有し直流出力を送
    出する電源手段と、該電源手段をオン、オフす
    る単極単投スイツチ2と、前記電源手段によつ
    て充電される第1のコンデンサ6と、を具備
    し、該第1のコンデンサ6の充電電流I1によつ
    て電磁コイル7を第1の方向に励磁し、他方、
    前記第1のコンデンサ6の放電電流I2によつて
    前記電磁コイル7を第2の方向に励磁する電磁
    コイル励磁用制御回路において、前記電源手段
    の第1、第2の出力端子間に接続された第2の
    コンデンサ21および第1の抵抗22より構成
    される直列回路と、前記第2のコンデンサ21
    に並列接続されたツエナーダイオード23およ
    びリレーコイル24より構成される直列回路
    と、前記直流電源の第1の出力端子と前記第1
    のコンデンサ6との間に接続され前記リレーコ
    イル24に流れる電流によつて開となる第1の
    常閉接点NC1と、前記電源手段の第2の出力端
    子と前記第1のコンデンサ6との間に接続され
    前記リレーコイル24に流れる電流によつて閉
    となる常開接点NO1と、を設けたことを特徴と
    する電磁コイル励磁用制御回路。 2 前記第1の抵抗と前記電源手段の第2の出力
    端子との間に、第3のコンデンサ26および第
    2の抵抗27より構成される並列回路、および
    前記リレーコイル24に流れる電流によつて開
    となる第2の常閉接点NC2を接続した実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の電磁コイル励磁
    用制御回路。
JP10854481U 1981-07-23 1981-07-23 電磁コイル励磁用制御回路 Granted JPS5815313U (ja)

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JPS5815313U JPS5815313U (ja) 1983-01-31
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