JPS6032513Y2 - 空気調和機の保護回路 - Google Patents

空気調和機の保護回路

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JPS6032513Y2
JPS6032513Y2 JP17287980U JP17287980U JPS6032513Y2 JP S6032513 Y2 JPS6032513 Y2 JP S6032513Y2 JP 17287980 U JP17287980 U JP 17287980U JP 17287980 U JP17287980 U JP 17287980U JP S6032513 Y2 JPS6032513 Y2 JP S6032513Y2
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JP
Japan
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air conditioner
circuit
capacitor
inverting input
protection device
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JP17287980U
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English (en)
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JPS5795530U (ja
Inventor
章雄 福嶋
康夫 佐藤
嘉之 本田
一穂 上村
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は空気調和機の保護回路の改良に関するもので
ある。
空気調和機(以下空調機と略す)の制御において、運転
中冷媒系統や出力機器等の故障により、空調機として正
常な動作が不可能となった場合は、異常停止させるのが
一般的であり、そのため圧力スイッチや過電流継電器等
の保護装置が設けられている。
そして保護装置の作動を制御回路に取り込む手段として
従来は、第1図に示すごとくリレーを用いていた。
すなわち保護装置2とリレー3を直列に接続し、リレー
接点4をプルダウン抵抗5と制御用電源VD間に挿入し
て保護回路を構威し、正常運転の場合には、保護装置2
は閉じているため、リレー3は励磁されてリレー接点4
は閉じて、プルダウン抵抗5は制御用電源VDに接続さ
れ、保護回路出力6は制御用電源VDに等しいHレベル
信号として与えられまた異常となった場合は保護装置2
は開き、リレー3の励磁が解かれリレー接点4が開くた
め保護回路出力6はグランドレベルGNDに等しいLレ
ベル信号として与えられ、制御回路1はこのHレベル信
号、Lレベル信号により、保護装置が作動したことを取
り込むものである。
ところで空調機の電源として使用する商用電源は、時々
瞬時停電(以下瞬停と略す)を起すことがよく知られて
いる。
これは数m5ecから数十m5ec程度の停電であり、
この間空調機への電源供給が遮断される。
瞬停が一定時間以上続くと空調機は支障をきたし例えば
、圧縮機用電動機が再起動できずにロックしてしまうと
いった現象が起りこの場合は何らかの方法で保護する必
要があるが、一定時間内であれば空調機としては何の問
題もなく継続運転できるものである。
また電子回路で構成された制御回路は瞬停が起っても電
源回路のコンデンサの充電電荷により、瞬停時間以上の
正常動作は確保できるものである。
そこで前記従来装置のように保護回路を構成すると瞬停
が起った場合保護装置が作動したのと同じ結果となり、
一定時間以上の瞬停の場合はリレーの励磁が解かれ異常
停止となってしまう。
しかしこの一定時間はリレーの特性によってのみ決まる
ものであり、空調機としての許容瞬停時間とは何ら関係
がない。
そして一般にリレーの復帰時間は数m5ecと非常に早
いため空調機としては正常な動作を継続できるにもかか
わらず、異常停止してしまうという欠点があった。
この考案は上記従来回路の欠点を解消するためになされ
たもので、リレーの代わりに絶縁トランスを用いて、ダ
イオードブリッジを通してコンデンサを一定電圧で充電
し、保護装置作動時はコンデンサと抵抗で決まる一定の
時定数で放電させ、コンデンサ端子電圧が基準レベル以
下になったとき異常停止させることにより、短時間の瞬
停では空調機の許容範囲内で継続運転できるように保護
回路を改良したものである。
以下この考案の実施例を図をもとに説明する。
第1図は従来装置の保護回路であり、第2図は第1図の
保護回路を改良したこの考案の実施された回路図である
第2図において、8は保護装置でありこの保護装置と直
列に絶縁トランス9の1次側が接続され、2次側にはダ
イオードブリッジ10を介してコンデンサ11及び抵抗
12が接続されコンパレータ15の非反転入力16に入
力されている。
一方コンパレータ15の反転入力17には制御用電源V
Dを抵抗13.14にて分圧した基準レベル信号が入力
されている。
そしてコンパレータ出力18は制御回路7に入力されて
いる。
また、19は制御用電源VDに接続されたコンデンサで
ある。
以上のように構成された保護回路の動作を第3図から第
6図の波形図をもとに説明する。
正常な運転の場合は第2図において、保護装置8が閉じ
絶縁トランス9の1次側に電圧が印加され、2次側に電
圧を発生する。
この電圧によりダイオードブリッジ10を通し、コンデ
ンサ11に充電電流が流れ、コンデンサ11は多少のリ
ップル成分を含む一定の直流レベルで安定する。
一方制御用電圧EVDが抵抗13.14によって分圧さ
れ基準レベルが得られる。
そして前記直流レベルがコンパレータの非反転入力16
となり基準レベルが反転入力となる。
ここで予め直流レベルが基準レベルよりも大きな値とな
るように素子を設定すれば、非反転入力16〉反転入力
17となりコンパレータ出力18は、Hレベル信号とな
る。
この間の波形は第3図のt。からtlまでのようになる
そして制御回路7は前記コンパレータ出力の信号により
保護装置の作動状態を取り込み、Hレベルの場合は正常
、Lレベルの場合は保護装置作動ということになる。
保護装置が作動した場合は次のようになる。
第3図ちで保護装置が作動したとすると、第2図の保護
装置8は開き絶縁トランスへの電圧供給が遮断され、よ
って2次電圧は零ボルトとなりコンデンサ11への充電
電流がなくなる。
そしてコンデンサ11の電荷は抵抗12を通して放電を
始め、コンデンサ11の端子電圧は、コンデンサ11と
抵抗12によって定まる一定の時定数で低下する。
このとき第3図11からの波形となる。
コンデンサの端子電圧はコンパレータの非反転入力16
になっていて、非反転入力16と反転入力17の大小関
係が逆転する点(第3図ta)でコンパレータ出力はL
レベルに反転しこの時点で制御回路は保護装置の作動状
態を取り込むことになる。
従って保護装置8が作動した時点(第3図1.)から一
定時間Ta後に取り込み異常停止等の処理を行うため、
一定時間Taの間は、運転が継続される。
次に瞬停による動作を説明する。
瞬停が起ると保護装置が作動したのと同様に絶縁トラン
スへの電圧供給が遮断され、前述同様コンデンサ11の
端子電圧(非反転入力)は低下する。
(第4図)そして第4図に示すように瞬停時間が一定時
間Ta以上継続した場合は第4図t3の時点で、非反転
入力16と反転入力17の大小関係が逆転しコンパレー
タ出力18はHレベルからLレベルに反転し、保護装置
作動として制御回路7は取り込む。
しかし瞬停時和すが一定時間Taより短かく第4図らの
時点で瞬停が終了すると再びコンデンサ11には充電電
流が流れ、コンデンサ11の端子電圧は瞬時に一定の直
流レベルまで上昇し安定するため非反転入力16と反転
入力17の大小関係の逆転はなく、コンパレータ出力1
8はHレベルを保つ。
従って瞬停時間が一定時間Taより短かい場合は空調機
は継続運転される。
ところで非反転入力16と反転入力17の大小関係が逆
転するまでの前記一定時間Taは第5図に示すごとく、
抵抗13.14の定数を変更し反転入力17のレベルを
反転入力1から反転入力2に変えることによりTaから
Ta’に変えることができる。
また第6図に示すごとくコンデンサ11または抵抗12
の定数を変更し非反転入力の電圧低下カーブを非反転入
力1から反転入力2に変えることによりTaからTa’
に変えることができる。
従って前記一定時間は自由に選択することができるため
、瞬停が起った場合空調機として継続運転が可能となる
許容瞬停時間に前記一定時間を合わせることにより、許
容時間内の瞬停では空調機を停止することなく継続運転
させ一定時間以上の瞬停では停止させまた保護装置の作
動時間は、十分長いため保護装置が作動した場合は確実
に空調機を停止させる保護回路を提供できるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の保護回路図、第2図は改良を加えた保護
回路図、第3図から第6図は第2図の保護回路の動作波
形図である。 1は制御回路、2は保護装置、3はリレー接点、5はプ
ルダウン抵抗、6は保護回路出力、7は制御回路、8は
保護装置、9は絶縁トランス、10はダイオードブリッ
ジ、11はコンデンサ、12は抵抗、13は抵抗、14
は抵抗、15はコンパレータ、16は非反転入力、17
は反転入力、18はコンパレータ出力。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気調和機において、少なくとも電子回路で構威され、
    電源回路にコンデンサを接続した制御回路と、空気調和
    機の保護装置出力と絶縁トランス1次側とを直列に電源
    に接続し、絶縁トランスの2次側に、ダイオードブリッ
    ジ、コンデンサ、抵抗を接続してなる直流レベル回路と
    、抵抗からなる基準レベル回路と、上記直流レベル回路
    と基準レベル回路の出力電圧を比較するコンパレータと
    を具備し、保護装置の作動をコンパレータの出力反転に
    より空気調和機の上記制御回路に入力することを特徴と
    した空気調和機の保護回路。
JP17287980U 1980-12-02 1980-12-02 空気調和機の保護回路 Expired JPS6032513Y2 (ja)

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JP17287980U JPS6032513Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02 空気調和機の保護回路

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Publication Number Publication Date
JPS5795530U JPS5795530U (ja) 1982-06-12
JPS6032513Y2 true JPS6032513Y2 (ja) 1985-09-28

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