JPS622743Y2 - - Google Patents

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JPS622743Y2
JPS622743Y2 JP270181U JP270181U JPS622743Y2 JP S622743 Y2 JPS622743 Y2 JP S622743Y2 JP 270181 U JP270181 U JP 270181U JP 270181 U JP270181 U JP 270181U JP S622743 Y2 JPS622743 Y2 JP S622743Y2
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capacitor
electromagnetic coil
current
power supply
control circuit
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JP270181U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電磁弁、ソレノイド、リレーあるい
は電磁開閉器等に用いられる電磁コイルの励磁の
ための制御回路に関する。
たとえば、電磁弁においては、最近、消費電力
を低減し且つ電磁コイルの電磁雑音を低減するた
めに、永久磁石を用いて強磁性体のアーマチヤを
弁のオープン位置あるいはクローズ位置に保持す
ることが行われるようになつた。
上述の電磁弁における電磁コイル励磁用制御回
路として、直流電源手段と、この直流電源手段の
2出力端子を切替えるためのスイツチと、このス
イツチに接続されたコンデンサ(ただし、単極性
でよい)とを具備し、コンデンサの充電電流によ
つて電磁コイルを第1の方向に励磁し、他方、コ
ンデンサの放電電流によつて電磁コイルを第2の
方向に励磁するものが提案されている。この場
合、コンデンサの充電および放電動作の切替は上
述のスイツチの切替によつて行われる(参照:本
願出願人による実願昭55−158455)。
しかしながら、上述の提案された回路において
は、電磁コイルの第2の方向の励磁は充電された
コンデンサの放電動作によつて行つているので、
電源オン時には電磁コイルを第2の方向に励磁し
ようとしても充電していないコンデンサの放電動
作は行われず、従つて、電磁コイルが励磁されな
いという問題点がある。
本考案の目的は、リレー回路を設けることによ
つて電源オン時には短時間コンデンサを強制的に
充電させるという構想にもとづき、電源オン時に
電磁コイルを第1および第2のいずれの方向にも
励磁できるようにし、前述の提案された回路にお
ける問題点を解決することにある。
以下、図面により本考案を説明する。
第1図Aおよび第1図Bは本考案が適用される
電磁弁の断面図であつて、第1図Aは閉弁状態を
示し、第1図Bは開弁状態を示す。第1図Aにお
いて、磁性体の枠1の上端および下端に磁性体よ
りなるキヤツプ2および環状のプレート3が設け
られており、枠1の中央部にスプリング6によつ
て押圧された強磁性体よりなるアーマチヤ4が上
下移動可能に設けられている。また、枠1とプレ
ート3との間に環状の永久磁石5が設けられ、枠
1内の周囲には電磁コイル7が設けられている。
アーマチヤ4は2つの位置のいずれかに安定的
に保持される。すなわち、第1の位置は第1図A
に示すようにスプリング6により押圧されて保持
される位置であり、この場合、弁座8は閉じられ
る。他方、第2の位置は第1図Bに示すように永
久磁石5によつて保持される位置であり、この場
合、弁座8は開放され、矢印に示すごとく流体た
とえば空気が流れることができる。
アーマチヤ4を上述の2つの位置間を移動させ
る力は電磁コイル7を励磁することにより行われ
る。たとえば、第1図Aの閉弁状態において、電
磁コイル7に一方向の直流電流を流して電磁コイ
ル7による磁界方向を永久磁石5の磁界方向と同
一にすると、電磁コイル7の磁力と永久磁石5の
吸引力との和がスプリング6の押圧力より大きく
なり、この結果、アーマチヤ4は上昇して第1図
Bの状態となる。ここで、電磁コイル7の電流は
停止しても永久磁石5の磁力によりこの状態は保
持される。すなわち、第1図Bにおいて、磁性体
要素1−5−3−4−2のループに永久磁石5に
よる磁気回路が形成され、電磁コイル7に電流が
なくなつても、該磁気回路は保持される。
また、第1図Bの開弁状態において、電磁コイ
ル7に前述と逆方向の電流を流すと、磁界が永久
磁石5の磁界と反対方向に発生し、この結果、ア
ーマチヤ4には永久磁石5の磁界に対して反撥磁
力が発生してスプリング6の押圧と相まつて、ア
ーマチヤ4をキヤツプ2から引離す。従つて、ア
ーマチヤ4は下降して再び第1図Aの状態とな
る。この場合、キヤツプ2とアーマチヤ4との間
に空隙が存在するので、電磁コイル7に電流がな
くなると前述の永久磁石5による磁気回路は形成
されない。
次に、電磁コイル7を励磁するための電磁コイ
ル励磁用制御回路について説明する。
第2図は本出願人により先に提案された電磁コ
イル励磁用制御回路の回路図である(参照、実願
昭55−158455)。第2図において、交流電源9と
電磁コイル7との間には、ダイオード10、スイ
ツチ11およびコンデンサ12が接続されてい
る。この場合、コンデンサ12は単極性であつて
よい。
第2図において、スイツチ11を接点a側に傾
倒させると、電磁コイル7には交流電源9から電
流が供給される。すなわち、交流電源9からの交
流電流がダイオード10を介してコンデンサ12
に供給され、この充電電流I1が電磁コイル7に流
れ、コンデンサ12の電圧と交流電源9の電圧が
等しくなつたときに電流I1はゼロとなる。これに
対し、スイツチ11を接点b側に傾倒させると、
電磁コイル7には交流電源9からでなくコンデン
サ12からの放電電流が供給される。従つて、電
磁コイル7には電流I1と逆方向の電流I2が流れる
ことになる。このように、スイツチ11の切替動
作によつてコンデンサ12の充電動作および放電
動作が行われ、この結果、電磁コイル7はある方
向もしくはその逆方向に励磁されることになる。
しかしながら、第2図においては、コンデンサ
12の放電動作による電磁コイル7の励磁を行う
前には、コンデンサ12は充電されていなければ
ならない。従つて、スイツチ11を接点bに傾倒
したまま、交流電源9をオンにしてもコンデンサ
12からの放電電流I2は流れない。つまり、電源
の初期設定時には、電磁コイル7が正常に励磁さ
れないことがあるという問題点がある。
本考案においては、スイツチ11を接点bに傾
倒したまま交流電源9をオンにした場合には、予
めコンデンサ12を強制的に充電した後に、放電
電流I2を電磁コイル7に流すようにし、これによ
り、上述の問題点を解決している。
第3図は本考案の一実施例としての電磁コイル
励磁用制御回路の回路図である。第3図におい
て、第2図の構成要素と同一な要素については同
一の参照番号を付してある。すなわち、第2図に
対して、リレーコイル21およびリレー接点22
からなるリレー回路、コンデンサ23、電流逆流
防止用のダイオード24、コンデンサ23の放電
用抵抗25、および脈流防止用のコンデンサ26
が付加されている。
リレー回路においては、リレーコイル21に電
流が流れていないときもしくは所定値(リレー作
動開放電流値)未満の電流が流れているときに
は、リレー接点22は常閉接点NCに傾倒され、
他方、リレーコイル21に前記所定値以上の電流
が流れているときには、スイツチ22は常開接点
NOに傾倒される。
第3図の回路動作を説明する。スイツチ11を
接点bに保持したまま交流電源9をオンにする
と、コンデンサ26が充電されると同時に、コン
デンサ23の充電電流がリレーコイル21に流れ
る。この結果、リレー接点22は接点NOに傾倒
され、従つて、コンデンサ12にも充電電流が流
れる。コンデンサ12の充電が進むにつれてリレ
ーコイル21に流れる電流は減少し、該電流がリ
レー作動開放電流に達すると、リレー接点22は
常閉接点NCに切替わる。この結果、コンデンサ
12からの放電電流がスイツチ11を介して電磁
コイル7に供給されることになる。このように、
電源オン時にスイツチ11が接点bに傾倒してい
るときには、リレー回路によつてコンデンサ12
を充電した後に、所望する放電動作による電磁コ
イル7の励磁が行われることになる。
なお、上述のごとく、スイツチ11が接点bに
ある場合に電源9がオンになると、一旦、電磁コ
イル7に逆方向の電流I1が流れる。従つて、たと
えば、第1図Aおよび第1図Bに示す電磁弁にあ
つては、アーマチヤ4はその位置に応じて一旦逆
方向に動くことがあるが、その時間は非常に短か
いので問題とならない。
電流逆流防止用のダイオード24は、スイツチ
11が接点bにあつてコンデンサ23が充電され
た直後に、再びスイツチ11が接点aに切替つた
ときに、コンデンサ23に蓄積された電荷がリレ
ーコイル21に逆流してリレー接点22が常開接
点NOに切替わるのを防止している。
また、抵抗25は、電源9のオン、オフ動作が
短時間に何回行われてもよいようにコンデンサ2
3を放電させるものであり、従つて、電源9のオ
ン時には必ずコンデンサ23の充電電流が流れる
ようにしてある。この場合、コンデンサ23の容
量は比較的小さく設定するのに対し、抵抗25の
値は比較的大きく、たとえばMΩのオーダに設定
する。
さらに、コンデンサ26はダイオード10の脈
流出力を平滑するためのものであり、これによ
り、リレーコイル21に流れる電流を調整してい
る。
なお、上述の実施例においては、電源回路とし
て、交流電源9およびダイオード10を用いてい
るが、他の電源回路にもなし得る。たとえば、ダ
イオード10の代りにブリツジ整流回路を用いた
り、あるいは交流電源を用いることができる。直
流電源の場合には、もちろん、ダイオード10お
よびコンデンサ26は不要となる。
以上説明したように本考案によれば、電源オン
時にはスイツチ11が接点bにあつてもコンデン
サ12の充電動作を強制的に短時間行うので、コ
ンデンサ12の放電動作による電磁コイル7の励
磁を正常に行うことができ、前述の本願出願人に
より先に提案された電磁コイル励磁用制御回路に
おける問題点の解決に役立つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図Aおよび第1図Bは本考案が適用される
電磁弁の断面図、第2図は本願出願人により先に
提案された電磁コイル励磁用制御回路の回路図、
第3図は本考案の一実施例としての電磁コイル励
磁用制御回路の回路図である。 7……電磁コイル、9……交流電源、10……
ダイオード、11……スイツチ、12……第1の
コンデンサ、21……リレーコイル、22……リ
レー接点、23……第2のコンデンサ、24……
ダイオード、25……抵抗、26……第3のコン
デンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 第1および第2の出力端子を有し直流出力を
    送出する電源手段と、該第1および第2の出力
    端子を切替えるためのスイツチと、該スイツチ
    に接続された第1のコンデンサとを具備し、該
    第1のコンデンサの充電電流によつて電磁コイ
    ルを第1の方向に励磁し前記第1のコンデンサ
    の放電電流によつて前記電磁コイルを第2の方
    向に励磁する電磁コイル励磁用制御回路におい
    て、前記電源手段の第1の出力端子と前記第1
    のコンデンサとの間に接続されたリレーコイル
    と、該リレーコイルと前記第1のコンデンサと
    の間に接続され該リレーコイルに流れる電流に
    よつて閉となる常開接点と、前記スイツチと前
    記第1のコンデンサとの間に接続され前記リレ
    ーコイルに流れる電流によつて開となる常閉接
    点と、前記リレーコイルの後段と前記電源手段
    の第2の出力端子との間に接続された第2のコ
    ンデンサとを具備することを特徴とする電磁コ
    イル励磁用制御回路。 2 前記リレーコイルの後段と前記第2のコンデ
    ンサとの間に、電流逆流防止用のダイオードを
    設けた実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    電磁コイル励磁用制御回路。 3 前記第2のコンデンサに、放電用の抵抗を並
    列接続した実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載の電磁コイル励磁用制御回路。 4 前記電源手段の第1および第2の出力端子間
    に、脈流電流防止用の第3のコンデンサを設け
    た実用新案登録請求の範囲第1項に記載の電磁
    コイル励磁用制御回路。
JP270181U 1981-01-14 1981-01-14 Expired JPS622743Y2 (ja)

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JPS57117617U JPS57117617U (ja) 1982-07-21
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