JPH0347438Y2 - - Google Patents

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JPH0347438Y2
JPH0347438Y2 JP14710785U JP14710785U JPH0347438Y2 JP H0347438 Y2 JPH0347438 Y2 JP H0347438Y2 JP 14710785 U JP14710785 U JP 14710785U JP 14710785 U JP14710785 U JP 14710785U JP H0347438 Y2 JPH0347438 Y2 JP H0347438Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、モータによつて負荷を駆動制御する
車両用負荷制御装置の改良に関する。
〔従来の技術〕 従来、モータによる車両用負荷駆動制御装置と
しては、ドアロツク制御、窓開閉制御、アンテナ
駆動制御、ワイパー駆動制御、シヨツクアブソー
バ用弁開度制御等各種がある。
これらの装置は、例えば実開昭53−24030号公
報に示す技術のように、モータ回転に連動するカ
ム盤により負荷作動位置を検出したり、タイマを
設定することによつて自動的にモータを停止させ
るものであつた。
また、ドアロツク制御装置としては、第3図で
示すように、ドアロツク操作スイツチ13をON
するとタイマ14が作動し、一定時間モータ15
を回転させることにより負荷を駆動し、且つ該負
荷が所定位置に達するとモータ15に連動した常
閉接点16等の位置検出スイツチが作動して論理
回路17の出力を反転させて、リレー18を介し
て該モータ15を停止させるもの等が考えられ
る。
上述のように、従来の車両用負荷駆動制御装置
にあつては、1つのタイマがタイマ時間後終了す
るか、または負荷が所定位置に達すると位置検出
スイツチにより検出し、モータを停止して該負荷
の作動を停止させるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の車両用負荷駆動制御装置
は、操作スイツチの切換え操作を頻繁に繰り返す
と、モータには頻繁に駆動電流が流れ寿命の低下
を招来する。
また、位置検出スイツチを上記実開昭53−
24030号で示すようなモータ連動のカム盤で構成
した場合、該カム盤が停止位置にあつてもモータ
が停止しない、いわゆるオーバーシユート現象と
称する現象が発生すると、やはり該モータには駆
動電流が流れ続けて寿命の低下を招来すると共
に、負荷駆動制御が不能になる問題があつた。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は、操作スイツチと、該操作スイツチの
操作に基づき車両用負荷を駆動するモータと、前
記負荷が所定位置に作動すると検出する位置検出
スイツチと、前記位置検出スイツチから検出信号
の非入力時に所定の論理信号を出力すると共にそ
の検出信号の入力持続時間によつてその論理信号
を反転する第1タイマと、前記第1タイマからの
論理信号を入力持続時間によつてしや断信号を出
力する第2タイマと、前記しや断信号によりモー
タへの通電をしや断するモータ駆動回路とを備え
て構成する。
〔作用〕
上記した構成によれば、操作スイツチの操作を
頻繁に行つた場合や、モータが不停止状態になつ
た場合でも、所定時間を経過すると該モータへの
通電を自動的にしや断し、モータの高寿命化を図
ると共に、安定した負荷駆動制御ができる。
〔実施例〕
一実施例として、車両用シヨツクアブソーバの
シヨツク減衰量制御に応用した例を、第1図に基
づき詳述する。
1は制御回路であり、端子1aをイグニシヨン
スイツチ2を介して直流電源3の正極と接続し、
端子1bをアースしている。制御回路1はダイオ
ードD1を介して端子1aと接続する定電圧回路
4、第1タイマ5、第2タイマ6、モータ駆動回
路7で構成している。8は3位置に切換える操作
スイツチ、9は図示しない負荷を駆動するモー
タ、10は該モータ9と連動して該負荷の位置を
検出する位置検出スイツチである。操作スイツチ
8は可動接点8aと、シヨツクアブソーバのシヨ
ツク減衰量をソフトに減衰させる固定接点S、中
程度に減衰させる固定接点M、ハードに減衰させ
る固定接点Hで構成している。位置検出スイツチ
10はモータ9と連動して回転し、外周近傍に1
つの絶縁部11aを有する導電性カム盤11と、
該カム盤11に摺接する4つの固定接点10a,
10b,10c,10dで構成する。尚、絶縁部
11aは3つの固定接点10b,10c,10d
だけと接触し得る。
モータ9は、一方を制御回路1の端子1dと、
また、他方を位置検出スイツチ10の固定接点1
0aとそれぞれ接続している。また、制御回路1
の端子1cは固定接点10aと接続している。操
作スイツチ8は、可動接点8aをアースし、各固
定接点S,M,Hを第1図で示すようにそれぞれ
位置検出スイツチ10における固定接点10b,
10c及び10dと個別に接続している。
第1タイマ5は、モータ9によつて駆動される
負荷が所定位置に到達していない状態のとき、す
なわち、位置検出スイツチ10から検出信号を入
力しない時、前記負荷が到達状態にないことを示
す第1レベル(高レベル)の論理信号を出力す
る。また、第1タイマ5は、上記負荷が所定位置
に到達した状態になると、位置検出スイツチ10
から検出信号を入力する時、その信号の入力持続
時間を計数して、第1時間に達すると、上記論理
信号を第2レベル(低レベル)に反転する。第1
タイマ5において、端子1cはダイオードD2
コンデンサC1を介して定電圧回路4と接続して
いる。コンデンサC2は一方をアースし、他方を
抵抗R1を介して定電圧回路4と接続すると共に、
抵抗R2とダイオードD2を介して端子1cと接続
している。第1比較回路5aは、反転入力側がコ
ンデンサC2と抵抗R1との接続点であるA点と接
続し、非反転入力側が定電圧回路4の出力電圧を
分圧する2つの分圧抵抗R3とR4間に接続してい
る。定電圧回路4とA点間にはダイオードD3
接続している。
第2タイマ6は、第1タイマ5が出力した第1
レベルの論理信号の入力持続時間を計数して、第
2時間に達するとしや断信号を出力する。また、
第2タイマ6は第1タイマ5からの論理信号出力
が第2レベルに反転すると、入力時間の計数をリ
セツトする。また、第2タイマ6は第1タイマ5
からの論理信号出力が反転すると、入力時間の計
数をリセツトする。第2タイマ6において、コン
デンサC3は一方をアースし、他方を抵抗R5を介
して定電圧回路4と接続すると共に、抵抗R6
介して第1比較回路5aの出力側と接続してい
る。第2比較回路6aは、反転入力側がコンデン
サC3と抵抗R5との接続点であるB点と接続し、
非反転入力側が定電圧回路4の出力電圧を分圧す
る2つの分圧抵抗R7とR8間に接続している。第
2比較回路6aは出力側と非反転入力側を抵抗
R9を介して接続している。また、第2比較回路
6aは出力側と第1タイマ5のA点とを、ダイオ
ードD4を介して接続している。定電圧回路4と
B点間にはダイオードD5を接続している。
モータ駆動回路7は、第2タイマ6から出力さ
れたしや断信号によりモータ9への通電をしや断
する。モータ駆動回路7において、定電圧回路4
と第2比較回路6aの出力側とを抵抗R10を介し
て接続している。NPN形のトランジスタTrは、
ベースが抵抗R11を介して第2比較回路6aの出
力側と接続し、エミツタをアースし、コレクタを
リレー12のコイル12aとダイオードD1を介
して端子1aと接続している。リレー12の常開
接点12bは端子1aと1d間に介在している。
D6はコイル12aの両端間に接続したダイオー
ドである。
尚、制御回路における抵抗R2とR6は抵抗値を
小さく設定し、而して、コンデンサC2とC3の放
電時定数は極めて小さく設定してある。
また、モータ駆動回路7における抵抗R1011
の接続点であるC点の電位は、第2比較回路6a
が高レベルを出力した場合にA点電位より高レベ
ルに設定している。
上記構成の作用を、横軸を時間Tとする第2図
のタイムチヤートに基づき説明する。
今、第1図で示すように、操作スイツチ8の可
動接点8aを固定接点Sと導通し、且つ位置検出
スイツチ10の固定接点10bがカム盤11の絶
縁部11aと接触状態にある。この時、イグニツ
シヨンスイツチ2をONすると、コンデンサC2
充電を開始し、A点電位が第1比較回路5aの非
反転入力側電位V1以上となつて、該第1比較回
路5aは低レベル(L)信号を出力する。従つ
て、第2比較回路6aはイグニツシヨンスイツチ
2をONしてから若干の遅延時間を経過後に高レ
ベル(H)信号を出力し、トランジスタTrをON
作動させることによりリレーをONさせている。
この時に、操作スイツチ8の可動接点8aを固
定接点Mと導通切換えすると、モータ9が回転し
て負荷を駆動する。同時に端子1cがアース電位
となり、第1タイマ5は位置検出スイツチ10か
ら検出信号を入力しない状態となつて、コンデン
サC2が極めて短時間に放電を完了する。而して、
操作スイツチ8の切換えとほぼ同時に第1比較回
路5aが論理信号としての高レベル(H)信号を
出力する。しかし、負荷が所定位置まで駆動され
た時点に、カム盤11の絶縁部11aが固定接点
10cと接触して、端子1c電位を所定電位Vc
に変化させる。すると、モータ9が停止すると共
に、第1タイマ5は位置検出スイツチ10から検
出信号を入力したことになり、コンデンサC2
充電を開始する。而して、コンデンサC2の充電
進行に伴い、第1比較回路5aは、A点電位が充
電開始時点から非反転入力側電位V1に達するま
での所定時間T1、例えば1秒程度を経過すると、
高レベルの論理信号を反転して低レベルの信号を
出力する。従つて、第2タイマ6は第1比較回路
5aの出力が高レベル信号の時間帯だけコンデン
サC3が充電することになる。しかし、第2比較
回路5aは、モータ9が正常に回転後の所定時間
T1の経過程度では、B点電位が非反転入力側電
位V2に達せず、高レベル信号の出力を持続して
いる。これらの作用は、操作スイツチ8をどの位
置に切換え操作しても同じである。
次に、モータ9がロツク状態等の過負荷になつ
た場合を説明する。この場合にカム盤11は回転
せず、絶縁部11aが3つの固定接点10b,1
0c,10dのうち対応する接点と接触し得な
い。而して、端子1cは常時アース電位であり、
第1比較回路5aは高レベル信号の出力を持続す
る。すると、コンデンサC3の充電が進行し、B
点電位は第1比較回路5aの出力が高レベルにな
つた時点、即ち、モータ9の端子間に通電した時
点から、非反転入力側電位V2に達するまでの所
定時間T2、例えば15秒程度を経過すると、高レ
ベルの論理信号を反転してしや断信号としての低
レベル信号を出力する。すると、トランジスタ
TrがOFFになり、リレー12もOFFになつてモ
ータ9への通電をしや断する。而して、モータ9
は自動的に停止する。
次に、オーバーシユート現象等によりモータが
不停止状態になつた場合を説明する。この場合に
は、端子1c電位がアース電位と所定電位Vc間
で反復変化する。而して、端子1cにおける電位
Vcの時間帯T3は、前記所定時間T1より極めて短
時間である。従つて、第1比較回路5aの出力は
高レベル信号を持続する。前記モータ過負荷時と
同様に、第2比較回路6aは所定時間T2を経過
後にしや断信号としての低レベル信号を出力す
る。而して、リレーがOFFしモータ9への通電
をしや断する。
次に、モータ9の回転が正常時において、操作
スイツチ8の切換え操作を短時間に頻繁に行つた
場合を説明する。この場合、モータ9の停止時
間、即ち、端子1cにおける電位Vcの時間帯は
前記モータ不停止時と同様に所定時間T1より短
時間である。従つて、前記モータ不停止時と同様
に第2比較回路6aが所定時間T2を経過後にし
や断信号を出力し、モータ9が停止する。
上記実施例において、操作スイツチ8は多段切
換え形式のスイツチに限定されるものではなく、
単にON・OFF切換え形式でもよい。また、タツ
チスイツチ形式であつてもよく、その場合にはス
イツチ切換え状態を保持する構成を付加すればよ
い。
また、位置検出スイツチ10はモータ9と連動
するカム盤構成に限定されず、例えば、リミツト
スイツチで構成してもよい。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば、車両用各
種負荷を駆動するのに、操作スイツチの操作を頻
繁に行つた場合や、モータが不停止状態になつた
場合、すなわち、モータの惰性回転によつて位置
検出スイツチの絶縁部が固定接点位置を通り過ぎ
るいわゆるオーバーシユート現象が発生した場
合、位置検出スイツチにより一時的にモータの通
電をしや断することがあつても上記オーバーシユ
ート現象によつて再びモータが通電し、位置検出
スイツチ単独でモータの通電をしや断し得なくな
る。しかしながら、本考案は、上記オーバーシユ
ート現象の持続時間を第1タイマ及び第2タイマ
によつて計数し、オーバーシユート現象が所定時
間持続するときのみモータへの通電を自動的にし
や断するので、モータの高寿命化を図れ、且つ安
定した負荷駆動制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用負荷駆動制御装置
の一実施例を示す電気回路図、第2図は第1図の
構成のタイムチヤート、第3図は従来例を示す電
気回路図である。 5……第1タイマ、6……第2タイマ、7……
モータ駆動回路、8……操作スイツチ、9……モ
ータ、10……位置検出スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 操作スイツチ8と、 該操作スイツチ8の操作に基づき車両用負荷を
    駆動するモータ9と、 前記負荷が所定位置に到達すると検出信号を出
    力する位置検出スイツチ10と、 該位置検出スイツチ10から前記検出信号を入
    力しない時に前記負荷が到達状態にないことを示
    す第1レベルの論理信号を出力すると共に、前記
    検出信号を入力する時にその検出信号の入力持続
    時間が第1時間に達すると前記論理信号を第2レ
    ベルに反転する第1タイマ5と、 該第1タイマ5から第1レベルの論理信号を入
    力するときその入力持続時間が第2時間に達する
    としや断信号を出力する第2タイマ6と、 該第2タイマ6からのしや断信号によりモータ
    への通電をしや断するモータ駆動回路7とを備え
    たことを特徴とする車両用負荷駆動制御装置。
JP14710785U 1985-09-26 1985-09-26 Expired JPH0347438Y2 (ja)

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JP14710785U JPH0347438Y2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26

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JP14710785U JPH0347438Y2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26

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Publication Number Publication Date
JPS6257598U JPS6257598U (ja) 1987-04-09
JPH0347438Y2 true JPH0347438Y2 (ja) 1991-10-09

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ID=31060170

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JP14710785U Expired JPH0347438Y2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26

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