JPH0419056B2 - - Google Patents

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JPH0419056B2
JPH0419056B2 JP60036118A JP3611885A JPH0419056B2 JP H0419056 B2 JPH0419056 B2 JP H0419056B2 JP 60036118 A JP60036118 A JP 60036118A JP 3611885 A JP3611885 A JP 3611885A JP H0419056 B2 JPH0419056 B2 JP H0419056B2
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JP
Japan
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state
circuit
relay
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position detection
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Application number
JP60036118A
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JPS61193948A (ja
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Yasuo Ooyama
Sadao Kokubu
Koji Takizawa
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP60036118A priority Critical patent/JPS61193948A/ja
Publication of JPS61193948A publication Critical patent/JPS61193948A/ja
Publication of JPH0419056B2 publication Critical patent/JPH0419056B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R1/00Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/06Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
    • B60R1/062Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position
    • B60R1/07Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators
    • B60R1/074Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators for retracting the mirror arrangements to a non-use position alongside the vehicle

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は左側及び右側ミラーを正規位置と格納
位置との間で移動し得るようにした自動車用ミラ
ーの制御装置に関する。
〔従来技術〕
自動車においては、アウタミラーとして左、右
のドアの前端部にこれと略直交するように突出す
るドアミラーを設けたものが供されているが、自
動車を駐車場に駐車させる場合等にドアから突出
するドアミラーが邪魔になることが往々にしてあ
る。
このため、従来では、ドアミラーをドアからこ
れと略直交するように突出する正規位置とドアに
対して略平行になる格納位置との間で移動可能と
し、ドアミラーを手動操作により必要に応じて正
規位置及び格納位置に移動させるようにした構成
のものが考えられている。
ところが、上記従来の構成では、左、右側のド
アミラーをその都度手動操作により移動させる必
要があつて極めて面倒で操作性に劣るものであ
り、又、ドアミラーが正規位置若しくは格納位置
にその都度確実に移動操作されるとは限らないも
のであつた。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、モーメンタリ型の操作スイツチを操作
するだけの簡単な操作でもつて左側及び右側ミラ
ーを自動的に正規位置から格納位置及び格納位置
から正規位置に確実に移動位置させることがで
き、しかも、左側及び右側ミラーが正規位置及び
格納位置以外の位置にある時には前記操作スイツ
チの操作に基づいて該左側及び右側ミラーを必ず
格納位置に移動位置させることができる自動車用
ミラーの制御装置を提供するにある。
〔発明の要約〕
本発明は、自動車の左側及び右側ミラーを夫々
正回転により格納位置方向に駆動し逆回転により
正規位置方向に駆動する左側及び右側駆動モータ
と、前記左側及び右側ミラーが夫々格納位置にあ
ることを検出してオフする左側及び右側格納位置
検出スイツチ並びに夫々正規位置にあることを検
出してオフする左側及び右側正規位置検出スイツ
チと、前記左側及び右側格納位置検出スイツチが
ともにオフ状態にあることを検出する状態検出回
路と、モーメンタリ型の操作スイツチが操作され
た時に前記左側及び右側格納位置検出スイツチが
夫々オン状態にあることを条件に動作して該左側
及び右側格納位置検出スイツチがオフ状態となる
まで夫々自己保持し前記左側及び右側駆動モータ
の正回転回路を形成する左側及び右側正回転用リ
レーと、前記操作スイツチが操作された時に前記
状態検出回路が検出動作を行なつており且つ前記
左側及び右側正規位置検出スイツチが夫々オン状
態にあることを条件に動作して該左側及び右側正
規位置検出スイツチがオフ状態となるまで夫々自
己保持し前記左側及び右側駆動モータの逆回転回
路を形成する左側及び右側逆回転用リレーとを具
備してなる構成に特徴を有する。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例につき図面を参照しなが
ら説明する。
先ず、第2図において、自動車1の左、右のド
ア2,3の前端部には左側ドアミラー4、右側ド
アミラー5が設けられており、これらのドアミラ
ー4及び5は、実線で示すようにドア2及び3か
らこれと略直交するように突出する正規位置と二
点鎖線で示すようにドア2及び3に対し略平行に
なる格納位置との間で回動可能になつている。
さて、第1図に従つて制御装置の電気的構成に
ついて述べる。6は後述するように構成される制
御回路であり、これは、アクセサリ電源端子7、
バツテリ電源端子8、グランド端子9、左側負荷
端子10,11、左側制御端子12,13、右側
負荷端子14,15並びに右側制御端子16,1
7を有する。そして、この制御回路6において、
アクセサリ電源端子7はアクセサリスイツチを介
してバツテリの正極に接続されたアクセサリ電源
ライン18にモーメンタリ型の操作スイツチ19
を介して接続され、バツテリ電源端子8はバツテ
リの正極に接続されたバツテリ電源ライン20に
接続されており、グランド端子9はアースされて
いる。又、前記制御回路6において、その左側負
荷端子10,11間には左側ドア2に配設された
直流モータからなる左側駆動モータ21が接続さ
れ、右側負荷端子14,15間には右側ドア3に
配設された直流モータからなる右側駆動モータ2
2が接続されている。この場合、左側駆動モータ
21は、矢印23方向に電流が流れると例えば正
回転して左側ドアミラー4を正規位置から格納位
置方向に回動させ、矢印23方向とは反対方向に
電流が流れると左側ドアミラー4を格納位置から
正規位置方向に回動させるようになつており、
又、右側駆動モータ22は、矢印24方向に電流
が流れると例えば正回転して右側ドアミラー5を
正規位置から格納位置方向に回動させ、矢印24
方向とは反対方向に電流が流れると逆回転して右
側ドアミラー5が格納位置から正規位置方向に回
動させるようになつている。25及び26は左側
及び右側格納位置検出スイツチであり、これら
は、前記左側及び右側ドアミラー4及び5が夫々
格納位置にある時のみ検出状態たるオフ状態にな
り、その他の時には非検出状態たるオン状態にな
つている。そして、これらの左側及び右側格納位
置検出スイツチ25及び26は夫々前記制御回路
6の左側負荷端子11と左側制御端子12との間
及び右側負荷端子15と右側制御端子16との間
に接続されている。27及び28は左側及び右側
正規位置検出スイツチであり、これらは、前記左
側及び右側ドアミラー4及び5が夫々正規位置に
ある時のみ検出状態たるオフ状態になり、その他
の時には非検出状態たるオン状態になつている。
そして、これらの左側及び右側正規位置検出スイ
ツチ27及び28は夫々前記制御回路6の左側負
荷端子10と左側制御端子13との間及び右端負
荷端子14と右側制御端子17との間に接続され
ている。
一方、制御回路6の内部構成について述べる。
29及び30は左側及び右側正回転用リレーであ
り、これらは励磁コイル29a及び30aを有す
るとともに切換スイツチからなるリレースイツチ
29b及び30bを有する。この場合、リレース
イツチ29b及び30bは、常には可動接片c−
常閉側固定接片b間をオンしており、励磁コイル
29a及び30aが通電されると可動接片c−常
開側固定接片a間をオンするように切換え動作す
る。そして、励磁コイル29a及び30aにおい
て、各一端子は回り込み防止用ダイオード31及
び32を夫々介してバツテリ電源端子8に接続さ
れ、各他端子は左側制御端子12及び右側制御端
子16に接続され、更に、夫々には並列にサージ
吸収用ダイオード33及び34が接続されてい
る。又、リレースイツチ29b及び30bにおい
て、各常開側固定接片aはバツテリ電源端子8に
接続され、各常閉側固定接片bはアースされてい
るとともにグランド端子9に接続されている。そ
して、リレースイツチ29bの可動接片cは左側
負荷端子10に接続されているとともにフイード
バツク用ダイオード35を介してサージ吸収用ダ
イオード33のカソードに接続され、リレースイ
ツチ30bの可動接片cは右側負荷端子14に接
続されているとともにフイードバツク用ダイオー
ド36を介してサージ吸収用ダイオード34のカ
ソードに接続されている。37及び38は状態検
出回路39を構成するためのNPN型及びPNP型
のトランジスタであり、その内のトランジスタ3
7において、コレクタは抵抗40及び41を直列
に介してアクセサリ電源端子7に接続され、エミ
ツタはアースされ、ベースは抵抗42及び43を
直列に介してアクセサリ電源端子7に接続されて
いるとともに抵抗44を介してアースされてい
る。又、トランジスタ38において、コレクタは
サージ吸収用定電圧ダイオード45を介してアク
セサリ電源端子7に接続され、エミツタはアクセ
サリ電源端子7に接続され、ベースは抵抗40及
び41の共通接続点に接続されている。そして、
前記抵抗42及び43の共通接続点はアンド回路
を形成するためのダイオード46及び47を各別
に介して前記ダイオード33及び34の夫々のア
ノードに接続されている。48及び49は左側及
び右側逆回転用リレーであり、これらは励磁コイ
ル48a及び49aを有するとともに切換スイツ
チからなるリレースイツチ48b及び49bを有
する。この場合、リレースイツチ48b及び49
bは、常には可動接片c−常閉側固定接片b間を
オンしており、励磁コイル48a及び49aが通
電されると可動接片c−常開側固定接片a間をオ
ンするように切換え動作する。そして、励磁コイ
ル48a及び49aにおいて、各一端子は回り込
み防止用ダイオード50及び51を夫々介して前
記トランジスタ38のコレクタに接続され、各他
端子は左側制御端子13及び右側制御端子17に
接続され、更に、夫々には並列にサージ吸収用ダ
イオード52及び53が接続されている。又、リ
レースイツチ48b及び49bにおいて、各常開
側固定接片aはバツテリ電源端子8に接続され、
各常閉側固定接片bはアースされている。そし
て、リレースイツチ48bの可動接片cは左側負
荷端子11に接続されているとともにフイードバ
ツク用ダイオード54を介してサージ吸収用ダイ
オード52のカソードに接続され、リレースイツ
チ49bの可動接片cは右側負荷端子15に接続
されているとともにフイードバツク用ダイオード
55を介してサージ吸収用ダイオード53のカソ
ードに接続されている。
次に、本実施例の作用につき説明する。
() 左側及び右側ドアミラー4及び5を正規位
置から格納位置に回動させる場合 左側及び右側ドアミラー4及び5が第2図実
線で示す正規位置にある時には、左側及び右側
正規位置検出スイツチ27及び28が夫々検出
状態たるオフ状態にあり、左側及び右側格納位
置検出スイツチ25及び26が夫々非検出状態
たるオン状態にある。従つて、モーメンタリ型
の操作スイツチ19が短時間だけオン操作され
ると、操作スイツチ19、アクセサリ電源端子
7、ダイオード31、励磁コイル29a、制御
端子12、格納位置検出スイツチ25、負荷端
子11、リレースイツチ48bの接片(c−
b)間及びアースの経路で励磁コイル29aが
通電され、左側正回転用リレー29が動作して
リレースイツチ29bの接片(c−a)間をオ
ンさせる。これにより、バツテリ電源端子8、
リレースイツチ29bの接片(a−c)間及び
ダイオード35を介して励磁コイル29aの通
電回路即ちリレー29の自己保持回路Aが形成
されるとともに、リレースイツチ29bの接片
(a−c)間、負荷端子10、左側駆動モータ
21、負荷端子11及びリレースイツチ48b
の接片(c−b)間の経路で左側駆動モータ2
1の正回転回路Bが形成され、その左側駆動モ
ータ21が正回転して左側ドアミラー4を格納
位置方向たる矢印56方向に回動駆動する。同
時に、操作スイツチ19、アクセサリ電源端子
7、ダイオード32、励磁コイル30a、制御
端子16、格納位置検出スイツチ26、負荷端
子15、リレースイツチ49bの接片(c−
b)間及びアースの経路で励磁コイル30aが
通電され、右側正回転用リレー30が動作して
リレースイツチ30bの接片(c−a)間をオ
ンさせる。これにより、バツテリ電源端子8、
リレースイツチ30bの接片(a−c)間及び
ダイオード36を介して励磁コイル30aの通
電回路即ちリレー30の自己保持回路Cが形成
されるとともに、リレースイツチ30bの接片
(a−c)間、負荷端子14、右側駆動モータ
22、負荷端子15及びリレースイツチ49b
の接片(c−b)間の経路で右側駆動モータ2
2の正回転回路Dが形成され、その右側駆動モ
ータ22が正回転して右側ドアミラー5を格納
位置方向たる矢印57方向に回動駆動する。そ
の後、左側及び右側ドアミラー4及び5が夫々
第2図二点鎖線で示す格納位置になると、これ
を左側及び右側格納位置検出スイツチ25及び
26が夫夫検出してオフ状態となるので、左側
及び右側正回転用リレー29及び30の自己保
持回路A及びCが切られ、リレー29及び30
が復帰して夫々リレースイツチ29b及び30
bの接片(c−a)間をオフさせ接片(c−
b)間をオンさせる。従つて、リレースイツチ
29b及び30bの接片(c−b)間のオフに
より夫々左側及び右側駆動モータ21及び22
は正回転回路B及びDが切られて停止するよう
になり、以て、左側及び右側ドアミラー4及び
5が格納位置に停止される。
() 左側及び右側ドアミラー4及び5を格納位
置から正規位置に回動させる場合 左側及び右側ドアミラー4及び5が格納位置
にある時には、左側及び右側格納位置検出スイ
ツチ25及び26が検出状態たるオフ状態にあ
り、左側及び右側正規位置検出スイツチ27及
び28が非検出状態たるオン状態にある。従つ
て、モーメンタリ型の操作スイツチ19が短時
間だけオン操作されると、状態検出回路39の
トランジスタ37に抵抗43及び42を介して
ベース電流が流れるようになり、トランジスタ
37がオンし、次いでトランジスタ38がオン
し、以て、状態検出回路39が動作状態にな
る。これにより、トランジスタ38のエミツ
タ、コレクタ間、ダイオード50、励磁コイル
48a、制御端子13、正規位置検出スイツチ
27、負荷端子10、リレースイツチ29bの
接片(c−b)間及びアースの経路で励磁コイ
ル48aが通電され、左側逆回転用リレー48
が動作してリレースイツチ48bの接片(c−
a)間をオンさせる。従つて、バツテリ電源端
子8、リレースイツチ48bの接片(a−c)
間及びダイオード54を介してリレー48の自
己保持回路Eが形成されるとともに、リレース
イツチ48bの接片(a−c)間、負荷端子1
1、左側駆動モータ21、負荷端子10及びリ
レースイツチ29bの接片(c−b)間の経路
で左側駆動モータ21の逆回転回路Fが形成さ
れ、その左側駆動モータ21が逆回転して左側
ドアミラー4を正規位置方向たる矢印56方向
とは反対方向に回動駆動する。同時に、トラン
ジスタ38のエミツタ、コレクタ間、ダイオー
ド51、励磁コイル49a、制御端子17、正
規位置検出スイツチ28、負荷端子14及びリ
レースイツチ30bの接片(c−b)間の経路
で励磁コイル49aが通電され、右側逆回転用
リレー49が動作してリレースイツチ49bの
接片(c−a)間をオンさせる。従つて、バツ
テリ電源端子8、リレースイツチ49bの接片
(a−c)間及びダイオード55を介してリレ
ー49の自己保持回路Gが形成されるととも
に、リレースイツチ49bの接片(a−c)
間、負荷端子15、右側駆動モータ22、負荷
端子14及びリレースイツチ30bの接片(c
−b)間を介して右側駆動モータ22の逆回転
回路Hが形成され、その右側駆動モータ22が
逆回転して右側ドアミラー5を正規位置方向た
る矢印57方向とは反対方向に回動駆動する。
その後、左側及び右側ドアミラー4及び5が
夫々正規位置になると、これを左側及び右側正
規位置検出スイツチ27及び28が夫々検出し
てオフ状態となるので、左側及び右側逆回転用
リレー48及び49の自己保持回路E及びGが
切られ、リレー48及び49が復帰して夫々リ
レースイツチ48b及び49bの接片(c−
a)間をオフさせ接片(c−b)間をオンさせ
る。従つて、リレースイツチ48b及び49b
の接片(c−a)間のオフにより夫々左側及び
右側駆動モータ21及び22は逆回転回路F及
びHが切られて停止するようになり、以て、左
側及び右側ドアミラー4及び5が正規位置に停
止する。
() 左側及び右側ドアミラー4及び5が正規位
置及び格納位置以外の位置にある場合 左側及び右側ドアミラー4及び5が格納位置
若しくは正規位置にある場合において左側及び
右側ドアミラー4及び5を手動により不用意に
回動させた時には、上述したように左側及び右
側ドアミラー4及び5が正規位置及び格納位置
以外の位置に停止していることがある。このよ
うな時には、左側及び右側格納位置検出スイツ
チ25及び26並びに左側及び右側正規位置検
出スイツチ27及び28は全て非検出状態たる
オン状態にある。従つて、モーメンタリ型の操
作スイツチ19が短時間だけオン操作される
と、この操作スイツチ19のオンにより抵抗4
3に流れる電流は、ダイオード46、制御端子
12、左側格納位置検出スイツチ25、負荷端
子11及びリレースイツチ48bの接片(c−
b)間を介し並びにダイオード47、制御端子
16、右側格納位置検出スイツチ26、負荷端
子15及びリレースイツチ49bの接片(c−
b)間を介してアースに流れるようになる。こ
れにより、状態検出回路39のトランジスタ3
7にはベース電流が流れず、トランジスタ37
及び38はともにオフであり、状態検出回路3
9は非検出状態にある。即ち、状態検出回路3
9は、左側及び右側格納位置検出スイツチ25
及び26がともに検出状態たるオフ状態にある
時、換言すれば、左側及び右側ドアミラー4及
び5がともに格納位置にある時にのみトランジ
スタ37にベース電流が流れてトランジスタ3
7及び38がオンし、以て、検出状態になるも
のである。従つて、状態検出回路39が非検出
状態の時には、トランジスタ38がオフである
ので操作スイツチ19が短時間だけオンされて
も左側及び右側逆回転用リレー48及び49の
励磁コイル48a及び49aには通電されず、
逆に、前記()の場合と同様に左側及び右側
正回転用リレー29及び30の励磁コイル29
a及び30aが通電され、自己保持回路A及び
C並びに正回転回路B及びDが形成され、左側
及び右側駆動モータ21及び22が正回転して
左側及び右側ドアミラー4及び5を格納位置方
向たる矢印56方向及び矢印57方向に夫々回
動駆動する。その後の動作は前記()項の場
合と同様である。
() 左側及び右側駆動モータ21及び22の回
転速度に差がある等して左側及び右側ドアミラ
ー4及び5に回動速度差がある時であつて操作
スイツチ19が不必要に連続的にオンされた場
合 今、例えば左側駆動モータ21の回転速度が
右側駆動モータ22のそれよりも速いと仮定
し、左側及び右側ドアミラー4及び5を格納位
置から正規位置方向(矢印56方向及び矢印5
7方向とは反対方向)に回動させる場合を考え
てみる。この場合において、操作スイツチ19
を連続的にオンさせると、前記()項の場合
と同様に、状態検出回路39が検出状態とな
り、左側及び右側逆回転用リレー48及び49
の自己保持回路E及びGが形成されるととも
に、左側及び右側駆動モータ21及び22の逆
回転回路F及びHが形成され、左側及び右側ド
アミラー4及び5が正規位置方向に回動され
る。尚、左側及び右側ドアミラー4及び5が格
納位置から正規位置方向に若干回動すると、左
側及び右側格納位置検出スイツチ25及び26
が非検出状態たるオン状態になるので、状態検
出回路39もトランジスタ37及び38がオフ
となる非検出状態となるものである。その後、
左側ドアミラー4が右側ドアミラー5よりも先
に正規位置に達するようになり、これを左側正
規位置検出スイツチ27が検出してオフ状態に
なる。これにより、左側逆回転用リレー48に
関する自己保持回路Eが切られることになり、
左側逆回転用リレー48が復帰し、左側駆動モ
ータ21は逆回転回路Fが切られて逆回転を停
止する。左側逆回転用リレー48が復帰する
と、この時には操作スイツチ19がオン状態の
ままであるので、前記()項の場合と同様に
して、左側正回転用リレー29の自己保持回路
Aが形成されるとともに、左側駆動モータ21
の正回転回路Bが形成され、左側ドアミラー4
は今度は格納位置方向に回動駆動される。尚、
この時には操作スイツチ19はオンのままであ
るので、ダイオード31を介する励磁コイル2
9aの通電回路Iは形成されたままとなる。そ
の後において、右側ドアミラー5が遅れて正規
位置に達すると、これを右側正規位置検出スイ
ツチ28が検出してオフ状態となるので、前述
の右側逆回転用リレー49の自己保持回路Gが
切られ、右側逆回転用リレー49が復帰し、右
側駆動モータ22の逆回転回路Hが切られる。
そして、この時にも操作スイツチ19がオンし
続けているので、前記()項の場合と同様
に、右側正回転用リレー30の自己保持回路C
が形成されるとともに、右側駆動モータ22の
正回転回路Dが形成され、右側ドアミラー5が
格納方向に回動駆動される。尚、この時にも操
作スイツチ19がオンのままであるので、ダイ
オード32を介する励磁コイル30aの通電回
路Jが形成されたままとなる。而して、その後
においては、左側ドアミラー4が右側ドアミラ
ー5に先行して格納位置に達するようになり、
これを左側格納位置検出スイツチ25が検出し
てオフ状態になるので、左側正回転用リレー2
9に関する自己保持回路A及び通電回路Iが切
られ、左側正回転用リレー29が復帰し、左側
駆動モータ21の正回転回路Bが切られ、左側
ドアミラー4が格納位置に停止する。ところ
が、左側格納位置検出スイツチ25がオフ状態
となつても、この時には右側ドアミラー5は格
納位置には達していずに右側格納位置検出スイ
ツチ26は非検出状態たるオン状態にあり、従
つて、状態検出回路39は非検出状態のままで
ある。これにより、操作スイツチ19がオンの
ままであつても左側逆回転用リレー48が動作
することはなく、左側ドアミラー4は格納位置
に停止したままとなる。その後、右側ドアミラ
ー5が格納位置に達すると、これを右側格納位
置検出スイツチ26が検出してオフ状態になる
ので、右側正回転用リレー30に関する自己保
持回路C及び通電回路Jが切られ、右側正回転
用リレー30が復帰し、右側駆動モータ22の
正回転回路Dが切られることになる。この結
果、左側及び右側ドアミラー4及び5はともに
格納位置に位置することになる。その後も操作
スイツチ19がオン操作されている場合には、
左側及び右側格納位置検出スイツチ25及び2
6がともに検出状態たるオフ状態にあるので、
状態検出回路39が検出状態となり、前述同様
にして左側及び右側駆動モータ25及び26の
逆回転回路F及びHが形成されて、左側及び右
側ドアミラー4及び5が再び正規位置方向に回
動されるようになる。従つて、操作スイツチ1
9が不必要に連続的にオンされた場合におい
て、仮令左側及び右側ドアミラー4及び5に回
動速度差があつても、その左側及び右側ドアミ
ラー4及び5は格納位置で必ず同期がとられる
ことになるのである。
このように本実施例によれば、モーメンタリ型
の操作スイツチ19が操作された時に左側及び右
側ドアミラー4及び5が格納位置にあることを
夫々検出してオフする左側及び右側格納位置検出
スイツチ25及び26が夫々オン状態にあること
を条件に動作し自己保持して前記左側及び右側ド
アミラー4及び5を夫々格納位置方向に駆動すべ
く左側及び右側駆動モータ21及び22の正回転
回路を形成する左側及び右側正回転用リレー29
及び30を設け、前記操作スイツチ19が操作さ
れた時に前記左側及び右側格納位置検出スイツチ
25及び26がともにオフ状態にあることを検出
する状態検出回路39が検出動作を行なつている
場合であつて前記左側及び右側ドアミラー4及び
5が夫々正規位置にあることを検出してオフする
左側及び右側正規位置検出スイツチ27及び28
が夫々オン状態にあることを条件に動作し自己保
持して前記左側及び右側ドアミラー4及び5を正
規位置方向に駆動すべく前記左側及び右側駆動モ
ータ21及び22の逆回転回路を形成する左側及
び右側逆回転用リレー48及び49を設けるよう
にしたので、モーメンタリ型の操作スイツチ19
をワンタツチ操作するだけで左側及び右側ドアミ
ラー4及び5を自動的に正規位置から格納位置及
び格納位置から正規位置に確実に移動位置させる
ことができて、操作性に優れたものとなり、しか
も、左側及び右側ドアミラー4及び5が正規位置
及び格納位置以外の位置に停止している時には前
記操作スイツチ19の操作に基づいて該左側及び
右側ドアミラー4及び5を必ず格納位置に移動位
置させることができる。
更に、本実施例によれば、左側駆動モータ21
に対して正回転用及び逆回転用の2個のリレー2
9及び48を設けることともに、右側駆動モータ
22に対して正回転及び逆回転用の2個のリレー
30及び49を設けるようにしたので、リレー2
9及び48のリレースイツチ29b及び48bに
は左側駆動モータ21分の電流しか流れず、又、
リレー30及び49のリレースイツチ30b及び
49bには右側駆動モータ22分の電流しか流れ
ないものであり、従つて、リレー29,30,4
8及び49としては電流容量の小なる小形のもの
で充分である。その上、各位置検出スイツチ26
乃至28は、オン、オフするだけでの単なるオン
オフスイツチであるとともに、各リレー29,4
8,30及び49は励磁電流及び自己保持電流を
流すだけで、駆動モータ21及び22の負荷電流
は流さないものであり、従つて、各位置検出スイ
ツチ25乃至28としても電流容量の小なる小形
のもので充分である。
尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施例にの
み限定されるものではなく、例えば左側及び右側
ミラーとしては左側及び右側ドアミラーに限られ
るものではない等、要旨を逸脱しない範囲内で適
宜変形して実施し得ることは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明の自動車用ミラーの制御装置は以上説明
したように、モーメンタリ型の操作スイツチが操
作された時に左側及び右側ミラーが格納位置にあ
ることを夫々検出してオフする左側及び右側格納
位置検出スイツチが夫々オン状態にあることを条
件に動作し自己保持して前記左側及び右側ミラー
を夫々格納位置方向に駆動すべく左側及び右側駆
動モータの正回転回路を形成する左側及び右側正
回転用リレーを設け、前記操作スイツチが操作さ
れた時に前記左側及び右側格納位置検出スイツチ
がともにオフ状態にあることを検出する状態検出
回路が検出動作を行なつている場合であつて前記
左側及び右側ミラーが夫々正規位置にあることを
検出してオフする左側及び右側正規位置検出スイ
ツチが夫々オン状態にあることを条件に動作し自
己保持して前記左側及び右側ミラーを正規位置方
向に駆動すべく前記左側及び右側駆動モータの逆
回転回路を形成する左側及び右側逆回転用リレー
を設けるようにしたので、モーメンタリ型の操作
スイツチをワンタツチ操作するだけで左側及び右
側ミラーを自動的に正規位置から格納位置及び格
納位置から正規位置に確実に移動位置させること
ができて、操作性に優れたものとなり、しかも、
左側及び右側ミラーが正規位置及び格納位置以外
の位置に停止している時には前記操作スイツチの
操作に基づいて該左側及び右側ミラーを必ず格納
位置に移動位置させることができるとともに、各
リレー及び位置検出スイツチとして電流容量の小
なる小形のもので充分であるという優れた効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は電気
回路図、第2図は自動車の上面図である。 図面中、4及び5は左側及び右側ドアミラー、
6は制御回路、19は操作スイツチ、21及び2
2は左側及び右側駆動モータ、25及び26は左
側及び右側格納位置検出スイツチ、27及び28
は左側及び右側正規位置検出スイツチ、29及び
30は左側及び右側正回転用リレー、39は状態
検出回路、48及び49は左側及び右側逆回転用
リレーを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自動車の左側及び右側ミラー4及び5を夫々
    正回転により格納位置方向に駆動し逆回転により
    正規位置方向に駆動する左側及び右側駆動モータ
    21及び22と、前記左側及び右側ミラー4及び
    5が夫々格納位置にあることを検出してオフする
    左側及び右側格納位置検出スイツチ25及び26
    と、前記左側及び右側ミラー4及び5が夫々正規
    位置にあることを検出してオフする左側及び右側
    正規位置検出スイツチ27及び28と、前記左側
    及び右側格納位置検出スイツチ25及び26がと
    もにオフ状態にあることを検出する状態検出回路
    39と、モーメンタリ型の操作スイツチ19が操
    作された時に前記左側及び右側格納位置検出スイ
    ツチ25及び26が夫々オン状態にあることを条
    件に動作して該左側及び右側格納位置検出スイツ
    チ25及び26がオフ状態となるまで夫々自己保
    持し前記左側及び右側駆動モータ21及び22の
    正回転回路を形成する左側及び右側正回転用リレ
    ー29及び30と、前記操作スイツチ19が操作
    された時に前記状態検出回路39が検出動作を行
    なつており且つ前記左側及び右側正規位置検出ス
    イツチ27及び28が夫々オン状態にあることを
    条件に動作して該左側及び右側正規位置検出スイ
    ツチ27及び28がオフ状態となるまで夫々自己
    保持し前記左側及び右側駆動モータ21及び22
    の逆回転回路を形成する左側及び右側逆回転用リ
    レー48及び49とを具備してなる自動車用ミラ
    ーの制御装置。
JP60036118A 1985-02-25 1985-02-25 自動車用ミラ−の制御装置 Granted JPS61193948A (ja)

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JPH0732267Y2 (ja) * 1987-04-30 1995-07-26 株式会社村上開明堂 電動可倒ドアミラー用駆動回路
JPH0622607Y2 (ja) * 1987-06-11 1994-06-15 株式会社村上開明堂 電動可倒ミラ−用駆動回路
US4911545A (en) * 1988-06-16 1990-03-27 Miller George A Extendible and pivotable mirrors for vehicles

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JPS61105247A (ja) * 1984-10-26 1986-05-23 Murakami Kaimeidou:Kk 可倒式ドアミラ−

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