JP3993740B2 - 電動格納式ドアミラーの制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動格納式ドアミラーの格納、復帰を制御する制御回路に係り、特に、駆動モータに過電流が流れた際に、確実且つ瞬時に駆動モータに供給する電流を遮断する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両に搭載され後方を視認する目的で車両側部に突起配置されるドアミラーは、狭路を通過する際や車庫入れ時等において邪魔になることが多々あり、従来よりリモコン操作で格納位置と、復帰位置とを切り換えることのできる電動格納式のものが多くなっている。格納位置とは、ドアミラーを折り畳んだ状態であり、復帰位置とは、通常位置に戻した状態である。
このような電動格納式のドアミラーを用いることにより、運転者は車庫入れ時等の、ドアミラーが邪魔になる場合には、リモコン操作で該ドアミラーを折り畳むことができ、更に、リモコン操作で復帰位置に戻すことができるので、操作性が良いという利点がある。
【0003】
従来における電動格納式ドアミラーの制御装置として、例えば、特開平10−35362号公報(以下、従来例1という)に記載されたものが知られている。図3は、該従来例1に記載された制御装置の回路図であり、以下、同図を参照しながら、従来例1を説明する。図3に示すスイッチSW101がx101,x102側に接続されると、抵抗R102の両端には所定時間電圧が印加されるので、FETQ104がオンとなり、駆動モータM101に順方向の電流が流れ、ドアミラーは格納方向へ回動する。
そして、ドアミラーが格納位置に達して強制的に回動が停止されると、駆動モータM101にはロック電流が流れるので、抵抗R104の両端に印加される電圧が上昇する。これにより、トランジスタQ102がオンとなり、FETQ104がオフとなる。こうして、駆動モータM101への電圧供給を停止させることができる。
【0004】
ところが、前述の従来例1に示されている回路では、駆動モータM101に過電流が流れると、トランジスタQ102がオンとなり、FETQ104をオフとする構成でり、トランジスタQ102がオンとなるときには、FETQ104のドレイン、ソース間のオン抵抗が上昇し、駆動モータM101に流れる電流値が減少する。従って、トランジスタQ102は、オフする方向に動作するので、実際にトランジスタQ102がオンするまでに、若干の時間を要してしまい、FETQ104が瞬時にオフしない。この間、FETQ104のドレイン、ソース間は、電圧が高い状態でモータロック電流が流れるので、FETQ104が発熱するという問題が生じる。
【0005】
また、従来例1に開示されている電動格納式ドアミラーの制御装置では、抵抗R104の両端に発生する電圧がトランジスタQ102のベース、エミッタ間のオン電圧を超えると、該トランジスタQ102がオンとなり、FETQ104がオフする構成である。よって、駆動モータM101の作動電流とロック電流との差異があまりない場合には、抵抗R104の抵抗値の設定が難しい。つまり、抵抗R104の抵抗値の設定が適切でない場合には、駆動モータM101が回転駆動しているときに、過電流の発生を検知することや、駆動モータM101にロック電流が流れているにも関わらず、これを検知しない場合がある。
【0006】
また、他の従来例として、実開平4−76196号公報(以下、従来例2という)に記載された装置が知られている。該従来例2では、スイッチ投入時に自己保持されるリレー回路を具備し、且つ、駆動モータにロック電流が流れた場合にはPTC素子でこれを検出し、リレーの自己保持回路を遮断する構成について記載されている。
【0007】
しかしながら、このような従来例2に記載された回路では、接点式のリレー回路を用いて駆動モータをオン、オフさせているので、耐久回数に限界があり、また、リレーの開放電圧はバラツキが大きいので、検知電流のバラツキも大きくなるという欠点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、従来例1に記載された制御回路では、
(イ)駆動モータにロック電流が流れた後、瞬時に回路が遮断されないのでFETが発熱する。
(ロ)ロック電流検出する抵抗の抵抗値の設定が難しい。
という欠点がある。また、従来例2に記載された制御回路では、
(ハ)接点式のリレーを用いているので、耐久回数に限界がある。
という欠点がある。
【0009】
この発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、確実にロック電流の発生を検出することができ、且つ、駆動モータにロック電流が発生した場合には即時に回路を遮断することができる電動格納式ドアミラーの制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、車両に搭載されるドアミラーを電動操作で格納位置、或いは起立位置に回転駆動させる機能を具備した電動格納式ドアミラーの、回転駆動を制御する制御装置において、前記ドアミラーを格納位置、或いは起立位置へ回転駆動させる駆動モータと、第1の出力端子及び第2の出力端子を有し、車両に搭載される直流電源の極性を切り換えて、前記駆動モータに直流電圧を供給する切り換えスイッチと、前記切り換えスイッチと前記駆動モータとの間に配置される時定数回路と、前記切り換えスイッチの第1の出力端子と前記駆動モータの一方の端子との間に配置される第1の回路と、前記切り換えスイッチの第2の出力端子と前記駆動モータの他方の端子との間に配置される第2の回路と、を有し、前記第1の回路、及び第2の回路は、それぞれ、前記切り換えスイッチと前記駆動モータとの間に配置され、前記時定数回路より出力される電気信号によりオン、オフが切り換えられる電子スイッチと、電流値の増加に伴って抵抗値が増大する特性を有し、前記電子スイッチに対して直列接続される過電流検出手段と、前記過電流検出手段に発生する電圧値が所定値を越えたときに、前記電子スイッチをオフとする遮断用スイッチ手段と、を具備したことが特徴である。
【0011】
また、請求項2に記載の発明は、前記電子スイッチはFETで構成され、前記時定数回路より出力される電気信号が、該FETのゲート端子に供給されて、該FETのドレイン、ソース間を導通させることを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載の発明は、前記遮断用スイッチ手段はトランジスタで構成され、前記過電流検出手段で過電流の発生が検出された際には、該トランジスタのコレクタ、エミッタ間を導通させて、前記電子スイッチに供給される電気信号を遮断して該電子スイッチをオフ状態とすることを特徴とする。請求項4に記載の発明は、前記過電流検出手段は、PTC素子であることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明が適用された電動格納式ドアミラーの制御装置の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この制御装置1は、車両に搭載される直流電源E1より出力される直流電圧の極性を切り換えて出力可能な切り換えスイッチSW1と、該切り換えスイッチSW1の後段側に設置される時定数回路2と、第1の回路3と、第2の回路4とを具備しており、車両に搭載されるドアミラー(図示省略)を格納位置、或いは復帰位置へ回転駆動させるための駆動モータM1の回転を制御する。
切り換えスイッチSW1は、互いに連動して動作する2つのスイッチを有しており、接点x1とz1(第1の出力端子)とが接続されているときには、接点x2とz2(第2の出力端子)とが接続され、接点y1とz1とが接続されているときには、接点y2とz2とが接続される。
【0014】
時定数回路2は、抵抗R2と、コンデンサC1と、抵抗R3との直列接続回路を有し、更に、この直列接続回路に対して並列的に配置される抵抗R1とを有している。
【0015】
第1の回路3は、駆動モータM1を正転させてドアミラー(図示省略)を格納する方向(図1中、矢印Y1の方向)に電圧が印加された場合(即ち、スイッチ手段SW1が接点y1、y2側に接続された場合)にオンとなるFET(電子スイッチ)Q3と、該FETQ3と駆動モータM1との間に介置されるPTC素子(過電流検出手段)P1と、該PTC素子P1の両端電圧が上昇したときにオンとなってFETQ3をオフとする遮断用スイッチ回路(遮断用スイッチ手段)5と、FETQ3とPTC素子P1との直列接続に対して、並列に接続されるダイオードD5と、を具備している。
【0016】
第2の回路4は、駆動モータM1を反転(前述の正転と反対の方向)させてドアミラーを復帰する方向(図1中、矢印Y2の方向)に電圧が印加された場合(即ち、スイッチ手段SW1が接点x1、x2側に接続された場合)にオンとなるFET(電子スイッチ)Q4と、該FETQ4と駆動モータM1との間に介置されるPTC素子(過電流検出手段)P2と、該PTC素子P2の両端電圧が上昇したときにオンとなってFETQ4をオフとする遮断用スイッチ回路(遮断用スイッチ手段)6と、FETQ4とPTC素子P2との直列接続に対して、並列に接続されるダイオードD6と、を具備している。
図2は、本実施形態に係る電動格納式ドアミラーの制御装置1の具体的な回路構成図である。同図に示すように、遮断用スイッチ回路5は、FETQ3のゲートと、抵抗R2とコンデンサC1との接続点s1と、の間に配置される抵抗R4,R6を有し、抵抗R6とFETQ3のゲートとの接続点は、ダイオードD1を介してトランジスタQ1のコレクタに接続されている。また、該トランジスタQ1のエミッタは切り換えスイッチSW1の接点z1に接続され、ベースは抵抗R10,ダイオードD3を介してPTC素子P1と駆動モータM1との接続点s3に接続されている。更に、トランジスタQ1のベースと切り換えスイッチSW1の接点z1との間には、コンデンサC2、抵抗R8が設置されている。
【0017】
また、抵抗R4とR6との接続点と接点z1との間には、電圧安定化のためのツェナーダイオードZD1が配置されている。
また、遮断用スイッチ回路6は、前述の遮断用スイッチ5と同一の構成を有しており、抵抗R5,R7,R9,R11、コンデンサC3、トランジスタQ2、ダイオードD2,D4、ツェナーダイオードZD2から構成されている。抵抗R3とコンデンサC1との接続点はs2、PTC素子P2と駆動モータM1との接続点はs4とされている。また、駆動モータM1の両端に、サージアブソーバZ1が設置されている。
【0018】
次に、上述の如く構成された本実施形態の作用について説明する。いま、ミラーハウジングが格納状態(ミラーハウジングが折り畳まれた状態)にあるときに、これを復帰させる場合には、切り換えスイッチSW1を接点x1とz1、接点x2とz2とが接続されるように切り換える。
【0019】
すると、直流電源E1の電源電圧は、時定数回路2(抵抗R2,コンデンサC1,抵抗R3の直列接続回路)に印加され、この時定数回路2で設定される時間だけ点s2の電圧がHレベルとなるので、FETQ4がオンとなる。
これにより、直流電源E1、接点x1,z1、ダイオードD5、駆動モータM1、PTC素子P2、FETQ4、接点z2,x2で形成されるループで電流が流れるので、駆動モータM1は復帰方向に回転駆動し、ドアミラー(図示省略)は、格納された状態から復帰方向に回転する。
【0020】
そして、ドアミラーが復帰位置に到達し、駆動モータM1の回転が強制的に停止されると、回路にはロック電流が流れ、PTC素子P2の抵抗値が増大するので、点s4の電圧が上昇する。この電圧は、抵抗R11と、抵抗R9で分圧されてトランジスタQ2のベース、エミッタ間に印加されるので、この分圧された電圧が所定のレベルを超えると、トランジスタQ2のコレクタ、エミッタ間が導通し、FETQ4がオフとされる。これにより、駆動モータM1に流れる電流が遮断される。
【0021】
また、万一長時間が経過してもロック電流が検出されず、駆動モータM1に電流が流れ続けた場合でも、時定数回路2の点s2の電圧が、所定時間経過後にLレベルとなるので、確実にFETQ4をオフとして電流を遮断することができる。
他方、復帰状態にあるミラーハウジングを格納する場合には、切り換えスイッチSW1を接点y1とz1、接点y2とz2が接続されるように切り換えれば、駆動モータM1には、図中矢印Y1の方向に電流が流れ、前述と同様の動作により、駆動モータM1が格納方向に回転し、ドアミラーが格納位置に達したところで、電流が遮断される。
【0022】
こうして、駆動モータM1を正転、或いは反転させ、且つ、ドアミラーが所定の復帰位置、或いは格納位置に達した場合には、確実に電流を遮断させることができるのである。
【0023】
ここで、上記した実施形態では、駆動モータM1の回転がロックされ、該駆動モータM1にロック電流が流れると、点s4の電圧が上昇し(復帰方向の場合)、トランジスタQ2がオンする方向に動作するので、FETQ4はオフする方向に動作する。この際、FETQ4のドレイン、ソース間の電圧が大きくなり、点s4の電圧がより一層上昇するため、トランジスタQ2が瞬時にオンとなる。その結果、FETQ4も瞬時にオフすることになる。従って、FETQ4が発熱するという従来の問題点、即ち、従来例に示した(イ)の問題点を解決することができる。これにより、FETQ3,Q4を小型化することができ、コストダウンを図ることができる。
【0024】
また、点s4における電圧は、ほぼ、(PTC素子P2の抵抗値)×(モータ電流)で示される。ここで、駆動モータM1の作動電流(回転時の電流)とロック電流との差分が小さく、且つ、PTC素子P2の代わりに通常の抵抗を用いた場合には、駆動モータM1作動時の電圧と、ロック電流が流れたときの電圧とはほぼ等しくなる。従って、従来例に示した(ロ)の問題が起こりやすくなる。
しかし、本実施形態では、PTC素子P2を用いているので、駆動モータM1にロック電流が流れたときには、点s4における電圧値が大きく変化することになり、確実にロック電流の発生を検知することができる。従って、ロック電流が流れているにも関わらず、これを検知しないという問題や、反対に、作動電流が流れているにも関わらず、ロック電流を検知して回路を遮断する、という誤動作の発生を回避することができる。なお、トランジスタQ2のベースに印加される電圧は、抵抗R9と抵抗R11との分圧比で設定することができる。
【0025】
更に、リレーを使用せず、FETQ3,Q4、及びトランジスタQ1,Q2を用いて回路のオン、オフを制御しているので、耐久回数を延ばすことができ、且つ、検知電流のバラツキを小さくすることができる。
【0026】
なお、上記した実施形態では、過電流検出手段としてPTC素子P1,P2を用いる例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、電流値の変化に応じて抵抗値が変化する機能を有する他の素子で置き換えることができる。また、電子スイッチとしてFETQ3,Q4を用い、遮断用スイッチ手段としてトランジスタQ1,Q2を用いる例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、同様の機能を有するその他の素子に置き換えることができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る電動格納式ドアミラーの制御装置よれば、駆動モータの回転がロックした場合には、このロック電流を検出して確実に回路に流れる電流を遮断することができるので、駆動モータに過電流が流れ続けるという問題を回避することができる。
また、電流値の増加に伴って抵抗値が増大する過電流検出手段を使用しているので、ロック電流が発生したときには、瞬時に電子スイッチをオフとすることができ、該電子スイッチが発熱するという問題を回避することができる。
更に、駆動モータの作動電流とロック電流との差が小さい場合であっても、確実に作動電流であるか、ロック電流であるかを検知することができるので、誤動作の発生を防止することができる。
また、FETやトランジスタ等の無接点スイッチを用いて、回路のオン、オフを制御しているので、リレー回路を用いる場合と比較して耐久回数が増大し、オンオフ動作の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電動格納式ドアミラーの制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る電動格納式ドアミラーの制御装置の構成を示す回路図である。
【図3】従来例1に記載された電動格納式ドアミラーの制御装置の回路構成図である。
【符号の説明】
1 電動格納式ドアミラーの制御装置
2 時定数回路
3 第1の回路
4 第2の回路
5,6 遮断用スイッチ回路(遮断用スイッチ回路)
E1 直流電源
M1 駆動モータ
Q1,Q2 トランジスタ
Q3,Q4 FET(電子スイッチ)
P1,P2 PTC素子(過電流検出手段)
SW1 切り換えスイッチ
z1 第1の出力端子
z2 第2の出力端子

Claims (2)

  1. 車両に搭載されるドアミラーを電動操作で格納位置、或いは起立位置に回転駆動させる機能を具備した電動格納式ドアミラーの、回転駆動を制御する制御装置において、
    前記ドアミラーを格納位置、或いは起立位置へ回転駆動させる駆動モータと、
    第1の出力端子及び第2の出力端子を有し、車両に搭載される直流電源の極性を切り換えて、前記駆動モータに直流電圧を供給する切り換えスイッチと、
    前記切り換えスイッチと前記駆動モータとの間に配置される時定数回路と、
    前記切り換えスイッチの第1の出力端子と前記駆動モータの一方の端子との間に配置される第1の回路と、
    前記切り換えスイッチの第2の出力端子と前記駆動モータの他方の端子との間に配置される第2の回路と、
    を有し、
    前記第1の回路、及び第2の回路は、それぞれ、
    前記切り換えスイッチと前記駆動モータとの間に配置され、前記時定数回路より出力される電気信号によりオン、オフが切り換えられる電子スイッチであって、FETで構成され、前記時定数回路より出力される電気信号が、該FETのゲート端子に供給されて、該FETのドレイン、ソース間を導通させる電子スイッチと、
    電流値の増加に伴って抵抗値が増大する特性を有し、前記電子スイッチに対して直列接続される過電流検出手段であって、PTC素子である過電流検出手段と、
    前記過電流検出手段に発生する電圧値が所定値を越えたときに、前記電子スイッチをオフとする遮断用スイッチ手段であって、トランジスタで構成され、前記過電流検出手段で過電流の発生が検出された際には、該トランジスタのコレクタ、エミッタ間を導通させて、前記電子スイッチに供給される電気信号を遮断して該電子スイッチをオフ状態とする遮断用スイッチ手段と、
    前記電子スイッチと前記過電流検出手段との直列接続に対して、並列に接続されるダイオードと
    を具備し
    前記ドアミラーを前記起立位置に回転駆動させる場合、前記直流電源、前記第1の出力端子、前記第1の回路の前記ダイオード、前記駆動モータ、前記第2の回路の前記PTC素子、前記第2の回路の前記FET、及び前記第2の出力端子で形成されるループで電流が流れ、
    前記ドアミラーを前記格納位置に回転駆動させる場合、前記直流電源、前記第2の出力端子、前記第2の回路の前記ダイオード、前記駆動モータ、前記第1の回路の前記PTC素子、前記第1の回路の前記FET、及び前記第1の出力端子で形成されるループで電流が流れることを特徴とする電動格納式ドアミラーの制御装置。
  2. 前記第1の回路、及び第2の回路は、それぞれ、
    前記過電流検出手段である前記PTC素子が発生する電圧を分圧して、前記遮断用スイッチ手段を構成する前記トランジスタのベースに印加する複数の抵抗を更に具備したことを特徴とする請求項1に記載の電動格納式ドアミラーの制御装置。
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